ありがたいことに
「中国で人気のシリーズ作品のなかに混じる不評な作品や、その作品に対するファンの扱いを知りたい」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうどよさそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「シリーズ作品の中でファンから無かったことにされている作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


シリーズ作品の中でファンから無かったことにされている作品ってどんなのがあるかな?オタクな友達と話していて気になった。
例えばダークソウルシリーズの中ではダークソウル2がそんな扱いになっているように。

型月厨は個人個人がそういうのをもちながら内戦をしている印象だけど?

近頃の「ひぐらしのなく頃に」はどうなの?
さっさとシリーズから抹消すべきものだと思うのだが。

ひぐらしに関しては評価は良いとは言えないけどシリーズそのものが消えていたから、とりあえず様子見という人もそこそこいる。

「うみねこ」の方で作者が作品を壊しっちゃった過去を体験しているし、個人的には良くも悪くも距離を置いて見ているからそこまで気にするものでもないかな。

ファンとの対決と言えば「ダンガンロンパ」は3がね……V3も人によってはかなりキツイ。アニメもまぁその……

テイルズだと「ゼステリア」がもう、なんか色んな意味で……全盛期ほどでは無いがよく復活してくれたと思う。

「遊戯王」の「ARC-V」はファンの間ではまさにそういう扱いになりつつあるね。それ以前の作品には不満はあってもキャラは良いみたいなのがあったんだけど。

仮面ライダーの外伝小説はそんな扱いのが少なくないが、そもそも知っている人の数が。

「NARUTO」に対する「BORUTO」はまさにそういう扱いだな。あれを正式な続編と認めている人は少ない。公式展開だからといって歓迎されるとは限らない。

そういうのが強まると原作者をなかったことにしているハリー・ポッターファンみたいになるのだろうか……

原作者の関わり方が作品ごとに違うから単純に比較するのは難しいよ。
「BORUTO」に関しては「ドラゴンボールGT」とかが近いと思う。ただ「GT」にファンがいないわけじゃないのと、その後の「超」の展開もある。そして現在では「GT」のファンと「超」のファンでの紛争も起こっているし、その二つを眼中に入れていない旧来のファンもいるから何が何だか。

「スターウォーズ」はファンの間では7以降は無かったことにする空気が強いらしいが、リアルタイムで見ていないからどうも実感がわかないな。
こういうのってファンの体験も含めて決まるものだろうし、後追いでは完全に理解するのは難しそうだ。

無かったことにするか……ウチの国のゲームなら「仙剣奇侠伝」シリーズの「4」とかだろうか。

仙剣シリーズは「2」をその扱いにする人もいる。
あとテレビドラマの方が無かったことになっている率高そう。

鉄のラインバレルの作者が描いていたゲッターはどうだろう?

あれもロボ好きの間では存在抹消されているよね……しかし永井豪系の作品は存在抹消されているのかこっちのファンの間で知られていないのか判別しにくい。
派生作品と世界線が多過ぎてこっちでは知られていないものも少なくない上に触れることが難しいマンガ作品も多いからね。

ゲッターシリーズの中ではアニメの「ゲッターロボ號」とかの方がこのテーマに合うかな?長編アニメ作品なのにスパロボ、ゲッターの系譜で語られることが無い。

それはもう本当にマイナーなので話題にもならない、存在を意識されない抹消のされ方なのでは。
一応キャラはそれなりに出てくるから、ネオゲッターやアークとかの元ネタとしてなんとなく知られているとは思うんだが。
あと実際に見てみるといかにも80年代ロボアニメな画風や演出でで古い或いは近年のマジンガーやゲッターと違うから語り難いんだよ……

前世紀のアニメ版ゲッターロボ號はその前のゲッターロボやゲッター線と関係ないからな。
しかもリメイク企画の元ネタはマジンガーZの方だったというヤヤコシイ背景があるし、版権的にスパロボ参戦も簡単じゃないからまさに存在が消えている状態に。

そう言えば、アイドルマスターって昔ガンダムっぽい何かがあったよね!!

