ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

ぼちぼち春節ということで、中国のゲームはどこも春節イベントや春節キャンペーンをやっているようですが、中国版FGOも日本の年末イベントを春節に合わせて実装していることから、2/1に第2部プロローグ「序」が実装され、
中国語版公式ページ(中国語)
も査問期間中設定ということで真っ赤になっていたりした模様です。

ただ表示されている査問終了予定日が日本版の時から1年ずらした「2018年12月31日」なのはちょっと残念ですね。作中時間と中国でのイベント実装時期のどちらに合わせるのかという問題もあるのかもしれませんが。

また福袋召喚や、新年ピックアップガチャに合わせて実装のサーヴァント「葛飾北斎」についての話題も盛り上がっているそうです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「FGOの葛飾北斎」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(キャラ設定などのネタバレも含まれておりますので一応お気を付けください)


FGOの葛飾北斎って普通の「娘化」じゃなかったの!?
ピックアップに備えて情報収集していて初めて知った……

そうなんだよ。
ネタバレ情報になるし、詳しい人がいても場所によってはそこまで突っ込んで語れないしな。

どうせだから自分も聞いてしまうが、FGOの北斎って普通の娘化ではないならどういう形なの?いわゆるデミサーヴァントみたいな憑依?

あえて言うなら近いのはアルテミスとオリオンだな。本体いるけどメインじゃないというタイプ。葛飾北斎の本体は横に飛んでる蛸。

そうそう。
ただし葛飾北斎という概念で考えた場合、あの形でも間違っていない。どれが本当の葛飾北斎というわけではないから、サーヴァントの組み合わせでも史実的にはある意味正しい。

このスレネタバレOKか。
FGOの葛飾北斎はお栄と葛飾北斎による複数人型のサーヴァントなんだよな。

第三臨の状態が一応娘化と言えなくもないが、クトゥルフも混じるから単純に性転換したとは言い難い。

女性の方は葛飾北斎の娘で葛飾応為だ。
スレで「阿栄」と言われているのは、阿栄が名前だから。応為は雅号。

そういう関係なのか……じゃあ形態によってはうっかり中身男の女に萌えるパターンにもなってしまうのか……!

あれは本体蛸だから、あえて言うなら異形化枠のサーヴァントかね。
雷帝や項羽と同じカテゴリにするべきなのかも。

でもなんでフォーリナークラス、それもクトゥルフ、異星人ネタと合体させたんだ?そこも分からん。

だって日本最古の触手絵師だから……

クトゥルフは触手や吸盤ネタとかあるし、葛飾北斎に関して調べると蛸のエロ画が……!

鉄棒ぬらぬら先生は日本の触手絵師の第一人者だぞ!
そこに芸術家とクトゥルフネタを巻き込んだ。

検索して理解した。100年……いやもう200年近く前に既にあったのか!触手プレイが!!!!

現代において触手プレイ浮世絵で一番有名なのは鉄棒ぬらぬら先生だけど、歌川国芳の玉取姫之図などから影響を受けたという説もあるし、類似のエロネタを描いている絵師もいるから、当時の日本では既に触手がエロジャンルの一つと化していたとも考えられる。

しかし百度で検索してそのまんまモロに出てくるのに笑った。芸術だから大丈夫なのか!?あとwikiの方も中国語版で完全訳文が載っているし。

葛飾北斎は単純な人物ではないからね。薄い本を描いていたりするのも含めて。
FGOに限らず創作のネタとして扱いやすい人物なのだろう。

葛飾北斎は調べれば調べるほどネタ方面の事実が出てくるからな……

あの時代に既に薄い本を描いていたとか凄いわ。
日本の歴史上の有名人物で世界的な評価も高いのにエロ本まで描いているとか恐ろしい人物もいたもんだ。

まだこっちでは実装されていないが、ハワイで同人イベントやるサバフェスで薄い本を描いて当然なサーヴァントの一人という評価はネタじゃなく史実ベースの正しい解釈だからな!

薄い本用というか春画用のペンネームも使っているからなあ。
日本の薄い本が昔から続いていたものだったのかという話も含めて、本当に言葉もない!

