ありがたいことに手頃なネタのタレコミと質問をいただいたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも鬱展開やバッドエンドに関してはちょくちょく悲鳴が上がったりしていますし、そんな展開に鬱になりつつもつい見てしまったりする人は少なくないそうです。またそういったパターンが話のネタになったりもしているそうで
「日本のアニメでは願い事をするとロクなことにならない」
的なイメージもあったりするのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のアニメは願い事の代償が大き過ぎる」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメって願いの代償がちょっと大き過ぎないか?
大抵はヒドイ目に遭うか、とんでもない苦労になるような。

なんだが同意したくなる。
軽いのもあるだろうけど、名作は重くなる傾向はあるかも。

その手の願い事の代償ネタで、すぐに出てくるのはFate辺りかな。
どのマスターも大変な目に遭って願いもかなわず死んだりするからな……切嗣とか雁夜とか目も当てられん。

そういう話が面白くなるのも、願いをかなえるのに代価が必要なのは当然というのも分かるけど、願いに比べて重い、予想されるものよりヒドイことになる話は多いかもな。

世の中、釣り合わない物ばかりなんだよ。

Zeroはアレだが、他の聖杯戦争は当たりもあるんじゃなかったか。

カルデアの初代所長、最強サーヴァントを召喚して順当に勝利!願いをかなえる。

あれは願いが具体的かつ現実的だったってのもあるだろう。
世界平和とかじゃなくて、世界を救うための準備のために莫大な資金が欲しいっていう願いだから。人理がどうのこうのの方はかなりでかい代価になってるのはお前らプレイして体験しているだろ。

魔法のランプのようにはいかないよな。

本当の意味でタダのものなんて世の中には無くて、どんなことも代価を支払わされている。ただ二次元だと願いの規模が大きく成り易いし効果も即効性のあるものになるから、説得力を出すために代価も大きくなるんだろう。

広告表示されるのを我慢して見るから願いがかないます、とはいかんからな。

日本の二次元にはドラえもんが存在するのに……

あれものび太が調子に乗って余計なことやると痛い目見るし、結構教育的な面がある。

二次元の「願い」ってそこそこのレベルまでならあまり厳しい代価にはならないだろう。ドラえもんが道具でちょっとかなえてくれるレベルなら楽。
問題は願いの規模が大きくなったり現実離れした時だろう。

現実では無理であろうことを願い、それに重い代償がかかる……納得できなくもないが、それでもヒド過ぎる代償だと感じてしまうケースが多いような。

願いの代価が大きくても、見てて爽快な気分になれれば構わんのよ。
でもバッドエンド的なのが多い。

よし、他の例を考えるとキュゥべえはそれほどヒドイわけではないな!

あいつはそもそも詐欺じゃねえか!

リスク説明なしの詐欺だけど、「まとか☆マギカ」も願いの代償が重いよなあ……

それって虚淵玄のせいじゃないか?
Fate/Zeroも虚淵玄補正の結果だと言える!

クリエイターの作風とかジャンルの作風というのもあるな。それから流行?
CLAMP作品もたいがいヒドイ目に遭う気がする。

いつのまにか魔法少女が「普通の女の子が高望みしてヒドイ代償を負わされる」というイメージになっているんだが。

魔法少女系作品は元ネタに対するパロディ、対象年齢上がったりオタク向けになったりすることによる変化もあるだろう。
そうなると当然不思議な力や願いをかなえることの代償が重くなる。

元ネタというか基本路線でも魔法パワーを得る代わりにいろんな仕事をやらされるしね。
近年では基本路線でもハードな戦闘をしないといけないが……あれ?プリキュアって魔法少女になる代わりに何か得る物あったっけ……?

プリキュアは基本的に悪の組織を倒す、世界を救う変身ヒーロー系の路線だから魔法や何かで願いをかなえる、やりたいことをやるとは違うかも。

特撮系、仮面ライダーもそうだな。

特撮は力を使うことに関する代償が厳しいケースが少なくないよね
肉体的ダメージが無くても、社会的地位や人間関係にダメージが来たりもするし。

等価交換ですから。
世界平和や世界征服、不老不死になると代償も大きくなる!

そう言えば「鋼の錬金術師」はその辺りの代償、リスクを明確に示してストーリーに組み込んでいたな。
あの作品以外に、世界平和のようなものでも、過度の願いだから代償が非常に大きくなり結果として不幸になるみたいな話はどれくらいあったのだろうか。

最近の二次元の世界では七つ集めただけで願いがかなうようにはいかないのか。

「ドラゴンボール」だって探すまではかなり手間がかかるし命の危険もたくさんあるぞ。後の方になると便利アイテムと化すけど。

ドラゴンレーダーがあってさえかなりの苦労だしそれを狙う組織、地球でも宇宙でもトップレベルの悪の組織との戦いになっている。
あと使う場面がどんどん大事に、個人の願いから地球規模になったり。

日本の作品に共通する傾向として、何らかの代償を要求される上に超越的なキャラがその力で全てを手に入れるという展開は少ないように思う。

代償を支払わなければならない超越的な力を持っていても、手に入れたいとするものは小さいことが多いく、平和な日常への回帰となになるような。
力と美女と地位を手に入れてでウハウハというのはわりと珍しいように思う。

様々な作品で「命」が重要な価値を持つ、重い存在とされてその結果たいへんなことになる。命を代償にするのでも、命の代償に何かをするのでも。

それの価値をどう見るかだよな。
上でも出ているが世界平和とか世界を救うとかの望みに大きな代償を求められるのはロジックとしては分かるし、登場人物が満足しているような描写になるケースもあるが、なんだか納得いかないことも多い。

見ている方はモヤモヤしたものが残るんだよね。
受け入れられないという感じで。

でも最近の作品は力を手に入れる所までは比較的簡単になっているし、活躍することも簡単になっているんじゃないか?
ラノベ原作系、異世界召喚系とかはどれも楽な方だよね。

あれ、代価が実質自分の命というケースが多いからどうなんだ?
すごい手軽とは言えない気もするが。

逆に言えば、その命を手違いで失わせてしまったからのチート転生という代価になるわけで。

そうだった。
簡単に転生したりするからうっかりしていたよ。



とまぁ、こんな感じで。
最近の中国オタク界隈におけるイメージや、昔の作品からのイメージのようなものも出ていました。

上のやり取りにもありますが、近年の中国オタク界隈における人気作品は願い事に対してヘビーな展開の作品が多かったりしますし、それに伴って創作における願い事に関するイメージも変化しているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。