ありがたいことに
「『はたらく細胞』のように中国ではためになる作品、勉強になる作品が歓迎されるそうですが、勉強とは別に雑学的な方向で歓迎されることってありますか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アニメやマンガで学んで役に立った知識、生活の知恵」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆はアニメやマンガから得た知識で役に立った、知って良かったのってある?実生活で使える知識みたいなものとかでも。
私は日常系作品からそれなりに生活の知恵を学んでいるのだが、他の人がどうなのかを知りたい。

日常系は確かにたまに使える生活の知恵とかあるね。
私は料理の仕方をそれで学ぶこともある。

自分は包丁の使い方、材料の切り方を「らき☆すた」で学んだのがその後かなり役になっているかも。

洗濯や掃除でもあるね。
洗濯物の干し方とか親に教わってなかったけど、アニメのおかげで学べたよ!

カゼをひいたらケツにネギを刺す!じゃなかった、首にネギを巻く。どこまで有効だったのかは分からないけど、やらないよりは良かった気がする。

「名探偵コナン」はトリック関連で良くも悪くもそういう知識が蓄えられる気がする。
実際にどれだけ使うかは分からないけど。

コナンの密室トリックで紐かけて外からカギをかけるというトリックは、私が戸締り当番だけどカギを忘れたときに非常に役に立ったよ。あれ以来コナンの映画は必ず見に行くことにしている。

精神的な方面での実用性だと「銀魂」のツッコミネタは考え方の転換に何かと役に立ったな。

役に立ったかと言われるとやや微妙だが、自分の場合はスポーツ系作品を見ているとオリンピックの時にルールや試合の駆け引き、注目するポイントが分かって楽しめるなんてのがあったな。

侠飯や深夜食堂からお手軽な料理をかなり覚えた。夜に見て冷蔵庫にある材料でいけると判断出来てしまったときは困ったね。
二次元系からちょっと外れるがいいよね?

時短レシピやお手軽料理はわりと参考になるよね
あと何作るか迷った時の参考資料としても活用したことがある

そういうので最初に流行ったのは「サンレッド」のヴァンプ将軍のさっと一品かもね。当時は結構話題になっていた。

あったあった
特に鶏肉を使ったのが当たりだったね。おかげで私のレシピが2つ増えた。

アニメで学んだと言えば紅茶の知識かなあ

自分も紅茶関係の知識、作法は二次元経由で知ったのが多いね。お嬢様が出てくる作品にはそういうのが多いような?

俺にとって実際に役に立ったというのは「とらドラ!」の竜児の掃除スキル。
見ていた当時は特に意識しなかったが実際に自分で家事をするようになってからは度々思い出しては役に立った。

最近の作品では何かないかな?
古い作品を該当箇所目的で探しながら見るのは厳しい……!

うーむ、最近のか……異世界にトリップする作品だと生活の知恵とかは無いよな……
異世界でも検索機能があれば俺TUEEEEEができるけど実用的かは分からない!

最近だと「はたらく細胞」とかはどう?

役には立つかもしれないが、あれは勉強の方だと思うが……

普通のは勉強方面だけど、「BLACK」の方は大人の生活に何かと関連するから見ておくのを強くオススメするよ!

「はたらく細胞BLACK」は確かに見ておいた方が良い作品だね。何かと「有用」な作品だよ。生活の意識、日頃の行動の認識が変化する。

近頃の作品なら特定分野の趣味がテーマの作品が良いかも。萌えの皮をかぶってはいるがしっかりした知識が提示されているから日常生活で使える知識が手に入ったりすることもあるね。
例えば「ヤマノススメ」のほどけにくい靴紐の結び方は実生活でも役に立った

「ソウナンですか?」の知識はためになった気がするけど、使う機会が無い事を祈る

あの作品の原作者が描いている別の作品に本人の猟師生活をネタにしたマンガがあるんだが、それも面白かったね。知識としてはやはりどこで使うのか分からんが。

アニメやマンガ、ゲームからは様々な知識を得られるのは間違いない。
でも役に立つ知識以上に、どこで使うのか分からない知識の方が増えていく……!

それは否定できない。
ただ使わなくても知っていると気分が楽になる知識というのもある。

生活ではないが、「ぐらんぶる」の身も蓋も無いオタク方面の知識で幻想を割り切って楽しむことができるようになったのでオタクとして生活していく上ではとても有用だった。
それにしてもああいう情報があってもファンを続ける、好きでいられるということについては何かと考えさせられた。

そういう生活していく上で、ということなら私の中では「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」がかなり大きな存在になっている。他の作品でもたまに出てくるが、エロ関係の雑学を摂取できるというのは何かと助かる。話題としても便利だしね!

なんとなく理解できる。
エロ方面の統計や雑学は自分の性癖の位置が分かって精神的に助かった。

こっちだと「正しいもの」以外は異常扱いにされがちだからな……どうやって調べたのか、どの程度信頼性があるのかは分からんが、ネットで調べても極端な話しか出てこないような分野だから、ああいう知識は案外有用だよね。

しかしアニメやマンガというか、日本の作品で学ぶ知識ってウチの国だとあんまり役に立たないよね。面白いだけで十分だけどその上で役に立てばもっと良いのにと思ってしまう。

国内の生活だとどうしてもね。
学校の勉強でも歴史ネタは範囲が違ったりするし、訳による固有名詞の違いで間違えたりするリスクもあるからむしろマイナスになる可能性が……

日本であれば日本の戦国時代や幕末を舞台にした作品はテストに有効とは聞くな。ちょっと羨ましいと思ってしまうよ!

私の陰陽師系作品で覚えた日本の平安時代の知識がテストで活かされることは無かった。作品の方は普通に楽しんでいたから別に悪い話ではないんだが。

知識関係は日本のテストなら役に立つのかもしれないが……みたいなのも多いからね。ただこのスレのテーマのように日常生活で役に立つこともある。
私はアニメで学んだ箸でポテチを食べるという習慣が生活の利便性を大幅に向上させたなんてこともあったよ。あれはとても良い。スバラシイ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に学んだ知識が役に立ったような気がする作品がイロイロと出ていました。

中国の感覚では日本のいわゆるマンガで学ぶ系のコンテンツは馴染みの無い分野ですし、このネタを教えてくれた方からも
「アニメやマンガで増える知識というのはありますが、その知識の実用性に関してはあまり期待したことは無かったです。アニメやマンガで日本語を覚えた!という話はあっても、実用的なレベルで日本語が使える人はアニメやマンガ以外でしっかりと勉強しているわけですしね」
「それだけに中国でも学んだ知識が普通に役に立つとハッキリ分かる『はたらく細胞』は衝撃的でした。当時は中国のアニメ好きの人達が何かと持ち上げていましたが、その気持ちはとてもよく分かります」
という話もありました。

中国の方ではやはりアニメやマンガなどのコンテンツ経由で何かを知るということや、その知識が日常生活でプラスになる、雑学的な収穫になるといったことに関しては、あまり実感が無いのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で大人気の「はたらく細胞」ついに人民日報で言及される