3月20日に中国本土でPS4とPlayStationVitaが発売されましたが、ありがたいことにこの件に関する質問をいただいております。

PS4、中国で発売=ソニーが巨大市場に挑戦(時事ドットコム)
ソニー:PS4を中国で発売−機能やソフトで制約もファンが支持(Bloomberg)

そのPS4ですが、こちらのニュース記事(中国語)などでも紹介されていますが、売り切れる店が出たり、オフィシャルショップまで一時的に品切れになるなど、現在品薄状態となっている模様です。

この状況に関しては現地のゲーマー層も意外だったらしく、
中国のネットでは驚きと戸惑いの声が飛び交っています。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


信じられないことにPS4が売れているらしい。実店舗も、ネットショップも、オフィシャル通販でさえも品切れになったりしている。
ゲーム機は特別なものがあるわけでもない、中国向けのゲームがたくさん出ているわけでもない。なのに、なんでこんなことが起こったんだ!?ウチの国のゲーム事情についてはよく知っているつもりだったが、想像もしなかった事態だ。俺には分からない、誰か教えてくれ!

なんでなんだろうな……ソニーへの信仰が爆発したとか?

売り切れになっているのは確かだけど、品薄商法とかなんじゃないの?

一般のユーザーが買っているってことなのだろうか。
これまで海外のPS4を購入して、ごちゃごちゃ騒いでいたのはあくまでウチの国のマニア層であって、今回の件では一般層が買っているとかなんだろうか?

数が少ないんじゃないの。1000台しか準備していないとかで。

それ限定版だけの数字だろ。
現在は限定版以外の普通のも、ゲームソフトも品切れだ。

私は既に香港版買っちゃっているけど、これは良いニュースだわ。
売れ行きがよければソニーも中国市場を重視してくれるだろうし、中国語のゲームや中国向けサービスに関する動きが活発になるだろう。

一時的なものとは言え、売り切れか……ソニーは中国のゲーマーの購買力を低く見積もり過ぎたということなのだろうか?

初期出荷が少なかったという面はあると思うよ。中国国内版に関してはPS2で大コケした過去もあるし、当然ソニーも警戒するだろう。
でも品切れになったということはソニーの予想を超えたのは間違いないだろうし、中国のゲーム市場にとって良いニュースなのは確かだ。

中国は人が多いから売れたってことじゃないの。

Xbox Oneがどんなことになっちゃったか思い出してみろよ。

海賊版や違法ダウンロードが蔓延しているウチの国でこんなことになるとは……不思議だ。

売り切れに関しては何とも言えないが、Xbox Oneと比べてPS4が好調な理由は明らかだろう。PS4とXbox Oneでは条件が違う。PS4の方が明らかに良い。

リージョンロックとか、遊べるゲームとかの条件がPS4の方が段違いにいいからね。
昨年Xbox Oneが出たときはハードそのものは変わらなくても、ソフトウェアではがっちりロックがかかっていて、国内販売のゲームしか遊べない状態に絶望の声が上がっていた。
PS4もそうなるんだと諦め半分だったところにPSN以外ほぼ全開放で入ってきたら、そりゃインパクトあるよな。

やはりリージョンロック関係じゃないかな。PS4は1月の発売延期で結局ロックがかかってしまうのではと諦め半分なムードも漂っていたが、いざ発売されたらほぼロック無し、ゲームに関しては海外のがそのまま遊べるんだから。

出荷を絞って品薄商法って所じゃないの?
ウチの国では話題になったら流行るし。

しかしそれにしたって加熱しすぎだろう。
マイクロソフトはあれだけ熱心に広告を打ったのに……PS4の状況はXbox Oneに比べて良過ぎる。

そうなんだよな……宣伝に関しては、マイクロソフトと比べて非常に少なかった。

「リージョンロック無し!」という情報が出た時点でどんな広告よりも効果があったように思うんだが。

Xbox Oneもロック解除になるんじゃないかという噂は流れているがどうなんだろうね。ただ少なくともロック解除しないままだと中国国内ではPS4の勝ちで確定してしまうだろうね。

良いね。スゴイ良い。
私が遊びたいゲームは中国の審査まず通らない内容だから諦めていたが、ソフトだけ香港版を買えばいいということになるのかな?

