艦これのイベント、やっとE3の攻略に取り掛かかりましたがJohnstonとZaraを既にE2に投入してしまっているのが不安材料だったり。
さて今回の更新を。

中国では9月から新学年が始まるので9月の上旬〜中旬は勉強以外の学校生活も忙しく、夏休みからの切り替えに苦戦する人もわりと多いそうです。
そんな中、気分転換やら現実逃避やらにオタク系コンテンツを活用しようという話題が出たりもするのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「やる気が出るアニメを教えて」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


やる気が出るアニメを教えて……新学年になったのになんかやる気が出なくて……

その時の気分次第だろうから難しいな。広い範囲の人に薦めるということであえて挙げるなら「ハイキュー!!」とかかなあ。

気軽に見れてその後のオタクとしてのネタにもつながるということで「かぐや様は告らせたい」とかはどう?
ラブコメでご都合主義ではあるけど、白銀会長の言動にはやはり心動かされるものがある。

白銀会長は良いよね。
学生の時は基本的に勉強しかできない状況だから余計に。

ネタ込みで気軽に、そして熱くなれるのだと「生徒会の一存」とかは?
オタク向けで萌え重視なのに、杉崎鍵の評価などによっていまだに作品の地位を維持しているのはこの作品のプラスのパワーの証明かもしれん。

やる気をもらうという方向なら、銀の匙」の悩みながら進んでいく感じは良い。
それと合わせてマンガの「百姓貴族」も読むと心の整理も付く。

自分にとっては「響け! ユーフォニアム」がそうなんだけど、あれは作品の評価はともかく、受け取り方が結構変わるからなあ

真面目に言わせてもらうが「ラブライブ!」
あのストーリーとライブシーンは落ち込んでいる時にも響くよ。精神状態が微妙なときは、内容以上に視聴覚からの影響を重視するべし。
一度テンションが上がればわりとなんとかなる。

ホントに努力するなら機械的なことの繰り返しになる部分を避けられないんだから、まずは娯楽から離れるないとダメだろ。

じゃあまずその娯楽を捨てる気力が出るための娯楽を教えてくれ

一度動き出せればいいんだが、それまではダラダラとアニメやネットで時間の浪費をしてしまうからなあ
強制される場所にいるならともかく、自分で自由に時間の使える状態なんかだと特にね。

上でも出ているが「銀の匙」あとは「花咲くいろは」や「SHIROBAKO」とかも。
頑張る過程や目指すものへの態度が正面を向いている作品はやはり良い。

でもそういうのって受け取る側、見ている自分自身次第な所もあると思う。
健康な熱血作品であっても、いくらでも負の方向に解釈したり否定したりはできるわけで。

成功経験の強い人間と失敗経験の強い人間、或いは同じ人間でもその時の状態で「創作の中の成功」の受け取り方って変わるからな……
まぁそんなときは「ジョジョの奇妙な冒険」を見て血液のビートを刻もう。好みに合う熱い展開とキャラがどこかで見つかる。

少年マンガ系ってやる気をもらえる作品が結構ある。
しかし序盤限定な作品も多い……人気が出てバトルインフレ路線に入るとそういうのが薄れてしまう。

自分にとって「僕のヒーローアカデミア」はそんな感じだったね。
主人公が強くなるために頑張っていくというのが見ているこっちも励まされる、気合が入るという展開になるけど、ある程度強くなって地位も得て、あとは強敵への対処となると単純に頑張るという流れは難しい。

「バクマン。」みたいに夢のために頑張るという話が良い。
この系統の作品ってあらすじだけ見ると嘘くさく感じられるようなこともあるが、良い作品だと演出や演技も重なり心が動かされる。

最近の作品だと「風が強く吹いている」は本当に良かったぞ。
その時の精神状態で感情移入できるキャラや展開が変わるけど、目標に向かって周りを巻き込んで巻き込まれてという熱い話はスバラシイ。

