先日、中国オタクの方から
「日本のソーシャルゲームはバレンタインイベントを開催、軽いプレゼントを送って見返りにユーザーの男達にたくさんお金を使わせようとしている」
「日本のソーシャルゲームのバレンタインは、日本では無く中国っぽいことになってるよね!」

と言われて思わずうなずいてしまった今日この頃でございます。
中国のバレンタインに関してはコチラの記事などをよろしければご参照ください。
この言葉と一緒に教えてもらったネタがあるので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本社会関連のニュースがオタクネタと合わさって話題になったりすることもちょくちょくあります。
そんな中国のソッチ系のサイトで
「日本人は孤独は嫌うが結婚はしたがらない?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

日本人の孤独に対する考え方が分からなくなってきた。
不死キャラはやたらと孤独を恐れるが、その割に実際の社会では結婚する気があまり無いようだし。

結婚の意欲に関しては統計データがニュースになってい「たっけ。

どうせ日本は外に出ないオタクがどんどん増えてるとかなんだろ。

オタクに限らず日本は晩婚化傾向、少子化が問題になっているよ。
私が見たのももたぶん同じニュースだと思うけど、確か2〜30代だと生涯独り身に関してそれほど否定的ではないというのが印象的だった。むしろその世代って一番結婚に関してガツガツしているもんだと思っていた。

寂しく見えても本人が納得しているならいいんじゃないの。

独身の肯定か……自分でも上手く言えないが日本では孤独に関してウチの国とは別の感覚による扱いになっているように思う。

上のニュースもそうだけど、日本人は孤独は苦手みたいだけど、結婚に関してはかなり消極的というのはちょっと不思議に思えてしまうね。

日本人が恐れる孤独は結婚しないことによるパートナー不在のまま一生を過ごすというのではなく、社会的な孤独なのでは。こちらでの孤独というか孤立を恐れる傾向が強いのではないかと。

社会的な意味で一人になる孤独か、なるほど。
日本の作品の不老不死の孤独に関しては、それが途切れることによる「孤独」が意識されているのかもな。

日本には「リア充」なんて言葉があるくらいだから、恋人や友人が無ければ人としてダメという社会的な認識はあると思うんだが、ただそこから結婚してとストレートにはいかんのかな。

友達がいないから一歩進んで比企谷八幡のように「ぼっち」をネタにする作品とか出ているから、日本人にとって友人がいないというのはかなりキツイことなんだろうと想像できる。

どの程度までホントなのかは知らんが、日本の学生の間では食堂で一人で飯を食うのは耐えられない拷問だと考えられているらしいね。便所飯という真偽不明なネタが出るくらいだし。

日本の社会では人間関係の断絶に関してはかなり恐れられているのでは?
不老不死を否定する感覚に関してもそういった意識影響している部分が存在するのではないだろうか。

うーむ。ウチの国も男女比がおかしくなったり、交際、結婚のコストがあがって結婚が難しくなっているが……結婚自体に関する要求は相変わらずで……

結婚に関して日本では社会的な圧力が小さく、独身に対して寛容なんだろう。
ウチの国では社会的な圧力がもう……!

結婚というか、独り身に関してウチの国はマジで厳しいよな。

日本では結婚に関するコストが高いからだろう。
ウチの国でも段々とそれに近くなってきている。親の問題や子供のしつけ、親戚づきあい、子供の進学問題とか考えたら……

社会的な圧力を別とすれば、ウチの国でも結婚に夢も希望も抱けない人間、消極的な人間が増えてきていると思うぞ。

ウチの国でも若い世代が変わってきているよな。結婚するのが難しすぎるという問題があるし、恋愛するなら時間があるなら別の事するよという感じになってきたり。

自分には彼女がいないしそもそも恋愛できないのは間違いない。
だが恋愛できるようにするためのコストが高過ぎるし、他にやりたいこともある。今の時点では時間があるならアニメとか動画見るわといった考えになってしまう。

ウチの国でも結婚、夫婦という社会の単位が必要不可欠ではなくなったというか、結婚の必要性が薄れてきている。
恋愛とかを前に出すようになってきたら結婚する必要を感じなくなる人も増えてくる。ウチの国でもいよいよ「愛したい人がいない」的な理由で結婚しようとしない人間が目に付くようになってきた。
恐らく日本の独り身に対する肯定にもこういう事情が関係しているんじゃないの?日本社会の伝統の「お見合い」による結婚が昔に比べてかなり減ったという話をどこかで見たし。

個人的な印象だが日本人は孤独を嫌っているのは間違いないと思う。日本人は集団にいるために、自分の不利益を我慢する傾向が強い。
ただ日本人の孤独を嫌う傾向に関しては、結婚していない独り身の孤独とはまた違う気がする。

不老不死キャラは生きるのに飽きて死にたがってるのがお約束だけど、それに関しては周囲の人間が自分を置いて死んでいくことによる孤独というのも大きな理由だったりする。そっちの孤独に関してはかなり恐れられているのは確かだと思う。

自分だけ特別な存在でOKという落ち着き方にはならんのが日本の不老不死キャラよね。

それならいっそ自分と同じ存在を増やせばいいとも思うが、他人をそういう存在にするのを恐れるのも面白い。吸血鬼が仲間増やすことでさえ、罪悪感から躊躇するとか。

自分の周りの人間を失っていくという苦痛は分かるが、そこで受け入れるんだよな。そういうのは無駄、元の存在から変質してしまうと否定することも多い気がする。

不死関係は実際どうなるのかは分からんが、創作上では作者と読者の所属する文化や社会の価値観が出ているのは間違いない。
そこん所の微妙なズレが面白い。

永遠の生命がどうのこうのってのは、自分の場合大金持ちが「お金では幸せは変えない」「金があるから逆に不幸になる」とか言うのと似たようなもんかと思っていたが、日本だと普通の人間もそう思っているっぽいんだよな。孤独に対する捉え方を突き詰めていくとなんか違いがあるよね。

最近のオタクは自分が孤独な一生を送るのではないかと思い始めている気がする!しかしそれでも何となく受け入れてしまうのは時代の変化だろうか!

でもアニメや漫画、ゲームも無くなったらそういう連中もさすがに耐えられんだろう!

昔はそういうの無かったんだし……と思ったが、そういうのが出てきた結果が今の状況とも言えるような気もしてきた。

逆に言えば、今の時代はそういった消費しきれない娯楽がたくさんあるから孤独や時間だけが余るというのを意識しないでよくなってきているのかもな。
二次元あると物欲、性欲の方向まで変わるし。

そういうのがあるから結婚とか恋愛に感じる必要性が薄れてきているのかねえ。「二次元の嫁」と気軽に言っちゃえる、意識して過ごせるような時代になってきているのだから。



とまぁ、こんな感じで。
オタクネタに混じって中国オタクの面々の結婚観のようなものも飛び出していました。

上のコメントにもありますが、こういった部分の認識がそれぞれの国の作品のキャラクターの考え方や行動パターンにも出て来るというのは結構納得できる話ですね。

ちなみに日本と中国では文化や社会的な背景もあってか人間関係の維持、コントロールの仕方がイロイロと異なりますが、私の個人的な経験では中国の人は良くも悪くもドライに処理する、特に自分が別のステージに進むとそれまでの人間関係をバッサリと整理する印象がありますね。
この辺りはいわゆる「靠关系」的なコネの関係とはまた別になるドライさだったので、イロイロと印象に残るケースを見たり聞いたりした覚えがあります。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。