ありがたいことに10月の新作アニメの中国系作品に関する質問とネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

教えていただいた情報や、ざっと見た印象では
「TO BE HERO」
「チーティングクラフト」
の2作品が比較的大きな話題になっているようなので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこれらの作品に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「TO BE HERO」と「チーティングクラフト」が日本だと結構良い評価らしいぞ?ニコニコ動画のランクも良いようだしネットの話題に関しても以前のウチの国の作品よりマシっぽい。

日本語版は結構カットされているらしいが、それで大丈夫だったの?

カットはしゃあない。
ウチの国でもこの作品に関しては「ワンパンマン」のパクリだとかなんとか言われまくってたし。

でも再生数伸びてないし、どうなんだろうなあ。
話題性に関しては初回ボーナスの入った「霊剣山」を超えていないようにも見えるし。

この手のアニメの爆発のきっかけになった「十万個冷笑話」もパクリ、無断使用が多かったからな。日本展開のうわさが出たとき、その辺りが原因で難しくなっているとも言われていたが、やっぱり無理だった模様。

「TO BE HERO」も単純なパクリではないパロディ系の作品だが、PV版ではサイタマのコスチューム来てたりと無許可でやったら怒られる内容だったのも確かだ。実際、よく日本で放映できたと思う。

日本では「TO BE HERO」と「チーティングクラフト」が同じ枠で連続放映なのか……私もそこそこいける作品だと思ったが。

アイドル系作品が好みじゃないので、今期の国産系アニメでは期待している。個人的には「TO BE HERO」が一番良さそう。

あとは「霊剣山」や「一人之下」のような後半の手抜きが無ければいいんだが……さすがに今回は大丈夫だよな?

「TO BE HERO」は中国で作ってるから大崩れはしないんじゃないか?
日本に任せて予算もスタッフも足りなくてああなったみたいだし。

削除も気になるがギャグ関係が日本に受け入れられるのか気になる。
霊剣山とか全くダメだったらしいし、笑いのポイントが違うのは間違いないだろう。

「チーティングクラフト」については何とも言えないが、「TO BE HERO」は中国語版と日本語版で結構違うように感じた。笑いのポイントも変えてきているのかも?

私は「チーティングクラフト」が良いと感じた。
国内でテストの波に飲み込まれていた人間は感情移入して見れるんじゃないかと。

「チーティングクラフト」見たけど、なんか想像してたのと違うと感じたわ。題材自体は興味深いものだったはずなのに、なんか見ていて退屈。

私もいきなりファンタジー武侠バトルになるとは思わなかったな。トンデモ必殺技やファンタジー要素自体は構わないが、そればかりだと……技術や心理戦的な描写がもう少しあると思っていたのに。

日本でも好評ってことは、国産アニメがどんどん盛り上がっていっている証拠だな。

国産アニメと言っても結局テンセントの独壇場だし、どうなのかと思わなくもない。

自分はどっちも楽しめたが「チーティングクラフト」の方は好みが分かれそうだとも感じた。中二病的なノリが強過ぎるし、バトルシーン多そうなのにクオリティが維持できるのかという不安が。

私は「TO BE HERO」の方が不安に感じたよ。ちょっと悪ふざけし過ぎなんじゃないかと。なんかやらかして後の作品に影響が出たりしませんように。

「TO BE HERO」は「ギャグ漫画日和」と「銀魂」、そして「十万個冷笑話」からの流れにおける国産アニメの流れがちゃんと発展しているのを実感できて嬉しい。

まぁ第一話を見た時点では「TO BE HERO」も「チーティングクラフト」も悪くないよね。

うーん……「チーティングクラフト」はどうなんだろう。「TO BE HERO」が悪くないのには同意するが。
テストネタの設定を信じてもう少し見るつもりだけど、現時点ではあまり面白くない。

