ありがたいことに
「今期の新作アニメMIXの中国での反応はどうでしょうか?中国ではタッチやH2などのあだち充作品のファンもいると聞きますが」
と言う質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「MIX」

は現在中国の動画サイトの方でも配信されているようですが、野球という題材的にやはりオタクの間でも一般的な人気獲得は難しいようです。ただ中国オタク界隈では過去に「タッチ」「H2」「クロスゲーム」といった作品に触れたことのある人からの注目が集まっていたりもするようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「MIX」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「MIX」が自分にとってかなりの収穫だ。
安定したクオリティで演出も良い。第一話の最初に昔の放映形式にした演出とか自分の中の思い出を刺激してくれる。

このアニメ、非常にあだち充だよね。

言いたいことがとてもよく理解できるぞ。
以前のアニメ化作品に比べて、更にあだち充のマンガに近いアニメになっているね。絵柄以外にもカットやテンポとかも。

野球作品はしばらく見ていなかったけど、ボールの音を聴くと気分がのってくるね。

熱いスポーツ部分と、繊細な感情による恋愛部分が両立するあだち充作品が大好き。「MIX」もメイン三人の描写に安心しつつ期待が高まっている。

今の時代に大人気にはならんだろうけど、私にとっては非常に嬉しい作品だね。

こっちだと野球ってだけで難しくなるからな。
作品を理解するためにまず野球を勉強しなければならないということになるし、甲子園を話題にできるのはマニアの間だけだから。

「おおきく振りかぶって」にハマった子が野球のルールや習慣を把握するのに苦戦していたのを思い出したよ。
あだち充作品はキャラクターの関係中心に見ていけばいいからまだ野球作品の中では楽な方だけど、それでも最低限の知識は必要だからね……

俺はあだち充作品を野球作品としては評価できない。
無敵の投手が中心になるストーリーは見ていて引っかかる。「MAJOR」なんかもそうだが、投げては160キロ以上、打ってはホームランじゃ戦術も何もあったもんじゃない。「ダイヤのA」のように投手だけでなく走攻守を全面的に描写する方が見ていて面白いし、野球の魅力だって描写できるのに。

あだち充の野球作品は甲子園を目標とした青春ストーリーだから「野球の魅力を描写する」のとはまたちょっと違うからね。
他の野球アニメも悪くは無いんだけど、キャラが多くなると描写が分散してストーリーが冗長になったり自分が見たい部分のストーリーはいつになったら進むんだみたいなことになったりするという問題も出てくる。あだち充作品はその辺がすごい楽なのよ。

野球関連でちょっと分からんのだが明青って野球部としてはどうなの?
練習緩いみたいだし、そこから甲子園に再度出場するのは難しいと読み取ればいいのかな?

中学に関しては練習量の問題よりも、監督と金持ちの息子の件で部が組織的に崩壊中なのが問題といった所かな。

元々明青は弱い所で、甲子園に出た時も達也がいたから出られたようなものだ。
「タッチ」の頃の明青も問題は多かったし、それを考えると「MIX」の明青はまだマシな空気になっている気がしないでもない。

明青の過去の実績は天才のおかげだから……
もっとも、あだち充作品でも段々と天才一人だけでは甲子園いけないという認識になっている。現実でも近年の大会では天才投手だけで甲子園出場というのはほぼ無理になっているとか。

今になって考えてみると、「タッチ」の明青は監督の西尾が最大の問題だったような……

あだち充作品の中で、明青野球部の体質はかなりクズな方だからね。柏葉英二郎を陥れなければ甲子園いけたかもしれないという過去もあったし、弱くなるのも当然な気もする。

私はやはり達也と南ちゃんがどうなっているのかが気になる。
作中時間でもリアル時間でも30年経っているようだし、結婚して子供がいるみたいなことになっているのか。南風も既に無くなっているようだし。

「MIX」は自分の中では野球作品というより、あだち充作品というカテゴリだね。野球作品を見るというより、あだち充作品だから見ている。

理解できるよ。飛びぬけているわけではないけど、安定した作風だから安心して見ることができる。浅倉南のナレーションも合わせて、回顧ネタ作品だけど自分は大歓迎だ。

声優ネタもそこそこあるよね。浅倉南役がナレーションだったり、内田姉弟が兄妹役になってたりする。
俺は原作は読んでいなかったけど、絵柄と演出でなんか懐かしい作品を見ている気分になって、追っかけるの決定した。