ロック無しということはゲームの数が保証されるということでもあるからね。中国国内向けのゲームが無くても、海外のゲームを遊べば良いということになる。
あと値段もPS4の方が安いし、現時点ではPS4の完全勝利だな。

でもさ……ウチの国のゲームに関する環境ってみんなよく知っているよね?
そんな環境で、ゲーム機が売り切れるとか信じられる?理屈に合わないだろ!私は信じられないよ!!

私も意外には思ったが、納得できなくはないという感じかな。
機能も価格も国内版と香港版ではほぼ差が無いというのが判明したわけだし、中国の一般ユーザーが手を出す気になるのも分かる。ウチの国はゲーム人口自体は多いし、最近はネットゲームやsteamなんかでゲームにお金を使う習慣を持つ人も随分と増えている。初期出荷くらいは普通に売れるんじゃないか?

信じられないのも理解できるが、事実は事実だ。
そして良いニュースなのは確かだ。
このまま政策に変化もなく進んでくれることを祈るよ。

この流れに乗って中国語化されるゲームが増えてくれるといいね。
中国にゲームは入ってくるけど正規ではない、中国語版は発売されないというのが減ってくれるんだろうか?



とまぁ、こんな感じで。
中国のゲーマーの人達も、中国で発売されたゲーム機が品切れになるというのは予想外だったようで、困惑気味な発言もかなり見受けられました。

現時点では初期出荷数も分かりませんし、
実際の所どうなのかは数字が出てみないことには分かりませんが、
「売り切れ状態」
になったというのは本当に衝撃的だったようです。

正直な所、PS4の中国本土における発売の出だしの良さに関しては私も予想外でした。
中国のゲーマー層、マニア層でPS4に手を出すような人は既に香港や日本などで入手しているような所がありましたし、中国本土で正規に販売されるとしても、ある程度の制限がかかると思われたことから、やはり難しいのでは……などと考えていました。

それに加えて昨年Xbox Oneが発売された時は、広報活動や「学習機」的なアピールをするなど現地向けの動きは活発だったものの、実際の売れ行きや現地のオタク層の間における話題性に関しては微妙な結果となり、ある意味では予想の範囲内でしたから、今回のPS4もあまり期待できないと思っていたのですよね。

ちなみに、中国本土版のPS4とXbox Oneではリージョンロックなどに関してかなりの違いがあるようです。
Xboxの方は基本的に「中国国内のみ」という形になっており、アメリカのレジュームコードの中に中国で使えるものもあったりはするようですが、現時点ではソフトに関しては
「中国国内向けに発売されたものしか動かない」
という仕様になっている模様です。

それに対し、先日発売されたPS4は
「国内向けのソフトだけでなく、他国のソフトのディスクも遊べる」
「他国のソフトであっても正常にアップデートができる」
「フレンドやトロフィー関係も海外と同じで、普通に中国国外ユーザーに対するフレンド申請も可」

となっているようで、ネットに出ている情報によれば、中国版PS4で現在できないのは
「他国のアカウントを使って他国のPSNにログインすること」
(例えば北米アカウントを作って北米のPSNにログインするなど)
くらいだとか。
またPSNの支払いについてはクレジットカード以外に中国のネットでよく使われている支付宝(アリペイ)での決済にも対応しているそうです。

そして値段に関しては定価が
Xbox One:通常版3699元(約71000円)、限定版4299元(約82500円)
PS4:通常版2899元(約55000円) カメラ付き3299元(約63000円)

となっています。

そんな訳で、現在のPS4の中国市場における初動の時点で考えた場合、ユーザーにとってはPS4の方が良いといった状況になっている模様です。

しかしXbox側も手をこまねいて見ているということはないでしょうし、中国市場に正規参入した家庭用ゲーム機の今後の動向がイロイロと気になりますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。