ありがたいことに以前の記事
中国のギャルゲー制作チームの記事が今月のテックジャイアンに掲載
中国オタク「我が国の国産ギャルゲーがついに発売だ!」
で紹介させていただいた中国の国産ギャルゲー
「虹色旋律」
がDMMで日本語版対応で5月から配信されているというのを教えていただきました。
DMMの作品ページ

恋愛ADV『虹色旋律』がDMM.comで独占配信。スクリーンショットが公開(電撃オンライン)

まだほんの少し触ったばかりなので内容については分かりませんが、インターフェースはかなりサクサクですし、コンフィグで中国語と切り替えたりしながら進めるのもまた一興という感じですね。
虹色01虹色03虹色04
虹色06虹色05





ボイスに関しては中国語版のみで、テキストは中国語(簡体字と繁体字)と日本語のようです。
テキストのみ言語対応というのは、中国オタクの面々が過去に遊んできた「ときめきメモリアル」や「Memories Off 」などの中国語版もあるギャルゲーの環境(ボイスは日本語のみでテキストが中国語化)が反対になったような感じでちょっと面白いですね。


さて、ギャルゲーで思い付いた今回のネタを。

以前教えていただいたのですが、いわゆる日本のオタク用語としての「俺の嫁」ですが中国語では嫁のことを年齢に関係無く「老婆」ともいうので、中国オタク界隈では「嫁」「俺の嫁」という言い回しとして
「老婆」「我老婆」
といった言葉が使われているそうです。

ただこの「俺の嫁」的な言い回しが広い範囲で流行るようになったのは比較的最近だそうです。
確かに私の記憶でも、数年前はまだ中国オタク界隈のやり取りで
「日本のオタクの『俺の嫁』という言葉やそれに関するアピールが理解できない、キモチワルイ」
的な反応をちょくちょく見かけていた印象がありますね。

それが最近の中国オタク界隈では動画サイトのコメントやSNS上でのネタアピールなどが活発になると共に、いわゆる「俺の嫁」的な文脈で、
「老婆」「我老婆」
という発言が増えているとのことです。ただそれに対して戸惑いを覚える人もまだまだいるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「最近増えているキャラに対して『我老婆』(俺の嫁)というネタ」
などに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近キャラを「老婆」「我老婆」(俺の嫁)と言う人間が増えすぎてないか?
キャラに対するネタだとしても、正直あまり気分の良いもんじゃないだろ。

確かに老婆呼び、増えたよなあ
ちょっと前まではキモイということでネタにもならんかったのに

私はそんな言い方はしたことが無いしこれからもするつもりは無い。

日本のオタクの「俺の嫁」という言い回し自体はかなり前から入っていたけど、ちょっと前まではありえない叫び方だったような気もするんだ。

こういうネタを大っぴらに使ってもいいような空気が強くなったのは確かだろうね。

気軽に言っても大丈夫になったというのは分かる。
ちょっと前まではカッコ悪い、キモイというのを意識してしまったはず。

他にも、こんな言い方をするなんて作品を大事に扱っていないという風に見られる所もあったかな?

作品に対してもそうだし、キャラに対してもだよ。
私も老婆老婆と呼ぶやり方は好きじゃない。虚構のキャラが好きであっても、いやだからこそ尊重するべきではないか?

「老婆」呼ばわりする連中って、作中でそのヒロインが誰かとくっ付くことに関しても批判するからな。ネタ混じりではあっても好みでは無い。
本当にそのキャラが好きなら、好きな人と一緒になれることを祝福するべきだろうに。

自分も「我老婆」と呼びたいヒロインはいる……でも自分では釣り合わない……

スレ主の言いたいことも理解できるが、「老婆」と呼んでネタにしたい人間の気持ちやテンションも理解できるんだよなー

俺の好きになるヒロインは負け犬ばかりなので、せめてこっち側から我老婆と呼びたくなる!

「我老婆」をあんまりマジメに捉えすぎるのもどうかと思う。
叫んでいるキモオタ連中だって、ディスプレイの中に自分の声が届くなんて思ってないだろ。

でも「我老婆」とのクリスマスパーティの画像とかを見ると、次元の区別がついていない、或いは徐々につかなくなるんじゃないかと他人事ながら不安になる。

好きなキャラを好きだと叫ぶのはちょっと恥ずかしいというのもあるんだよ
ネタにするのは一種の自己防衛みたいなもんだからほっとけ

二次元に対して「老婆」と叫ぶことさえ管理しようとする、さすがは我が国の人間だ!

