ありがたいことにネタのタレコミを含めてイロイロと教えていただいたので今回はそれについてを。

日本社会が舞台になっている作品、日本人の価値観や生活習慣を基準に作られている作品を見ていますし、日本のニュースに対するアンテナも伸ばしていることから、日本の生活習慣や考え方について、中国のものと比較して考察してみるといったこともちょくちょく行われている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国では結婚する時に家(部屋)を買うけど、日本はそうではない」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


もしかして日本人って結婚する時に家買わないで問題無いの?
なんかアニメやマンガ、ゲームの結婚ネタや結婚のニュースを見ても、明らかに家を買う方面の言及がない。あっても借りる方ばかりだ。

日本の若者は家を買うより借りるスタイルだぞ。
買うのは結婚して家庭を作り、ある程度稼いでからだ。

マンションとかでも賃貸の方が多いんじゃないかな。
購入というのは収入が安定して、経済的に余裕が出来たタイミングになるはず。

日本は結婚する際に家を買う必要が無いから、アニメやマンガ、ゲームでもあんなに恋愛ネタを気軽に扱えるんじゃないかと。結婚までの障壁で現実での難度を意識させられる要素で、大きなのが一つ、確実に少ない。

日本だって家、部屋を買う必要はあるけどウチの国よりも楽だからね。
ウチの国の結婚する際に家を買えないのが問題になるという事情は世界で笑いのネタになるレベル。

日本は賃貸で結婚することも多いぞ。中国と比べた場合、非常に多いと言えるレベル。

ウチの国が家を買う習慣のまま家の価格が高騰しちゃったという面があるからな……その前は職場から家が供給されていたけど、それが消えて一気にインフレだから社会的にかなり歪なバランスになっている。
そのせいで結婚できない理由に家が買えないってのが出てきてしまったわけだから。

日本も80年代のバブルの時は似たようなもんだったんじゃないの。

冗談言うな。日本人の家を買わなきゃいけないというプレッシャーは中国の比じゃないぞ?家を買うというのがどれだけネタになると思っている。

日本は若い時は買わないでもいいし、最近は人口減少で家が余っているという事情もある。
それにウチの国だと家を買うのは将来の投資も兼ねてというのがある。インフレ具合から銀行に金を預けていてもしょうがないし。

「日本人の家購入に関するプレッシャーは中国人よりも更に大きい」という評論はちょくちょく見かけるけど、日本は都市の中心部を外れると価格が落ち着いてくるから中国とは基本条件が違う。
こっちは大都市の中心部から外れていって、そこに住むと厳しいような場所でも高過ぎる。

一線級二線級の都市の家の値段は人口がもっと減らないと厳しいだろう。
戸籍制度の変更はほんのちょっと現実味が出てきたが、こっちは現実味が無い。

人口減っても一線級の都市の不動産価格は下がらんよ。
日本だってあれだけ少子化が進んでいるのに東京は家不足で価格は高騰中だ。

中国は地方の辺鄙な都市でもブランドのある場所と建物の所はまだ高いからね。それ以外は下がる所やそれ以前に上がらない所も出ているが。
そもそもウチの国は一線級や二線級の都市以外はおまけみたいなもんだからな。それ以外の都市の不動産価格が下がっても損する人間や政府が出るだけで、一線級の都市の不動産需要は当面変わらん。

我が国では、家が高いというのが家を買わないと結婚できないというのに変換されて、ネタ混じりの嘆きになるのがどうにもなあ……

極端なネタほど厳しくはないだろうけど、日本の賃貸で問題無いスタイルは気楽でいいなーとは思う。日本は日本で特有の問題はあるんだろうけどね。

日本は親の家の相続という機会もあるから、余計に急いで家を買う必要はないということになるんじゃないか。

日本は昔から借家生活が珍しくなかったというのもあると思うよ
近代文学でもそれなりの地位の登場人物が借家住まいなんてのは珍しくない。家を買うに越したことはないのだろうけど、別に借家でもそれほど抵抗が無いのだろう。

二次元で言えばドラえもんの野比家、東京の練馬区にある2階建ての家。あれも借家だからね。日本の借家はあれくらい安定した条件が選べる。
ウチの国の借家、賃貸マンションなどとは基本的な安定感が違う。

そうそう。あれが借家というのには驚いた記憶がある。
劇中ではのび太のママから家賃が値上がりするという話が出ていたこともあったが、ウチの国みたいな不安、値上がりが激しくてすぐに追い出されるとかは無さそうなんだよね。

結婚する際に家を買うという中国の考え方はとても合理的。
日本に限らず、外国の住むところが賃貸なのに結婚するというのはバカじゃないかと。

別に賃貸物件に住んで結婚するのがバカだとは思わんが。
確かに家を買った方がいいだろうとは思うけど、中国の現在の社会環境で家を買わないと結婚できない空気の方はバカらしいと思えたり。

