ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

先日、日本のネットで
「娘の教育費のために遊戯王のレアカードを手放した」
という方が話題になったそうですが、その後この件が中国の方にも伝わっているそうです。

「遊戯王」

は中国でも一時期非常に高い人気になっていまして、中国オタク界隈では現在もカード関係や新作アニメに関する話題が飛び交っています。
また中国では過去に遊戯王のパチモンカードがかなり流通していた時期もあったそうで、学校によってはクラスが遊戯王一色に染まっちゃったりしたなんてこともあったそうです。

入学金や養育費を考えた末に…娘の為に貴重なレアカードを売った父親に感動者続出 - Spotlight (スポットライト)

そんな訳でこの件に関しては中国でもちょっとした話題になっているようなので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で娘の学費のために「青眼の白龍」を売った父親が出たらしい。
なんか色んな意味でスゴイ。

興味深いニュースだ。あれって現実だとどのくらいで売れるんだ?
復刻もされていたし、子供の入学金に届くとも思えないのだが。

この父親が売ったのは昔出た限定版のブルーアイズだから、ホントのレアカード。子供の入学金や学費関係で100万円以上かかると分かって売りに出して、大体120万以上で売れたらしい。

ツッコみたくなるが、同時になんだかよく分からない感動的な気分にもなったり。

家庭のために自らの愛した物を手放したというのか!?

これもまた趣味の正しい使い方なのかもしれん

父の愛は深く、そして高い……

近頃よく聞く、妻が勝手にオタクな夫のコレクションを捨ててしまう、二束三文で売り飛ばしてしまうようなニュースと比べてなんと心の温まるニュースか。

これってオタクで言う所の嫁を売って娘を育てるってことなんだろ?いいの?

売ったのは社長の嫁だから大丈夫だって!
実際、この売った人はレアカード以外に普通に自前のデッキを持って遊んでいるようだし、趣味そのものを放棄したわけではない。

もちろん買った人はまず1枚破り捨てる所から始めてくれるんだよな?

なにそれ。ブルーアイズ・ホワイトドラゴンってそんな高く売れるの?
俺の実家探せば十枚以上は確実に出て来るんだが。

私もブルーアイズはかなり持っている。売れるもんなら売りたい。

遊戯王のカードとか自分が小学校の頃にそこら中で安く売ってたしクラスではカードが飛び交っていたんだが、日本で大元のレアだとこんな値段になるとは。

その辺の海賊版だと価値は無いぞ。価値があるのは「正規版」の「レア」だからな。この父親が売ったのは全世界に1000枚しか無いと言われているヤツだからな?しかも保存状態も良好だ。

MTGレベルとは思っていなかったが、遊戯王も普通に金になるレベルだったんだな

遊戯王も高いのは高い。本物かつレア物という前提は付くだろうけどね。自分の海賊版にはこういう価値は無いだろうけど!

この間実家に帰った時に、オカンが俺の遊戯王カード全部捨てていたのが判明した。海賊版だし価値があるものではないのは分かっているが、頑張って集めたものだったのでガックリきたよ。
青眼の白龍も百枚以上持ってたのに。

売ったのは日本の市場価格では40万円と言われている99年版イベント限定配布ブルーアイズだな。

スゴイ値段だ。
確か最近では光の創造神ホルアクティがトンデモな価格になったはずだが、ここまでの値段では無かったはずだ。

光の創造神ホルアクティは業者が入って煽っているみたいな話もあったけど、価格は下がらずむしろ上がり気味なんだっけ?

遊戯王カード集めたこと無いんでよく分からないんだが、どのくらい価値があるんだ?さすがに原作の全世界に4枚とかいうレベルで無いのは分かるんだが。
例えば切手みたいに時間が経つとドンドン値上がりしていくようなものなの?
それともごく一部の人間の間で価値があるだけで、その層が消えたら価値が無くなるようなものなの?

