中国のテンセントとスタジオディーンによる制作の
中国のネット小説を原作にした新作アニメ
「霊剣山 星屑たちの宴」
の放映が始まりました。
ありがたいことにこの件に関する質問を複数いただいておりますので、今回はそれについてを。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

ちなみに、中国語版は日本のテレビ放映とほぼ同じタイミングで配信されているそうですが、日本語版は日本のネット配信に合わせてという形になるらしく、中国の公式配信もテレビ放映から1週間遅れでの配信になる模様です。そんな訳で今回の反応は、中国語版を見ての反応が多いのではないかと思われます。


霊剣山、なんでこんなことになってしまったんだ
なんかツッコミ所が多過ぎ。作画崩壊、声の演技もそうだし剣に乗って飛ぶシーンの微妙さとか、演出の細かい所を言い出すときりが無いよ!

中国国産作品に日本のアニメ技術が加われば最高だという話はどこに行ったんだ。

期待していたのは「銀魂」的な作品だったが、出てきたのは微妙な「ブレイドアンドソウル」だった。

作画崩壊部分もそうだし、手抜きっぽい部分も多いなあ。
OPからすでに崩れているし今後修正は入るのだろうか?

ストーリー的にもちょっと詰め込み過ぎかな。ネタの部分も無理矢理すぎて笑えないし、第一話の時点ではイロイロと失敗している。第二話から先はどうなるんだろう。

三話まで、三話までは見るぞ……
まだ出ていないんだから神アニメになる可能性だって0じゃない……はず。

それでも「雛蜂」よりはマシ。

日本のアニメにはもっと崩れてるのとかあるだろ。

キャラが多い、或いは動きの激しい所で崩れる画面が出ることはしょうがない面もある。だが霊剣山はまんべんなく崩れているから擁護できんぞ。

作画崩壊以前に、画面のクオリティが低いから見てられん。
テンセントは金を大量に投下したんじゃなかったのか?

とりあえずバトルシーンになるまで待とう。
俺は原作大好きだし、アニメもまだ追っかける。
二話以降、特にバトルシーンでは「御剣術」をちゃんとしたクオリティで描写してくれることを期待する。

本当に何でこういうことになったんだろうなあ……放映前は内部ソースによれば的に、日本の一流アニメレベルの金を投下したという話が飛び交っていたのに。

企画開始の時期はそれなりに前でも、実際の制作期間が短かったのだろうか。
まあ原作ファンの自分としては不満もあるけど、しばらくは追っかけることにするよ。小説のキャラがアニメで動くのは嬉しい事だし、この後のストーリーは面白い部分だしね。

正直言って、このクオリティならウチの国のネットアニメの方が上。
テンセントは国内で狐妖小紅娘とかの神作を既に作っているのに、日本に金払ってこんなクオリティにするとか……俺はずっと原作小説のファンやってたのに、まさか自分の好きな作品がこんなことになるとは……

DEENがここまでダメだったとはなあ……なぜあそこに任せたんだ。

なんか金だけ取られて新人の練習用にされたなんて話も出ているが、実際どうなんだろう?
DEENは1月の新作が霊剣山の他に「この素晴らしい世界に祝福を!」「昭和元禄落語心中」と全部で三本もあるから、どこかにしわ寄せが来るのは明らかだ。そしてそれが霊剣山だったと言われても納得できる。

テンセントもDEENも、商売のためにやった感が強過ぎる……ファン向けに作る、或いは新たなファンを獲得しようとする意志が感じられないのが悲しい。

何にも期待していなかった人間からすれば、そこまで悪くは無いと思うんだが……

原作通りな所もある。
俺は原作のギャグのノリが苦手だったのを再確認してしまった。

この作品のギャグ描写、日本では不評というかついていけないと思われている模様。題材からして日本向けじゃなかったのかも。コメディ系の作品はスラップスティックでもないと文化を越えるのが難しい。
ネットのノリとか、外国人どころかウチの国の上の世代も理解不能だったりするしな。

ああ、うん。俺もどこで笑えばいいのか分からなかったわ。

もういいよ、アニメのクオリティは気にしない事にした。
ストーリーにオリジナル要素入れてヘンな方向にならなければそれでいい!

