三浦建太郎先生がお亡くなりになられたそうですが、この件に関する質問をいただいておりますので今回はそれについてを。
「ベルセルク」三浦建太郎が急性大動脈解離で死去、54歳(コミックナタリー)

三浦建太郎先生の
「ベルセルク」

は中国でも幅広い層からの支持が集まる作品でしたし、このあまりにも突然の訃報に中国オタク界隈だけでなく一般寄りの各コミュニティでも衝撃が走っている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトなどで行われていた
「三浦建太郎先生が死去」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ベルセルク」の三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式で発表しているから間違いない……

ありえないよ……何かの冗談であってくれ……

そんな……突然すぎる

先週ネタで死ぬまでに終わるのかとか言っていたのに、まさか。
どうか安らかにお眠りください。

ご冥福を祈ります。
今は「ベルセルク」の話が進んでいる、終わりの気配も感じられるようになってきていたんだが……

その後の展開は読者の想像に委ねられる……みたいになってしまうのかね。
一応今はそれなりに今後を想像できるような場面だが

自分は年に数回「ベルセルク」のアニメや主題歌を見たり聴いたりするんだが、こんな終わり方は受け止められないよ

なんとも残念なニュースだ。
ご冥福をお祈りします。

本当に急な……心から哀悼の意を捧げます

まだ50代だよね。こんなに早くお亡くなりになってしまうとは。

60歳にもなってなかったのか。若すぎる死だ。

「ベルセルク」が始まったのが1988年で連載期間は長いけど、若い頃からプロになっていたからまだ54歳だった。
漫画家やラノベ作家には突然体調を悪化させてお亡くなりになってしまう人が多いという印象だ。若い時の無理が後で強く出てしまうのだろうか。

急に突き付けられた別れがつらい。
なんだかんだでハマったし、自分の感性にも強い影響を与えた作品だったと改めて実感する。

自分もその一人だけど、読者が作者を追い詰めてしまったのだろうか……終わらない進まないことをネタにされて気分が良いわけはなかったろうし

心からお悔やみを申し上げます。
体調が悪いとは聞いていたけど……あまりにも突然すぎる。

本当にもう言葉が出ないよ。今は先生のご冥福を祈るばかりだ。

本当に「ベルセルク」の完結を見ることはできなくなってしまったのか。

最初はネタだと思っていた、思いたかった。でも公式で訃報が出てしまったのなら信じないわけにはいかない……ご冥福をお祈りいたします。

このニュースを見てから他の漫画家の体調が心配になってきた。
冨樫はまだ遊んでいるから大丈夫だよな?奈須きのこも大丈夫だよな?

冨樫は仕事しないとはいっても週刊連載のダメージがあるだろうから不安だね。そもそも「仕事しろ」とネタにされるようなクリエイターって遊んでいる情報が出ても仕事していないわけじゃないだろうから。
三浦建太郎もそういった情報があったけど、それと並行して漫画を描いているというかなりハードな生活をずっとやっていたようだし……

あまり完結に拘らず、続きに期待を求められるくらいの状態でいてもらえればそれで良い気がしてきた。

しかし「ベルセルク」はどうなるんだろう。未完の大作となってしまったのか。

ご冥福をお祈りいたします。
「ベルセルク」に関してはその後の展開に関するプロットでもあれば良いのだけれど。

仮にプロット的な物が存在しても、小説ではないから恐らく無理だろう。
こういうニュースが流れてくるたびに、漫画家に限らずクリエイターの方には身体に気を付けてほしいと願ってしまうよ。

本当に受け入れ難いニュースだよ……こんなことになるなんて全く考えもしなかった。ついこの間まで終わらない終わらないとネタにしていた自分を後悔している。

マンガは三浦先生の画力あってのものだったし、プロットだけあっても厳しいだろうな。

「ベルセルク」はとても影響の大きい作品だったし、影響を受けた後続の作品もたくさん出たが……
ダークファンタジー系のジャンルが着実に広がっているのを感じていたのに、パイオニアの一人である三浦先生がこんなに早く逝去されるのは悲し過ぎる。

大体皆ガッツのスタイルが記憶に刻み込まれているからね。
重量感のある大剣をかついだごつい剣士というのは「ガッツみたいな」という形容詞が確立されている。

ベルセルクがなければ二次元のパワー系キャラの扱いはもっと悪かっただろう。

あと日本産のダークファンタジーもだろうね。
アニメやマンガだけでなく、ゲームだってそうだ。もし「ベルセルク」が無ければ二次元系ファンタジー作品の結構な部分が別物になっていたはず。
「ベルセルク」は二次元のダークファンタジー好きが必ず通る道だった。

三浦先生のご冥福をお祈りします。
それにしても、長編作品を追いかけ続けるのが怖くなってしまう。

平均寿命が延びているとは言うけど、作家としての負担も増えているからなあ

現代は前世紀、昔と比べて長編を描き続けられる環境になっているが、作家の体がついていかない状況になってしまっているのかね。
昔と比べて作業量も増加し続けているし。

ウチの国の分業体制でさえネット小説もマンガも作家があっさり疲弊しちゃうわけで、日本の漫画家個人に集中する方式がどれだけ負担になるか……

作家の才能を前面にだせるという意味で日本のシステムは悪くないとは思う。
長編連載がぐだぐだになる、完結しないなんてのは分業でも変わらないし、むしろ企業の論理が入りがちなだけ安易な引き延ばしや突然の打ち切りが派生しがちになる。
でも個人の負担は……

小学生の頃に出会ってずっと追いかけていた作品の作者がお亡くなりになってしまうというのは予想もしていなかったしとてもつらい。
「ベルセルク」完結しないことはいいんだ、日本の平均寿命を大きく下回る年齢でお亡くなりになってしまったのが悲しい。

こんなにつらい気持ちになるなら、「ベルセルク」に出会わなければよかった。
いや、やっぱ無し。やはり楽しんだ時間と思い出はすばらしかった

こういう訃報に接してしまうと、作品を描き続けることについて考えてしまうな。
もちろんファンとしては描いて欲しいが……

三浦先生、どうか安らかにお眠りください。
それにしてもまた一つ名作が紅楼夢みたいになってしまうのか。



とまぁ、こんな感じで。
やはりこの突然の訃報にショックを受けている方が多いようでした。

中国では昔から「ベルセルク」は日本の二次元系の定番となっている作品でしたし今回の件に関する反応を調べていても、いわゆる「二次元」とは関係が薄そうな場所でも話題になっているのが目に付きました。

また上のやり取りにもありますが、中国オタク界隈ではダークファンタジー系作品好きがそれなり以上にいるそうで、日本の二次元系ではゲーム系を中心に比較的マニア寄りのファン層が形成されているといった話を聞いたこともあります。

私も中国オタク界隈で「ベルセルク」のストーリー展開については定期的に話題になっているのを見かけましたし、昔からかなり広い範囲で人気になっているのを実感できる作品でした。
改めて三浦建太郎先生のご冥福を祈らせていただきます。