FGOの空の境界コラボイベ、どうにかミッションも終わってあとは適度に収集をという段階になりましたが、やはり新作テキストが読めるのは良いですね。新作ゲームを待ち続けるのには慣れてしまいましたが、新作的なコンテンツが欲しいのも間違いないので……

さて、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国のオタク界隈にもTYPE-MOON作品のファンは多く、「Fate」や「空の境界」を中心にイロイロと語られたり、作品関連の情報が蓄積されたりしています。

そして中には「月姫」に関して語れる人も少なくないようなのですが、
アニメの方の
「真月譚 月姫」

に関して
「日本のファンの間では評価が低いはずなのになぜかディスクの売り上げは良い」
といった疑問が出たりしているとのことです。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


自分は月厨になったかならないか程度のレベルなんだけど、先日TYPE-MOON関連の情報を調べていて驚いたことがある。
「月姫」のアニメってディスクの売上かなり良いんだけど何故?当時いったい何があったの?

アニメはファンの評価的には完全に無かったことになってるよな。
売上はかなり良いのは確かなのに。

実際どれくらいなんだ?できれば比較対象も教えてくれ。

自分の見たソースでは「月姫」が13829なんだが、歴代100位に入っている。ちなみに「Steins;Gate」が約16000で、「俺妹」が15700だったかな。かなり売れている方なのは間違いないよ。

え……そんなに多いの?原作をぶち壊しまくったって評判を聞くのに。

そんなにたくさん誰が買ったんだ?厨の連中が買ったのか?あんだけボロクソに言ってるくせに。

「月姫」のファンは本編以外だとメルブラしか認めていない。

ファンが認める作品には漫画もあるぞ。
「真月譚」はアニメと同時に漫画の連載も始まったが、漫画の方は評価高い。ウチの国だと「月姫」は漫画の知識ベースの人も結構いるんじゃないか?

日本のTYPE-MOONファンの間ではアニメなんて無かったことにされているんだが……どういうことなんだ?あいつらみんなツンデレなのか?

「プリズマイリヤ」が売り上げ爆死しているのに、「月姫」のアニメが売れているとかわけわかんねえな。金出すファンと、文句言ってるだけの厨は違うってことの表れか?

「プリズマイリヤ」は売上そんなに悪くないぞ。てかアニメ第四期まで確定している作品に爆死や不評は無いだろ。

アニメ自体の出来は良かったとかなんじゃないか。
私自身が昔見た時の印象では悪くないと感じられるレベルではあったし。

爆死して黒歴史とか、出来が悪くて黒歴史とかではない。それなのに黙殺されている。考えてみれば不思議だ。

俺もアニメを見た頃は月厨じゃなかったからな……言われてみればそこはヘンなことになってるな……てっきり売上はダメだったと思っていたが、かなり良いとは……

ファンには地雷と分かっていても突撃しなければならない時がある!バンダイのゲームを見ればわりと理解できる。

ヒロインに萌えられればオタクはディスク買うんだよ。

見比べてみるとヒロインのビジュアルとかわりとヒドイことになってるんだが……

だから俺はずっと、ディスク売上で作品を語ることはできないと言っているのに。
「IS」なんかを見ればわかるが、売り上げとアニメのクオリティが一致するとは限らない。これもその一例だろ。

だが売れた理由は何だ?アニメの出来が悪くても売れる時はあるが、売れるには理由があるはずだ。
例えば「IS」は萌え、中二病、ハーレム、キャラデザと日本で売れた理由を説明されれば分からなくもない。だが「月姫」は支持層や支持される理由が見えないのに売上がスゴイというのが分からん。

当時のオタクは現在の日本のオタクより金持ってたとかじゃないの?日本は経済力が落ちて、若者の所得も落ちている。
それに今ほどネットで叩くような層も形成されていなかったはずだから、その影響もあるんだろう。現在は作品の内容以前に話題のためにネットでこき下ろされるから、ディスクに対する購買意欲も落ちている。

いや、「月姫」のアニメ当時はディスク販売においてオタク向け深夜アニメはそこまで強くなかったはずだ。
「名作の壁」こと「IS」や、それより売り上げが高いオタク向けの作品、例えば物語シリーズや「まどか」が出て来るのは「月姫」よりかなり後になってからだぞ。

同人から商業に進出したから、ファンが応援で一枚ずつ買ったとかじゃないか?

「うみねこのなく頃に」の評価や売り上げを見ると同人系作品であっても、アニメの出来が悪いと微妙なことになったりしているんだが。

同人系独特のファンの動きってのはあっただろう。
当時はTYPE-MOONが同人から商業に移る過渡期だったから、商業ルートにのる作品、一般向けの作品としてオタクが盛り上がった。

確か「月姫」が同人ゲーム原作でのアニメ化の第一弾だから、信者が買ったという所はあるだろうな。スタジオディーン版のFateも評判はアレだが、売り上げは月姫より更に上だ。

アニメ版の評価されそうな所を探していて気付いたんだが、今見てみると声優豪華だな。声優ファンが付いたとかは?

確かに有名な声優が多いね。声優面で優れていたとは言えるのか?
あと今の感覚だと主人公がやはり黒桐に思えてしまうなー

有名な声優ばかりだけどその当時は新人レベルかそのちょっと上程度だったはず。そこを理由にするのは弱いんじゃないか?

音楽、あと主人公とヒロインの描写は結構良いレベルだと思う。普通の伝奇モノとして見れば悪くは無い。ただ月厨になってから見るとツッコミが追い付かなくなる。

黒歴史になった理由は結構単純、ようは「ファンに嫌われている」からだな。
監督が原作未プレイで原作尊重していないなど、原作を軽んじる話題に事欠かない作品だからファンから嫌われている。ウチの国で原作改変がヒドイと批判されまくった「禁書目録」「超電磁砲」がかなりマシに思えるくらいだ。

だから、それならなんで売れたんだ?
さっきから分からないのはそこなんだよ。

その時点ではTYPE-MOON関係の商品が少なかったのと、原作を考えなければ出来自体は悪くなかったということなんじゃないかな。その後のスタジオディーン版のFateもファンからは批判されているけどディスクの売り上げはかなり良いわけだし。

新規ファンを獲得するのがアニメ化の大きな目的の一つだけど、「月姫」のアニメはそれを重視し過ぎて原作ファンを切り捨ててしまったんじゃないだろうか。
TYPE-MOON作品は新規ファンがハマると月厨になってめんどくさくなる独特なジャンルだから、長期的に見れば原作を軽んじたアニメ版が存在を抹消されてしまうのは当然の結果と言える。

売り上げはともかくファンの間におけるアニメの扱いに関しては漫画版をきちんと読むと分かると思うよ。私も漫画を読んだ後、なぜ月厨の連中がアニメを認めないのかが理解できた。



とまぁ、こんな感じで。
「月姫」のアニメが出たのはもうかなり昔の話になりますし、現在の中国オタク界隈の感覚や、出回っている情報から考えると戸惑ってしまう面もあるようです。

当ブログでも何度か紹介させていただきましたが、中国オタク界隈においてはディスクの売上が作品評価というか、作品の凄さ(?)を決める上での分かり易い基準として扱われ、ファン同士の抗争の材料というか燃料になってしまっています。

ですがその数字が出た環境に関する情報まではなかなか伝わらないようですし、その辺りも含めてイロイロと混乱が生まれたりもするようです。これも一種の伝言ゲーム的な現象なのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。