ありがたいことに
「Fateの中華系サーヴァントでは屈指の強さと思われる李書文の、中国のオタクの間での評価はどんなもんなんでしょうか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

「Fate/EXTRA」

では李書文がアサシンのクラスで参戦していますし、それに関する情報は中国オタク界隈にもある程度広まっているようです。
ただゲームということもあってか一般のオタク層の間ではそれほど話題になっていない印象です。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトをまわってかき集めた
「Fateのサーヴァントの李書文」
に関するやりとりを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


Fateの李書文ってサーヴァントの中では強いの?
他の聖杯戦争に参加しているサーヴァントと比較したらどんな感じなの?

李書文はランサーの適正もあるらしいが、現在判明しているアサシンのクラスで考えるってことでいいのかな?

俺はあんまり詳しくないその辺はまかせるわ。

アサシンのクラスではかなり強かったはずだが……

かなりというか、アサシンクラスの中ではバグレベルの強さ。
八極拳で他のサーヴァントと正面から戦える。

強いことは強いんだけど、Fateのサーヴァントは李書文より強いのがいっぱいいる。
サーヴァントとしては一線級だとは思うが。

A+++の八極拳や宝具の无二打があるので接近戦では無敵に近い。
アサシンのクラスの特性とスキルの圏境で隠密行動能力は極めて高いので、かなり負け難いサーヴァントなのは間違いない。もっとも魔法に関しては対抗手段が無いし、幸運Eだから不安要素もかなりある。

アニメに出ているサーヴァントで勝てそうなのはディルムッドやクー・フーリンくらいだろう。

クー・フーリンには及ばないと思うが。

アサシンでなくランサーならばもっと強いはずなんだけどね。六合大槍の基礎技能の八極拳だけしか使えないんじゃ厳しい。

幸運Eになるランサーよりアサシンの方がマシかと思ったが、李書文ってアサシンでも幸運E?これはいけません!

第五次参加のサーヴァントと比べるのはさすがに厳しい。
クー・フーリンも仕切り直しなどの多彩なスキルがあるし、ヘラクレスやアルトリアといった辺りもアサシン李書文では恐らく倒せないし、金ピカは勝負にならん。

李書文で聖杯戦争を戦うならマスター殺しじゃないと厳しいんじゃないの?正面切って戦うには魔力系の能力が低過ぎる。

ルートによっては葛木がライダー素手でぶっ殺しているし、初見でセイバーに勝ったりしているから中国武術でも勝ち目はあるんじゃないか?
宝具が出たら知らん。

聖杯戦争は東方系の英霊は呼び出せないし、そもそもextraのサーヴァントはムーンセルの聖杯によるものだから普通の聖杯戦争よりもはるかに強い。世界観や前提条件が違うから比べる意味なんて無い。
例えば赤アーチャーや金ピカはextraの時は第五次よりかなり強化されている。

いやそこは話のタネとしてありだろう。
それにムーンセルの聖杯で呼び出されるサーヴァントは人類史の英霊の再現だから、再現されるクラス、呼び出された場所による知名度補正の良し悪しやマスターの力量による違いはあるが、普通の聖杯戦争と比べて絶対に強いというわけではないぞ。

extraの赤アーチャーは本編より宝具が強くなってるけど、無銘、正義の味方としての使役だから厳密には違う部分もあるぞ。あと普通にマスターとの相性による部分も影響している。

少なくとも第五次バーサーカーには勝ち目が無いかも……
そしてイリヤと共に行動しているからマスター殺しも厳しそうだ。

スキルの圏境がすごいヤバそうに見えるんだが、どうなんだろう。

圏境はバグ技かチートと言えるレベルの強さのスキルだね。
魔術的な方法でも発見できないから、暗殺において非常に強いスキルだろう。

どうも李書文の強さがピンと来ないな。
ところで、呂布もサーヴァントになってるはずだけど、李書文と比べるとどっちが強いの?

そこはマスターとの相性や戦場も含めてのケースバイケースじゃないかな。

李書文が強いかとか、考えるだけ無駄だろ。
李書文って日本人殺しまくってるんだから、日本の作品で強くなるわけがない。せいぜい、それなりの壁になる悪役って所だろ。

いや、上のレスにもあるが強いことは強いよ。アサシンなのに正面戦闘のできるスキル中国武術、しかもA+++と超高レベルのを持たされている。

日本人殺しまくったキャラを強くすることに関しては俺も疑問だ。奈須きのこは日本人達の怒りを買うことを恐れないのだろうか?なぜこんなキャラをあえて登場させたのだろう?

