ぼちぼち4月の新作アニメの始まる時期になってきましたが、ありがたいことに
「銀河英雄伝説の新作アニメに関する中国の反応は?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

「銀英伝」は中国でも非常に人気が高く、更に中国で最も古くからファンコミュニティのある作品とも言われています。実際、中国オタク界隈におけるファンの年齢層の広さではトップクラスの作品なのは間違いありませんし、ディープなファンも多いようです。

「銀河英雄伝説 Die Neue These」

は中国でも配信されているそうですが、現在配信しているのはiqiyi、youku、bilibili、テンセントといったこれまで日本のアニメを多数配信してきた動画サイトではなく、コスプレやイラスト、小説などの創作や交流を中心としたオタク系SNS「半次元」という所も面白いですね。
日本から動画は見れませんが、半次元の配信ページはコチラだそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「銀河英雄伝説 Die Neue These」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新版銀英伝の第一話、わりと良くない?想像していたよりかなり見れる。

うむ。予想していたのよりかなり良かった。
最近のリメイクアニメとか、どれも頭を抱えたくなるのが多かったからね……

悪くないよね。
引っかかるのはキャラデザがちょっとその、婉曲に言えば現代的女性向け過ぎるくらいか。

ゲイっぽいのはしょうがない、黒子のバスケなんだし。
あと男の物語というのはウチの国の中だけの話で日本だと昔から腐女子向けでの人気ジャンルだ。

ディープなファンから見てどう?作画崩壊とかはどう?

今の所はわりと良いよ。そもそも作画崩壊とか言い出したら旧作の第一期は見てられん。

分かってはいたが、キャラデザかなり変わったな。
特にメルカッツ提督、貴方はかなりお顔が変わられましたね。

昔のは画質も艦艇デザインも古いし、今の時代に合わせたリメイク無しにファンを増やすことは難しいだろう。
それに細かい所はちゃんと歴史的な重みというか、歴史っぽさ?のようなものを漂わせているから銀英伝として見ることができる。

ついに銀英伝が来たか……最近は新作アニメを追っかけることが無くなっていたが、久々に毎週追っかけることにするかね。

第一話は帝国側、赤毛と金髪ばかりだったが、第二話は同盟、ヤン視点になるのかな。

同盟側のストーリーを圧縮ってことはないだろうし、第二話はヤン中心になるんじゃないか?

ストーリーは削った部分が多いように思ったし、ゲイっぽい所が多過ぎると感じたが、艦隊戦は技術的に随分と良くなっているね。

旧作はバンクシーンとクラシックでごまかしていたような所もあるからな、新作の方ではちゃんと動いている感がある。

私もアスターテ会戦の奇襲に至る流れ、同盟第二艦隊が中央突破に対応したのに気付く所とか、細かい所が変わっているような印象を受けたが、実際どうだったかな……昔の記憶なんでちょっと自信が無い。

原作小説、旧作アニメ、劇場版アニメ、マンガ版で結構違うからね。この新作アニメも独自の編集をやってくるはず。
私が今気になっているのはアッテンボローがどこで出て来るかだ。原作小説通りに出す場合3巻まで出て来ないが、それはちょっと勘弁してほしい。

旧作のアニメ版だとラオのポジションと役割にアッテンボローを置いてセリフも担当させたんだっけ。でもキャストやPVにはラオ出てるんだよな。

第一話を見たが、キャラデザ以外は結構良いね。
赤毛だけはどうも慣れない。

キルヒアイスだけは私も受け入れ難いな。他は第一話を見ているうちになんとかなったんだが。
アスターテに関しては第二話次第だけど、ストーリーの編集も今の所は悪くない。

まずは帝国側を中心に圧倒的に有利な展開を描写して、そこにヤン准将のあのセリフが響くのは良い演出だ。
彼はあそこにしか出なかったけど、それだけにとても鮮烈な登場だった。

鈴村健一のヤン、かなり良いね。
私は第一話にちらっと出てくるヤンの背中とお尻に興奮してしまいましたよ。フフフ……

そしてまたラップが死んでしまうのか……

次回は同盟側か。ここで自分のスタンスを明確にしておこう。
くたばれ、カイザー!

ほほう、確かにそれは重要だな。
ジーク、カイザー!

自分は銀英伝は知識無しの初見なんだけど、結局これは同盟が無能で負けたみたいな話でいいの?
なんか帝国側の運が良いだけにも見えるんだけど。

作品の意図としてはラインハルトが天才過ぎて同盟は負けたという展開だな、ここまでは。固定観念を打ち破り、不利に見える状況をひっくり返す天才とかいう感じで。
スペースオペラだから細かいことは気にしないで雰囲気重視で見ていこう!

