ありがたいことに
「中国版FGOの亜種特異点3への反応」
に関する質問やネタのタレコミを複数いただいておりますので今回はそれについてを。

中国では11/23から実装となった
「亜種特異点 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」
ですが、同時期に日本で秦を舞台にした第2部第3章が実装され中国では大好評となったことや、酒呑童子、源頼光、ゴルゴーンの画像修正などもあり、なかなかに混乱した空気での実装となってしまったそうです。
中国版告知ページ(中国語)

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「亜種特異点 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレ的なものが含まれていますので一応お気を付けください)


亜種特異点3、クリアしたが正直自分は普通くらいの出来に感じた。
事前にウチの国のスレでもストーリーが絶賛されていたけど、正直そこまで面白いとは……

日本の歴史や文化のネタが理解できる、ついていける人じゃないと厳しいという話も出ているな。
私はかなり楽しめたけど、知り合いは脱落して途中からスキップ状態になってたわ。

自分もあまり盛り上がりや面白さを感じなかったかなあ。
日本文化に関する知識や理解の不足かもしれないが、急に小規模な戦いに放り込まれて苦戦してという展開になんだか冷めてしまった。

俺も雑魚がワーワーやっているだけみたいな印象になったし、あんまり入り込めなかった。
下総国シナリオはストーリーと雰囲気が良いという前評判はなんだったのか。

ボス敵が出て残虐なことをやって人が死にまくってそれを倒しての繰り返し、特殊効果による描写もイマイチ。千子村正はCGまであったのに、なんであんなことに……

舞台装置が完全に日本ネタだから話の規模や敵のヤバさとか影響力がピンと来ない人も多かったのでは。

「サムライスピリッツ」っぽいというのだけは何となく理解した。

そう言えばイベント戦闘前のが翻訳無しでそのままだったけど、あれはどうなんだろう。正直演出の元ネタ知らない身としては引っかかった。

日本の歴史に興味が無い身としては全然面白くなかった。
日本の作品だから仕方ないのかもしれないが、劇中で時代や世界観を説明してくれるのではなく、前提知識があるものとして展開されるのが……

世界観以前になんか序盤から主人公一行が問題持ち込んで巻き込んで責任負わないみたいな展開でストレスたまったし途中からはスキップしたわ。

外伝だからしょうがないのかもしれないが、第一部の六章や七章に比べると数百人規模の話にランクダウンしたのはガッカリだ。
宝蔵院のハゲが殺しまくっても規模的に大したこと無いと感じてしまったし。

日本の戦争って言ってみればこっちの村同士の戦いレベルだから格落ち感がひどかったね。
下総国って国とついているけどこっちで言う村レベルの規模しかないだろ。日本は国土が小さいから県レベルの大きさでも国扱いだからな。

ウルクは規模大きいように見えて実は小さい可能性が……
あと描写はあっさりだったが衆合地獄と黒縄地獄とかはかなり殺してるぞ。一気に殺すという意味では明らかに今までのシナリオと違う。

大軍と対峙するのと近距離の個人戦との違いみたいなものをどう受け止めたかというのもありそう。
あと下総シナリオの微妙な規模感については同じ時期に日本版で第二部が進行していて、しかも秦シナリオが実装された情報が流れていたのもまずかったのかね。情報だけ並べるとどうしても規模で見劣りするから。

実際の所、日本の武侠小説的なノリの作品だと見れば悪くない。
そもそも1.5部はどこも小規模だし、歴史ネタだけで比較して考えると第一部、第二部とスケールが落ちるように感じるのは当然だ。

自分も武侠小説の方向のシナリオだと受け取ったしその環境での戦いだと認識していたから他と比較してというのは気にならなかった。

そういう見方も分かるが、やはり自分は下総国シナリオにはあまり入り込めなかった。
ただ異聞帯ネタや、各シナリオにおけるぐだの持ち込める戦力について定義したことの意義はあるし今後のための頭の整理にはなったかな。

俺はぐだが急に雑魚になったのが納得できなかったし、それが理由で全く面白くなかった。剣聖だ何だと言われても結局は単なる武士でしかないのに、なんで睨まれただけで恐怖してしまうんだ?
人理を救うための最終決戦で立ち向かった能力がリセットされたとでも言うのか?ポケモンのサトシみたいに。

