ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国では様々な御楽コンテンツに対する規制や自主規制がどんどん強まっているようですが、今までとは違った空気からいわゆる二次元業界の国産コンテンツでも何かと右往左往している模様です。
またその規制に対して実際にどこまで有効なのかは分からないものの「多分これなら大丈夫だろう」的な対処や逃げ道がイロイロな方向で模索されているとのことです。

中国のソッチ系のサイトでは、そんな動きの一つではないかと思われる
「最近お色気系衣装でバニーガールが妙に増えている」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


気が付いたらウチの国の作品がバニーガールだらけになっているような?
特に二次元系ソシャゲは妙に増えている。

バニーガールがエッチだからじゃないの?

それだけでこんなに増えたりはしないだろう……他にもエロい衣装はたくさんあるのだから。

審査通りやすいからね。
全身を布が覆っているのだから「規定」に反する部分は無い。

水着とかはもう無理だしね……競泳水着とかでも……季節のイベント的に水着なタイミングでもほぼバニーガールだ。

俺の遊んでいる二次元ソシャゲも、審査通過できるえっちな衣装はバニーだけみたいになってるな。上の管理が厳しくなっちゃったから。

個人的には身体のラインが出て乳や尻を強調してくれるなら何を着てようが構わない。
もちろん一番良いのは裸やそれに近くなることだがそれが無理なのは分かっている。

バニーガールって別に最近になって流行っているというわけでもないだろう。
昔から人気のある、昔から流行しているジャンルだ。

それは流行ではなく定番と言うべきなのでは。
そして近頃のはたぶん人気による流行ではないと思うよ。

バニーガールはスーツ部分と装飾パーツによってセクシーと可愛さを両立させている衣装だ。考えた人間の頭脳を尊敬したくはなる。

それ言いだすとアメリカ資本主義がナントカカントカになるから知らないことにしようぜ

二次元とバニーガールの歴史って二十年くらいになるからね。フィギュアなんかは専門で作る所があるくらいだし、需要が尽きない定番要素になっているのは間違いない。

フィギュアでバニーガールが急増したのはこの20年程だけど、ガイナックスが80年代に同人で作ったDAICON FILMで既に主人公がバニーガールの女の子でMSや怪獣と戦っているので二次元とバニーガールの関係は更に古いと思われる。
ちなみに元ネタのプレイボーイで発明されたのが1960年。

バニーガールは現実でも二次元でも歴史のあるエロさを前面に出した衣装だからね。
崩したり脱いだりする衣装、制服などとは違うし、現実にもってくると無理が出てしまうような衣裳ではない。だからこその定番だし安定した「需要」のある衣装なのだろう。

日本では一般向けだと「欽ちゃんの仮装大賞」で昔からバニーガールが出ていたのは知っている。
ただ個人的にそこで見たのは特に好みではなかったし、バニーガール好きに目覚めることはないままだ。

日本のゲームではドラゴンクエストにも出ているし、日本のゲームでも昔からの伝統なのでは?

どうなんだろう?ドラゴンクエストはキャラデザの鳥山明の嗜好の影響も考えられるが。

「ドラゴンボール」のブルマの衣装チェンジがまずバニーガールだったからね。
ただ個人的にはそこまで好みではない。ガキの頃から外人が好きな服装なんだろうくらいに感じていたように思う。

仕方が無いとはいえさすがに供給過多になっている印象はある。
好きな人がいるのも分かるけど、そこまで人気があるものでもないだろう。

審査の他には描きやすいってのもあるだろう。ぴっちり衣装で幾つかの小物描けばいいだけで、他の衣装と比べると難度が低い。パーツが比較的単純でLive2dに加工するのも楽。
それにグッズ展開、立体化もやりやすい。

確かに。国産系は肌色はともかくきちんと衣装を描くのが得意じゃない絵師が少なくないからね。

お色気で金を巻き上げられるから二次元でもずっと活用されているんだよ。原作でも版権絵でもバニー衣装着用は無いはずのキャラでも作られるバニー衣装フィギュアとかを見れば明らかだ。

一応バニーガールはエロくてポルノを暗示させるモチーフだというのはあるが、ウチの国の二次元ソシャゲとそのユーザーにとってはあまり響くものではなさそう。結局は肌色で服の脱ぎ方や下着にはあんまりこだわらない。

