ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

日本の作品におけるお約束ネタは中国のオタク界隈でちょくちょく話題になっていますし、その対象はストーリー展開やキャラクターデザインなど、様々なジャンルとなっています。

中国のソッチ系のサイトでは
「たなびくマフラー」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


たなびくマフラーって実はデザイン的にスゴイ便利な装備なんじゃないか?
あれ一つで動きや何やらをかなり表現できる。

たなびくマフラーは良い。浪漫だ。
最近だと「シンフォギア」が良い感じだ。

個人的には意味が無いのにロボについてるのとかが好き。

ああいったマフラー、なんであんなにカッコイイと感じるんだろうな。
紅領巾だと全くカッコよくないのに!
(訳注:紅領巾は中国の「少年先鋒隊」通称「少先隊」の隊員が身に着ける赤いネッカチーフです。現在の中国の小学生のほとんどはこの少先隊に入ります)

マフラーだとキャラの顔の印象が変わるのもいいな。「進撃の巨人」のミカサとか、マフラーの有無で結構違う。

私は顔の周りを覆えるような感じのが好きかなあ。
実は紅領巾でそんな感じの再現が出来ないかと試していた時期がある!

あれ、リアルに考えた場合はどうなんだろう?
邪魔にしかならん気もするんだが。

いや、それどころか接近戦でつかまれてしまう危険性も……

そんなこと言ったら、背中の天使の翼とかだって邪魔にしかならんだろ!

恐らく昔は今ほど長くなかったんだと思う。
日本のマフラー装備キャラに大きな影響を与えたであろう「仮面ライダー」も、そんなには長くない。

長ければ長いほどカッコよくなるというか、誇張できるってことなんだろうな。
たなびくのがカッコイイわけだし。

マフラーだろうがマントだろうが、身体の上のモノが何かたなびけばカッコよく、オシャレに見えるもんだよ。

でも髪の毛だとイマイチなわけだが。

関羽のヒゲじゃダメか?
……うん、ダメっぽいな!

身に着けるものだとしても、形やパーツの装備されている位置、更にはたなびく場合の本体との位置関係は重要だわな。

ところでマントだとどうなんだろう?
広いマフラーなのかマントなのか分かり難いのもあるが。

日本の二次元キャラもマント装備のがいるし普通にカッコイイ演出になっていたりするけど、日本の作品だとヒーローはマフラーの方が優勢な印象。あくまで自分の知る限りだが。

自分の中ではマントはまだリアル系寄りなイメージが。マフラーまで行くと完全にスーパー系になると思っている。

そうか?
マント付きって騎士やアメコミヒーローのイメージにもなるしスーパー系寄りだと思うが

ああ、私が言ってるのはロボの話。
例えばガンダムにはABCマントというMS用マントとかの装備があるし、エクシアリペアもカッコイイマントの使い方だと思う。ガンダム以外にも防御や迷彩なんかでマント的な布はミリタリー的な方面でわりと説得力を持たせられる装備という印象だ。

ああ……確かにマフラーはカッコイイから以上の説明できないかもしれん。

一応仮面ライダーはセンサーとしての機能もあったはず!

マフラーはロボ発ではなく、人型ヒーロー発のアイテムなんだと思う。
日本の変身ヒーロー、特に仮面ライダーからの流れで形成されたイメージが、ロボとかにも移植されているのではないだろうか?

ところで、日本の二次元系ヒーローのマフラーって仮面ライダーから広まったものと見ていいの?

流れ的には「サイボーグ009」からというのも考えられるかな?こっちの方が先に出た作品だが、どちらにしろ石ノ森章太郎作品。
恐らく石ノ森章太郎が影響受けた作品とかもあるだろうけど、そこまでいくと自分も分からん。

仮面ライダーのマフラーは当時の特撮アクションでスピード感を出すためのもの(マフラーがたなびくほど速く動いているという視覚表現)という面もあった。
それがそのまま日本の二次元作品に輸入されているんじゃないかな?

ヒーローへの影響は大きいよね。今期だと「コンクリート・レボルティオ」はその辺りの扱いがハッキリと出ているように思えるね。

ところでゲッターはマントトマフラーのどっちなんだろう?
私はゲッター経由でこのマフラーデザインにハマってワイヤー仕組んだりしてコスプレに凝ってしまった時期があったり。

あれはマフラーじゃないか?
通常時の面積もそうだが、流竜馬もマフラーだし。
まぁどちらにしろ、この手の装備はたなびいてないとカッコヨクナイわけだが。

ワイヤーか……そうだよな、現実だとワイヤー仕込むか扇風機で風でも送らないと無理だよな。

二次元だったら形状記憶合金とかそんな感じで……!

いや、いっそ反重力システムとかそんな感じのも!

なんか知らんけど、自分の中では魔力でなんか噴出している余波みたいなイメージになっている。

まぁ細かいことは気にしてもしょうがない。
たなびくマフラーがカッコ良さ、オシャレ感を出すための便利なツールだとだけ覚えておこう。

キャラを巨大化させずに大きく見せる上で有効だよな。
そう言えばウチの国の「大聖帰来」のイメージイラストでもそうなってたっけか。

日本のアニメや漫画は色んなアレンジを、二次元で誇張して広めて来るよなあ。マフラーに関しても、どんどん長くなる戦闘キャラのマフラーとか、水着にマフラーとか。



とまぁ、こんな感じで。
たなびくマフラーのカッコ良さにイロイロと目覚めてしまった人もいるようでした。」

ただ、今回のやり取りを見ていくとマントとマフラーの区別が曖昧だったり、赤いマフラーにヒーローのトレードマーク的なイメージが無かったりするといった所も見受けられました。

考えてみれば中国のオタク界隈で仮面ライダーシリーズが意識されるようになったのは平成から、それなりの範囲で話題になるようになったのは本当にここ数年の話ですし、ヒーロー系のキャラクターの入り方や広まり方も日本のように流れに沿って順番にといったものではありませんから、ヒーローとマフラーの関係については日本とは違ったイメージが形成されているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。