ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。
「Re:CREATORS」の8話の展開に関するネタバレもありますので、一応お気を付けください。


中国における4月の新作アニメの人気作品の一つとなっている
「Re:CREATORS」
ですが、先日放映された第8話の展開から主人公の水篠颯太に対する不満が爆発し、炎上気味なキャラ叩きにもなっているそうです。



そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「嫌われまくるRe:CREATORSの主人公」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「Re:CREATORS」の主人公嫌われ過ぎだろ。
どこを見ても主人公叩きの話題ばかりだ。

叩くのは当然。
気分の悪くなる主人公だ!

「Re:CREATORS」の主人公は人間のクズだな。

カッコイイ行動ではないが、あそこまで叩くほどのものだろうか?
私はうじうじ悩む系の主人公の中ではまだマシなように思えるんだが。

動画の弾幕コメントの叩きっぷりとか、近年では見なかったレベルで叩かれているよね。

日本のアニメの主人公と言えばその場の危機と釣り合わないように見える悩みを引きずる、うじうじと悩んで迷走するというイメージがあるが、考えてみると最近はそういうの珍しいかもしれん

最近は俺TUEEEEEか、一人だけ上から目線の監視者兼管理者みたいなのが多いような。

こういう主人公に慣れていない人が増えて来たのかなー

うじうじ系主人公の代表格、碇シンジと比べたらどうだろう?
彼もうじうじした所や行動の迷走とか嫌われる理由になっていたが。

碇シンジはキャラクターがしっかりしているし、作中の状況が状況だから納得はできる。コイツはそういうのが無いからそりゃ叩かれるよ。

碇シンジは普通に活躍したこともあるが、こっちはまだ解説だけで活躍っぽいのが無いからなあ……そこに来て足を引っ張る行為だと、マイナスしかない。
現時点では評価されるポイントが無いんだよ。

最初は理知的なキャラかと思われたのに、話が進めば進むほどダメになってくるからな。退化していくのはアカン。

碇シンジはちゃんと成長する主人公だからRe:CREATORSの颯太とは全く異なる。

そうそう。コイツ、成長しないんだよ。
コイツの存在が不快だから俺は見るのやめたよ。

好意的に見れる部分が無いのは理解できる。ただ私は主人公が成長するまえの未熟さ、愚かさを描写している可能性もあると思うんだけど……

視聴者側が自分の気分が良くなる展開以外を許容しなくなってきている所はあるのかもね。
最近のアニメって主人公がスゴイ能力を持っていて、くっ付くことが決まっている可愛いヒロインもいるっていうパターンが多いから、そういう流れで見ると最近のアニメの主人公は弱さや愚かさを発揮できなくなっている所はある。

颯太は現実ベースの世界のキャラなのにリアルさを感じさせる描写もないし、ダメな思考とダメな行動をとるからそりゃ叩かれるよ。比較にもならん。
碇シンジに関しては、リアルさがあるから受け入れられるけどコイツはダメだね。

私は初めてエヴァを見た時に感じた碇シンジへのイラつきよりはマシに感じているから様子見。
彼と碇シンジを比較するなら、初見の時、作品考察の情報が無い時と比較しなければフェアじゃない。

そもそもシンジさんは「破」で大活躍したことや漫画版によるイメージの大幅な向上があるから。
シンジさんについて語る時、どのメディアの作品のどの時点のイメージで語るかで全く違うから比較する上であまり参考にならん。
それに碇シンジの成長って成長したように見えてもその後の展開で元に戻るか当初より悪化していることもあるし。

碇シンジは成長をさせてもらえない、成長を周りに評価されない所がある主人公だから、関連情報を知って考察するようになると嫌いにはなれなくなるしね。迷走するシーンがかなり多いから情報なしで見たらキツイのも分かるが。

颯太は本人が言わないせいで状況を悪化させる可能性が高いからここまで嫌われる。やれたのにやらないというのは嫌われるよ。

でもあいつオタクが特徴なだけの普通の学生だぞ。それも二次元によくある特殊能力系オタクではなく、現実のオタク。
上で出ている碇シンジみたいな特殊な背景持ちではないし、彼の抱く恐れや迷いってのもわりと現実的なもんだろう。
もちろん内面描写が少ないからいまだにどんなキャラなのかハッキリしない不安定さは否定するつもりはないが。

でも颯太は人間関係も環境もシンジに比べて恵まれすぎています!
髪の色も性格の属性も似たようなヒロインが二人いるのにこうまで違うとは!

「Re:CREATORS」は周りの大人や政府機関が理知的でそれなりにロジカルに動いてるから、そこはかなり恵まれているよな。まぁまだ8話だから今後の展開待ちということで?

ストーリー展開の不満というか、説明ばかりで話が進まないということに対する不満が爆発するきっかけになったような気もする。

確かに。
別作品別ジャンルのキャラによる超常バトル、現実世界でのスパロボ的クロスオーバーみたいな展開への期待していたのに、主人公が自分の黒歴史を隠したくて葛藤するだけだとさすがに……

状況説明とキャラ解説が続いてばかり。バトルシーンはちょっとぶつかって終了して後は創作側のキャラの現代社会への反応の紹介になるから主人公が活躍できる場面がほとんど回ってこないのは不利と言えるかもしれん。

イロイロと理由はあるだろうけど、最大の問題は主人公に男らしさや強さが皆無ってことじゃないかな。自分を信頼してくれる仲間に対して自分可愛さに重要な情報すら知らせない、真鍳に絡まれて何も反撃できない。結局はもっと気概を見せろってことだろう。

主人公に感情移入して見ていた人ほど近頃の展開にはイラつくのではないだろうか。
この作品の主人公は現実世界のオタクをベースにしたキャラだし、それが迷って恐れて愚かな行動をとり、結果として最悪の展開になりそうなのが我慢できないのでは?

何となくイヤな気分になる、不安を感じる所はあるね。
これまでの展開でも主人公の心理や背景の描写がきっちり出ていないからどういった方向で爆発するのか……あまりヒドイことにならなければいいと願ってしまうよ。

この作品はクリエイターに対しても優しくないが、話の構造からして恐らく視聴者、アニメや漫画を消費する側に対しても優しくない展開が混じる可能性は高そう……

この作品に関しては群像劇として見ているか、主人公を中心としたストーリーで見ているかで受け止め方が異なるように思う。

現時点で擁護することは難しいし叩かれるのもしょうがないが、ストーリー構成上の割を食っている所も否定できない。今後どうなるかを待ってみるのもいいんじゃないかな。

全22話のうちの8話だからね。ようやく1/3だ。
でもまさかこの作品から嫌われる主人公ランキングへの有力な挑戦者が出て来るとは思わんかった。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと脱線しながらの考察が行われていました。

中国オタク界隈では現在も「Re:CREATORS」の水篠颯太に関する不平不満が飛び交っているようですが、彼の行動やそれに対する中国オタク界隈の反応を見ていくと、現在の中国のアニメファンの間で嫌がられる主人公やその行動がどういったものなのかが見えてくるようにも感じられます。

「Re:CREATORS」に関して当ブログ的には作中で扱われる創作物のジャンルやお約束、メタネタに関する反応も興味深いものがありましたが、ここに来てまた別の気になる反応が出て来ましたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。