ありがたいことに
「中国本土で公開が始まった実写版銀魂への反応は?」
という質問や現地の反応に関するネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

9月1日から中国での公開が始まった
実写版「銀魂」

ですが、こちらのニュース(中国語)などによると、最初の週末の興収が6000万元(約10億円)を超え、中国本土における日本の実写映画の興収記録1位を記録するなど、なかなかに好調だそうです。
(ちなみにそれ以前は「寄生獣」の約4800万元だとか)

ただ現地ファンの間では
「ファンとして見に行こう」「興収に貢献しよう」
といった呼びかけの動きなどもあるそうですが、アニメで人気の作品をあえて実写化するということに対する反発も根強く、評価に関しても難しい所があったりもするそうです。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「実写版銀魂」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


銀魂の実写版が公開になったけど、どんな感じ?
私は学校始まっちゃったから見に行くのはもう少し後になりそうだが、今更ネタバレも無いし情報教えて欲しい。

悪いわけじゃないが、なんか惜しい。
テレビ版から劇場版でも違和感が出るが、そこに実写化が入って更に違和感が拡大。私はファンとしての立場が無ければ見なかったかも。

原作再現に関して頑張っているのは理解できる。
だが問題無いわけでもない。
銀魂は残念ながら次元の壁を超えられなかった。

声が声優じゃなくてやや引っかかったが、お笑い系の映画の中では結構良い方。
ただアニメと比べちゃうと厳しいね。

とりあえず公開直後の興収は良い感じみたいだね。
爆死したらイヤだと思ってたから安心した。

この調子なら1億元はいけるか?
2億元はさすがに厳しいかな?

でもこれだけの人が見ているのなら自分は見なくてもいいやとか思ってしまったり。

あんまり良くない。中身スカスカ。
見に行くのに付き合ってくれた日頃アニメ見ない知り合いも面白くないという反応だった。

私の個人的な感想だが、正直面白くなかった。
自分がこだわり過ぎなんだと思うけど、アニメで見て聴いたセリフを実写の役者が喋るとダメだった。

内容には笑えなかったが、アニメと実写のギャップに乾いた笑いは出た。

確かに褒められる所があまり無いけど、アニメの実写化ではかなり良い方だと思うよ。

何とも言えない出来だった。ファン以外にはオススメできない。
しかし興収良いのか。ウチの地元の映画館、初日なのにガラガラだったんだが。

私も学校始まっちゃったから上映初日は無理だったんだけど、いつまでやってるかな?できれば10月頭の国慶節の連休までやっていてくれると助かるんだが。

その時期はもう別のが上映になってるだろ。
ウチの国で見るなら第一週以外は安定しない、恐らく第二週から上映する所はかなり減りそう。

二次元の三次元化への挑戦に関する意欲は感じられたが、やはり違和感が漂ってしまっていた。

演技とか特殊効果の問題じゃないんだよね。
アニメと現実の差というか、アニメでは問題無かった表現が実写でやると途端にダメになってしまったりする。

神楽とかちょっと残念な部分も目に付くが、金払って映画館に行って良かったと思えるレベルだったよ。

「デスノート」には及ばなかったくらいかなあ。
あと原作再現頑張ってるけど、残念ながらそれによって銀魂ファン以外は楽しみにくくなっている気がする。

原作ファンはそれなりに楽しめると思うんだけどね。
熱血部分は微妙だけど、ギャグ部分は普通に良かった。

私は原作よりも燃え度が高いように感じる部分もあった。
ただ予算不足なのかパワーダウンしている所もあった。

自分はギャグ部分が笑えないというか、ネタが分からんのが少なくなかった……
ガンダムとかはかろうじて分かったような気がするが?

私もガンダムネタはかろうじて分かった。
あとルパン三世ネタとか宇宙戦艦ヤマトネタもあったそうだが、そんなの分からねえよ!

自分はこれから見に行くんだが、実写版に出てくるネタに関しては、アニメや監督の過去作をかなり見ていないと厳しいという話も聞くから不安だ。

日本人でも分からないネタがあるらしいから、気にしてもしょうがないぞ。

ネタはともかく、銀魂的な笑いの空気の再現は頑張っているし結構笑える。
私は良い作品だったと思う。

彼女に連行されてついていったが、自分はそこそこ楽しめた。熱心な銀魂ファンの彼女もまぁまぁの出来とのことだった。

私は一人で見に行って後悔したよ。
誰かと一緒ならネタについて語ったり推測したりできたろうに……

なんだかんだで面白かった。ネタに走り過ぎ、やり過ぎと感じるくらいだ!
三次元に生きるリア充には分からんだろうな。

原作知ってても分からんネタをかなりぶち込んでいるから、逆に原作をあまり知らなくても問題無いと思う。結局、笑いのツボが合うかどうかだ。

でも銀魂のノリや空気くらいは知っていないと厳しいと思うぞ。

ウチの国のネットの評判は結構良いみたいだし、俺もそこそこ楽しめたけどちょっと難しい作品だな。
この手のツッコミの笑いってファン向け過ぎるし、動画コメントの弾幕と一緒の視聴が向いているからあまり映画館向きではないし、一般向けでは無い。映画館では途中で帰っちゃった人も何組かいた。

普通の人は理解できないかもしれんな。
熱血部分を除けば完成度も再現度もなかなかのレベルだと思うが。

銀魂の空気というか、アニメの空気やネタを知っているかどうかが大きいと思う。自分は銀魂あまり詳しくないが楽しめたよ。

映像技術が微妙だったのを除けば悪くなかった。むしろ意外に良いと言えるくらい。

想像していたより良い所もあれば悪い所もあった。ファンなら楽しめるというか、ファン向けの実写版だね。
それと実写版を見ると声優の力を感じてしまう、銀さんの魅力は杉田あってのものだと改めて実感した。

小栗旬は杉田の声、橋本環奈は釘宮の声と自動的に比較されてしまうからね。
小栗旬の演技は結構良かったし、事前に言われていたほど悪くは無い。ただファンなら見るべきというには足りない感じかな?
悪い作品じゃないから、あとは時間の余裕があるかで判断すればいい。

全体的に見たら、かなり良い実写版だよね。



とまぁ、こんな感じで。
ざっと見た印象では「悪くない」というレベルの評価が多かったように思えます。

ただ実写版ということでどうしても原作となった漫画やアニメと比較されてしまいますし、あえて実写版を見る、評価するということになると厳しい見方になってしまう所もあるようでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国での銀魂実写版上映確定に対する中国オタクの反応

中国オタク「『君の名は。』の最終的な興収は約5.8億(約94億円)か……」「やはり日本映画はアニメが一般向けだね」