ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品におけるテンプレ要素が何かと話題になっていますが、日本以外の国の扱い、日本から見た外国のテンプレイメージについても時折話題になったり考察で盛り上がったりするそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品におけるロシア系キャラの扱い、出てくる頻度の高さは?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついて気になったので質問したんだが、ロシア系キャラって日本の二次元での扱いってどうなのだろうか?どれくらいの頻度で出てくるのだろうか?

中国人キャラよりは出番少ない
ただ珍しいというほど少なくは無い
でも扱いは良い方になりやすいような?

ロシア系か……個人的な印象ではなかなか見かけないし、とても少ない気がする。
ロシアも地理的には日本の隣国ではあるが、中国人キャラほどロシア人キャラはいないんだよね。そこは不思議。

少ないのはやはり文化の違いじゃないか?
ロシアはなんだかんだで西洋の方、昔からの中華文化圏、東洋世界とは違うから。

地理的な関係で考えるならなぜあんなにドイツ系キャラやドイツ語ネタが出るのかという話になるから、距離よりも文化的政治的な接触の頻度とか?

ウチの国では戦争関係で印象が濃いけどロシアって文化的な特色、国外への文化輸出が無いからだろう。日本では影が薄いからロシア人キャラを出しても格の高さをテンプレで表現できない。

こっちでもロシアの現代文化的なものに触れる機会なんて皆無だからね。

ゴーリキーとかの文学くらいか。でも現代での影響はほぼないよね。日本の教科書だとロシア文学ってどういう扱いなんだろう?中国の古典があるのは知っているが……

ロシア人キャラが出てくることはとても少ないよ。まぁ外人キャラ自体が少ないしそういう意味では中国人キャラだってそこまで多くないと言えるが。

いや、そうでもない。
ロマノフ王朝とかの貴族系キャラ関連としてのロシア要素を備えたキャラはいる。ロシア、旧ソ連、現代ロシアと別枠になりがちだけどそれを全部まとめた場合はそれなりに多くなる。

ロシア系って外国人キャラの中では上位だと思うぞ。
例えば「DARKER THAN BLACK」の第二期の蘇芳はロシア在住のロシアと日本のハーフなわけで。

日本の二次元には中国歴史ネタ作品があるから単純な数で考えた出てくる外国人率トップは中国人キャラになるとは思うが、ジャンルや重要キャラの割合を考えるとロシアやイギリス、アメリカ辺りと比べるとどうなのか分からなくなって来るね

アニメやマンガについては何とも言えないが、ゲームだと頻繁に出てくるのは確かだ。特に格闘ゲームではロシア系がいない方が珍しい。ザンギエフから続く伝統的なものと言ってもいい。

格闘系に関してはロシアは軍隊格闘技のサンボがあるのとアメリカ出したらほぼソ連も見たいな時代があったからね。ザンギエフはなぜかプロレスだが。

古い作品、冷戦時代だと設定も含めて結構出ていたはず。ただソ連が崩壊してから存在感が消えて、最近また萌え方面も含めて存在感を増しつつある印象
それと引き換えに中国系は減っているという話もあったな

二次元のロシアは大体が萌えとザンギエフとプーチン。特にプーチンは柔道家なのもあってか日本では人気が高いらしい。異世界にだってトリップする……!

中国系ほど分かりやすくない、名前がロシア系そのままというのがやや珍しいだけでロシア系のキャラ、混血キャラは結構いるぞ
中国人キャラに比べてテンプレが薄いから意識され難いというのもあるのでは

ロシア系の名前だと「ユーリ」が多い気がする。主人公も含むメインキャラで結構な頻度で見かける。それに対してなんとかスキーは少ない。
女性の名前だと……バラライカ?

バラライカはほぼ「ブラックラグーン」だしコードネームだろ!

バラライカとホテルモスクワに限らず、ロシア系は武器商人やマフィアが多い気もするなあ

世界観にミリタリー要素が入ってくるとやはりロシアは存在感が強いね。
そもそも他のジャンルでもロシア系の勢力が弱いわけではないし中国系と比べてもそんなに差は無い。ただ俺達の好みは別として、二次元市場的には中国人女性キャラにお団子頭とチャイナドレスという武器があるので生産性やアピール力は上になるんじゃないかと。

実は日本の二次元における中国人キャラは明らかに昔より減ってるよ
お団子頭で文句が出るので定期的に話題になっているから印象に残るのかもしれないが、一昔前の日本の二次元における中国人キャラの多さと比べると大幅に減少している
それに対してロシア、旧ソ連系はずっと一定の割合で出ている

色素の薄いキャラ、白髪、金髪のロシア系キャラは結構いる。そこに無口だとかバトルマシーン的な属性も加わりがち。

自分の中では文化枠の関係から設定に絡むことは少ないが、キャラの方ではロシアやロシア系は少なくない印象だ。

ドイツや中国に比べると出番は少ない
でもテンプレ的には中国より新しいようだし、極端で分かりやすくは無いが汎用性は高い気もする……

「ダンベル何キロ持てる?」にロシア系キャラのテンプレネタがあったな。

個人的には外国人キャラはロシアやロシア系のキャラが多い印象なんだが。
ロシア貴族だと歴史的に日本に組み込んでもそんなに違和感無いというのも大きそう。ウチの国ではその手の血統が続くのはほぼ無理だから歴史的背景と創作の関係にちょっと感心した覚えがある。

