ぼちぼちと調子を上げていきたい所ですが、年末のゴタゴタの疲れが今になって出て来ているような状態でどうにもこうにも……

さて、そんな時はあまり考えずに定番ネタということで今回は
「中国オタクの間で人気が高い三国志の武将」
についてを。

当ブログでも何度か中国における三国志の好みについては取り上げてきましたが、カードゲームの「三国殺」が中国で大流行してから、中国オタク層の間でも武将ベースで三国志に接する人が急速に増えているようです。

また最近の中国社会の三国志関係のコンテンツの扱いも一昔前とは変わってきており、一昔前に比べて曹操及び魏陣営の人気が随分と高くなってきているという話も聞きます。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「好きな三国志の武将」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


お前らの好きな三国武将って誰?
最近は曹操が人気という話がよく出るが、上の世代はまだ蜀好きが多い印象もある。でも俺の周りは曹操好きが多いのも確かだ。ちなみに俺は曹操とその手下は全部好き。

自分の印象だと蜀好きなのは日本で、ウチの国は魏好きだと思うが。

いや逆だろ。
まだウチの国は伝統的な蜀好きも多い。
日本はどうなんだろうな。曹操が好まれるとか、諸葛亮が好まれるとかいうニュースを最近また見かけたが、どの層に対してどんな聞き方をしたのかが分からんからなんとも言えん。

俺が好きなのは曹操と趙雲かなあ。

ウチの国の三国志系のフォーラム、大体は蜀sage、魏ageだぞ。

ところで、呉はどうなんでしょうか……

周瑜とかは人気高いな。
イケメンだし、嫁は美人だし。でも早死にするからねえ。

自分は呂蒙が好きだ。

羅貫中の三国演義のせいで蜀押しが増えすぎたんだよな。
蜀以外のあまり有名ではない武将でも、良い武将はいるというのに。

私が一番好きなのは曹操だな。
今曹操が嫌われているのは羅貫中のせいだろう。アレが曹操を感情的に嫌って叩き過ぎた影響が現在も残っている。

現在は曹操がようやく評価されるようになってきたよね。
ウチの国の曹操の解釈はどんどん詳細になってきている。最近は日本でも曹操好きが増えているが、これは我が国の曹操の解釈が影響したとも考えられる。

日本人は三国志を三国演義の印象だけで語るからな。あいつらは本当の「三国」を知らない。

私はずっと諸葛亮好き。それだけに、劉備が大嫌いになった時期もある。

曹操は民を殺し過ぎているのが汚点かな。
乱世を早く終わらせるためにという理由があってもね。

一番好きかどうかはともかく、ネタや釣りでもない限り、諸葛亮を嫌いなヤツはいないんじゃないか?

普通にいるぞ。定番の価値観に異を唱えるヤツはいつの時代でも出る。
諸葛亮に関しては正史を持ち出して三国演義の諸葛亮は誇張され過ぎと叩く流れが多いかな。

最近は出師表をきちんと把握しているヤツも少ないだろうしね。

そういや俺も大学受験終わったらすっかり忘れて、出師表の作者が誰だか出てこなかったなんてことがあったな。

諸葛亮に関しては蜀大好きな日本でも反発する人間はいるというか、日本では陰謀家としてのイメージが強かったりする。
例えば日本の慣用句に「孔明の罠」というのがあるんだが、これはポジティブな意味では使われない、罠にかける或いは罠に落とされそうといった方向で使われている。

でもまあ、常に人気が高いのは間違いなく趙雲だろう。

最近は確かにアンチも多いが、自分はやはり諸葛亮と関羽が好き。

関羽とか、張飛以下の武将だろ。

三国と言えばやはり馬超。
本人もさることながら、西涼の鉄騎兵もついてくる!

でも馬超は蜀に入ってからは存在感皆無ですよね。

蜀だったら趙雲に諸葛亮、魏だったら曹操や郭嘉かなあ。

俺も郭嘉が好き。俺の郭嘉押しを聞きたいヤツはいないか?

郭嘉とか早死にしているし……軍師なら賈クだろう。

賈クは利己的過ぎる。私は好きになれない。

大人になると、賈クの生き方が良いものに見えるようになるのさ……

賈クの生き方はいいよね。名と利を求め、それをきちんと獲得して三国時代を生き抜いたんだから大成功。賈クは人生の勝ち組だ。

あー……私も昔一番好きだったのは諸葛亮だけど、今では軍師のカテゴリでは賈クが一番好きだ。

賈クはネット小説とかでは最強クラスの扱いになり易い気がする。

でも出て来る作品の数の多さはやはり趙雲だろう。私も含めて趙雲好きな人は昔も今も多い。

蜀関係では評価と人気が一昔前の定説から変化しているように思うが、崇拝ということなら、今でも関羽が一強じゃないだろうか。

私は司馬懿が好きだが、みんなの批判も認める。

賈クも悪くないけど自分はやはり曹操と郭嘉だな。
あと諸葛亮に関しては好きではないレベルならともかく、本気のアンチというのはほぼいないんじゃないかな。ツッコミはするけど、完全否定とまではいかない。

荀が好きなのは自分だけですかね……

イロイロと考えたがやはり私が一番好きなのは曹操だな。彼には覇気がある。



とまぁ、こんな感じで。
今の若い世代の間では曹操の人気が高いようですね。そして妙に評価が高いというか共感されている賈ク。
ただ軍師系武将の好みは変化しているようですが、前線に出る武将タイプとなると蜀系の武将もまだ人気を保っているようです。

若い世代はやはり演義の劉備の正義や仁徳的な持ち上げ方に反発する人も少なくないようで、劉備好きという声はほとんど見かけませんが、趙雲に関しては相変わらず高い人気のようです。しかしこれまで中国で人気の高かった馬超が微妙なことになっているのは興味深いですね。

中国では馬超は演劇などにおいて伝統的に主人公枠のイメージがあり非常に人気の高い武将でしたが、最近は講談や演劇関係から入る人が少なくなったこともあってか、馬超好きと言う若い人も昔に比べて少なくなっているようです。
それに対して趙雲の人気は相変わらずというのも面白い所でしょうか。

上の方にも書きましたが、カードゲームの三国殺の流行以降、中国では武将というキャラから入って、それに付随する情報と共に三国志を把握していくという流れが多くなっているという話も聞きます。
そして一昔前に比べて全体の流れを把握していたり、マイナーな武将を持ち上げたりといった傾向が見受けられるようになっていますね。

ただざっと見た所では、演義ベースの評価を否定する人は多いですし正史に言及している人もいるものの、現時点ではネット及びwiki頼りな所も多いようで、正史と演義をガッツリ分析していたり、そこから一歩進んで自分の好みや評価体系を構築……とまではいっていない節も見受けられました。

例えば蜀に関してはこれまで評価の高かった蜀を叩いて魏を持ち上げるというスタンスが強いのですが、そこから一歩進んで劉備の胡散臭さや傭兵隊長的な強さ、しぶとさの面白さを……と言った話は見かけませんでしたし、日本で言ったら横山光輝三国志やゲームなどから入って、その次のステップくらいのハマり方の人が多いのでしょうかね。
何はともあれ、三国志ネタは個人的にも興味のある所なので引き続き追っかけてみようかと思います。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


1/5修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。