ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

「オーバーロード」

は1月新作アニメの続編枠の中で、中国における人気が好調な作品となっているようです。
「骨傲天」
という、日本のいわゆる「俺TUEEEE」的な意味になる中国のスラング「龍傲天」から来ているあだ名が定着するなど、一期の頃から結構な人気を獲得しているという話も聞きます。

また教えていただいた話によると、この「オーバーロード」をどんなカテゴリに入れるかと考えた際に、ちょっとした違いが出てくるような所もあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「オーバーロードのような作品」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


オーバーロードのような作品を見たいと周りの人間に聞いたら、みんな全然違う作品を薦めて来たんだが……

どういうことだ?

えーと、知り合い何人かに聞いたら人それぞれで全然方向性の違う作品を薦められてな。
例えば「ワンパンマン」を薦めて来るのもいれば、「ソードアート・オンライン」を薦めて来るのもいたし、「コードギアス」を薦めて来るのもいたんでちょっと困惑しているんだよ。どれもジャンルが違うように思えて。

最初は意味が分からなかったが、納得した。
あの作品の持っているどの要素に似ているかを指定しなかったんだな。だから「似ているジャンル」が人それぞれになったんだろう。

なるほど、そういうことか。ちょっと面白いな。

「ネットゲームにトリップする」ということで探すか、「弱いフリして俺TUEEEEする」ということで探すかで薦める作品は異なるだろうな。

あと異形主人公とか、悪側とかもあるな。
これって、ちょっと面白いかも。「オーバーロード」をどういうタイプの作品と捉えているかが表に出てくるネタだ。

自分はちょうど今やっているし「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」を薦めそうだ。

日本のネット小説に慣れていると、異世界転生枠で考えてその方向の作品を薦めそうだよな。

ラノベ枠だとなんだろう。

「魔法科高校の劣等生」とかじゃないか?
弱いフリ、愚かなフリをするという面ではまさに代表作。

「オーバーロード」と似ている作品ということだと「鋼殻のレギオス」を思い付いたんだが。

その世界のルールを根本から破壊する俺TUEEEE系ってことで「はぐれ勇者の鬼畜美学」や「風の聖痕」とかは?

キャラの立ち位置的には「七つの大罪」とかどうだろう。

「オーバーロード」も俺TUEEEEやってはいるけど真面目にやって空回りしているだけだから、実力を隠して舐めプしている作品とはちょっと違うんじゃないか。余裕を持って上から見下すのは共通するかもしれんが。

ゲーム世界での戦いということで、自分も「ソードアート・オンライン」になるかも。

いきなりレベルMAXになる「フェアリィ・ダンス編」とか、「オーバーロード」っぽくない?

VRゲームとか、世界観的には「アクセル・ワールド」も似ているカテゴリに入れて良さそうな気がする。

ゲームのトリップネタなら「ログ・ホライズン」だろう。ギルド単位も含む、他のプレイヤーの存在もあるトリップだから。

私も「コードギアス」が近い作品だと感じたかな。

背景設定だけで見るなら「この素晴らしい世界に祝福を」が近いと思っている。空気は全く違うが。

それ似ているのって日本系のファンタジーってだけじゃないか?
魔法があって冒険者とギルドがあってとかは確かに共通だが、その手の世界観は日本のラノベ系ファンタジーに共通するものだ。

「この素晴らしい世界に祝福を」が似ていると言えるなら「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」もいける

思い付いた!弱いフリをするキャラ、しかも悪役要素ありなら「スレイヤーズ」とかどう?
それに倫理観から外れた好き勝手なこともやるぞ?

トリップの方向が反対だけど「はたらく魔王さま!」は共通する点も多い。
一般的には敵側な存在が主人公だし、ベースの世界観も日本のファンタジーだ。

あの世界観と暗さだと「ゴブリンスレイヤー」が近いと感じる。
主人公の立場も能力も全然違うけどね。

異世界トリップして強さを発揮して暴れるというなら「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」とかもあるが。

「ノーゲーム・ノーライフ」は「オーバーロード」と重なる部分も多いと思う。
面白さ的なものも含めてね。

異世界召喚とか、主人公の立ち位置考えると「ノーゲーム・ノーライフ」は確かに近いかもしれんな。

異世界トリップで暴れるというなら「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」とかは?

「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」は組織型の異世界トリップだからちょっと違うような。

えーと「HELLSING」とかは?悪役寄りかつ怪物が主人公だ。

日本のネット小説出身の作品を探せば「似ている」と言える作品はかなり出て来るんじゃないかな。異世界トリップ系のを探せば更に分かり易い。
例えば「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」なんかは「同じような」と言える設定がかなりある。

自分はマンガでしか知らないが「Re:Monster」はかなり近いかも。
ただ読んでいる感覚だとレベルアップをメインにした作品だし、最初からレベルMAXなアインズ様とはかなり違う印象を受ける。

テーマや原作の商業的な位置を見ていくと「まおゆう魔王勇者」がかなり近いと思う。ただ「オーバーロード」に比べてあまり人気にならなかったのは興味深い。

悪側であること、「毒」の強さ、人間に対する残酷さをどう見るかだな。
以前似たような話題で「デスノート」が「オーバーロード」に似ている作品として挙がっていた覚えがある。

「オーバーロード」に関しては弱いフリをする作品のカテゴリという見方もあるけど、、有能だと勘違いされている「優秀なフリをする」というのもあるよな。

なるほど。
どこまで意図してだったのかは分からんが、「ワンパンマン」を挙げるのはアリかもしれん。
サイタマの強さとキングの勘違いがある。

アインズ様、戦闘能力だけで政治能力は作中最低クラスだと明言されているからな……

だいたいデミウルゴスのおかげ。

それにしてもここまで挙がった作品や共通点を見ていくと、「オーバーロード」ってキワモノ枠と思いきや、要素自体はかなり定番なんだな。

同意。恐らく設定の組み合わせやストーリー展開、キャラの扱いが上手くいっているということなんだろう。アニメは人気出たし、ウチの国への影響も小さくなかった。

アニメ化されたりするレベルのは少ないかもしれんが、小説の題材としてはわりとメジャーな方かもね。
ウチの国のネット小説にもあるし、日本のネット小説でもそこそこあったはず。

ところで、スレ主はどんなのを知りたかったんだ?

ここのスレを見て分かったんだが、主な所は異形が主人公の作品だね。いわゆる人間のデザインで怪物という設定で特殊能力持ちというのでは無い、異形のモンスター。
できれば俺TUEEEEEや悪側が主人公であると嬉しい。

ああ、そのタイプか。
ならアニメだとちょっと難しいが、日本のネット小説系ならそれなりにある。アニメ化するかもしれないレベルだと「蜘蛛ですが、なにか」や「転生したらスライムだった件」それと既に出ている「Re:Monster」とかだろうか。
あとこれも既に言われているがウチの国のネット小説でもその手の設定の作品は結構あるからざっと探してみるといい。



とまぁ、こんな感じで。
似ていると思う作品に関して人それぞれな所もかなりあるようでした。

上で挙がっている作品はイロイロな方向のものがありますし、中国オタク的に「オーバーロード」はかなりフックのかかる要素が多い作品なのかもしれませんね。

私も中国のソッチ系のサイトを巡回していて思わぬ所でオーバーロードが話題になっているのを見かけて驚いたことがありますし、日本の感覚でイメージできる範囲よりも広い範囲にファンがいるように思えます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。