確かに「風が強く吹いている」は良い作品だったね。
今の環境だとネタ話題としては盛り上がり難いけど、正統派の熱いスポーツ作品だ。それに駅伝という競技の特性がまた熱い。そりゃ日本ではマラソンよりも人気のスポーツになるわけだと感心した。

アニメを見て努力すれば勝てると錯覚してどうすんのよ。
現実は努力しても天賦の才能にぶち抜かれて終わりなのに。

とは言え、努力しないでいても現実は変わらんからな……努力の方向や効率から目を逸らして努力だけ、頑張るだけが目標になるのも危険だけどね。
それにアニメの中のように明確に勝利するのではなく、少しでもマシな条件を獲得しようとするのが現実での努力で求める収穫だ。

やる気をもらえるとかあまり厳密に考えず、テンションの上がる作品見れば良い。
「SLAM DUNK」みたいなスポーツ系の名作見て気分を盛り上げていくのが手頃な手段だ。

燃える展開のある良い作品なら大体は問題無い。
重要なのは見る際に作品以外の情報は切っておくということだ。落ち込んでいる時って作品から受ける生のエネルギーよりも、叩いたり文句をつけたりするのを目にして受ける負のエネルギーの方が大きくなってしまう。
だからこういう時だけはネットの感想や弾幕コメントは無しにした方が良いと思うね。

熱い作品を見る、主人公の努力や頑張り、熱い夢に向かう思い、青春!
処刑もとい決着BGMが流れてEDも終わる。
よし……次から、明日から頑張ろうっと……

それもまた、ありがちだよね。
熱が続いているうちに行動をはじめるとか、周りに目を向けるとかしないといけないんだが。

やる気がでたけど今日はちょっと疲れすぎているし、明日からにしよう。
頑張れ、明日の自分!

学校や寮だと自習とか周りも努力しているのが見えるから、自分も努力せねばという気持ちになれるけど、休みに入っちゃうと……そしてその惰性が続いている今の時期は……

子供向けアニメに抵抗が無いなら「プリキュア」見ようぜ。難解な深さや含蓄重視な作品よりも単純で熱い作品の方が良いときもある。

ところで、逆にこういう時に見ない方が良い作品ってなんだろうな。
鬱系?

鬱系もだけど、中二病系がイカンと思うわ。
自分が頑張るよりも周りを否定する考えになりかねん。

最近のだと「ありふれた職業で世界最強」とかは落ち込んでいる時に見たらダメだな。
何かと人のせいにしたくなるし、人を信じられなくなる。

もらったチート系能力とか、都合の良いヒロインとかもダメだよね。頑張る意味が無い、世界は全部才能やスタート地点だということになるから。
疲れた時に頭を休める、切り替えるような感じで見るにはうってつけだし、私自身嫌いではないんだが。

主人公がちょっと引いた立場にいるとかツッコミ役な作品はこのスレのテーマで考えると少々相性が悪い。作品の熱の中心にいないとか別の視点で俯瞰して見ているような感じが多いからね。
やる気をもらうなら、主人公が積極的に巻き込んでいく、或いは巻き込まれて頑張るような作品が良いんじゃないかと。

なるほど。スポーツ系作品は相性良いわけだね。

アニメでやる気をもらうのは悪くない方法だ。
しかし現在の環境では次話がクリック一つですぐに見れてしまう。そして最後まで見てしまい「良い話だったなあ」でなんか満足して終わってしまうことになる!!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈で頻繁に話題になる作品とはちょっと違った作品も挙がっていました。

今回のやり取りを見ていくと、中国オタク界隈で話題になる、中国オタク的にネタになる以外の作品評価もイロイロと健在のようですし、実際そういった作品が再生数などのランキングで伸びてくることもあります。

私もそういった方面の人気や評価についてもきちんとチェックしておきたいのですが、なかなか難しい所がありますのでネタのタレコミは常に大歓迎でございます。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。