ありがたいことに
「中国ではずっと東出先生叩きが続いているそうですがアポのアニメが始まってからはどうなりましたか?」
「中国のオタクな人の間でFate以外に知られている東出作品はどんな感じなのでしょうか?」

という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

先日の始皇帝の件による大炎上以降、
中国オタク「始皇帝を怪物にするなど許されることではない」「始皇帝がアーサー王ごときに匹敵だと?ふざけるな!!」
中国では東出先生に対するイメージは悪い方向で固まってしまい、FGOでも問題のある部分は大体東出先生だろう的な扱いになってしまっている感もあるそうです。

それに加えて7月の新作アニメの「Fate/Apocrypha」の序盤が新規視聴者にとって厳しい内容だった上に作画方面でも不満が出ていることから、ずっと燃え続けているような状況になっているとかなんとか。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた東出先生関係の話題で比較的落ち着いている所のやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんで東出祐一郎はFateに関わっていられるんだ?
Fateという作品に相応しくないのに。

全くだ。みんな東出のストーリーはダメだと感じている。

みんなと言っても前から燃えてたしなあ。
近頃は東出を叩く日々が続く。日が昇ると東出を叩く日々が始まる。

でも日本では東出の評価ってそこまでゴミじゃなかったりする。
こっちだと始皇帝のアレ以来評価ズタボロだし常に引火状態だけどね。

Fate/Apocryphaのアニメについては擁護できんだろ。ストーリーもキャラも意味不明で唐突だし作画は崩壊しているし。

東出は整合性のある内容が書けない。ジークもジャンヌもアストルフォもなんで保護されるのか仲良くなるのか惚れられるのかが意味不明。

士郎とセイバーの関係を真似しようとしてジークとジャンヌはグダグダになってる。ジークフリードが心臓をあげるのだって、何が何だか。
士郎の描写も意味不明だったが、下には下があると思い知った。

サーヴァント七騎と七騎が力と知恵を尽くして戦うストーリーだったはずなのに、黒い方は裏切り者アストルフォが引っ掻き回して赤い方はボスが急に人類絶滅を目指して、団体戦にもならずにポロポロとサーヴァントが脱落していく。
キャラも作画も崩壊して、本当に何を考えて作っているのかと言いたくなるよ。

ジークフリートとか戦う前に自殺だもんな。あいつはセイバーじゃなくてランサーだったのかと。ディルムッドより気の毒なキャラが出るとは思いもしなかった。

実際の所、東出のアニメの方の脚本はどうなの?

大河内よりヒドイレベル。もうこれ以下は無い。

さり気なく大河内を叩くなよ。あれは収拾できない方の問題だ。
でも正直脚本については分からん所が多い。アニメの構成やストーリーがヒドイのは否定しないが。

東出もキャラ萌えや感情描写じゃなくて、真面目に戦いを描いていればこんなに叩かれなかったのにね。

脚本で考えたら東出以外にも、ジークフリートの唐突な真名ばらしが発生した第3話の小太刀右京も不安。あっちもFGOのライター参入で確定なんだろ?

小太刀右京はマクロスファン的にはありがたい存在なんだが、「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」のイメージも強いからね……

原作知らない身としては、ジャンヌとモーさんメインで見てるわ。ストーリーは大体なぞるくらいなんでそんなに気にならなかったり。

東出はFateを恋愛モノだと捉えて書いたんだろ。

Fateの設定を使ってラブコメを書かれても……バトル系アニメの皮をかぶった萌えアニメとかアホなことをやるなんて。しかも恋愛描写の展開も唐突過ぎる。ジャンヌとアストルフォがジークに惚れるとか、全部唐突過ぎてマトモな思考のキャラに見えない。英霊のはずなのに。

