私の身の回りもようやく今年も終わりという感じになりました。
艦これの冬イベントにも手を付けられるようになったのでぼちぼちと始めましたが、ボケた頭でやっていたら手持ちの特効駆逐艦で二番目にレベルの高い長波に間違ってお札つけてしまう凡ミスをやってしまい、イベント攻略になにやら暗雲が……

さてとりあえず、ありがたいことに以前いただいた手頃なネタで一つ。
中国オタク界隈ではイロイロな作品の定番設定がネタとして話題になったりしていますし、その手の定番設定の扱いの変化に関する考察なども行われています。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「変身ヒーローが正体をあまり隠さなくなってきているように感じる」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近の特撮ヒーローって正体隠さなくなってるの?
自分が見た範囲ではあるが、どれも正体を隠すという意識が薄かった。ウルトラマンとか昔は正体がかなりきっちり隠されていたように思うんだが……

確かに最近は正体を隠すネタ、正体がバレるネタはあまり目立たなくなったかもしれん。

ウルトラマンは確かに最近正体あんまり隠さないな……ただ他の特撮系は昔からわりとルーズな所はあったかな。それでもなぜかバレないけど。

正体バレについては話の都合というのが大きいだろうけど、普段の隠し方や気の遣い方については今の方が何かと軽い気はするかも。

仮面ライダーは基本的に支援者がいるから、正体を隠してというのはあまり無いような……もちろん社会的に広めているわけでもないが。

仮面ライダーは身内には隠さない、一般人には隠すという印象だ。
それに対してウルトラマンは身内にも隠すという印象だったんだが……
戦隊シリーズはどうなんだ?

戦隊シリーズはそもそも複数人構成かつ組織のバックアップとか基地とかがあるから仲間内では正体を隠すとかは無いな。
もちろんシリーズによっては変身前が不明な謎の戦士みたいなのは出て来たりするけど。

今年の作品は「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」だから、正体の扱いを明確に区別しているよ。怪盗は正体が分からないように、警察は公的組織だから名前は明確にという方針があるようだ。

仮面ライダーは全ての人に対して正体を隠すということしていない。
あと変身しても周りの一般人は正体を密告することも無いし、敵もライダーの正体ばらして社会的に攻撃というやり方は基本的にしないからね。

敵側がライダーの新拠点に新装開店プレゼントして住所バレして襲撃受けたりしているからな……一応年賀状で住所を知らせて罠をはったパターンもあるが。

ウルトラマンで正体の扱いが変わったのはメビウス辺りからじゃないかな?
正体がバレても周りが受け入れてそのまま戦い続けるようになった。

ウルトラマンに限らず、昔の作品は最終回で正体がバレるかバラすパターンだった気がするんだが……

今の変身系の作品も正体を積極的に広めているわけではないから、正体を隠すのをあえて放棄しても変身して戦うみたいなシチュエーションは今でも成立する。
ただ正体がバレることはヒーローの存続に関わる絶対的な問題では無くなっているかも。

特撮に限らず、プリキュアとかでも正体バレ展開はちょくちょくあるよね。
バレる原因やシチュエーションも様々なものがある。

ウルトラマンに関しては、科学特捜隊のような組織の一員がウルトラマンでは無くなったのも大きいのでは。
ウルトラマンに変身するキャラの人間関係が変わってくるし、怪獣との接触や情報入手の仕方も変わる。そうなると変身前の人間関係や正体の隠し方、知らせ方も変わってくる。

なるほど。
考えてみれば組織内ではないから逆に周りの目が無い状況で変身できるし、変身してる時に本人がいないというのがなかなかバレないし、バレた時も個人にバレるケースが多いから雑に隠すだけでいいとなるな。

最近のあまり熱心に隠さないウルトラマンをちょっと考えて見たが、公的な身分では無いから怪獣退治に関する責任が相対的に軽くなっているように思えた。
これって現代向きになってきたとも言えるような?責任追わされ過ぎるヒーローって今はあまり好まれないだろうし。

今は「防衛組織に所属していなければ怪獣に接触できない」という認識ではなくなっているからね。
情報はあるし移動手段もある、なら一般人身分でウルトラマンに変身しても良いと。

あと考えられるのは非変身時の活動や発揮する能力の変化だな。
科学の武器で戦うのではなく、超人能力で怪人や人間サイズの怪獣と戦ったりするとなると正体隠していられない。この辺りについて他の変身ヒーロー系作品も変化はしているが、ウルトラマンについては変化が大きいのでは?

特撮に限らず正体を隠したヒーローの出てくる作品はとても多いが、作品の変遷と共に見せ方も変わってきたということなんだろう。
アメコミヒーローでも定番なある種の伝統的な設定でもあるし、常に活用方法が模索されている設定でもある。

ごく普通の学生に見える、しかしてその実態は!
みたいな設定、なんだかんだでみんな大好きだよね!!

うむ、中二的だよね。
私はずっとその手の妄想をしながら学生生活を送っていたし、今でも普通に妄想の材料になっている。

伝統的だよね。中二という概念が成立する以前からのネタなわけで。

身体は小学生だけど中身は高校生名探偵みたいなのもあるからな!

でも正体の扱いが軽いと、なんて言うか神秘性が薄れるような気もするんだよね……

理解できる。
自分にとって最近のウルトラマンが合わない理由の一つが、ウルトラマンの神秘性の喪失だ。

最近は正体は隠さないが実力は隠すタイプが多くなっているな。
俺TUEEEEEの基本。

豚にしか見えない存在が、実は虎を食う存在だったのです。
(訳注:中国のソッチ系の用語ではバカなふりをする或いは有能に見えないように擬態しているけど実は強い的なキャラクターやその行動を指す「扮猪喫虎」、「扮猪喫老虎」(豚に扮して虎を食う)といった言葉があります)

考えて見ると能力関係の秘密は相変わらずどころか隠そうとする作品が増えているような気もするけど、身分的な所の扱いは変わってきているのかもね。

能力については隠す理由が個人の利益を重視したものになっているのが今の傾向。

そういうのって本人は隠しているけど、周りには察してもらえるというか……
今の時代的な評価が欲しい、満足感が欲しいという視聴者の需要の変化もあるのではないだろうか。

他にも直接的な理解者の存在についての需要というのもありそう。孤高のヒーローというのは何かと難しいよ。

今の時代、動画サイトとかがツールとして存在するから逆に評価や知名度の向上を演出するのはやり易くなっているのでは。
むしろ正体を隠す意味は強まっている気もする。

一昔前はテレビや新聞とかの主要メディアに取り上げられないと伝わらなかったが、今だと通りがかりの目撃者がそのまま広めるという形ができるよね。
これからもヒーローの正体の扱いや、ヒーロー活動の評価の表現に関しては変化していくんだろうな。



とまぁ、こんな感じで。
ここしばらくの変身ヒーローの正体を隠すことに関するスタンスや、視聴者側の印象まで含めてイロイロと考えられるようですね。

ちなみに教えていただいた話によると、中国オタク的にも正体不明のスーパーヒーローのテンプレ設定に関しては何の問題無いようですが、その扱いに関しては世代や守備範囲の作品などによる個人差も結構あるのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。