原作ファンが一番ダメージ受けているのを忘れないでくれ。
テンセントは「国漫」を盛り上げる!とやっているし、最近アニメ化の発表ラッシュだけど、こういうのが出てきちゃうと悲しい。

アニメはちょっと圧縮し過ぎ。最初の関門的な流れ、小説だともうちょっと面白くてツッコミ入れながら楽しめたはずなんだが。大根売りの所もそうだ。
スタッフは小説の作者が何を表現したかったか分かってないんじゃないか?

表現やストーリーの切り貼りの仕方を見ると、日本側のスタッフが武侠系のノリやアクションを把握していない節もあるな。過去にはGガンダムとかがあるし、金庸作品や香港映画が日本に入っているからそんなに問題無いと思っていたんだが。

そもそも第一話で世界観の説明とかすっ飛ばしているから、原作知識無い人がどれだけついていけるのか不安だ。

そこはあえて説明しないでもいいんじゃないか?
霊剣山の世界観はなんとなく「よくあるアレ」的に分かる。第一話でいきなり説明に内容を割くと逆に鬱陶しくなると思う。

仙侠的な魅力を全く描けていない。
日本のアニメとしてもダメだし、中国国産原作、日本のアニメの両方の良さを引き出すどころかどっちもダメなことになっているように思う。

頼むからガタガタになった「雛蜂」みたいにはならないでくれ……

アニメは玄幻系の作品を映像化するのに向いていると思っていたが、必ずしもそうではないようだ。ダメな時はダメだな。うむ。

自分はアニメ的な誇張表現、派手さが感じられないのが引っかかる。なんて言えばいいか、全体的にスカスカだと感じる。今現在の日本のアニメとは違う、昔のアニメみたいだと言う話もあるが、一昔前の日本のアニメと比べてどうなんだろう?

クオリティの問題じゃなくて、制作サイドがグダグダになっている印象だよ。アニメ部分もそうだが、演じている日本の声優もキャラを把握できずにグダグダな演技になっている。

そう言えば、声が合わないとかについてはどう?
なんかソッチでも荒れているけど。
私は中国語版の方は結構良いと感じているけど、日本語版だけでなく中国語版まで叩かれているんだが。

中国語版に関しては方言が余計だという話もあるな。上海方言とかについては、またかよ!みたいな反応になるのはしょうがない所もある。
それと気になったんだが、日本語版は方言的な表現はあるの?私は日本語能力無いから自分では判断できん。

日本語版は方言無いよ。
私は日本語版より中国語版の方が良いと思う。方言も、それからネットスラングもノリが良くて好き。

ネットスラングのノリが合わないという反応もあるな。
でも中国語版のCVは別に悪くないだろう。絵のクオリティを叩くのは理解できるが、中国語版CVまで叩くのは理解できん。

中国語CVはそんなに悪く無い、でも一部キツイのもいる。それと狐妖小紅娘なんかの国産系神作アニメと比べたらさすがに厳しい。

ネットスラングの使用について叩くのは間違っていると思う。元々のネット小説が、ネットの空気をベースにした作品だし、むしろ原作尊重していると言える。その辺りを叩くヤツは期待する方向がおかしい。

なんか日本では評価すべきところが見付からなくて困惑しているっぽいぞ……

「霊剣山」より「甜心格格」の方を放映しろとかには吹いた。日本人が「甜心格格」知っているのかよ!



とまぁ、こんな感じで。
日本で放映された第1話を見た方はご存じかと思いますが、わりと独特な内容になっている模様で、中国オタク界隈でも困惑気味の人が少なくないようです。

えー、クオリティやギャグのノリについては実際に見ていただくのが早いかと思いますので、それ以外の個人的な感想を……

作中の用語が日本語発音だとやはり引っかかったりしますね。
この手の言葉を中国語で聴いたり漢字で読む分には問題無かったのですが、例えば
「九州」
などを中国の古代の雅号だと知ってはいても、耳から日本語で
「きゅうしゅう」
と入るとどうしても日本の九州のイメージが頭に浮かんだりするので、これは慣れるまで厳しそうです。

もしかしたら中国語がある程度分かる人は中国語版で見た方がいいのかもしれませんね。向こうの番組では字幕表示もあるでしょうし。それか、中国語版の日本語字幕とかがあるといいのですが……恐らく耳からではなく目で見るならまた違うのではないかと。

他にも日本語に関しては用語の使い方が硬いというか、中国語表記そのままというか、用語や言い回しの調整の時間が足りなかったのかなーとも感じました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「我が国のアニメ『霊剣山』、1月からの日本での放映時間確定。いよいよだ……」