Pをやっている身としては、あれは認めたくない。

ついでに聞きたいんだけど軌跡シリーズってどうなのかな?
長いことファンをやっている人も多いシリーズだし、時々評価でもめているのも見かけるが。

「閃の軌跡」の後の方は評判微妙だが存在抹消ってほどではないな。
ちなみに英雄伝説シリーズとして見た場合、「英雄伝説IV」の旧版が名作扱いの3と5の間の微妙な作品で抹消に近いと聞いたことはある。

上の方で既に出ているが型月は「何々を認めない」といった内戦自体は常に勃発しているけれど存在抹消扱いなのは月姫のアニメだけじゃないかね。

月姫のアニメなんて無いよ
リメイク版ではじめてアニメで動く月姫キャラを見て感動したなあ

近頃はFate/Zeroがそんな扱いになってきている所もあるのが……リアルタイムの評価ではApocryphaやExtraの方がヒドかったのに……

最も敵を作ったのがZeroだからな。そしてZeroから入った人間が最大勢力だった時代は過ぎ去ってしまった。
あと一時期こっちの月厨はまさに「見えない」ことにしていた「プリズマ☆イリヤ」がFGOの影響も含めて予想もしなかったほどの存在感に……

型月はFGOの影響で他の作品全部存在抹消だよ!

真面目に言えばFGOは奈須きのこが関わっているのとイベントで過去のシリーズのキャラが頻繁に出るからむしろ他の作品の存在感にブーストがかかっている節もある。一時期本当に嫌われていたApocryphaもキャラと東出のシナリオ評価の上昇でかなり持ち直しているしね。

国産といえば、まさか「アズールレーン」でもアニメ化なんて無かったということになるなんてなあ……

何を言っているんだ。「アズールレーン」のアニメ化はきちんと存在するじゃないか。「びそくぜんしんっ!」は皆が認めるアニメ化だ!

ペルソナシリーズ、特にP3ではP3Pを認めるかで宗教論争になっている。一方にとってはまさに存在抹消レベル。

P3Pはハム子に対する賛否両論の方じゃないかな。あと「3」はフェスの方が存在を見なかったことにされている気が……制作側もfesのゴタゴタを見てそれ以降はキャラの関係にかなり気を使うようになっている印象だ。

ところで黒歴史という言葉を生み出したガンダムはどうなの?詳しい人教えて。

うーむ、実際どうなんだろう。古いファンからすればSEEDがそうだった時期があるけど、その時期は同時にたくさんのSEEDファンがいたから内戦の方だったし……AGEもGレコも人気が低いだけで存在抹消というほどではないし……

ガンダムだと今は「NT」がそんな扱いじゃないか?意識しないようにしているファンも少なくない。

昔の話になるが「Z」の評価が高かったこともあり「ZZ」が黒歴史扱いで劇場版Zの終わり方によっていよいよ消えるかという扱いにはなっていたかな。もっともその後「UC」の登場で関係が復活して安定。

一時存在抹消扱いになっていた作品も、その後のシリーズ展開やコラボ的な参戦で評価が変わることもあるし、ファンの年齢層や比較対象が変わって評価が変動するというのもあるからね。
特撮やガンダムなんかは特に。

色んなシリーズ作品を見てきたが、今ではそれが失敗に思えるような内容であってもシリーズが続いているならばある程度は許容できるようになった。愚痴を言えるのはシリーズが残っている、続いているからでもあるしね。その作品のせいでシリーズが終わったらそれもできない。



とまぁ、こんな感じで。
最近の中国オタク界隈におけるシリーズの扱いも含めてイロイロと出ていました。

不評な作品が混ざっていてもシリーズとして話題になっているということは、シリーズを通して見ている息の長いファンがいるということでもありますし、作品単独の人気以外の人気事情を考える上でイロイロと興味深いものもありますね。

また今回のネタを教えてくれた方からは
「最近はガンダムや特撮などで昔皆から嫌われていた、バカにするネタばかりが目に付いていた作品の評価が変化しているのを感じることもあります。もちろん昔と変わらず普通に嫌われ続けている作品もありますが」
といった話もありましたし、後続の作品による影響やファンの入れ替わりによる作品の受け取り方の変化なども含めた、長い目で見たシリーズ作品の人気や評価の変動なども機会があれば調べてみたいですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。