同感だ。ぐだを主人公としてこれまでたくさんの戦いを乗り越えて来たのに、そのぐだがぽっと出の敵に恐怖するなんて落胆するし受け入れられないよ。
バーサーカーのヘラクレスのような、恐ろしさでトップクラスのサーヴァントに追いかけられても大丈夫だったのに。

自分もぐだの反応に違和感ありすぎだった。
人理を救った後、急に出てきた武士を見たらコワイ!動けない!!
ビーストや神霊とだって戦ってきたのになんで日本の武士ごときに睨まれて恐怖するんだよ……

剣豪の剣気や殺気はサーヴァントから来る威圧感や恐怖とはまた別のスキルみたいなものだよ?

敵も弱くは無いんだろうけど、型月世界でもインフレした所で戦ってきたからそのギャップがキツイ所はあるかな。
正直、援軍に風魔小太郎とか送らないでもっと強いのを送ってくれよと思った。あんまり強いの送るとシナリオ崩壊するから無理なのは理解できるがもう少しなんとかならんかったのか。

主人公は神霊だろうがビーストだろうが殴って見せたキャラじゃないのかよ。
ゲーティアと殴り合いしたのに柳生ごときにビビるとかテンション下がるなんてもんじゃない。

そういうモヤモヤは何となく分かるが、補正かからなければぐだの能力や精神力は別に強いわけでもないし、結局は良くも悪くも人間でサーヴァントになるようなのとは違うし、強い敵を上から見下ろせるわけでもない。
あと個人的にはカルデアの礼装がシナリオでも普通に通用することの方が衝撃的だったわ。てっきりゲーム的なギミックだと思っていたから。

スゴイ経験をしたからって、別に敵の強さや恐ろしさ、殺気を感じなくなるわけじゃないぞ。

敵の強さに対するぐだの反応は武侠小説でもよくあるような、相手が強いってことの表現であって主人公が無様に見えるシーンではないと思うんだが。

シナリオが悪いわけじゃない。楽しめる部分も普通にあった。
だが敵の異様な持ち上げ方とぐだの異様なビビり方が私はダメだった。

武蔵自身に敵の強さを説明させるのも良くなかったのかもね。
持ち上げまくっているこの敵、型月世界の既存の聖杯戦争やムーンセルに放り込んでもそんなに強くないよな……とか思ってしまうから熱くなれない。

敵の強さ説明は剣豪同士の強さ比較である種のお約束みたいなもんだろ。
武侠小説のノリで見ればいけるいける。

武侠小説のノリだと感じて読んだからか、自分は下総国のシナリオかなり面白かった。
新サーヴァントに関しても知らないのばかりだから真名解除されてから調べるのも楽しかった。

私はかなり良かったと感じたな。第一部に比べたら小規模だしキャラも少なかったけど、キャラ同士の関係や交流の描写が濃く独特の空気を構築していた。
実質的に武蔵を主人公としての展開が期待と違ったなんて意見も理解できるが。

イロイロな場所を飛び回るのではなく、対決する場面に重点を置いた展開が自分としてはかなり良い感じだったかな。

ウチの国のプレイヤーにとっては日本の歴史的背景や剣豪(武士と「=」ではない)の扱いに関する知識があまり無いからハマれなかったり、スケールが小さい、凄さが無いみたいなことになっているのでは。
私が見た限りでも、「剣士の対決」というのが刺さらない人にはほんと刺さらないようだ。

下総でコレだと、ぐだの能力や経験を高く評価している人は第二部でかなりブチ切れそう。
カドックとかはぐだのやったことは自分にだってできた事だという言葉をぶつけてくるから、その言葉が出た背景や性格まで考慮される前に燃えそう……

あれは日本でもかなり荒れたし、カドック関係の話題はいまだに炎上しやすいね。
ウチの国だとホントにどうなるだろうな……ぐだ=自分の体験≒現在の手持ち戦力みたいな認識の人結構いるだろうし。

私は下総国シナリオは面白かったけど、同時にFGOの世界観とは合わないシナリオに思えた。この違和感が大きく感じられる人はかなり厳しそうだ。

メインストーリー終わった後の話だし、外伝として軽く考えておけばいいんだよ。
型月作品全体で見ればズレが大きい方では無いし!