「チーティングクラフト」は中国語版のセリフまわしもグダグダだな。
中国向けと日本向けのどっちつかずになっている気がする。作中描写やストーリーとかも含めて題材は良いのに、それを活かせていないように感じた。

「チーティングクラフト」がやりたい所はなんとなく分かるが、全部やろうとして中途半端になっているんじゃないの?
ネタアニメにするのか、それとも熱血バトルにするかのをハッキリさせた方が良かったように思う。

「チーティングクラフト」のアイデア自体は良いし、部分部分を見ていくと面白いように見えるが、アニメとして全体を見るとなんか面白く感じない。
これ、アニメの編集や構成の問題じゃないか?セリフも説明ばかりで全く引き込まれない。

いや、原作だともうちょっとマシなんだけどね……アニメではあんな感じになっちゃってるけど……

この作品って原作あったの?オリジナルだと思ってた。

原作は台湾のラノベ「作弊芸術」で、大陸でのタイトルが「考試王」、アニメの中国語タイトルが「一課一練」、そして日本語タイトルが「チーティングクラフト」だな。単純に検索するだけだとなかなか引っかからないかも。

「チーティングクラフト」はアニメの魔改造が大き過ぎないか?

どっかで見たような気がしていたが、思い出した。自分も原作読んでるわ。
何でか分からないがアニメの第一話は見ていてキツイ。妙な恥ずかしさを感じる。解説だけで進むのがダメなのか?

国産原作付きのアニメは、毎回なにかしら失敗してる気がする。

設定は魅力的なのにね……国産アニメの問題を見せつけられた気分だ。

狙いとしては、テニスの王子様のネタ的な所を試験が全ての社会という設定でやろうとしている感じなのかな?

「チーティングクラフト」は霊剣山の失敗を意識しているのだろうか?でも第1話全部世界観説明ってのはまた別の失敗になっているような。

「チーティングクラフト」はギャグアニメ枠なのかもしれん。もっとも、ギャグに関しては「TO BE HERO」の方が安定してウケそうだと感じたが。俺も見ていて爆笑したし。

「TO BE HERO」はOPもEDも良いよね。特にEDは洗脳される!
「チーティングクラフト」もOPEDは良い。だが倫理的な問題も絡む内容だからどこまでやれるのか。気持ちよく見れる作品になってくれると良いんだけど。

「TO BE HERO」は安心して見れそう。
「チーティングクラフト」の方も俺は嫌いじゃないぞ。中学高校の時に妄想したネタがこんな感じだったし。グダグダな点を耐えられればいける!



とまぁ、こんな感じで。
「TO BE HERO」は全体的に好評、「チーティングクラフト」はまだ評価が安定しないといった印象を受けました。
また今期の他の中国系作品はまだあんまり話題になっていないようなので、何か見つかったら紹介させていただきます。

個人的には「チーティングクラフト」は二話目以降を見ないと何とも言えない、「TO BE HERO」は予想していたよりも日本でも分かるような作品になって出て来た、といった所でしょうか。

上のコメにあるように、「TO BE HERO」は「十万個冷笑話」から始まった中国国産作品のパロディ山盛りツッコミ満載な「恶搞」や「吐槽」を詰め込む作品の流れにある作品と見ることができますが、「十万個冷笑話」の時から考えると随分と日本でも理解できる形になってきているように感じました。
これに関しては内容に加えて「日本語版監修 ワタナベシンイチ」という所によるものもあるのでしょうか。

それにしてもこれまで日本に入ってきた中国系の作品を見ていくと、日本語版のクオリティを上げるには台詞に関して日本のプロを入れるのが良いのかもしれませんね。(コストやスケジュール的になかなか難しいとは聞きますが……)
武侠系の作品やコメディ系の作品、更には中国のネットでウケているネタやスラングなど、直訳では空気や面白さが伝わり難いでしょうし、翻訳としての正しさよりも作品として見て面白いかどうかが重要でしょうから。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。