描きやすい(=発注しやすい)というのは間違いなくある。
最近の国産ソシャゲの慌てたタイツ化修正の惨憺たる有様でも分かるように、全身タイツって実は描くのが簡単ではない。某対魔忍のようなのは独特で二次元的な誇張手法も必要になる。
それに対してバニーガールは描きやすい上に模倣できる資料も多いし適度にエロいしネットではタグによる拡散だって期待できるわけだ。

ただ国産二次元のバニーガールスキンを見ると消去法でやっている感が見て取れるのも少なくないのがね。
バニーガールが好きで描いているタイプはあまりいないのではと思ってしまう。

布ありますよ露出してませんよという方便みたいな所もあるからね。
しかし日本でもそんなもんじゃないの?バニーガールで描けという企画が来て描くとか。

日本の作品を見ているとたまにこれは趣味で描いているなというのにぶつかる時はあるね。例えば森薫のバニーガール短編はすごいフェチを感じた。

俺は最近見たのだとFGOの光のコヤンスカヤに感心したよ。各再臨それぞれが違った形の強調になっている。どの状態にするかでプレイヤーの性癖が分かるというのも納得。

国産ソシャゲに導入されることはないだろうけど、逆バニーはとてもエロいと感じた。考えた人の頭の中身も気になるけど。

私もバニー量産の理由は人気以上に審査の方だと思うね。
バニーガールって肌の露出自体はほぼ無い(胸元すら覆える。透けて谷間は見えるが)
更に露骨なオタク向け衣装ではないからこれまで批判されたジャンルとはズレるので「お上に逆らっていません」アピールはできる。

俺もその意見に同意だ。
ただ露骨なエロなのは変わらないし風向き次第で雑に消される時は消されるだろうけどね。その証拠に、最近は構図やポーズもエロさを隠す方向になってきているし過去の過激なのを見えなくするという動きも出ている。

しかしこんな環境になってしまった現在では、バニーガールに関してはリアルよりも二次元の方が需要あるんじゃないか?元は三次元の衣装だったろうに。

外国でどうなのかは知らないが国内の方では否定し難いな。
現実でバニーガールのお姉ちゃんのいる場所に行く機会も無いし、AVのバニーガールモノもそんなに良いの無いしで。

バニーガールって「涼宮ハルヒの憂鬱」のアイコン的な衣装の一つだったから、ウチの国だとオタクの発展の初期に入ってきた要素、ある種の伝統的なジャンルとも言えるのでは。
当時のオタク全てが好んだわけではないがイメージが刻み込まれたのは間違いない。

バニーガールで終盤の見せ場になるライブもやったし、それで衝撃を受けた人間もいるからね。
スク水やブルマの陰に隠れてはいたが二次元の定番衣装として、エロ方面を除いて考えてみる価値もあるかな?

気が付いたらセーラー服スク水ブルマの三種の神器のうちスク水とブルマは消えてしまい、当時はそこまで大きな存在ではなかったバニーガールが残って量産されている。
なんだか不思議な気分になるよ。

確かにウチの国でオタクが本格的に始まったきっかけである「涼宮ハルヒ」のバニーガールが強烈だったのも無視できない歴史的背景だろう。そしてフィギュアで定期的に供給されるバニー系衣装キャラの影響も無視できない。
バニーガールはたぶん特定の世代以降の日本国外のオタクにとって何かと刷り込まれている、ある種の象徴的な扱いにもなっているのでは?

ウチの国の二次元業界も「涼宮ハルヒ」辺りからオタクになった世代が作る方にも金を使う方にもかなり入っているはずだからな……



とまぁ、こんな感じで。
バニー衣装の増加に関しては近頃の規制による消去法的な選択といったものを感じる人も少なくないようでした。

ちなみに本題からは少々ズレますが、今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では靴下や下着にこだわる絵師はあまりいませんし、描いても需要があまり無いですからね。バニーは楽に描けて見る方もエロが分かりやすいので需要がそれなりにある、現在の環境では数少ないまだ有効な、稼げるスキンにできる衣装なのだと思います」

「ちなみに全身タイツの需要はバニーより更に少ないですが、対魔忍の知名度も昔と比べて高まっていますし昔よりも好きな人は増えているように感じられます。また昔のオタクはキャッツ・アイにドキドキした経験のある人も多いです。昔中国のテレビで放映されたことがありますし、海賊版のマンガでも北条司先生の作品が大人気でしたから、改めて自分のフェチを発見してしまった人もいるかもしれません」

などといった中国オタク界隈の嗜好に関する話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。