ありがたいことに
「月がきれい」

に関する質問を複数いただいていたのですが、記事にまとめられそうなネタのタレコミをいただいたので今回はそれについてを。

4月のシーズンは中国の受験シーズンであり学年末にも重なることから、精神的にダメージを受けそうな恋愛モノで更に進路が恋愛に絡む「月がきれい」は、作品の評価はともかく盛り上がりという面ではイマイチな状態が続いたそうです。

ですが、作品終盤の時期になって余裕の出来た人が増えたり、作品の評価が伝わりり一気に見る人も出てきて徐々に評価が広まっているとのことです。

ありがたいことに作品に関するやり取りについても教えていただきましたので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「月がきれい」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「月がきれい」がとても良かったんだけど、あんな感じの恋愛モノって他にないかな?
一気に見てしまったんだが、最近見た中では最も優れている恋愛作品だった。正直泣いた。
キャラデザに雰囲気にストーリー構成、そして最後の展開にEDと完成度高過ぎだ。今自分の中で甘い恋愛モノを見たい気分が高まっているんだ。

「とても美味しい」作品だったよね。
自分の中学高校時代をちょっとだけ思い出した。もちろんこんなに甘くは無かったが。

しかし恋愛モノで「月がきれい」みたいな作品か……最近は恋愛モノになると歌の販促みたいなことになってるしなー

見る前はここまで完璧な作品だとは思わなかった。極上の作品だったよ。恋愛系でこれと同じように面白いと薦められるのは「トラどら」とかかな?

見事なハッピーエンドになんか久々に泣いてしまった。
最後の告白やLINEは本当に涙腺に効いた。
あと自分の中学時代と比較しても泣けて来るよ!

評判を聞いて12話まとめて一気に見たが間違いなく良い作品だった。個人的にはここ数年でのトップかもしれん。
ただ恋愛系だとこういう見終わった後にとても良い気分になれる作品って案外少ないんだよな……考えた末に出てきたのは「H2」だった。

「月がきれい」のような……となると「耳をすませば」とかかなあ

恋愛系の作品だし、忙しかったから完結してからまとめて見たけど今年最も集中して見た作品かもしれん。幸福にな気分になれる作品って良いよねー

恋愛モノの作品って「どんな恋愛が好みか」によってかなり変わるからね。
「月がきれい」のように恋愛に関してちょっとした含蓄を混ぜて、更に甘くしてくれる作品ってのはなかなか無いような……

純愛系の方向だと「たまこまーけっと」はどうだろう。

「ハチミツとクローバー」は良いぞ。
「月がきれい」よりやや成熟した、大学生のストーリーだ。

「ハチミツとクローバー」は恋愛系作品の名作ではあるが、「月がきれい」とは違うような気がするんだが。

あれは「うまく行かなかった恋に意味はあるのか」という話だからねー
作品のクオリティという面では「月がきれい」を見た後に見ても十分以上に良いと言えるレベルだが。

「君に届け」とかは?
ただあれは精神的なダメージが結構来る展開も混じっているかな?

私は「月がきれい」を見たせいで、他の恋愛系の作品をしばらく見れなくなりそうだ。
くっ付く過程や、くっ付いた後にイベントが発生して恋愛関係がいちど壊れそうになるというの展開は構わないし、成長の理由にするのも構わないが、それをやって上手くいかないとか別の関係になるとかで「ビター」な話にするのは好みじゃない、そういうのを見たいわけじゃないんだと気付いてしまった!

理解できる。
主人公とヒロインの関係が壊れる展開や追い詰められる展開が見たいわけじゃないんだよね。苦難を乗り越えて成長したり、その後ラブラブになった二人を見たいわけで。
不安定な関係を引っ張ったり無理矢理そういう状況に陥れるというのは萎える。それが長引いたり迷走したりすると最悪だ。

この作品もいつそういったひっくり返し展開になるかと不安だったが、EDまででその辺りを綺麗にやってくれたのがスバラシイ。
ただEDが確定すると、今度はその間のエピソードを描写してくれ、そこをアニメ化してくれという欲が出てしまうぜ!

