ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
最近の中国では中国国産のオタク向け的な作品が増え、ヒロインに関しても様々なキャラが出ている模様ですが、
「動物的なパーツを持った女性キャラ」
「動物を娘化したキャラ」「ケモミミ系女子」
といった辺りに関しては
「狐系が圧倒的」
なのだそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「最近狐の娘化キャラが非常に多く、人気も高い」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


気が付いたらウチの国の国産ケモミミ系が狐ばかりになっている件について。
どうしてこうなった。猫とかどこいったんだ。

言われてみればそうだ。
なんで人と狐の組み合わせがここまで多用されているのか。

ウチの国には狐狸精というのが存在するからだろ。

犬や猫を「娘化」するよりも、狐を娘化する方が人気でるし当然じゃないか?

まぁウチの国の伝説でも、狐系の伝承は多いし……
小説でも動画でも狐狸精は頻繁に出ている。

なるほど。最近の狐系獣人(女)の流行りっぷりに疑問を持っていたがウチの国は昔から狐系ケモミミが大好きだったのか!

実際、伝説関係で有名な狐って何があるの?

一番はやはり妲己じゃないか?
九尾の狐枠でもあるわけだし、非常に有名。日本にも伝わって日本の伝説にまで影響を与えている。

妖狐は国産アニメで妖狐系キャラが続けて当たっているのも大きいんじゃないかね。

気が付いたらネコミミが駆逐された気もする。

ウチの国では猫は後から入ってきたから狐には勝てんよ。

我が国の文化圏において狐の娘化の地位が高くなるのは不思議でもなんでもない。昔から狐妖と人間の恋愛的な話が伝わっているし、本体の萌え度も極めて高いのだから。

狐は耳もしっぽも萌えるからな……

ネコはロリ系のイメージが付きまとうのに対し、キツネはエロさ、淫蕩さのイメージが付くから。サービスシーンや主人公に迫るシーンでも使い勝手が良い。

そういやウチの国ではムラムラ感を掻き立てられるアニメキャラが日本と比べて人気が高くなることがあるなあ。
この辺りについてはキャラのエロ関係の嗜好というか需要の違いも興味深い所だ。

今になって狐系人外娘が盛り上がるのも興味深い。
建国以降、我が国では動物は妖怪になることができなくなってしまったというのに!

我が国の男は狐に対してある種の特別な感情を持っていると思う。

狐狸精はその優れた容姿で人を誘惑する。
狐はキレイだしエロイし、嫌いな奴はいないよ。

狐に対しては「人を魅了する」といったイメージがあるから、娘化する場合は真っ先に来るんじゃないの。
それに狐は賢い。猫などに比べてそういった面からも人間キャラに投影するのが容易だ。

伝説でも狐は人間に化け易いという話があるしね。

娘化に関して猫と狐を比較する人もいるが、猫がウチの国で出て来るのは漢代辺りからで、その頃ではもう神話に入ることができない。それに対して狐は神獣枠の扱いもあったからね。
あとエジプト辺りと違って、ウチの国では猫には神秘的なイメージが無いのもマイナスだ。カッコ良さ、中二病感が無いから狐にはかなわない。

天狐とかにもある通り、昔は狐が神獣扱いだったからね。
イメージが悪くなったのは宋の時代からだっけ?

狐妖の故事が増えたのは魏から南北朝時代辺りだったはず。
今のなんかエロいイメージもその時代くらいから形成されている。唐以降に狐仙のイメージや人間との接点が意識されるエピソードが増え、そっちのイメージも固まるようになるのは明や清になってからだね。

反封建的というか、奔放な女性のイメージが重ねられたりもしているし、今のエロ狐、サービス狐キャラの増加は理解できなくもない。

そう言えば中国では狐と言えば女のイメージが強いが、日本だとなぜ男のイメージになるのだろう?

日本でも狐に女性のイメージを投影することはあるよ。
「狐の嫁入り」なんて言葉もある。

私が日本との違いを感じるのはタヌキの扱いだな。日本ではキツネとタヌキが同格扱いになっているし、コメディ系要素としてたぬきが投入されることも多い。「なのは」のはやてとかも、イメージ的にはたぬきになっていたりするしね。

猫もそれなりに大事にされているし好きな人も多いけど、ペット的過ぎるからね。
狐の場合は神話的にも扱えるし、そりゃ狐系人外娘が増えるよ。

確かに猫は適当に強く設定し難いし、中二病系キャラとか、武侠バトルとかのヒロインには出し難いな……

結局、狐は使い易いんだよ。
昔から様々な作品、故事に仙怪関係で出ている。

封神演義でも出ているし、昔からの定番だよな。

なんだかんだで妲己から続いているからなあ。
それに狐狸精って女性に対する罵倒語にもなっているくらいだし。

猫はまだそれなりに生き残っている。
犬は微妙。
そして更に微妙になっているのが蛇だ。
白蛇伝があるからある意味では日本のアニメへの影響は一番大きい中国産人外ヒロインなのに。

そういや蛇精はどこいったんだろう。

蛇妖はちょっとヘビーというか、マニア向け過ぎて……



とまぁ、こんな感じで。
日本に比べて狐のイメージが随分と良いようにも感じられました。

また中国で狐は人に化けた際にも人を魅了する、誘惑する美女のイメージがあるそうで、それに加えて超常的な存在にしても違和感が無いといったことから、中国の作品に組み込みやすい、ヒロイン枠にし易いというのがあるようです。

ちなみに中国語の「狐狸」は「狐」を指す言葉で、狸は中国語だと「貉」になります。
日本と中国では狐と狸の扱いやイメージの違いが意外に大きい事に加えて、この辺りの言葉の違いもあるので私も文章を読んでいてイロイロと混乱してしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。