えー、今回は紹介するのをすっかり忘れていたネタを……
中国のテンセントで、日本のライトノベルの従量課金による配信が始まっているそうです。
テンセントのラノベ配信ページ(中国語)
(日本IPからは中身の確認は出来ないようですが)

1冊を複数話に分割して、最初の数話分が無料購読可能でその後は従量課金となっているそうです。値段的には分割された1話が0.5元ということですが、細かい仕様に関してはちょっとハッキリしません。
また現時点で配信されているのは以下の作品のようです。

「とある魔術の禁書目録」
「パララバ―Parallel lovers」
「キノの旅」
「聖剣の刀鍛冶」
「デュラララ!!」
「変態王子と笑わない猫。」
「空ろの箱と零のマリア」
「はたらく魔王さま!」
「灼眼のシャナ」
「緋弾のアリア」
「犬とハサミは使いよう」
「ヒカルが地球にいたころ……」
「ログ・ホライズン」
「機巧少女は傷つかない」
「まよチキ!」
「電波女と青春男」
「ココロコネクト」
「カゲロウデイズ」
「まおゆう魔王勇者」
「さくら荘のペットな彼女」


テンセントの日本のラノベのライセンス購入の件は以前からニュースになっていましたが、いよいよ表に出てきた……といった所なのだとか。
以前の記事
バンナムと集英社が中国のテンセントと提携した件についての中国オタクの反応
でも紹介させていただきましたが、テンセントはジャンプ系の漫画の配信などもやっていますし、日本関連のオタクコンテンツのラインナップ強化の一環ということなのでしょうかね。

この件に関して中国のソッチ系のサイトでも話題になっていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


テンセントが日本のラノベの電子版の有料配信サービスを始めたが、みんなはどう思う?ちょっと聞かせてほしいんだけど。

本格的に始まったのか。ジャンプの漫画に加えてラノベまでとは……
システム的にはどんな感じなんだろう?

今のところ出ている内容はそれぞれ1巻って所。
1巻を20話に分けて、5話分までが無料で後は1話が0.5元。
今後無料部分の扱いがどうなるかは分からないが、1冊10元程度と見ておけばいいんじゃないかな。

1冊10元だと……割に合うかどうか、微妙な所だな。
個人的な印象ではちょっと高く感じる。

現時点のラインナップだと正直微妙。
それに自分はラノベの実本買うのは全く抵抗ないが、テンセントに金払うのは抵抗ある。

テンセントがまた業界を壟断するのか……

実際の所、ラノベ読者にとって1冊大体10元ってどんなもんなの?

俺だったら実本買う。

私は安いと思うんだけどなー
自分が実本買ったときは20元+αくらいだったし

今は天聞角川の公式でも十数元で買えるはずよ。

実店舗に行けば分かるが、どこも定価より安く売ってる。
アマゾンより安いこともあるし、テンセントのこの価格だと高く感じるのはしょうがない。

キャンペーンとかフェアやってる時の特別価格なら考えるって所かなあ。
あとは探すのめんどくさくてすぐに読みたいとかか?

1話0.5元ってネット小説と同じくらいと考えていいのか?
あとテンセントは漫画の方も1話0.5元ベースだったが、うーむ……

正直5元だったら安い!と思うが10元だと考えちゃうな。
でも季節ごとのフェアでそれくらいの価格に落ちることもあるし、今の時点の価格だけでは判断し難い。

現状のラインナップだと使う気にはならない。今後次第かも。
7月のニュースでは版権取ったラノベは200部にのぼるとか報道されていたが、テンセントが出せるのはどの作品なのか。

ラノベで200って多いのか少ないのか分からんな。現在は日本のラノベの刊行ペースが速くなっているし。

身も蓋も無い話だが、「緋弾のアリア」とかファンサブ翻訳でもう21巻とかまで出ているんだよね。今更最初から出てもそんなに嬉しくは無い。

週刊連載の漫画とはまたちょっと違うし、どうなるんだろうね。
もっとも、ラノベも最近はネット小説系のファンサブ翻訳に押されて有名どころ以外はファンサブ翻訳が盛り上がらなくなっている印象もあるが。

