今回はオタクネタではない話題で一つ。

中国オタク界隈では日本文化関係や日本の生活スタイルが時たま話題になったりしますし、中国の感覚による印象のようなものもイロイロと出ています。

先日中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「正座」
(中国では日本の正座のような座り方はは「跪座」などと言われているようです)
に関するやり取りが行われているのを見かけました。
そんな訳で以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


正座をしている女の子ってとてもいい……

同意。背の低いテーブルで正座して本呼んだり勉強したりPCやったりしている姿には萌えを感じる。

でもあの座り方って大変だよ。
前に試したときは十分少々でダメになった。練習すれば座っていられる時間も伸びるんだろうけど。

日本の正座って柔らかい印象と硬い印象、二つの印象を受けるが違いは何なんだろう。
女性でも硬めの印象になることがあるし。

あの姿勢?座り方?
良いとは思うんだが、疲れないのかな。

ウチの国で言えば「跪座」だと思うけど、あれとはどう違うのだろう。

正座でいると当然疲れるぞ。
日本人があの姿勢でいられるのは慣れているからだ。関節や筋肉など、彼らは長時間あの跪く姿勢でいられるように鍛えられている。

跪座の起源は中国で、古代の人間はあの座り方で会議を行ったりした。
主に将兵の間で行われていた座り方で、鍛えられていたからあの姿勢でも問題無かったが、一般には広まらなかった。

また起源がどうこうと言うのが沸いたか。
今話してんのは正座そのものについてであって、どっちが源流とかいう話じゃないだろうが。

実際、ウチの国では椅子の普及で無くなっちゃった座り方だから想像し難いんだよなあ……昔はあんな感じで座っていた時代もあるようだけど。

春秋時代とかだと、ウチの国でもあれが正式な座り方じゃなかったっけ?

中原が胡化していく過程で生活スタイルも変化し、その結果消えたらしい。

ウチの国で今やったらあんまりイメージ良くないね。
あの姿勢は跪くように見えるわけだし。

実は「跪」のイメージがウチの国だと「地面に座る」と混ざっちゃっているんだよね。足と腰、尻の位置関係で違ったはずなんだが

萌えを感じるのは分からなくもないが、それと同時に跪くのはちょっとどうかと思ったりする。

だよね。
確かに正座をしている女の子って良い感じだけど、それに対して単純に萌えるのは人としてどうかと思う。あれは女性の地位が低かったことの結果なわけだし。

うん、あれは地位の高い人間に対した場合の座り方だから、日本の女性の地位が低いことのあらわれでもある。
ただ現代の日本の女性の地位も相変わらず低いけど正座すること自体は減っているそうだから、日本の習慣も変化しているんだろう。

日本で正座するのは基本的に女性で、彼女達はずっとあの姿勢でいるから慣れているんだよ。ウチの国の人間がやったら足がしびれる以前に関節が微妙なことになる。

おいおい、正座自体は日本の大名、武士の作法が元の一つだから女性よりもむしろ男性向けの作法だぞ。

ウチの国だと「跪座」は良いイメージ無いが、実は日本だと更にヤバくなったりする。
日本語だと「跪」は膝を地面につけるという意味があって、日本では「跪座」と「正座」は明確に異なる。
日本では「正座」を要求することは礼儀上問題無いし頭を下げる「お辞儀」もよく行われるが、「跪」を要求したら大問題になったりする。武士の時代だったら殺し合いになるレベル。

日本も生活スタイルの西洋化で正座慣れしている人が減っているらしいぞ。
知り合いの日本人、足が痺れるから長い時間ああやって座るのは勘弁して欲しいと言っていた。

日本の家屋は椅子が無く畳の上に座るからあの日本独特の跪座による礼儀作法が生まれたんだろうな。

日本は式典ではあの姿勢で長時間座ったりするらしいから、慣れれば問題無いんじゃないだろうか。私が自分自身で試したら数分もたなかったけどな。

血管が圧迫されるし、絶対痺れそうなんだがなあ

疑問に思ったら自分でやってみるべし。そして疲れるのを実感するといい。

実際やってみると分かるよな。椅子があったら廃れるのは想像に難くない。日本は「畳」があるし、家屋の構造的に正座と相性が良いんだろう。

正座って見る分には良いけど、あまりいい影響が無いらしいよ。
あの体勢を小さい頃から繰り返すと足が太くなって短くなるらしい。

あれは武士の剣術や武道にとって都合が良い座り方。あぐらよりも、素早く立ち上がれる。

このスレ見ながら数分間……もうダメだ……

私も試したがしびれる以前に膝がヤバい。
自分の運動不足と身体の硬さを痛感。

俺なんか二分でもうダメになってきた!日本人の足の構造が気になる!!

数分でアウト。やばい、身体が予想外にポンコツだった。

やってみたヤツに聞くが、痛くないの?

痛いぞ。普通に。

最初は痛いけど、慣れればいける。なんとなく続けていたらクッションとか無しで数十分座っても問題無いくらいになったわ。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国では基本的に椅子による生活となっているのもあってか、床に正座で座るという事に関しては日本と異なる感覚の部分も少なくないようでした。

それにしても中国の古代の正座的な座り方ってどんな感じで、どんな時代までだったんでしょうかね。私は昔、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」に書いてあったくらいしか知らないもので……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。