ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

当ブログでも何度か話題にしていますが、中国でもウルトラマンの人気は高く、日本系のコンテンツではまさに「誰もが知っている」状態になっているかと思われます。

そんなウルトラマンですが、
近年の中国オタク界隈で妙な形で存在感が高まっているのが
「ゾフィー」

だそうです。

ソフィーは中国語表記では「沙福林」や「佐菲」となるそうですが、それに加えて例のバードンに燃やされたシーンの影響から
「炎頭隊長」
の異名も有名で、現在の中国オタク界隈ではウルトラマン界のネタキャラとして定着してしまっているのだとか……

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「なぜゾフィーはネタキャラ扱いなのか」
といったことなどに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウルトラマンの設定を見ていたんだが、ゾフィーって設定上は凄い強いんだね。なぜあんなネタキャラ、ヘタレキャラな扱いになっちゃったんだ?

特撮の強さや特殊能力の設定って画面の上ではほぼ活用されないというか、無視されるものです。

ゾフィーは特撮系作品における「設定は凄いのだけれど作品の中でそれが発揮されたことは無い」というネタに関する代表的な例として有名になっちゃった感があるな。

M87光線って「最強」と明確に設定されているのに、バードンに通じない……

あそこで使ったのってM87光線じゃなくてZ光線という弱い方の技。M87は威力が高過ぎて使えなかったということになってるらしい。なんだかなー

ゾフィーの設定を見れば見るほど、なぜ今ではネタキャラになってしまっているのか不思議だ。とても強いはずなのに。

ゾフィーはずっとゲストキャラだったからね。
仮面ライダーが自分が主役ではないシリーズや劇場版に出演すると弱くなるというか設定無視されたり引き立て役にされたりするようなもの。
言ってみればゾフィーに関してはそれがずっと続いている。

やはり炎頭状態になったのがダメなんだろう。
今ではゾフィーと言えばあの頭。

公式でネタキャラ扱いされちゃっているからね……ちゃんとしたグッズまであの頭が付いてくる。

ゾフィーもウルトラマンメビウスのように普通に活躍している作品もあるんだが、そういうのって目立たないんだよな。

過去作、特に昔の作品における活躍というか醜態の結果だね。
ウルトラマンシリーズの最盛期に活躍せずにいたから、ダメなイメージが強化された。

過去作の醜態については同意だが、昔はそんなに情報も無かったし、番組の特定の部分を見る機会も方法も無かった。ダメなイメージが固まったのは比較的最近のことだろうね。
ネットでネタ部分に関する情報が広がり、動画やキャプ画像も拡散してイメージが補強された。ネット社会の被害者とも言えるのではないだろうか。

「炎頭隊長」という記憶に残るネタ呼称も出来ちゃったからなあ

今気付いたが、こっちの百度百科のゾフィーのページも「炎頭隊長」でそのまま行けるようになってるじゃねえか!

主役番組が無いということは、活躍するシーンの動画が無いということでもある。
ウルトラマン関連の総集編や資料集の戦闘シーンではボコられるシーンばかりになって、強いという印象が残らない。

大体は主役のウルトラマンが活躍するための引き立て役だったからな。

初代に出た時が最も良かったからね。

エースでは敵に捕まるし、タロウの時のダメっぷりはもう言葉も無い。

バードンに燃やされ演出事故で炎頭状態になるし、タイラントには最初にあっさりボコられる。あの演出では弁護のしようがないな。

対バードンはほんとあっさりやられるからね。カラータイマー点滅前にやられるのはヒドイ。あと頭燃えるし。

バードンは地球系では最強の怪獣だったから!
それと後付けで強力な毒のフィールドデバフ持ちになったから!

あの後付け設定を見て、特撮で続編を作って整合性を取らなければならない人は大変だと思いました。

タイラントに関しては他のウルトラ兄弟も負けているし、主役以外の扱いのヒドさとも言えるがゾフィーは強いと思える活躍のシーンが無いままだから実は弱いというイメージだけが残ってしまう。

タイラント戦は「無敵のゾフィーが敗れた」というネタも追加されてしまったからな。それ以前は負けたり捕まったりばかりだったのに。

元々はゼットンを倒すのもゾフィーの役目だったらしいが、科学特捜隊が倒すことになったからゾフィーの活躍の機会が消えた。
その後のエースで捕縛されてタロウで炎頭になるのはみんなの知っての通りだな!

撮影の事故で火が付いて炎頭隊長状態になったってのは気の毒だ。

あの炎って事故じゃなくて演出だと聞いたが。
事故なのは伝達ミスが生じたM78じゃなくてM87になっちゃった方だったような。

どちらにしろ、炎頭状態はネタとして強過ぎた。
あれが出ることによってゾフィーのネタキャラのイメージが完成した。

実際、大体はタロウの時のバードンに頭燃やされたイメージになってネタキャラ化が定着しているからな……

ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!

無敵のゾフィーが嘴で刺されたり十字架に磔になったりタール漬けにされたり倒れたりしているぞ。

「無敵的沙福林」という呼称と現実のギャップがギャグとして美味し過ぎるんだよね。

ここでみんなが大好きな炎頭隊長の詩を
千里迢迢来地球
只為六弟報血仇
巴頓送我打醤油
世人称我大炎頭
(訳注:「打醤油」は中国のネットスラングで「自分とは関係ない」的な意味や「脇役」などの意味で使われています)

それ考えたヤツは凄いと思うわ。吟じたくなる。

タロウを助けに来てウルトラの星に送ったのに、その後やられたゾフィーは何日も雨の中放置状態というのもギャグとして強い。

設定だけ最強だから引き立て役として使い倒されてしまった結果なんだろうけど、演出でもうちょっと何とかならなかったのかとは思ってしまう。
玩具を売る役に立たないからって円谷は残酷にやり過ぎる。

こっちではきっちりとしたウルトラマン関連の設定や情報が広まった時期がネットの普及以降だし、その時期は日本のネタ動画とかも一気に流れ込んだからね。

公式でネタ展開されたのが、こっちのネットでまたニュースになるからな。
マトモな活躍に関してはそんなに広まらないから、イメージがどんどん炎頭とかのギャグの方に強化されていく。

近年の作品ではマトモな扱いになっているし、オーブでもちゃんとした扱いではあるんだけど、それと同時にネタ要素が拡散しまくっているからもう元には戻れなそう。

円谷もさすがにやり過ぎたと後悔していたのか、ゼロがバードンと戦う時に手助けさせてたな。

様々な作品で主人公の兄貴分というのは引き立て役になり易いが、ゾフィーはイロイロな面で不運過ぎたのではないかと思う。劇中の演出に加えて、その後の映像資料の扱われ方とか情報拡散の方向性とかで。

最近バードンと再戦した時は炎攻撃跳ね返してM87光線当てて勝ってるんだけどね。
それでも炎頭隊長のイメージは……



とまぁ、こんな感じで。
いつのまにやら中国でもゾフィーと言えばファイヤーヘッドなイメージが広まってしまっているようです。

中国では情報拡散のルートとしてはネットが一強状態ですし、ゾフィーのファイヤーヘッドのようなネタ度の強い情報は広まりやすく話題のネタとしても定着しやすい模様です。
ちなみに中国オタク界隈をざっと見た限りでは、エイプリルフールの円谷ッターなどの悪ノリはさすがに伝わっていないようでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。