萌えアニメだとロシア系多いよね。お団子チャイナドレスほど分かりやすい記号はないけど。
それ以外のジャンルだとやはりマフィアじゃないかな?「ブラックラグーン」のイメージがテンプレ的に分かりやすいかと。

近頃見た作品だと「ゴールデンカムイ」もロシア関係のキャラや設定が面白かったし、二次元におけるロシアはテンプレとその発展という意味ではかなり扱いが良い可能性も?

白髪系ヒロインはロシア系が多い。北欧系もいるけどやはりロシア系の方が明らかに多いんじゃないかな。

金髪だけでなく白髪キャラを出せるのが日本の二次元におけるロシア系の強みでは?祖父やその前の世代にロシアの血が混じっていたから……的な設定もいける。
これはヒロインだけでなく、主人公にも使える。

私は現実感のあるヒロインを出す、批判の少ないヒロインを出すなら中国人よりロシア人の方が良いだろうなあと感じる。
それに中国市場狙うなら中国人キャラよりもロシア系で白髪(日本語だと銀髪か)キャラの方が安全だ!我が国は白髪萌えが多数派だから!!
近頃の成功した中国人キャラとも言えるラブライブの唐可可だってターゲットや規模次第でリスクが高いと言えるしね。

日本の作品で多いのはやはりヨーロッパ系、ロシア系はそれと一部重なる上に独自ジャンルも備えている気がする。まぁこれはイギリスやフランスも同じだが。中国はなんて言うか……数は多いけど特定の専門ジャンル?
それからアメリカは背景設定にはよく顔を出すけどキャラとしてのアメリカ人は近頃の作品だとあまり見ないね。人種や政治的にテンプレを使いにくいのもあるのかもしれないが。

イギリスやフランスも黒人はじめとする白人以外の人種が多いけどそこはスルー状態だよね。でもアメリカはさすがに無視できないと。ああ、だからロシアも設定として扱いやすいのか?

アメリカ系ハーフも探せば結構いるんだが、ロシア系以上に忘れられがちな気がする。尖った特徴、テンプレが無いのがダメなのか?
日系アメリカ人キャラとかね。例えば徐倫はアメリカ人とのハーフだと言っておこうか。

「Gガンダム」の各国代表でネオアメリカだけは廃れたテンプレっぽいし、昔あった二次元のアメリカ人テンプレは現代の設定で使いにくい気はする。

改めて考えてみたが日本の二次元におけるロシア系キャラはやはり少なくない。特に混血キャラも考慮すると多くなるぞ?

混血を考えたら本当に多くなるというか、歴史系を除くと中国系キャラより多くなるのでは……
例えば「あの花」のめんまのように黒髪ではないキャラ、それも美形キャラを日本社会に出すための無理のない設定がロシア系の混血だしね。

しかしここまで「ラブライブ」の絢瀬絵里とロシアを関連付けないとか、中国でオタクやっているのにどうなんだよ……

うわ、素で忘れてた……恥ずかしい

ロシア関係のキャラの多さに関する印象は混血キャラをカウントしているかどうかによる違いもありそう。
その点を押さえた場合「ロシア系」は急増するはず。こっちで「中国人キャラ」といった場合、大体は中国国籍関係無くても中国文化要素があれば中国人認定になっているようだから、個人的にはその辺りについてあまり厳密に考えないで良いとは思うのだが。

漢字で名前を覚えると混血キャラのイメージ薄れるというのはあるしね。黄色の髪も二次元で考えると珍しくないし。



とまぁ、こんな感じで。
比較対象や定義が人それぞれな所もあるようで、捉え方も人それぞれになっているようでした。それにしても、いわゆる共産趣味的な方向の文化やネタは今の中国では意識されなくなってしまったのでしょうかね……

それと今回の件に限らず、中国オタク会話における日本の作品に出てくる混血系キャラの認識がどうなっているかというのはちょっと気になりますね。
機会があれば調べてみたいとは思うのですが、どういう切り口で調べればいいのかすぐには思いつかないですね。
今回の反応を見た限りでも「混血のキャラについて」といった方向だとライト層の反応を取りこぼしそうな気がしてきますから。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


ちなみに攻略情報や管理人の進捗状況の質問をいただいている艦これのイベントですが、ダラダラ進めながらではありますがお陰様で後段作戦まで到達しております。今回はE2でもう乙進行ですが、ForceH札の扱いに気を付けるようにとの情報は特に助かりました。

それとこれも質問をいただいているFGOの夏イベの管理人ガチャ状況ですが第二部第六章のガチャが好調だった揺り戻しが来てしまったようで6周年の配布以降それなりに貯まっていたはずの石が溶けたのに収穫は礼装完凸のみな状態です、はい。