欧米人も日本人も一生かけても家を買えないから賃貸に住むしかないんだよ。
生活が苦しくて刹那的に考えて生活せざるを得ないのだからしょうがない。

ウチの国も一生働いて家を買えるかという問題になっているがな!そして賃貸は生活への影響も、契約の条件もどんどん厳しくなる。

ウチの国では人として生きるなら、家を買って結婚して子供を作ってというのが非常に強いからなあ……
外国人とはライフスタイルが違うし、結婚できないのが自虐になり過ぎている。

中国では家を買わずに結婚するなんて不安定なことをなぜやれるのかという気持ちになるが、日本では借家でもかなり安定している。
日本では保証人とか敷金礼金など慣習的にめんどくさい部分もあるけど物件は探しやすかったから、賃貸で暮らすことに関する認識はかなり違いがあると感じた。

結婚する時に家を買うという考えは問題無い、問題無いのは中国国内の家の価格が高過ぎるってことだ。親とか上の世代に頼らないで自分だけで買うのがほぼ不可能ってのは大きな問題。

家が高過ぎるというより、そもそも結婚するかどうかの若い世代が家を買う資金を作るのは厳しいだろう。
現実では親からの援助があるのが普通だけど、創作のキャラにそこをくっつけるのはね……恋愛ネタを扱うにしても、ファンタジーにするか設定で下駄をはかせるしかなくなる。

家を買わないと結婚できないというのが、そのまま親の金の問題になっているような所もあるからな……
若い世代が自分の稼ぎで住む所を決めて結婚まで行けるってのは問題少なくて良さそう。

結婚しているときに家を買うと離婚する時に財産分与でもめるらしい、まずは賃貸でというのは現実的な考えもあるのでは。

ウチの国で住むところの支給があったのははるか昔だからな……

国内だと借家で結婚したら、子供が生まれた時にどうするんだという疑問が出てくるよね。
上の世代なら気にしないでいられたのかもしれないが、今の感覚では考えないではいられない。

そう言えば日本で家を買う人が少ないのは、会社が従業員に福利厚生の一環として社宅を安く提供している、或いは家賃補助が提供されるからというのもある。
家を買ったらこれが無くなる上に、日本の会社は転勤もあるから結婚する時ではなく、結婚して落ち着いて子供の教育なども見えてくる時になってから家の購入を考慮していけばいいんだと。

日本は空いている家が多いし、少子高齢化が進むから値段が上がることもない。
家を貸したい大家の方が多いから家賃が跳ね上がることもない、だから一生借家で暮らすという選択をしても問題無いんだよ。

家賃が値上がりして住めなくなるというのが無いなら、生活設計を借家ベースで考えても良いわけだな。

中国人の人生は家を買うためにあるからな。国の福利厚生や公共設備といった前提が違うから他所の国と同じには考えられない。

日本に関して言えば、あの国は災害が多いし、家を買うのはリスク高いという事情がある。それに加えて気候や木造建築の関係から家の耐久年数も短いから、欧米の家と違って価値が速く落ちてしまうから投資としての家の購入はそこまで安定したものにはならないようだ。借家も合理的な選択の一つなのだろう。

ウチの国も投資という口実はあるけど、それに加えて安定を求めてというのがあるからなー
一線級の都市でなくても良いけど、自分の安心して暮らせる場所が、小さな部屋でいいからそういう平穏さが欲しいよね。自分が好きにしていられる場所が。
自分の少ない給料じゃ一生かけても無理だろうけど。

今のウチの国の政策だと、家を借りる方は本当に厳しい。
住んでいても中をいじっちゃいけないし、家賃はどんどん上がる。金が無くてルームシェアにしても、ヒドイのと住むことになるリスクは無視できない……

現在の中国では家を買わないと結婚できないというのは、安定を求めている所もあるんじゃないかね。今の仏系とか言われている若い世代は将来の不安ばかりだし。

国は家を借りている人間の利益なんて考えてくれない。どんどん家を売りたいという考えなんだろうけど、借りている方の立場が弱すぎる……

そうだね。だから結局は自分の家が欲しくなる。結婚するなら自分の家を買わなければならないとなる。



とまぁ、こんな感じで。
今の中国の家(部屋)を買うということに関するアレコレが出ていましたが、なかなかに夢も希望もない空気となっているようです。

今回のネタを教えてくれた方からは
「今の中国では家を借りている人と大家の力関係で、大家の方がかなり強いです。貸りたい人の方が多いので大家が強気」
「日本と比べて借りている方はかなり弱い立場ですし、更にインフレのせいで家賃がどんどん値上がりして住んでいられなくなるのが怖いです」
「それにマンションの部屋などでも投資関係も含めて、又貸し、更にその又貸しなどもやっているから実際に住んでいる人間から見ると何がなんだか」

といった話もありました。

そういった背景もあるので、上のやり取りにもあるように「家を買いたい、買わなければ」という考えにはイロイロな要素が含まれているようですし、若い世代からしてみると安定志向があるからこそ家が欲しい……という感覚になるのかもしれませんね。
ただ
「家を買ったからといって、耐用年数はどの程度なのかはよく分かりませんから物理的にいつまで住んでいられるかという不安もありますね!中国ではマンションに住んでいても公共スペースの扱いはヒドイですし、メンテナンスもどうなっているのか不安になります!」
といった話も飛んできたのがなんともかんとも。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。