ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメや漫画に出て来る日本の学校生活ベースの定番ネタに関する考察がちょくちょく行われていますが、
「学芸会などで木の役をやらされる」
というのが不思議に思われたりもしているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画では「木の役」というのが学園モノや学校生活の定番ネタ的な扱われ方をしているが、どうも理解できない。
なぜあんな役が存在するんだ?

その疑問は私も感じる。何かのギャグ、笑う所だというのは理解できるがよく考えてみると混乱するよね。

別に木の役があっても不思議ではないと思うが……

いや、あの木って動かないんだぞ?背景と一緒なのに顔だけ出しているんだぞ?

え?あの木って動かないの?

動かない。そして喋らない。
普通に小道具や大道具、背景の書き割りなんかを使えばいい所にわざわざ人を配置しているから謎なんだよ。

喋りもしないのか。
私もあれって木の精霊的なキャラだと思ってたし、設定上変わった衣装になってしまった登場人物の一人かと……

あの木って重要なネタやキャラではなく普通の木なのか。
確かに何故そんなことをするのか不思議だな。

話の流れ的にも、木の役をやらされたことは良い体験ではないという扱いになるし、誰が得するんだろう。

あんな役でもやらないよりはマシってことなんじゃないか?
学校のクラス単位でやると考えれば、木にすらなれない、舞台に上がれない生徒がいるのは容易に想像できる。

でもあんな扱いなら、さすがに出ない方がマシだと思うんだけど……日本の感覚では違うのだろうか?

あんな役ならやらない方がマシだよな。
演技としてならともかく、木は立っているだけ。客観的に見て意味の無いバカなことをやらされているのは明らかだ。

えーと……目立たない人向けの役とか?

それだったら背景の道具使えばいいだけだろう。板でも紙でもいいんだから。

背景を動かす際に中に人が入っている方が便利だからというのも考えてしまったが、それは無いな。人が中にいる方が明らかに手間がかかる。頻繁に動く背景ならそういうのもあるかもしれないが、木だしな。

木の役ってのは日本の学園系の作品、学校の思い出関係のネタでそれなりにぶつかるネタだと思う。
だいたいは「立っているだけでセリフ無し」な扱いだったはず。

そうそう。日本二次元ではかなり定番のネタみたい。
「けいおん!」や「ラブライブ!」とかでも出ていたはず。

背景にするにしてもおかしい。
もしあんなことをやられたら、気になってしょうがないと思う。
顔が出ている時点でそっちに目が行くことになるし、いつ、どんな伏線やネタが発動するのかと注目してしまう。

あれって関係無い所に無理矢理キャラを出すための方便、強引さを笑うものだと思っていたんだが違うのか?
現実には無いと思うんだけど。

誇張やネタをまぜたりしているだろうけど、現実の日本の学校ベースのネタじゃないか?日本の学校によくある、一見意味不明なイベントや習慣じゃないかと。

あれは「役の数」を増やすためじゃないか?
日本の学校のイベントは部活ではなくクラス単位で行われる場合は全員強制参加のものが多いし、参加するためには役の数を多くしなければならないはず。

そう言えば日本の学校の運動会はウチの国のように選手だけがやるのではなく全員参加だっけ。演劇もそうなのかね?

なんとなく分かったが、無茶するな……

しかしそう考えるとある意味ではヒドイ話だな。
運動できない人が運動会で足を引っ張って恥をかいて罵倒されるのと、演劇出来ない人間が木になってさらし者にされるのではどっちがマシなのやら。

結果的にヒドイことになるケースはあるのかもしれないが、やらせる側はそこまでヒドイ意図のもとやっているわけではないだろう。
ウチの国でも幼稚園の出し物で、子供が多過ぎるから花とか自然現象とかの役を量産してごまかしたりする。それと似たようなことをやった結果がアレなんじゃないかと。

親からの要求に応じた結果だったりもするのか?ただああいうので日本の親は納得してくれるのか?

子供の方にも精神的なダメージが残りそうだよね。
アニメでもちょっとしたトラウマ的なネタにされているし。

どこまで二次元的なネタが混じっているか分からんが、役の絶対数が不足していることへの対策というのはとてもよく理解できる。
コスプレ劇やっていると、参加希望なコスプレイヤーの数と劇の役の数にどう折り合いをつけるかが問題になってくるからね。
(訳注:中国のコスプレはコスプレして行うコスプレ創作劇を中心に発展してきた面もあります)

ああ、コスプレ劇で例えるのは分かり易いかも。
シーンごとに別のコスプレイヤーが同じキャラを演じるなんてのもあるからな。
日本の木の役は「やる方」ではなく「やらせる方」の事情が強く出ているのかもしれないが、舞台をやる際には役の数と参加者の調整は共通する問題だろう。



とまぁ、こんな感じで。
「学校生活」というカテゴリ自体は共通なのもあってか、学校行事系のネタに関する考察は迷走しがちなようです。

ちなみに本題とはあまり関係ありませんが、中国オタク界隈におけるコスプレの扱いは、日本よりも随分と重要なものとなっており、商業同人問わず中国のオタク系のイベントではステージで行われるコスプレイヤーのパフォーマンスが欠かせないなどといった話もあります。

そんな中国オタク的なコスプレ活動の定番の一つがコスプレして創作劇をやる「舞台劇としてのコスプレ」ですが、上のやり取りにもあるように複数のコスプレイヤーが交代しながら一人のキャラを演じるということもあるのだとか。

そう言えば私が中国で初めて見た中国オタクによるコスプレ劇では数人の草薙京が出て来ましたし、その後も色んな体格のナルトやカカシによるコスプレ劇を見たりもしましたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


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