雅号いっぱいあるのも面白い。明らかに中二病なのも存在する。
当時の日本人はどういう風に受け止めたのだろうか?

葛飾北斎はネタバレを知るとそこまで複雑では無いんだが、デザインだけしか知らない場合は結構認識がズレる。
目を引くデザインだから、みんなまず娘化路線で受け止めてしまうんじゃないかな。

魯迅が好きなのは葛飾北斎(FGO)とか物凄いネタとしてのパワーがあったからなあ。

日本文化方面で「葛飾北斎が好き」といったらネタにできるレベルだったからね。
ただ一般の人間とFGOを知っている人間、更に葛飾北斎にある程度詳しい人間で受け止め方が異なる事態に。

お栄も葛飾応為として活動していた実在の人物だから、性別方面は実はいじっていない。そこがちょっと独特。

確かに。
葛飾北斎に関してはにわか発言、作品をきちんと見ていない理解していないというのがネタの扱いですぐに分かってしまうような所がある。

キモイ娘化の例として葛飾北斎の画像をあげるとツッコミ受けるからなー

そしてそのツッコミを理解できない、聞く耳持たずに話が通じないのとはそもそもFateネタで話す意味がないということになるからね。

まぁ最初はウチの国の型月ファンの間でも安易な娘化ということで批判出たからね
「ジジイで実装したら課金されないからってなんでいつもの娘化なんだ、実装するなら性転換せずに瀟洒な画家とかでいいだろ」といったような感じで。

フォーリナーで実装というのも混乱を加速させたんじゃないかな。最初はツッコミ所しか無いようにも感じられた。

2017年の年末頃のスレとかみるとブチ切れているのも見かける。名前とイラスト、とりあえずの設定だけでは衝撃を受けるのも無理はない。

このスレ追っかけても分からないんだけど、FGOの葛飾北斎が「葛飾北斎という概念で考えた場合、何も間違っていない」ってどういうこと?

そのレスしたの俺だけど、「葛飾北斎名義で作品を作っていたと考えた場合」についてだね。
まず日本の浮世絵は版画が主流だから工房による量産形式で、複数の人間により葛飾北斎名義の絵を生産していたという事情がある。
それに加えて葛飾北斎作品の中には葛飾応為が代筆をしていたものが存在するとされているし、販売する際に葛飾北斎ブランドを利用して葛飾応為の絵も葛飾北斎名義で一緒に売られていたという話もある。
だから葛飾北斎という概念でサーヴァントにするとしたら二人組で出てくるのも正しいというわけだな。

理解した。
葛飾北斎というある種の制作スタジオと考えた場合みたいなものか。そうなると文化方面のネタ知識も試されるサーヴァントだったわけか……

そうなんだよ。
FGOの葛飾北斎実装により、「葛飾北斎好き」に関する真偽も判明するようになってしまうのがなんか面白かった。もちろん俺も自分のニワカ知識が判明して焦った方だ!

調べていくとまず「これは本人ではなく北斎の娘だ」という認識になってその後「いや、やはりこれ本人だ」となる。
「葛飾北斎」に詳しい場合、女性が出た時点でその辺りのネタを考察できたりしたのかな。

思わぬ所で面白い知識が得られるし、それと同時に自分の知識量、実はたいして詳しくないみたいなのがバレるからFGOは恐ろしい。



とまぁ、こんな感じで。
FGOネタだけでなく史実の葛飾北斎を調べて驚く人も出ているようでした。

中国でも葛飾北斎は高く評価されていますし、中国オタクの面々も名前は聞いたことがあるという人が少なくないかと思われます。
そしてFGOでサーヴァントとして実装となり、改めて史実関係のネタをどうアレンジしたのか、どう掘り下げていったのかと史実ネタも含めて調べてみた所、更に困惑する人も出てきているとかなんとか。

このネタを教えてくれた方によると
「なんとなくスゴイ芸術家というありきたりなイメージだったので、史実ネタを調べて驚きました」
とのことでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
それと質問をいただいている「禁忌降臨庭園セイレム」の反応については近いうちにまとめられたらと考えておりますので、もう少々お待ちいただければ幸いです。


中国オタク「日本のアニメで魯迅の名言が引用されたんだが魯迅はあんなこと言ってたっけ?」