殺しまくってることのソースか逸話ってなんかある?
自分はそういう話に関してはこっちのネット小説や三文小説に書かれているのくらいしか知らんのだけど。

一応こっちの百度百科には袁世凱の所の武道教官の伊藤太郎が李書文をなめてかかってきたのを槍でぶっ殺して、更に仲間がやられたのを見て更に襲いかかってきた秋野、井上、野田もぶっ殺し、それを見た袁世凱がさすがは神槍!と称えたというエピソードがあるが……これの出典はどこからなんだろう?

そこん所はウチの国とは感覚が違うぞ。
むしろTYPE-MOON系だと公式で贔屓されていると断言できるキャラ。

武術の腕を競うような展開で日本人キャラがやられても、日本人はウチの国の人間のようには問題にしない、叩かない印象だわ。

日本人がやられ役程度なら問題無いと思う。
日本では過去に李小龍(ブルース・リー)が普通に大人気になっているし。

てか李書文は時代背景的に恐らく日本人だけでなく中国人も多く殺しているだろうし。

Fateでの李書文が強いかって?
そんなの当たり前だ。麻婆も遠坂凛も八極拳の使い手だぞ。あの世界の八極拳は強過ぎる。
そもそもあの世界の李書文は現実の李書文と同じ存在、同じ能力だとは限らない。神秘の存在する別の世界なのだから。

李書文がこんな強さだとすると、あの世界の中華民国時代はいったいどんなことになっていたんだろう……トンデモナイ魔境だったんじゃないか?
あと日本のwikiの无二打の記述が詳細でカッコイイのに笑った。

李書文は中華民国時代の武術の達人ってのが悲劇だね。
現在のウチの国では評価されない、拡大解釈されない状態になっている。李書文が出て来るテレビドラマとか私は見たことない。

李書文に関しては、時代が近すぎるのも問題か。
思いっきり古い時代なら誇張した映像化や編集も簡単なんだけど。
弟子の語る逸話にしても近代の話だから胡散臭くて信じられない。

百度百科の項目とか、微妙なレベルの武侠小説みたいな感じだしね。

Fateの李書文は「拳児」という日本の漫画に出て来る李書文が元になっていると思う。「拳児」は李書文を非常に高く評価している作品で、内容も普通に面白いから読んでみるのをオススメする。

もしかしたら、李書文は日本で召喚された方がサーヴァントとしては強くなるのかもしれん。今のウチの国だと知名度補正や伝承による補正が付かない可能性が……
でも日本だと二次元的な方面も含めて伝承補正が付きそう、というか李書文は明らかにそれだろ!

仮にウチの国で聖杯戦争やった場合、古代の有名でスゴイ(はずの)中国系サーヴァントを召喚しても現代の人間は知らないから知名度補正でペナルティがかかるとかありそう。

中国で召喚した中国の英霊なのに、現代の中国では知名度が無くて伝説の力が使えないとか妄想のネタとしていいな。力を制限する理由にもなるし、大逆転への伏線にもなる。

解放以降、我が国では魑魅魍魎や神仙は存在できなくなったなんて話もあるし、四大名著とかの超有名どころや仙侠系キャラくらいしか、知名度でプラスの補正かからないかもしれんな。



とまぁ、こんな感じで。
Fateの李書文はextraルールでも強いですが、普通の聖杯戦争ルールだと更に大変なことになりそうですし、一般人巻き込まれ枠のマスターと組んでも勝ちを狙えるようなサーヴァントかと思いますが、そういうイメージは中国オタク界隈ではないみたいですね。

ちなみに、カプセルさーばんとで李老師が大暴れしていたり、現在コハエースでやってる帝都聖杯綺譚でランサーで大暴れしていることに関して、現時点では話題になっていないようでした。

情報が全く入っていないわけではないと思いますが、中国オタク界隈ではやはりアニメに関係しないと情報が中国語に翻訳され難いですし、いくら中国にFateのファンが多いとは言ってもサーヴァントとしての李書文関係の知識やイメージはなかなか拡散しないのかもしれません。

また今回のやり取りを見て改めて感じたのですが、中国では武侠や仙術に関しては神秘というか不思議パワーを感じている、イメージされているものの、中国武術というカテゴリになると日本のようなレベルの「スゴイ」というイメージは無いのかもしれません。

この辺りは娯楽コンテンツにおける扱いが日本と中国では異なるということも影響しているのでしょうかね。日本のアニメや漫画でも昔から中国武術の扱いは良いですし、一時期の少年サンデー系作品などでは中国武術が最強枠の扱いになったりしていましたよね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本のアニメや漫画で人気の高い中国武術って何?」