いや小説の方はバトルシーンも大小イロイロ盛り上がるのはあるのよ。アニメで再現できてないが。東出の問題はストーリーとキャラの整合性。

東出のやらかしを見ると虚淵玄がいかにFateファンに対して良心的だったかよく分かる。できそこないのネット小説以下のストーリーでよくFateを名乗れるな。

東出がなんでFate書けるかって……そりゃきのこの知り合いだからだろ。
お前らFateに参加できるのが日本の優秀な作家だと勘違いしてないか?TYPE-MOONは同人出身だし、商業化した後も小説やイラストは基本的に身内で回している所だぞ。

ならばなぜ虚淵に書かせないんだ?
きのこと虚淵は仲が良いはずだろ。

東出も別に型月でしか仕事していないわけじゃない。
他の作品の名声が蓄積された結果の起用という面もあるんじゃないの。

他所では佳作もあると聞くし、東出は好き勝手やらせるとダメなんだろう。

作家としての能力がそもそもおかしいんだよ。
始皇帝を醜い化物にするとか作家の能力としても人間としてもおかしい。説得力以前の問題だ。マトモな頭ならありえないことをやる。あいつはFateに何の恨みがあるんだ。

きのこは自分の作品を東出のような実力が無い人間に貶められても良いのか?信じられん。

しかし結局東出の評価ってどうなの?
Fate以外はそこそこ良い作品を出しているとも聞くが。

そうそう。東出の他の作品ってどうなんだ?
見た人の意見を聞きたい。

「あやかしびと」は評判良いんじゃなかったっけ。

「デート・ア・ライブ」の時崎狂三の外伝「デート・ア・バレット」は普通に良い作品だぞ。

え……狂三の外伝って東出が書いてたの……?
あれかなり評価高かったような……

「デート・ア・バレット」は橘公司がちゃんと管理して外伝書かせたんだろうな。それをやらないと東出は始皇帝やApocryphaのようなことをやらかすと。

「あやかしびと」はくだらない言い回しを頻繁に差し込むのを我慢できるなら悪くない作品だと思うよ。

自分も正直言って東出の実力がよく分からん。
自分が読んだ時崎狂三の外伝は面白かったし、FGOの第五章も悪くなかった。でもFate/Apocryphaのアニメはこんなことになってるし。

東出は実力はそれなりにはある。Fate/Apocryphaもウチの国のフォーラムで叩かれているように全面的にダメな作品ってわけでもない。
ただ作品に欠点も多いし、矛盾も目に付く。当たり外れのある作家って所だろう。

Fate/Apocryphaに良い所があるのは否定しないが、欠点の多さも否定できない。
叩かれる理由はあるし、叩かれる空気もあるからしばらくはどうにもならんだろうなー



とまぁ、こんな感じで。
なかなに難しい空気が漂っている模様です。

またこれは中国オタクの方から教えていただいた話なのですが、
中国オタク界隈のアニメ版Fate/Apocryphaに対する反発には
「中国ではFGOによってジークフリートに関する知名度やイメージはかなり良かったのですが、その彼の扱いがアニメでは非常に雑なのにはみんなガッカリしました」
といった事情もあるそうです。

「Fate/Apocrypha」は現時点では台湾版も含めて正規の中国語版は無いようですし、ファンサブやwiki経由の情報が強いこともあってか、中国オタク界隈における作品理解や把握している情報、作品及びキャラに関して抱いているイメージはかなり個人差があるようにも感じられます。

近頃はFateに関しては予備知識の蓄積とイメージの固定化がかなり進んでいるそうですが、「Fate/Apocrypha」のアニメに関しては原作との違いがかなり多くなっていることから、現在の中国オタク界隈では原作知識をある程度持っている人でも混乱しているそうで、その結果更なる不満を呼び込んでいる所もあるという話です。

この辺りに関しては、現在の中国オタク界隈における原作知識を持ちながらアニメを追っかけている人達の許容範囲が見て取れるような所もあるので、中国オタク事情的にはかなり興味深い所ではあるのですが、東出先生のファンの私としては複雑な気持ちになってしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。