ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただいたので、今回はそれについてを。

「女性キャラが長い髪を切る」
というのはアニメや漫画に限らず様々なジャンルの作品で、象徴的な意味も込められた重要なシーンとして描写されているかと思います。

しかし中国オタク界隈ではこの断髪に関して理解はできるものの、微妙なひっかかりを覚えたりする人もいる模様です。
中国のソッチ系のサイトでは
「女性キャラの断髪」
に関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画の女性キャラは髪切るの好き過ぎだろ。
ちょっと断髪するキャラ多過ぎない?

言われてみると、二次元の女の子は長い髪を切るキャラが少なくないかもしれん。個人的にはあんまり嬉しくないんだけど。

三次元でも髪の毛って個人個人の重要なポイントになるし、髪をバッサリやるか残すかってのも重要な話になったりするから、理解できないわけではないが……

アニメの女性キャラの場合、大抵は決心や覚悟、過去との決別をした後にその表現として髪を切るよね。もちろんそれは分かるんだが、定番過ぎて何故かギャグに感じられる時もあるわ。

断髪による意思表明っていうのは分かり易いんだけど、ちょっと多用され過ぎな気もする。

ああいう表現ってどの辺から定番になってるんだ?
私はFF9のダガーの断髪が今思い出せる中では一番古いけど、これ絶対もっと前の「断髪女性キャラ」が存在するよな……

女性の社会進出と断髪が関連する話をどっかで読んだ覚えがあるし、アニメや漫画に限らず昔から様々な媒体の作品で描かれているモチーフではあるんじゃないかな?
ただ、日本のアニメや漫画のそれはちょっと独特な部分があるように思えてしまうが……この辺に詳しい人いたら頼む。

私は「NARUTO」の春野サクラをまず思いついたが、他にもたくさんある。探せばもっとさかのぼれるのは間違いないだろう。戦いや社会に身を投じるメインクラスの女性キャラを探せばなんか出てきそう。

アニメや漫画では定番だ。昔からよくある。最近だと物語シリーズだとか、涼宮ハルヒだとか、人気キャラでもよくやる。

自分で切るという訳ではないけど、「らんま1/2」の天童あかねを思い出した。自分で切るのではなく、結果的に断髪せざるを得ないパターンも多いね。

「天空の城ラピュタ」のシータは断髪に入るのだろうか?

何かしらの動機があって自分でバッサリってのより、髪にダメージが発生する流れ+動機でバッサリやるというパターンの方が多い気がする。

それにしても、男が髪を切る展開はあまり無いよな。坊主にするとか。

「テイルズ オブ ジ アビス」の主人公はやらかした後に髪切っているぞ。
ただ、男の場合は切る程の髪が無いのがほとんどだし、坊主にしたらキャラ人気に甚大な影響が出るだろうからな……

ふと思いついた話だが、日本では女性の髪が象徴するものがこっちの感覚よりも多いのかね。

バトル系の作品とかだと、長い髪がイロイロと邪魔になるだとか、覚悟が足りないだとかの象徴になるよね。実際、長い髪って手入れが大変なんだろうけど。
今はどうだか知らないけど、以前はウチの国の北方行くと長い髪の人少なかったような印象があるし。

長い髪が女性キャラの象徴になっているというのはあるんだろうなー

現実では長い髪をああいう風に切ってきっちり揃った髪になることは無いし、デフォルメした表現をあえて入れるということは、髪を切って別のキャラになるという儀式というかイベントみたいな扱いなんじゃないかね。

女性キャラの断髪に関しては「日本だとお約束なんだろうな……」とか思いながら見ていたけど、最近はちょっと記号的になり過ぎているとか思うようになってきた。
もうちょっとそれに至る過程の説明や、長い髪がそのキャラにとってどれだけ大事なのか、長い髪ではやっていけないという意味を描写して欲しいと思う作品もあるし。

日本だとそういうの説明しないでもいいんじゃないの?
「頭髪は女性の命」というのが常識になっているようだし。

ああ、そう言えばそれがあるな。「女の子の髪=生命」というのが日本の作品でよく言及される習慣だ。

まぁ「(日本においては分かり易いからクリエイターは)二次元女性キャラは髪を切る(ことによるキャラ変化の表現を行う)のが好き」といった所なのではないだろうか?

長い髪だと邪魔になる、作画を楽にするためというのが後押ししている説を思い付いたんだがどうだろう?

でも、短い髪のキャラって人気出難いんじゃないか?あくまで俺の好みからの想像でしかないが!

お前みたいなヤツに受け入れさせるためだというのはどうだろう?
キャラデザの時点で短い髪だったから、それを視聴者に受け入れさせるためにと。

あれって普通の、それまでの生活との決別ということの意味合いもあるんじゃないかな。
言ってみれば、髪を剃って尼になるのと同じような意味もあるのではないかと。もちろん尼になるわけではないので短い髪は残せるからキャラ人気にはそこまで甚大な影響は無い……といった感じで。

私はあれって、大事なことをやる上で自分を奮い立たせるためにやっていると受け取っていたんだが。

イロイロとあるけど、結局の所髪型チェンジってのは分かり易い意思表示、キャラのバージョンアップってことなんだろう。
ちなみに俺が思いついた断髪キャラはなぜか女性ではなく桜木花道だった。

桜木花道は不良から本格的なバスケット選手へという流れがあったし、直前の自分のミスによる負け試合というのもあったから分かるんだけど、わりと唐突(一応平穏な生活から戦いへ、くらいの設定はどれもあるんだけど)なケースも多い印象が……

自分の場合分からなくもない……といった所だけど、日本の感覚だともっと感情移入できる重要イベントなのかね。

女性の髪の重要さが、日本の感覚では非常に大きなものとなっているっぽいんだよね。この辺、言葉にするのが難しそうだ。

ところで、男性キャラなら髪の代わりに大事な所を切るとかはどうよ。歴史ネタの作品なら十分にアリな話だし、もう戻らないという意思表現になるぞ!

やめろ。想像するだけでなんか股間が冷たくなる。
髪よりも更に戻れないというか、もう絶対昔には戻れないやり方じゃねぇか!!



とまぁ、こんな感じで。
中国でも髪を切って意思表示をするというケースは普通にありますから、髪を切ってキャラの心情の大きな変化を表現するということ自体は理解できるようです。

しかし女性の髪の毛の重要度や、女性の長い髪が意味するものといった辺りに関してはちょっとした差があるように感じられます。この辺はイロイロな文化の差なのかなーとも思ってしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。