下総シナリオはストーリー上の不自由さと戦闘システム上の不自由さが合わさって微妙な評価が加速しているような気もする。

今回のシナリオ、戦闘も難しかったからな。
人によって一番難しく感じたのは違うだろうけど、大体は酒呑頼光、柳生、千代女のどこかで引っかかっている。

こっちが制限ありで、しかも運任せなバランスの戦闘もあったからね……千代女や柳生は人によってかなり体感が異なると思う。

最大の問題は武蔵本人の性能が微妙なことだよ。足手まといになっていた。
その状態の武蔵に敵の強さを語られても……!

あれ元ネタの魔界転生で柳生十兵衛が苦戦しながら協力者と共に勝っていく流れの再現でもあるらしい。でも実際にプレイさせられる方としてはイラつく。

令呪をきれば何とかなるレベルではあったが、絆稼ぎも並行してだと厳しかったわ。

その辺の体感が人それぞれなのもシナリオの評価に影響しているのかね
自分の場合はあっさり吹き飛ばしたのばかりだから、出て来たキャラがスゴイスゴイと持ち上げられまくった後にすぐやられていくパターンの繰り返しに感じてしまった。
ゲームバランス、ゲームというメディアの性質上仕方ないのかもしれないけど。

柳生がどんだけ陰謀めぐらせても最後は結局女弓の連中の宝具でボッコボコだからな……

システムや事前のネタバレ情報の影響もあったのかもしれないが、自分の印象ではずっと戦いっ放しで区切りもつかずで、逆にメリハリというか盛り上がる頂点みたいなのが無かったように感じた。燃えるストーリーではあったはずなんだが、何か足りないものがあった。

痛快に戦うシナリオかと思ったら案外そうでもなかったな。
あと敵も残虐化で流血を求めるみたいなパターンの改造ばかりで飽きた。酒呑童子や源頼光みたいな人気キャラまでそのパターンだったのはガッカリですよ。

シナリオの設定として特定の型があってそこにサーヴァントをはめるんだからパターン化するのも当然ではあるが……
あとメタ的に言えば聖杯戦争の元ネタである魔界転生を現在のFGOのキャラで演じさせようというシナリオなわけだから、こっちもお約束重視になるのは当然と言えば当然。
だからこれはもう、合う合わないな問題じゃないかね。

日本の剣豪作品文化はウチの国の武侠作品文化とは異なるからね。
日本は剣豪の剣術とその鍛錬が思想、人生と結びつく。ウチの国の武の扱いとは違う。

こっちだと剣客は国や民のためという考えが付いて回るし、相応の道徳も求められるからね。

イロイロ考えて見たが、自分の場合はやはり剣豪対決ってのがどうも理解しきれなかったんだろう。事前に聞いていたのは型月ネタだけの評価じゃなく、なんか日本人特有の武士道精神的嗜好や美意識も影響しての評価だったのではないだろうか。
一応、最後の小次郎の登場だけは熱くなれたが……

その意見は理解できる。
あと自分も最後の武蔵対セイバー小次郎のシーンだけはテンション上がったな。



とまぁ、こんな感じで。
炎上というわけではないのですが、それなりの量の不満も出てしまっているようです。

英霊剣豪七番勝負の評価に関して中国では好き嫌いがかなり分かれているそうで、作中の描写に関しても受け入れられた人とそうでない人がこれまでのシナリオよりもハッキリと分かれているとかなんとか。

ちなみにネタのタレコミをしてくれた方の話では
「理解して楽しむためにはFateの知識だけでなく日本文化の知識や感覚も必要になるので、これまでで最も難度の高いシナリオだったようにも思えます」
「武侠作品を日本人は理解できないという話を聞いたことがありますが、このシナリオはその逆の話だったのかもしれません」

とのことでした。

言われてみれば、確かに英霊剣豪シナリオは中国オタク的には意外なハードルの高さが存在したようにも思えます。
また英霊剣豪シナリオに関しては同時期に日本で実装されていた秦シナリオの盛り上がりと同時進行での評価となりましたし、題材的にも比較対象も含めた実装のタイミング的にも、イロイロと難しい所があったりしたのでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。