ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

日本のアニメやアニメの原作に関しては中国オタク界隈でも様々な情報が出回っていますが、日本の作品を原作にするのではなく、
「日本国外の作品を原作として日本でアニメ化する」
というケースに関してはどうなのか?といったことが気になる人もいるようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本で他国原作のアニメが作られる可能性」
といった辺りに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で他国作品原作アニメの制作ってどれくらい有り得るの?
例えば日本以外の国でアニメを見る世代に人気の作品があって、それを日本のスタジオがアニメにするなんてことの可能性はどの程度なのだろうか?そういった方面に詳しい人、いない?

日本以外の国の原作で、新作アニメ制作か。
確か最近だと「ブレイドアンドソウル」がそうじゃないかな。あとは「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」もアメ込原作と言っていいだろう。

ああ、あれか。でもあれはどういう意図で作られたものなんだろう?日本向けじゃなくてアジア向けの販促アニメみたいに使っているのかとも感じたが。案外珍しいケースなのか?

あれは「アラド戦記」や「ラグナロクオンライン」からの韓国系MMOのアニメ化の流れじゃないか?MMOに関しては韓国の作品が日本でもかなりの人気だからだろう。

「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」はバンダイナムコのアーケードゲームもあるから、日本展開の一環じゃないか?

ウチの国関係だと三国演義とかが日本の海外原作アニメの例だろうか。

三国演義は横山光輝の漫画が原作だから厳密には違わないか?

いやいや、最近作られた中日合作の方のアニメだよ。
確か普通に日本のテレビ局でも放映されていたはず。あと西遊記も手塚治虫の原作以外に普通に西遊記を日本の制作会社がアニメ化したバージョンがある。

日本で他国原作アニメが作られるケースとして考えられるのは主に三つだね。
外注先として日本のスタジオが起用されるケース、海外の名作を原作として普通にアニメ化されるケース、そして海外IPを使ったアレンジ作品が日本市場向けに展開されるケースだ。

「トランスフォーマー」のアニメなんかは日本のスタジオを使って作っているケースだよね。日本で作っている部分とそうでない部分で結構違いが出ている作品もある。

もし人気が非常に高ければ日本からアニメ化したいという声がかかるんじゃないか?
例えば「デルトラクエスト」はオーストラリアの作品だったはず。

ウチの国のネット小説やネット漫画のアニメ化とかはできるんだろうか?

中日合資で制作とかやればいけるんじゃないか?

声優にオファーを出すのは問題ないと思う。
「雛蜂」のPVが花澤香菜を起用したりしているし、ネットゲームへの日本の声優起用もわりとある。恐らくCMとかも大丈夫だろう。でもアニメとなると……?

資金があればできないわけがない。

名声、金の問題だから結局は人気作品かどうかってところだろうね。

いくら人気でもウチの国のネット小説とかはさすがに無理じゃないか?ネット小説だから長すぎて、中国国内でさえアニメ化する動き出ないじゃないか。

それは分かるんだけど、日本でアニメ作れればまた別の話になるとも思わないか?
ウチの国だとアニメで儲けるビジネスモデルがまだきちんとできていないけど、日本ならば……

ウチの国の古典名著ならともかく、ネット小説となると難しいだろ。
日本だとウチの国のネット小説ほとんど知られていないはずだし、日本のアニメ会社がわざわざ中国のネット小説を原作にアニメ作るってことは無いだろう。

あとウチの国、案外アニメ制作にお金出ないから「金があれば」ってことになると現実的ではないように感じる。
PVや短編作品の制作や有名クリエイターをデザインとして起用するとかはともかく、ある程度の長さのアニメを制作するとなると予算面で難しいんじゃないかという気がする。そしてもちろん交渉においても。

結構本気でデザイン起用するよりも絵コンテ切れる人招聘した方がいいんじゃないかと思うよ。カットのパクリが多発するのも、その辺の技術の無さが有るわけだし。
まぁあまり宣伝材料にならないから現実的にはまず有り得ないだろうけど。

金出せばってのはあるけど、アニメに金出すのって現実だと微妙だよね。日本はアニメビジネスの市場が強いけど、ウチの国では出資先としてはまだちょっと厳しい。
ゲーム化の権利のために国産アニメに出資する動きは活発だから制作委員会に参加するとかならできそうな気もするけど、メインスポンサーで出資して中国のネット小説原作のアニメを作成するとかになると難しいんじゃないかなー

スケジュールの問題もあるだろうからな。
仮にウチの国で放映する場合52話とかを一気に作って放映しなければならないから、スタジオにかかる労力も大きくなるだろうし。
更に審査もあるわけで、それに合わせて作れるのか?もし通らなかった場合の修正は?ウチの国だと仮に資金が十分にあったとしても、アニメ制作よりリスクの少ない、儲かる方向に行ってしまいそうだ。

そういえば三国演義のアニメは当初の発表通りにはいっていなかったっけ……

よし、やはり古典だ。個人的には紅楼夢のアニメを見たい。

ネット小説とはいかなくても武侠小説とかは……

金庸の小説はどうだろう?

金庸作品は過去に「神雕侠侶」が香港と日本の合作で制作されている。ただ現在ウチの国ではそれを知る人は少ない。つまり、そういうことだ。

「神雕侠侶」は第一部だけ日本との合作で、二部と三部はTVBが単独で作ってたんじゃなかったっけ?

日本のアニメの技術やスタッフで制作されたとしても、必ず面白くなるわけではないというのがまた問題だ。

日本のアニメも海外の小説が原作って作品は普通に多いぞ。ジブリ系の作品を見ればすぐに分かる。

古典作品は普通に活用されているよね。ウチの国でも昔放映されていた「グリム名作劇場」も日本のアニメだ。
ただ最近の作品は版権関係が厳格だし、「アベンジャーズ」のような日本向けの商業展開とかでも無ければ難しいんじゃないかな。

個人的には翻案作品が見たい。「海底二万哩」、「ハウルの動く城」のような。



とまぁ、こんな感じで。
中国の現在のコンテンツを日本でアニメ化という方向に関して、できるかできないかを考えていくと難しい所があると思ってしまうようですね。

実際、上でも出ていますが中国では人気コンテンツがアニメ制作までいくのは現在もなかなかに難しい所があるようです。
私も以前、
「ネット小説を原作にするとしてもまずは実写化やゲーム化の方が先に来るし、かなり物好きなスポンサーかライセンサーでもない限り、原作の人気が続いているうちにアニメをわざわざ作るという所まではいかない……」
といったような話を聞いたことがあります。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。