私は野球に興味ないけどメインキャラの声優で見始めたらストーリーや雰囲気も普通に気分よく見れて思わぬ拾い物をした気分だ。

主役が梶裕貴だから声優で見るのをやめた人も出るだろうキャストだが、俺は嫌いじゃない。

青春恋愛ストーリーとキャラの描写に関してはあだち充大師はとても信頼できる。

しかしあだち充作品だから、車が出た瞬間に警戒してしまう自分がいる。

コメント弾幕もキャラ死亡ネタが多いからな……

それちょっと不思議なんだが、みんな頻繁に兄弟のどっちが死ぬのかそれとも妹が死ぬのかみたいなネタを口にしているけど一体なぜ?
「MIX」って野球がテーマだからスポーツ系作品でしょ?それなのに人が死ぬの!?もしや心理的に備えておかなければならないタイプの作品なのか!?

あだち充作品を見るのは初めてか?
あだち充と言えば重要な人物が死ぬのがお約束だぞ?

あだち充作品で必ず重要人物が死んでいるわけではないんだが、死ぬときは極めて印象に残る上に作中のキャラの人間関係に強く影響するような死に方なんだよ。
それにアニメ化されて人気になった作品で死んでいるからね。「タッチ」は伝説だし、「H2」も非常に印象的、「クロスゲーム」もストーリーの鍵になっている。

「タッチ」の上杉和也に関しては後から考えると本当にスゴイことやったと思うけど、当時のファンは阿鼻叫喚だったらしいな。
自分は知り合いからネタバレ食らったが、それでも知った時はかなりのショックだった。

あだち充は死ぬ前提のキャラを出して人気が出ても変更せずに押し通す。爽やか系だからと無警戒でいるとダメージが来る。だから兄弟姉妹的に近い人間がいると警戒するのも無理はない……!
近年の作品は基本的に爽やかな青春系、アニメ第一話から漂う雰囲気なのは間違いないんだけどね。

あとネタと言えば、兄弟が似ていないというセリフがあったけど、あだち充のキャラだから説得力がない。

お、俺はさすがに主人公級は区別はつくようになったはず……

時代や作品ごとに絵柄が変化していくから作品が違うと区別はつくかもしれないけど、あだち充の今の絵柄でタッチのキャラを描いたとかになると区別できる自信ないかも……

なんか皆の話を見ていると、原作がまだ決着ついていないようだが、原作足りるの?

アニメは1クールしかないようだから、心配しないでいいぞ。
原作はまだ甲子園に行っていないし、第一期は途中で終わる予定なんだろう。原作と合わせて長期的にやっていってくれると嬉しいんだが。

原作の方でもいまだに達也と南ちゃんが出ていないんだよな……いつになったら出てくれるのか。

ちょっと顔を出してくれれば満足なんだけどねえ。

「タッチ」は名作だし個人的に一番好きなスポーツ系作品だけど、さすがに今の時代だと通じないか。ランキングでも伸びていないし。
やはり「タッチ」を知っているか、この作品から「タッチ」をはじめとした一連のあだち充作品に手を出すのはいないのかな。

そういう人は少ないだろうな。
この作品に食いつくのは上の世代か、たまたまあだち充作品を見ていた人がほとんどだろう。

「タッチ」はウチの国のテレビでやっていたから私の世代だとみている人も多いけど、若い世代は見る機会そんなに無かったんじゃないかなあ

「タッチ」もいいけど、「クロスゲーム」もオススメだ!

自分は「クロスゲーム」から「タッチ」、「H2」の流れだった。
4月新作だと「MIX」は個人的にかなり好みだが、同じリメイク枠の「フルーツバスケット」に比べるとテーマ的にもファン層的にもどうしても厳しいね。

リメイクや続編系だと絵柄とかの作品の雰囲気が合わないことも少なくないんだけど、MIXはなんかとてもしっくり来る。逆に今期新作だと「フルーツバスケット」は絵柄かなり変えてきたから、古参には不評だけど新規取り込み的にはあっちが正しいやり方なのかね。

あだち充作品からオタクになった者としては、「MIX」を見ているだけで昔の気分を思い出せるから貴重な作品だ。
毎週まったりと見ていきたいし、じっくり続いて欲しいなあ



とまぁ、こんな感じで。
新作アニメでファンが広がるのかはわかりませんが、あだち充作品を知っている層からは歓迎されている模様です。

ちなみに中国では90年代後半に「タッチ」がテレビで放映されていたそうですし、その後もマンガやアニメ経由であだち充作品が定期的に入っているとのことです。
そんな訳で「MIX」に関しては中国オタクの上の世代を中心に懐かしさやお約束的なものを感じられる作品になっているのだとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。