ありがたいことに
「重神機パンドーラの中国での反応」
に関して質問とネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

「重神機パンドーラ」

は中国の資本やクリエイターが関わっている作品ということや、中国で非常に評価の高い河森正治監督の作品ということで、放映開始前から中国では何かと話題になっていたそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの作品に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「重神機パンドーラ」だけど、なんか予想していたのと違った。
ウチの国の要素を足したサイバーパンクみたいなのが来るんじゃないかと思っていたんだが。

私は「重慶高達」というあだ名から、ガンダムっぽいのを考えていたんだが序盤の展開は明らかにガンダムじゃねえな!

実際の重慶をベースにした景色は良いね。
所々が魔改造されたりしているけど、それはそれで。

火鍋は?火鍋は重慶の名物だ。食べないわけにはいかない!

火鍋は翔龍名物です。食べないわけにはいきません。

中国語版と日本語版があるが、毎度のようにどっちも妙な違和感が出るな……

廃墟はよく分からんが、夜景は確かに重慶だ。

これ、結局はどういう扱いの作品なの?
重慶がモデルの都市を舞台にしたロボアニメで、中国が投資しているってことでいいの?

そんな感じ。
中国の資本が入っている。あと河森監督が旅行をした中に重慶があったとか。

「アクエリオンロゴス」の件があるからちょっと警戒しながら見ている。
あと総監督河森正治とあるけど、他に監督もいるしどの程度河森監督が参加しているのだろうか……

内容についてはパッとした所は無いし、もうちょっと様子見か。

現時点で肯定的に評価している声もほとんどが国産だとか声優だとか、あとは重慶だとかでこの作品のどこが良いという話は見かけないからな……第二話で判断するのは早いが、ここから盛り返すようにも思えなかったり。

サイバーパンクっぽい世界とか、崩壊した世界っぽい設定とかは好みだが、アニメ本編は特に褒める所が無い。
あとどの辺からの問題なのかは分からないが、中国語版も日本語版もキャラの表情と声がズレているように感じられる。

キャラデザがなんか「殺馬特」っぽくてダサいのも厳しい。なんなんだあの配色は。
(訳注:「殺馬特」というのは日本のビジュアル系の影響もあるとされる中国の若者のスタイルの一つです。若い世代の農民工のファッションというイメージもあることから、あまりカッコ良い意味では使われないとか)

自分はそもそも中国人系のキャラには思えなかった。
日本の微妙なコスプレイヤーみたいな印象を受けたよ。

設定に関しては私も気になるんだが、劇中の表現がイマイチ。
「まだ話せません」とか謎をもったいぶるのがなあ……

私は気にならなかったけど、そこを嫌う人もいるとは思った。
でもストーリーの進め方に関しては悪くないと思うし、今後の展開もちょっと楽しみにしている。

ざっと見た限りだけど、CGも音楽もあまり良くないかな。私はマクロスを期待していたんだがこれでは……

突然ヒロインが歌い始めて主人公がパワーアップしたりするのではないかと気になってしょうがない。

それはそれで期待されている展開じゃないだろうか。

うーん……どっかで見たことのある設定、それも一昔前な印象を受けるネタの組み合わせというか……第二話まで見た感想は「雑なアニメ」だな。
設定やメカデザは悪くないんだけど、アニメで見るとなぜかワクワクしない。

「燃え」が無いんだよね。ロボアニメなのに眠くなる。

なんか貧乏くさいアニメだ。スラムの描写とかではなく、作品の空気やクオリティから漂う雰囲気が。

そこは私も同意する。
中方はちゃんと金を出しているのか気になって来たよ。投資投資といっても、キャッシュがちゃんと動いているか、現場に届いているかは別の話だから。

なぜ中国が投資しているアニメはこんなことになるんだ……声優だけ呼んだ方がマシなのでは……

自分も見てみた。確かに貧乏くさいアニメではあるけど、ネットで言われているほどヒドイ出来では無いと感じた。ヒロインもカワイイし。あとNARUTOみたいな攻撃も悪くは無い。

3Dと2Dの組み合わせが上手くいかずちぐはぐな表現になっているんじゃないかな。それに2Dの方も結構崩れているのが目に付く。

第二話になってストーリーは興味深いものが出てきたと思う。河森監督がどういった方向に持っていくのか期待。ただ中途半端なエロサービスは余計。

そこは「アクエリオン」的にしょうがないのでは。

第二話は評価できるだろう。火鍋だぞ火鍋。

うむ、そこは良い。
自分は東山キャラが火鍋食うシーンを見るのが目的の一つだった。それは無事果たされた。

俺は騎空士もやってるから、そのまま吸い込む勢いで食うのではないかと心配になった。

火鍋の作画に関しては血豆腐は良かったけど、羊肉片の色が微妙。あれでは食えたもんじゃない!

日本の声優が中国語発音の名詞を喋るとなんだか笑ってしまう。

花椒が効き過ぎたというセリフは引っかかった。花椒は口での「麻」だけで、身体の中でカッと来るのは唐辛子の方だ。自分でも細か過ぎるとは思うけど、気になってしょうがなかった!

あと細かいと言えば花椒が日本語版だと山椒になってるようなんだが、そこは拘って欲しかったかも。

日本人は花椒食わないし名前に馴染みが無いからね。花椒は日本で中国山椒とも言われているし、テンポ優先で山椒にしたのかもしれない。

一番良かったのは火鍋のシーン。

火鍋のシーンは良かったな、そこは評価したい。
この作品、実はグルメジャンルの作品なのかもしれない。

まぁ全く見込みが無いわけでもないし、半年の作品なんだからまだ評価を決める時期じゃないと思う。ぼちぼち期待していく感じでいいんじゃないかな。

河森監督の定番手法的な所も見て取れるし、しばらくは追っかける。
最悪スパロボ系グルメアニメとして見れば納得できる。



とまぁ、こんな感じで。
放映開始前の注目をそのまま……とはいかなかったようで、まずは様子見的なスタンスの人も少なくないようです。
それから火鍋のシーンに関してはやはりイロイロと語る人が出ているようで、ツッコミなども含めて話題になっているとのことです。

ちなみに知り合いの中国オタクの方にこの作品の分析を聞いてみた所
「世界設定から、画面構成まで全部裏目に出ているような」
「今は分かり易さが大事だし、映像が豪華でなければ手抜きと判断される」
「難しい設定や世界観など含蓄のありそうな描写をすっ飛ばして、ネタになる特徴的な所を前に出す方が今の時代は良いのでは」

といった話が返ってくるなど、現在の中国オタク界隈の好みや環境とあまり合っていないような所も見受けられるとのことでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。