令和になりましたが、当ブログは平成と同じくぼちぼちと更新を続けていく予定なのでお暇なときにでも見に来ていただければ幸いです。
今回はイロイロと教えていただいている中国のレトロゲーム事情、
「中国で大人気になった伝説のファミコンソフト」
などについてを。

それ以前にもイロイロなルートで断続的に入ってはいたそうですが、中国本土でゲーム機が本格的に流行ったのは90年代前半から半ば頃にかけてだと思われます。

当時中国本土ではFCのコピー機
「小覇王」
が爆発的に流行り、FCのゲームに時間を忘れてハマる人がかなり出ていました。
「学習機」という名前でお勉強にも使えるという宣伝が日本以上に有効だったという話もありますし、当時のテレビではジャッキー・チェン出演によるCMが流れていましたね。

この小覇王で遊ぶFCのゲームに関しては、90年代前半〜半ば頃の中国がまだ娯楽が少ない時代だったこともあり、娯楽に対する抵抗力が本当に無くドはまりしてしまう人が続出していたようです。
私も中国では子供も大人も数時間どころか十数時間ぶっ続けでゲームを遊んだなんて話をよく聞き、ゲームは1日1時間世代だった身としてはかなり衝撃を受けた記憶もあります。

その当時の中国ではゲーム機の流行に関して中国国外とは完全に別のものになっていましたし、ソフトに関しても基本的に正規ルートではなく海賊版ルートで入っていたことなどから、流行った作品や思い出の作品も中国独自のものとなっているようです。

ちなみに私も93年から北京にいたので、一応小覇王などが流行った時代を経験してはいるのですが、その当時はまだ中国語がほとんど分からない状態だったことに加えて現地の学校でも愛国主義教育が盛り上がっちゃっていた時期で日本人として吊し上げ状態にされていたので楽しむ余裕も無かったことから、中国で流行ったFCのゲームに関しては知識も経験もイマイチだったりします。

90年代の中国におけるゲーム事情はどうしても記憶頼りな時代のネタになりますし、以前はなかなか面白い情報や有用な情報が見つかりませんでした。
しかし幸いなことに、近頃の動画配信が活発になっている環境では動画でゲームネタを扱うことが増えているので、レトロゲームネタもイロイロと活発に出ている模様です。

youtubeにも当時の思い出話やゲーム事情も含めた様々なゲーム実況動画がアップされたりしていますし、今回の記事の内容も大体カバーされているかと思うので、中国語が分かる方なら直接見た方が早いかもしれませんね。
特にコチラなどは中国で当時大人気だったゲームがまとめられていて非常に面白かったです。



とりあえずこれまでに教えていただいたネタなどに関して大まかな所をまとめてみようかと思います。
まず上の動画にも出ていますが、中国で大人気になったFCのゲームを挙げていく場合に欠かせないのが
「魂斗羅」
だそうです。
聞いた話によると、
「恐らく中国で一番人気と影響力のあったファミコンのゲームだったのでは」
とのことです。

実際その影響力はスゴイものがあり、以前の記事
上海の公安が魂斗羅ネタ動画作成「残機30人はないけど、平和を守る心はあるぜ!」
のようなことも起こっています。

それから魂斗羅に続くレベルの普及率の高さだったのが
「沙羅曼蛇」
だそうです。この影響により中国では「グラディウスシリーズ」ではなく「沙羅曼蛇系列」という呼び方になっているとも。
また魂斗羅と沙羅曼蛇の影響から「秘籍」(裏技)としてのコナミコマンドが広まったそうで、上の上海公安の動画でも言及されている「30条命」(残機30)が裏技の代名詞的存在になったのだとか。

それから他に私が中国オタクの方とレゲーの話をしたときによく聞く当時の名作としては「バトルシティー」「すごろクエスト」などもありますね。

「バトルシティー」に関しては中国国内で魔改造コピーのROMがかなり売れていたそうです。
またこの魔改造コピーゲームが更にコピーされたせいで、それを売っていたゲーム会社の収益にも大打撃が出たなどという笑い話もあるそうです。

それから「すごろクエスト」に関しては現地のゲームメーカーが勝手に(許可を取ろうとしたけど取れなかったという話も出ていましたがどうなんでしょうね)中国語化したバージョンが有名だったそうで、一時期は値段が高騰して入手困難だった時期もあるそうです。

また日本ではそこまで突出した人気ではないものの、中国では大人気になった作品には「グリーンベレー」「ファイナルコマンド 赤い要塞」などもあるそうです。
聞いた所によると、この二作品はどちらも日本のディスクシステム版ではなくアメリカのNES版経由の海賊版が主流だった模様です。

どちらもROMカセットになっていたこと、アメリカ版の調整が入っていた方が遊びやすかったことから日本の「日版」よりアメリカの「美版」の方が当たり扱いされていたとかなんとか。
ちなみにこの辺りの作品の背景、冷戦ネタなどについては人によってはなんとなく想像されてはいたものの、詳しい所はほぼ知られていなかった模様です。

他にも当時の中国独自(?)の定番人気ソフトとしては、スト兇量詰矢理FC移植ゲーがかなり出回っていたそうです。
このFC版スト兇亡悗靴討蓮日本のゲーム雑誌でも度々ネタになっていたかと思います。

ストリートファイターは中国語では「街頭覇王」、通称「街覇」となっていますが、FC版は操作キャラの数をアピールする
「〇人街覇」
などといった形で、どんどん人数が増える新作が出ていたとのことです。

もっとも中身はコンパチキャラだったり選択できなかったり、果ては別のゲームのキャラグラを無理矢理FCの街覇のキャラにしたものもあったそうですし、それ以外にもOP部分に全力を投入してゲーム部分はお粗末といったのもあったとかなんとか。


ダラダラと書いてしまいましたが、とりあえずこんな所で。
今回あげた作品に関しては、上の動画をアップしている方の関連動画でも言及されていると思いますし、他にもイロイロな中国のレゲー事情に関する紹介や作品レビューなどがあるようなので、連休中に見てみるのは如何でしょうか。私は現在かなり時間を取られております。

例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。