イロイロと不安な面はありますが、中国における7月の新作アニメの正規配信が始まり、新作アニメに関する話題が飛び交っています。
今回はその中で注目を集めている
「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」

についての反応を。

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」は現在bilibiliの方で配信されている模様ですが、そのビジュアルと内容が中国のオタク界隈で大きな話題となっているようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」がヤバイ。
これ、本当に配信続けられるの?下ネタとかギリギリとか言うレベルをあっさり超えているぞ!?

ギリギリを狙うことすら放棄している作品だよな。
面白いけど、見ているこっちが不安になる。

ギリギリじゃなくて全力で直球な「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」がまだブラックリスト入りしていないからいける!恐らく。

いや「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」の方がまだギリギリを狙うという意図があっただろう。
こっちは映像にして、直接だから更にヒドイ。

こんなに次回も無事配信されるのか心配になる作品は初めてだ!

第一話にしても早くもたくさんの伝説とネタを創造してしまった作品かも。

「生徒会役員共」よりスゴイのが来ちゃったな……
「変態仮面」を超えるのが来ちゃったな……

エロ描写自体はもっと直接的なものもこれまであったが、これはなんて言うか、その

笑い過ぎて眠気が吹っ飛んだよ!

自分も爆笑状態だ。特にハエの交尾の所が、もう……!

漫画化しているのがエロ漫画の人だし、なんかエロアニメっぽいなーという程度の印象だったけど、実際に見たらかなりハードな世界観なんだな、この作品って。

こういう設定、私は嫌いじゃない!

日本ではこんな作品でも審査に通るのか?
なんでこんなアニメを作ることが出来たのか……

いや、日本はウチの国みたいに事前の内容審査とか無いはずだよ。業界の自主規制はあるという話だけどね。抗議が来てBPOに怒られるのは大体放映後だ。

設定が目をひくが、BGMもストーリー構成も良いよね。
まぁ見終わった後にはSOXだとかEDのあの洗脳される歌とかが頭に強く刻まれているんだが!日本語だと「きせい」って言葉そうなるのかー

心配しているヤツがいるけど通報されなきゃ問題ないだろ。これまでも過激な作品はあったし。

この作品が通報されないと、なぜ言い切れる?
既にウチの国で話題拡散状態になってしまっているんだから、通報無しは無理だ。

アクセス数も高速回転しているしな。小粒な作品が多い今期の新作の中で、第1話であっさり100万越えているのはこの作品くらいじゃないか?

ほら、ハエのシーンとかも音声さえなければ普通のドキュメンタリーだし……

エロもそうだけど、政府に反抗しているのが危険。
これまでもエロや暴力を理由に取り締まられた作品も、実は政府に対してどうのこうのな内容が引っかかったと思われるのがわりとある。

俺は最初から最後まで笑いが途切れなかった。スゴイ作品だね。
思想方面についてのパロディ的な描写が面白いし、こういう形で暴政を描くなんてのは想像もしなかった。下ネタに隠されているが、実は格調の高い作品なのかもしれないなんて一瞬思ってしまったよ。

第一話でもう心を掴まれた。密かに期待していたが、それ以上の出来だった。

それにしても架空の社会ではあっても、ファンタジー世界ではなく現代社会、政府への反抗。更には下ネタによるものではあるがテロ行為……あかん

過激とかそういうのじゃなくて、もうこれはテロだわ。

ある意味では残響のナントカよりマズイよな。
作中で普通にテロを連呼している。

これ配信して大丈夫なの?という作品が今期は「監獄学園」と「モンスター娘のいる日常」とあるわけだが、それ以上の危険物が潜んでいたな。

原作読んでいる人に聞きたいんだが、これ今後もこんな方向で進んでいくの?

えーと……マジメな設定とバカが混在した展開かな……世界観自体はかなり深刻な、ヒドイことになっている社会だし、その辺りも意識させられる内容ではあるが……

事前の予想を裏切ってくれるダークホース的な作品を期待していたが、これはダークホースどころかコース走ってないじゃねぇか!

しかし、一話を見た印象ではストーリー構成も悪くないし、設定も興味深い。追っかけたいしこのまま配信が続いてくれればいいと思う作品なのは確かだ。

さぁ、みんなでSOXに加入だ!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈にかなりの衝撃を与えている模様です。

実はこの作品、内容を知っている中国オタク関係者の間では
「7月で一番危険なのはこの作品では?」
と噂されていましたが、その噂を裏切らない展開にイロイロな意味で戦々恐々だという話も聞こえてきますね。

この作品、個人的には
「二十数年間ラノベを買っている中で最もレジに持っていくのを躊躇してしまった表紙の作品」
という思い出もあるのですが、そんな作品がアニメ化され、中国で配信されるというのはなんだかとてもスゴイことのように思えてしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。