今年もあと少しですが、この時期はやはりゴタゴタしてしまいますね。
そんな訳で今回は軽めのネタで一つ。

オタクの活動においてイラストは重要な存在となっているかと思います。
それは中国オタク界隈でも変わりませんし、中国のネットでは様々なオタク関係のイラストが飛び交っています。

ただ、中国のオタクと日本のオタクを比べた場合、自前でイラストを描く、イラストを描いて楽しむような人の割合は日本よりもかなり低いのでは……という話もあるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「日本人には絵が描ける、漫画的な絵を描ける人が多いような?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本人って絵が描ける、漫画的な絵を描ける人が多くない?
学校時代や仕事でちょくちょく日本人と接する機会があるんだが、ちょっと引っかかっているというか、疑問に思っている。

それは考え過ぎだろ。
たまたまそういう人間にぶつかっただけだろう。

私はスレ主の言いたいこと、何となく分かる。
日本のネットで飛び交う絵を見ると、即興で絵を描いてネタにする、アップする人が多い印象。

人口に対する絵の描ける人間の比率は、明らかに中国より上だとは思う。

ウチの国のネットだと二次元三次元問わずのコピペやコラ画像が飛び交うが、日本の場合はそれに加えて普通にアップする人が描いたネタ二次元画像も多い。

そんなに違いは無いだろう。最近はpixivで中国人絵師が普通にランクインしたりしているし、別に日本人との差があるとは思えないが。

プロで比べると分からんが、趣味でやってる範囲で考えると日本人の絵師の多さは特殊だと思う。なんでなんだろうね。

日本人には絵描き方面の種族補正値があるのではないだろうか!

マジメな話、環境の影響じゃないか?
ウチの国だと絵画は実利、金銭まで行かなくても進学や社会的なステータスを伴うべきと考えられているから、趣味でイラストに手を出す人も少ないし、そういうのを楽しめる雰囲気や場所が無い。

個人的なイメージだが、日本人は多少なりとも絵を描ける、手描きでラフに描ける人が多いと思っている。

本業じゃなく、副業としてイラストを描いてるんだろう。

副業というか、収入と関係ない趣味じゃないの?
日本人はイラストで何かをやるというより、娯楽で描いているというイメージが。本業とは別にやってる人が多いんじゃないだろうか。

ウチの国の環境だと、二次元関係のイラストというかオタクの活動を本格的に始めるのは大学からになるしな。最近は若い時からハマれるし自分の時よりは大分マシに見えるけど、受験で断絶するのは相変わらずだし。

日本人というか、日本の同人活動見ていると、上手いに越したことは無いけど、上手く無くても普通に楽しんでいるような印象を受ける。
ウチの国だと上手く無ければ存在する価値が無い、同人でも売れないから意味が無いとかになる。

ウチの国だと、そういう趣味でやるのはネット小説に集中しているんじゃないか?
ネット小説もサクセスというかワナビ的な志向はあるが、同人よりは明確な商売になってないし、趣味としての面も強い。

言われてみれば。
ネット小説だと外に広がり難いから具体的には分からんが、自分もその印象は支持する。

絵より小説の方が初期投資コストかからないからね。今の時代PCだけでOK、紙もペンもいらんし、発表する場もある。
絵に関してはデジタルに移行してもPC以外のハードが無いと厳しい。ソフトを海賊版で手に入れてもマウスで絵を描くとかだと二次元はさすがに無理。本気で揃えると商売や仕事になってくる。

いちおうウチの国も、デジタル環境が普及してからは描ける人かなり増えてはいるんだよ。今世紀初頭、私が若い頃は絵が描ける人は極めて少なかったと言ってみる。

デジタル環境というか、ネットが発達したおかげで参考にできる手本や、描き方のノウハウに関する情報が増えたのは間違いない。それにpixivとかの趣味の発表の場も構築されているから、ウチの国でも昔よりも絵が描ける人の割合は確実に向上しているよ。

日本人も描けない人の方が圧倒的に多いんだろうけど、描けないと言いながらあっさり描く人もいたりするのがな……

日本人の出来ないって上と比較しての話だったりするからな。上手く描けない、下手とか言っておきながらなケースもあったな……

ウチの日本語の先生、絵で萌えを量産して人気を獲得している……

俺の学校の外国人教師も日本語の授業でイラストをちょいちょいと使って盛り上げてるな。こういうのを見ると、種族補正値というのを考えてしまうぜ。

日本人の絵画能力で驚くのは、日本語教師をやるようなおじさんやおばさんな年齢の人でも二次元系の絵を描ける人がいることだな。
最新の絵柄では無くても、アニメっぽい絵柄でちょいちょいと描ける人に会ったことがある。

ウチの国も若い世代は絵が描ける人が珍しいってわけではないけど、上の世代に関しては日本と明確な違いがあるよね。ウチの国ももう少し時間が経ったらそういう人が出て来るのかね。



とまぁ、こんな感じで。
アニメや漫画、オタクなどとは全く関係なさそうな日本人がそれっぽい絵を描ける、というのにぶつかって驚いた経験のある人も結構いるようです。

実際、私の印象でも中国では趣味で絵を、しかも漫画っぽい絵を描ける人は少ないですし、その手の趣味に関する交流の場も少ないのですよね。

私が中国の現地校に通っていた時のクラスメートなどにはアニメキャラのイラストを暇つぶしに描いている人もいたのですが、その手のイラストの描き方や描いた作品に関する交流の場も無くて、受験で忙しくなったら自動的に中止といったことになっていました。

ただ、上の発言にもありますが一応中国でも趣味で絵を描く、描ける人は増えているのではないかと思われます。
イラスト関係も、同人誌の絵のクオリティもここ10年程で格段の進歩を遂げています。もっとも、描く人と描かない人の壁が日本と比べて随分と厚いのは相変わらずですが……


追記:
コメ欄で「中国の美術の授業は?」という話題が出ているので、私の現地校での体験についてを。
中国の学校にも美術や音楽の授業は週1か隔週で1〜2時限くらいはありました。
もっとも、どちらも受験には関係ない課目だったので受ける方の態度もそれなり程度でしたし、自習になったり他の授業で潰れたりということも少なくなかったような。

内容に関しては日本と比べたらかなり薄い教科書を教えて、
あとは写生などの実技→課題回収で適当に終わり
といった感じでしたね。
日本の美術の授業と比べると密度は薄いですし指導や評価も放り投げ気味でしたが、教える内容や課題自体に関しては体育の授業ほど差はなかったように思います。

ちなみに生徒の態度が一番イイカゲンだったのは音楽で、睡眠時間にあてる生徒が続出していました。
選曲がとても中国的というか社会主義的(?)だったり、抗日系の音楽が入っていたりと違いが興味深かったり居心地が悪かったりということもあり、自分の中では音楽の授業の方が美術に比べて妙に印象に残っていますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。