ありがたいことにネタのタレコミをいただいているので、今回はそれについてを。
中国における1月の新作アニメの人気作品の一つとなっている
「小林さんちのメイドラゴン」

ですが、作中に出て来る日本の生活の描写やキャラクターの行動もイロイロと話題になっているようです。

第4話ではカンナが学校に行くために、文房具やランドセルなど一揃いを買いに行くというエピソードがありましたが、その中で出て来た
「日本の文房具やランドセルの値段が非常に高い」
ということでちょっとした話題になっているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の学校で使う文房具高過ぎないか!?
日本ではマジであんな額が飛んで行くのか!?

「小林さんちのメイドラゴン」のアレか。私もそこは気になったよ。
作中の扱い的に誇張でもない感じだったし、多少の幅はあっても現在の日本社会の学校ではあんなもんなんだろうな。

どこの国でも勉強のためには金を使うとは思っていたが、日本の学校での勉強の費用のかかり方がああいうことになっていたとは。

そりゃ日本が少子化するわけだよ。
ウチの国も教育費の高等で少子化が加速した所はあるが、日本は更に金かかりそう。

絵の具セット、2580円か。
こんなものまで高いなー

あと日本では習字セットというのもある。
これ高いんだぞ……日本に暮らしている親戚が驚いていた。

遊び重視の選択とはいえ、子供一人分のセットで1万円って。

本当に高いよな。
勉強用の文房具で1万円……

そう言えば無印良品の文房具ってどれも数十元はする高いものだけど、日本の文房具ってもしかしてどれもあんな値段なのか?
長く使えるし良いものではあるのは確かだが……

なるほど。無印良品のアイテムで全部揃えたと思えば理解できなくもない。そりゃ高くなるよ。そして日本の学校ではそれで揃えるのが一般のレベルと。これはカルチャーショックだ。

ウチの国は学費や付け届けで金が飛んで行くが、日本は学校で使うアイテムで金が飛ぶのか。

癒着の構造まで分かるとは!

服や靴は学校で直接買うんじゃなくて、店に委託してるのね。

学校が指定する唯一の商店って分かり易い大きな利益構造だし、ウチの国だと訴えが飛んで社会的な槍玉にあげられてしまうのは確実なのに。

なんで日本ではあんなあからさまなやり方ができるんだろうな。
一般庶民の受け取り方が違うのだろうか?それとも商店側が何かしらの負担やサービスの提供をしているのか?

ウチの国は学校経由の注文が多発して小銭を徴収されるが……日本ではでかい出費が用具関係で出ていくとは……

ウチの国だとカバンは個人で好きなのを購入だけど、今なら300元(約5千円)くらいかな。
今の値段は分からないが、私が中学の頃は制服が100元(約1600円)いかなかったし、文房具はどれも数元だったからなあ。物価が違うとは言っても、日本の文房具の値段は想像の範囲外だ。

制服やジャージの単価は日本の方が圧倒的に高いけど、ウチの国は頻繁に、小学校なんかは下手すれば毎年モデルチェンジやる所もあるからね。それに破れたら新しいの買わないといけないし。

それにしても日本の学校用のカバンが高いというのは聞いていたが、38000円というのは本気で驚いた。

日本のランドセルについては知っていたけど、ランドセル以外もあんなに高いのかよ。

そして驚いてもあっさり払う小林さんの支払い能力も驚きだな……

あれってブランドものじゃない、普通のがあの値段なの?

日本の子供が背負っている学校のカバンは革で作ったオーダーメイドだから高いんだよ。
もっとも、今ではスーパーで売っている大量生産品を買うのがほとんど。アニメの中のはオーダーメイドのカバンとスーパーで売っているカバンを混同して誇張している。

日本の一般的なランドセルって明らかにオーダーメイドではないぞ。
あんなのはせいぜい100元(約1600円)だろ。そもそも200元も出せばもっとカッコ良くて使い易いのが買えるだろうに。

こっちの通販であのランドセルの値段を調べたら輸入品が2700元(約4万3千円)くらいだった。輸送コストや仲介の上乗せを考えると、アニメの中の値段は特に誇張もない、一般的な価格と見ていいのでは。