まぁリアルではとか言い出すと運任せだよね。敵がミスを重ねた結果に見える。
そこに関しては天才のラインハルトはリスクが無いことを見破った、相手が反応できないようにできたくらいに脳内で補完しておくのが良いかと。

私も原作知識無いけど、同盟側無能過ぎる……それと妨害技術って帝国側が圧倒的に上だったりするの?

田中芳樹は天才の奇計にやられたという話のつもりなんだろうけど、アニメの描写で見ると同盟が無能にしか見えないかもしれん。
私も現在の知識で見ると田中芳樹の軍事知識や見解には穴が多いことや、史実の元ネタと思われる戦いも分かってしまうから、正直粗が目に付く。

2倍の敵が三分割状態とはいえ、損害無しに見える連戦で全部倒せるのはおかしいと思ってしまうね。

一応3分割された同盟側各艦隊に対しては、最後の第2艦隊を除いて奇襲が決まったという流れではある。特に第6艦隊は描写の通り奇襲からの敵前回頭で一方的にやられるという展開だが……まぁ、有能ネームド補正が有るか無いかが結局は重要かな!!

兵器や装備の強さや有効性は提督の能力によって上下します!取れる戦術も提督によって変動します!自動操縦で戦線を支えられるケースだってあります!

なんかアニメで見ると違和感が出て来るんだよね。
不思議なことに小説で読んだ時は、この後のヤン・ウェンリーと痛み分けになる所まで含めても、特に引っかかる部分は無かったんだが。

戦力配置とか戦闘描写とかが絵で固定されちゃうし、現実の事例を想像してしまうのかもね。小説版の時はなんだかんだで脳内補完や修正をしながら読んでいる人が多いと思う。

ストーリーやキャラデザ以外だと、艦艇のデザインも気になる所だ。
同盟の艦艇は旧版よりかなりカッコ良くなっている。ブリッジのギミックとかも良い感じだ。ただブリュンヒルトが……

確かにブリュンヒルトだけはちょっと微妙なデザインになってしまったかも。
他は良いだけに残念だ。

私は同盟の艦艇が旧作より更にダサくなったように思う。帝国は比較的マシだけど。
あと砲口っぽい穴は引っかかるね。

そうか?
自分は同盟艦艇がちゃんと宇宙艦艇として進化していてテンション上がったんだけど。

OPに出てきた同盟側の艦艇はなんだろうな。ヒューべリオンは名前書いてあるし分かった、あと3本艦首のはアッテンボローのトリグラフか?

同盟艦艇は旧作だと緑の箱だったからなあ……
武器の配置設定とかブリッジの設定とかイロイロ作られてそうだしそっちの情報が出て来るのにも期待だ。

俺は帝国軍の軍服が良くなったと思ったね!ブリッジクルーとかはあれで良い。

旧作アニメ版も慣れてくれば問題ないんだけど、帝国の軍服は私も初見では絶望的な違和感があったな……
元々ツッコミ所の多い作品ではあるが、新作の方では今の所上手い具合に現代向けに調整してきていると思う。

第二話がとても楽しみだよ。
ヤンの声がブリュンヒルト内に響いた時は鳥肌が立った。

第二話、「魔術師、還る」



とまぁ、こんな感じで。
細かい不満やモヤモヤはあるようですが、全般的に見れば第一話の評判は上々のようです。

放映開始前の反応をざっと見た所では、キャラクターデザインの変更に関する不満が最も多いと感じられたのですが、放映開始後は一部を除いてやや大人しくなってきている模様です。

ちなみに私がキャラデザの変化で驚いたのはファーレンハイトですね。旧作では速水奨ボイスの美形キャラでしたし、モミアゲキャラになったのは意外でしたが、食い詰め貴族という設定的にはアリなんでしょうかね。

あと中国オタク界隈で評判の悪いキルヒアイスは喋ってるのと一緒に見たら、イラスト単独の時よりは随分違和感が減ったような。
それよりも個人的に不安なのはロイエンタールでしょうか。別に新しいデザインも悪いとは思わないのですが、旧作のキャラとボイスが良過ぎたので……


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国でヤン・ウェンリーは中華系、中国人キャラと思われていなかったと判明 管理人不覚の極み

中国オタク「銀英伝の新作アニメ、絶望するべきか期待するべきかが分からん」(昨年の反応です)