切手ほどの汎用性はさすがに無いが、カード系ではそれなりに価値のある部類。あとコレクター向けのアイテムとか、どんなものでも結局は「一部の人間の間で価値があるだけ」だぞ。

美術品でさえ流行り廃りがあるしコレクター的な金銭価値の変化については何とも言えない。
ただ遊戯王はこの手のコレクションに関して比較的手堅いジャンルではある。もちろんレアカードに限った話だがね。

遊戯王って現在もジャンルとして生きているし、価値が暴落することはそう無いだろう。
例によって貴重なものはどんどん値上がりして、コモン系のはどんどん下がるけど。

今では切手も市場価格的には残念なことになっているがな。
一時期が加熱し過ぎだった。

カードってオタクのアイテムの中ではかなり価値の出るコレクションだろう。フィギュアとかだと値上がりしない。

何が上がるかなんてわからないんだから、値上がり狙いなら骨董品集めた方がまだいいぞ。プレミアのついた限定版がその後値下がりするなんてのは珍しくない話だ。。

でも一昔前に良い値段が付いていないものはその後も良い値段が付くことは無いよね。
レア度や取引価格は判断基準として使えなくもない。

遊戯王か……小さい頃に出会って痛い目を見たおかげで、自分が今のソシャゲの怖さを理解できて深入りせずに済んでいるのかもしれん。

遊戯王レベルで人気が広がると、作品が続く限り買う人がいなくなるというリスクはそんなに無いだろうね。復刻されても最初の限定版の価値は残るし、古くなればなるほど価値が上がる。心配するべきなのはレア物の保存方法じゃないかね。

それにしても値段からしてこの「青眼の白龍」って家宝にして伝えられるレベルのアイテムだよな。
それを売り払わないといけないなんて、日本の学費ってどんだけ高いんだ……

あれ?日本だと義務教育があるんじゃなかったの?

日本の公立学校はそんなにかからないけど、私立学校は高い。

醜悪な資本主義のせいでブルーアイズが売られてしまうのか。

ウチの国でも親が学校の補修クラスや家庭教師とかで勉強のためにいくらかけているか考えて見ろよ。本気で子供の教育に金をかけるとなると、ちょっとやそっとでは済まない。

ウチの国だって学費そのものはともかく、他の費用がどんどん値上がりしているし、受験に強い良い学校に入るためには近くに部屋買わないとダメなんて条件も出てくるくらいだから他人事じゃない。色んな業者とズブズブだったりするしね!

大学の学費とかもっとかかるからなあ……

そもそも遊戯王に金を使わなければ子供の学費だって払えたろうに。

これ限定版だから値上がりしたケースじゃないか。
突発的に必要な費用を借金せずにそのまま払えるだけのキャッシュを入手できたってことだろうし趣味にこれまでいくら使ってきたかという話ではないだろう。

元の発言を見た限りでは入学金にその後の積立とかも含んでの話のようだ。
単純に今必要な学費だけじゃなくて、子供の将来も見据えての資金を確保したいって所じゃないかな。

長期的に子供の教育にかかる費用を考えて売り払ったってことなんだろうね。
こういう親御さんはとても好ましい。あとその後の発言を見ると遊戯王という趣味そのものをあきらめたわけでは無いのも好ましい。

それにしても、こんな風に自分がはまっていた趣味が後になって価値が出て、それを家族のために使えるというのは羨ましい。しかもそれが遊戯王とか、ちょっと二次元的なストーリー過ぎますよ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々も頭では分かっているのでしょうが、オタク趣味に価値が出てそれが実際に現金になっているという事例を実際に目にすると、イロイロなことを考えてしまうようです。

中国では「投資先」「お金の使い道」の不足から投機目的で「その後値上がりしそうなもの」を買うのが何かと話題になっていますし、資産家だけでなく一般庶民の間でも値上がりを期待しての美術品やコレクターアイテムの購入という話が珍しくありません。

また中国オタク界隈においても自分のコレクションの正当化や、
親に説明したり説得したりする際に
「価値がある」「値上がりする」
的な話がよく出ているとかなんとか。

そんな空気がある中で、中国でも人気の高い「遊戯王」のカードで実際に高額のアイテムが売買され、それが娘の学校にかかる費用だったというのはイロイロな意味で衝撃的な話だと受け止められた模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。