日本は先進国で、ウチの国は発展途上国だ。
庶民の消費レベルも違うのは当然。
給料や購買力の違いというだけだ。

レストランとか生活関係は既に中国の方が高いくらいなんだけど。
日本の商店で売られている日常的な生活用品は中国より安い印象もある。もっとも、ウチの国の場合は質と価格を一緒に下げれば日本より安く済ませられると思うが。

どの国にも相対的に高いものと安いものがあるのは当然だ。
日本の学校用品の値段に驚く必要は無い。

日本のカバンが高いのは消費レベルがどうこうじゃない。
単純に質の差だ。あのカバンは小学校の六年間ずっと使うことが想定されている。更に地震の時に身を守るための特製カバンだ。

質の良いカバンってのは分かった。でもカバンでどうやって地震から逃れるんだ……?落下物を防ぐのもあまり現実的ではないような。使えないことは無いだろうけど。

私が以前聞いたのは、地震に加えて水に落ちた時の浮き輪としても使えるという話だったが。たださすがに38000円は高過ぎるな。私なら高くても1000元(約1万6千円)くらいまで。

それにしても今後は学生が主人公の作品を見る目が変わりそうだ……親がどれだけ負担しているか、金かけてるかで……

親が主人公的な立ち位置の話でも、子供とのふれあいや子供の成長、或いは子供が生活に加わったことによる親的なキャラの生活リズムの崩れは話題になるけど、「学校に通う際の出費」まで出て来るアニメってなかったからね。

実際の生活に関する費用のネタが出るのって、結構珍しいからな。広い範囲で人気を獲得し易い題材ではないだろうしテンポも悪くなるし舞台によっては野暮になるしで、アニメになるような作品では住居とか出費とかの具体的な数字を出して扱うことはないのでは。

アニメになっていない作品で学習系の作品や職業系の作品とかを探せば費用の説明が載っているのはあるかもしれないが、アニメでは滅多に無さそう。
それだけにこの作品が「子供を学校に入れる際にかかる費用」をストーリーの中で面白く描写しながらきちんと見せてくれるというのは予想外の収穫だったように感じる。

文房具の値段にも驚いたが、それを負担する小林さんの甲斐性にも驚いたよ。高いと感じても普通に払う、カンナにお祝いのプレゼントもしてあげる。
これには他の様々な作品の「強い」描写よりも凄い衝撃を受けた。小林さんには勝てねえ……

小林ってプログラマーなのにそんな稼げるのか?
ベテランで仕事はできるようだけど……

日本の分析を見たがあれくらいをポンと出せるほど稼ぐのは不可能じゃないようだし、そこそこの給料でも独り暮らしだったから金は貯めていたという見方もできるようで、どっちにしろ日本の感覚では別に非現実的なモノではないらしい。

まさか社会人主人公の日常生活に衝撃を受けることになるとは思いもしなかった。
独立してある程度の経済力があってそれを活用できて更に気配りも出来る……自分は今最強のハーレム系作品主人公の出現を目の当たりにしているのかもしれない。

自分は最初カンナが傍にいたら嬉しいと思ったが、今では小林さんに傍にいて欲しい。自分が留学したばかりの頃、小林さんみたいな人がいてくれたならば……なんて妄想してしまう。



とまぁ、こんな感じで。
文房具やランドセルの値段もそうですが、それをあっさり出せる小林さんの懐具合や態度も衝撃だったようです。
これに関しては自分達の学校生活や、社会人としての収入支出などと容易に比較できる内容だったのもあってか、下手な衝撃的展開よりも衝撃的だったなどという話もあるとかなんとか。

ちなみに中国オタク界隈では
小林さんはそのスタンスや社会人の主人公であることなどから
「一味違うハーレム系作品の主人公」
といった評価も出ているようです。
「小林さんちのメイドラゴン」についてはヒロインに関する反応以上に、作中の生活描写や小林さんに関する反応が面白いことになっているような気もしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。