遊んでいるんだからいいんじゃないの。バカに見えるのは間違いないけど。

現実の女が好きじゃないから虚構の女に叫んで自らを慰めているんじゃないの。傍から見て気持ちの良いもんじゃないけど、二次元の楽しみ方の一つとしてはアリなのでは。

まあみんな「老婆」と言うわりには随分と速いペースで変わる「老婆」だけどな!だいたい3か月に1回程度のペースで!

気にするな。今叫んでいる連中もあとで後悔するから放っておけ!

いつか全てが黒歴史になって返ってくる……いつか自らによる精神的な罰を受けることになる。

私はスターを追っかける人間も、二次元のキャラに老婆と叫ぶ人間も正直理解できない。だからこういうのに対しては距離を置いてしまうね。

昔とは趣味の環境が変わったからしょうがない。
例えば動画のコメントではネタに走る方が「強い」からね。

動画コメントなんかは一番「老婆」が目立つ場所な気がする。キャラデザの良いヒロインが出てきたらもう「老婆」だ。

そこが気になるなら「老婆」を禁止コメントにするとかで対処するしかないんじゃないか?

うーむ……叫ぶ方も、それを鬱陶しく感じる方も色んな理由があるからなあ……

この件に対する批判については、あのヒロインは作中の主人公(或いはメインキャラの誰か)の嫁であって、お前みたいなキモオタの嫁じゃないだろ!というのもあったかな。
ただハーレム系作品や、主人公=プレイヤーな作品だと俺の嫁と叫ぶのも悪くは無い気もする。

ヒロインがくっつくのが嫌いなキャラ、アンチの多いキャラだったら?と言う問題もある。Fateなんかは常にその火種が……!

分かったよ。じゃあ「老婆」じゃなくて「妹」でどうだ!これなら構わないだろ!?

私は自分の好きなヒロインに対しては「老婆」と呼んだりしない。
しかし「我老婆」にならないでもいいから、ずっと独り身でいて欲しいと思ってたりする。我ながらヒドイことを考えていると思う。

キモオタは現実で結婚できる相手がいない、「老婆」と呼べる相手がいないから虚構の人間に対して叫ぶのさ。

彼女たちの、百合の関係にしゃしゃり出て来るな!と思う自分のようなのもいるぞ!

逆に言えば、虚構の中くらい叫んでも良いだろうということなんですが。

この呼び方、楽しみ方を批判する人間の方が逆に現実と虚構を分けて考えられないのではと思ってしまう。

これってネタであって本気にしているヤツはいないだろ……いないよな?
本気にしていたらさすがにネット断ちして病院に行った方が良い。

正直、ネットならともかくリアルで叫ぶのは恥ずかしい。
ただこの言い方って、あるキャラを大好きだとアピールする際のネタ混じりの言い方としてかなり使い勝手がいいんだよねー

私も現実だとさすがに叫べないよ。
叫ぶのは弾幕コメントとかネタスレとかだ。

慣れていない人が「老婆」「我老婆」というフレーズから受ける印象と、最近ネタで言っている人間の中の考えが結構ずれているんじゃないだろうか。
「老婆」って言っている人間は独占したいというより、自分がキャラが好きだというアピールな部分が多いように思うんだが。

今使われている「老婆」という言葉って、自分のキャラに対する愛をアピールすると同時に、それを自分自身を含めてネタにするっていう意味があると思う。
これは個人的な考えだが普通に直接「俺は誰々が好きだ」というのは逆に微妙な感じがしたり、軽過ぎるように思えたりもするんだよね。

変な話だが、ネタ扱いだから気軽に語れる好みってのもあるよな。
最近は「老婆」の字から受ける印象が、オタクの間でも世代や所属コミュニティによって異なるようになって来たのかもしれない。


とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈ではこの二次元における「老婆」(嫁)のネタとして扱える範囲やイメージが人それぞれな所もあるようで、いまだに混乱や反発のようなものもある模様です。

また上のやり取りにもあるようなキャラに対する態度、オタクとしての誠実さ的な方向に考えてしまう人もいるようで、この辺のマジメな考えになるのは伝統的な中国オタクのスタンスなようにも感じられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。