そういや「君に届け」とかはモヤモヤを引っ張り過ぎてその間に疲れた覚えが……そこを飛ばせるなら良いと思うが。

飛ばすで思い付いたが、恋愛メインじゃないが見終わった後の感覚でなら「エウレカセブン」かな。

ああ、「エウレカセブン」は良いかも。グダグダな所は飛ばそう!

爽やかな印象ならあだち充作品を見よう!どれもオススメだ!

「月がきれい」はロマンチックなのに微に入り細にわたるストーリーで、更に甘くて前向きになれる、全体的にスバラシイ作品だったが、いざこの方向で……となるとなかなか思いつかないもんだね。

俺はマトモに初恋を体験できたわけではないが、「初恋」の理想はこの作品のような感じだ。理想をアニメにしてくれた制作スタッフに心からの感謝をしたい。

この作品が素晴らし過ぎてつらい。今後は恋愛系の作品ではコレと比較してしまいそう。そういう意味では有毒な作品だな!

それはどうしようもないよ。ゆっくり自前で解消していくしかないだろうね。
恋愛要素もあって、この作品のように何度も見たくなるような作品と言われると、個人的には「氷菓」を挙げたくなるかな。

ここまでの流れから考えると、「月がきれい」のような青春恋愛ストーリーを見たいなら、恋愛メインの作品では無くメインテーマが別にあって恋愛要素もある作品から探す方が良いのではないだろうか……?

恋愛というテーマも様々な方向があるし、それに加えて完成度の高い作品だからね。
あえて不満を述べるなら、後日談にもうちょと時間を割いて欲しかったということくらいか?

でもあれ、エンディングでその後を一気に流してハッピーエンドにしたけどもしその間のエピソードを作ってたらどうなったのかな……

考えてみるとあれは非常に上手いやり方というか、幸福な終わり方にする上で良いやり方だったのではないかと。

遠距離の時期のエピソードをやると、絶対にすれ違いやイラつきみたいな、安易な定番の展開を作り手がやってしまいそう。
そしてそのまま失速するか、「現実的」だという評価を求めて迷走する。

「月がきれい」も恋愛系作品を求める層すべてに好評ってわけじゃないからな。と合わないとかつまらないとかいう人も出てるし

二人でグダグダやってるだけみたいな受け取り方になってる人もいるし、難しいね。

私はEDのLINEとイラストのその後の描写とかは非常に「やられた!」という感じで良かったんだが、あれも不満な人いるからな。

それにしても恋愛モノなのに現代的なツールが幸せの役に立っているのは考えてみれば意外かも。LINEが問題解決に関してとても有能だった。

私は見終わった後もラストのLINEのシーンがふと思い浮かんで、甘さをかみしめていたりする。
ただ普通の作品のストーリーや現実だったら高校や大学で遠距離でLINEだったら関係が壊れていただろうなーとか考えてしまったりも。

本編はあそこで終わりにして良かったと思う。
もし高校で別の学校での遠距離恋愛でやるとなると、「いちご100%」の西野つかさのように近付いて離れて近付いて離れて近付いてみたいなことになった可能性も考えられる。
年齢が上がると環境も複雑になるし、二人の距離もどんどん離れていく。だから私は二人の物語を一旦あそこで終わりにして、その後の美しい未来のカットを紹介するのは最も良いやり方だったと思う。

とてもうまく現実と理想のバランスの取れていた作品だった。
良い恋愛系の作品はイロイロとあるけど、「月がきれい」ほどロマンと現実感を両立させることのできた作品は無いように思う。

未熟さと若い熱意と青春ぶりの組み合わせが最高だったね。
これで少し年代を上げてしまうと複雑な要素が増えて難しくなる気もする。
恋愛メインで見終わった後にこんなに幸せな気分になれるアニメって、実はかなり貴重かもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
「月がきれい」という作品をかみしめている人が出ている模様です。

近年は新作の入れ替わりのサイクルが加速していますし、初動で人気や話題としてのネタを稼げなかった作品はどんどん埋もれてしまい、盛り返すのはかなり厳しいといった傾向があります。

しかし「月がきれい」に関しては終盤や作品終了以降もファンの支持が続き、作品に関するやり取りも続いているそうで、近年の中国オタク界隈における人気作、話題作とは少々違う状況になっているのは興味深いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。