ネット通販で実本が十数元で買えるし、電子版が10元でもあまり魅力は無いな。日本の出版ペースに追い付けるならもっと高くてもいいんだが。

こんなのに金払うくらいなら日本語勉強して日本の実本買えばいいのに。

それができるのはマニアだけだし、そういう連中はテンセントのターゲットじゃないだろ。
あと日本語学んでラノベを理解できるようになった時には、作品の人気はとっくの昔に過ぎ去っていたりするぜ?作品について仲間と語れる時期が終わってしまう。

自分は日本から取り寄せて読んだりもしているけど、作品によっては癖が強過ぎてキツイのもある。「境界線上のホライゾン」や「ノーゲーム・ノーライフ」なんかは正直翻訳版でしっかり読みたい。そういった作品を電子版で随時出してくれるなら大歓迎なんだが。

自分は台湾の角川の翻訳版で読んでいるが、台湾版も出るの遅いし……
それに台湾からの取り寄せだと40元とかになるし、読むよりもコレクションとしての意義が強くなってしまう。あと台湾版は挿絵の削除とかが無いか少ないのも良いんだよね。
テンセントのコレに関してはどの程度までできるのか、生暖かく見守ることにする。

今の日本のラノベとか昔に比べて面白くなくなってるし見る気にならん。文学少女とかムシウタとかの大作ならともかく、最近の作品出されても何とも思わん。

わりとマジでその辺の古いのまとめてくれたら価値でるかもな。
ネットのファンサブリソースとか安定しないし。

「灼眼のシャナ」とか、大陸だともう売ってるの見つからないしね。
保存状態悪いのとかヘンなの高く買わされるくらいならまだ電子版の方がマシかも。

もうラノベを熱心に追っかけなくなって久しいが、まさかテンセントがやるとは思わなかった……
俺は基本的に海賊版では無くオリジナルを支持するスタンスだが、このテンセントの件は初めて支持したくないオリジナル。
まぁ俺なんかがやらなくても、テンセントなら資本でどうにかしちゃうんだろうけどな!

テンセントは自前のインフラやサービスと直結しているからなあ。
電子通貨の使い道としては考慮の余地ありか?

電子版の販売流通自体は時代の流れだし問題無い。
だがテンセントがやると壟断状態になって、良質な競争が生まれない気がしてならない。

とりあえずネット小説とかと重なるような層も狙っているんじゃないだろうか。価格的に見ても、従量課金のシステム的に見ても。
今のところ電子版の強みは携帯が非常に便利だという面で、値段に関してはそこまで強いものじゃない。実本買うオタクからの支持率が高くないのは当然だが、それ以外の部分、どういった方向に進むのかは予想できん……



とまぁ、こんな感じで。
テンセントのイメージが中国のネットではあんまりよろしくないのもあってか、オタク層からの反発も一回り大きくなっているような所も見受けられました。

ただゲームの課金などもそうなのですが、中国オタク界隈においても何度か使って便利さに慣れてしまうと、文句を言っていた人でも普通にネット経由で課金してしまうような所があるそうなので、このサービスがどうなるのか、現時点では何とも言えませんね。


それはさておき、個人的にはこういった電子媒体での配信は悪くないと思えますね。
私自身、最近は実本よりも電子書籍の方が買う金額は多くなっています。置き場所に困らない上に、買った本が「積読地層の下」に行って行方不明になることもありませんし……

私は整理整頓が苦手で、昔買ってどこかにしまった本を改めて探すというのもなかなかにめんどくさいというような人間ですし、個人的にはラノベの電子書籍化、特に昔の作品はどんどんやってもらいたいなーなどと思ってしまいます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。