ありがたいことに
「中国では推しヒロインの勝ち負けでやたらと熱くなるようですが、勝ち負け以外のヒロインの扱いに関する反応はどうなのでしょうか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ヒロイン交代が起こった作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


主人公交代はそれなりに聞くがヒロイン交代する作品ってどんなのがあるかな?
いわゆる毎回のゲストヒロイン交代ではなく、メインキャラとしてのヒロイン交代で。

シリーズ作品で主人公が交代すればヒロインも交代するのがほとんどだが、そういうのではないんだよな?

そうだね。ヒロインだけ交代するようなのが知りたい。
あとヒロインレースの最後にメインヒロインが負けてヒロインの地位にいるキャラがかわるというのでもない。

「ポケモン」は実質的にそんな扱いかもしれないね。交代するのはヒロインだけではないけど。

「NARUTO」は出番が消えたというわけではないが、サクラからヒナタに移行していたしファンの認識もそうなっていったような。

「換妻塔」の異名をもつアニメの「ドルアーガの塔」は最終的な収まり方はさておき、一期二期で分かりやすくヒロインが変わっていたな。

当初のメインヒロイン敗北で有名な「いちご100%」はヒロイン交代なんだろうか?

そこは受け取り方次第かなあ
西野がメインヒロインに昇格したのは間違いないが

「テイルズ オブ ゼスティリア」の真の仲間……はなかなかアレな話だが、ヒロインに見せかけたキャラをいきなり退場させるという手法はそれなりにある。例えば「ダンガンロンパ」とか。

ストーリー上のギミックもあるけど「シドニアの騎士」はヒロイン交代で良いよね?

同感。「シドニアの騎士」はアリだと思う。

古典で有名なのは「うる星やつら」だろう。
ラムはゲストキャラだったのがヒロインに昇格して二次元の一時代を代表するキャラに。

ところで「犬夜叉」はどう?

あれはファンの人気の問題でヒロインはずっと桔梗ではなくかごめの方だろ。

ファンの認識と言えば「BLEACH」は作者は織姫がヒロインのつもりだったんだろうけど、最初の展開でルキアをヒロインとして認識していた人も多かったよね。
そして結局ルキアをヒロインだと認識、そちらの糖分を欲している人が多いままだった

「BLEACH」は連載が続くことによって作者の趣味や構想がハッキリしてきたのと、アニメ版では原作と比べてルキアがヒロインっぽく描写されていたというのも影響してそうだ。ウチの国で影響が大きいのはやはりアニメ版の方だからね。

「SEED DESTINY」はステラがヒロインだと思っていたんだが……

あれはTV版ガンダムの定番の途中で死ぬヒロインというタイプだろう。メインではあるが、元々死ぬ予定で配置されたキャラだし、シンがキラに主人公交代させられたのとは違うかと。

ガンダムなら「AGE」かと思ったが、世代交代で主人公もヒロインも入れ替わるパターンだからこの話題で想定しているものではないかな。

ヒロイン交代か金庸作品はわりとそういうのあるね。二次元でも連載中に人気とかストーリー展開でうっかり殺したとかいうので発生しているように思う。

「ぬらりひょんの孫」は人気でヒロインが交代したと思っている。

「風夏」の作者は何を考えてあのヒロイン交代をやったんだろうなあ……

「ようこそ実力至上主義の教室へ」は複数のヒロインを配置しておいた作品だとは思うが、当初メインヒロインとして想定していたキャラとは別のキャラがメインヒロインになっているように感じる。

私が思い付いたのは「はたらく魔王さま!」だけど「ヒロイン交代」と言われることに関しては作中の扱いに加えてファンの認識というのもあるから少々混乱する。

ファンの認識や要求が絡むとゴタゴタするよね。そのまま各ヒロインファンによる党争につながったりすることもあるから。
そう言えば「頭文字D」のヒロインは援助交際しているのからゴルフやってる金持ちの家の子になったが、ヒロイン交代については無理もないと納得している人ばかりなのが珍しいかもしれない。

性別関係なくていいなら「マクロス7」はメインヒロイン存在感微妙でいつの間にかシビルやクジラの方がヒロインの印象になってるな。
あとはガムリン木崎もミレーヌよりヒロイン感が。

私は初代の「マクロス」をヒロイン交代だと思っていたな。制作者の意図はさておき、最初は皆リン・ミンメイヒロインの話で見たりしない?
もちろん、三角関係が定番のシリーズという評価も把握してはいるんだけど。

「グレンラガン」はどうだろう?

ヨーコはずっとカミナ兄貴の女という扱いだったし、ヒロインとは別では。作品の顔的な意味ではずっとヒロインだったと思うが

まだ出ていないのだと「To LOVEる」がダークネスの方になってヒロイン交代になったと見て良いと思う。
あと「BLACK CAT」もヒロイン交代なのかね。

「To LOVEる」は一応主人公は最初から好きな子を選ぼうとしたとは言え、ヒロイン選択ルートからハーレムルートに移行してメインヒロイン格が消滅したような気もする。

しかしこうやって考えてみると、意外にヒロイン交代って問題視されていないのかね。勝ち負けに比べるとあまり強烈な戦いの火種になっていない気がする。

ヒロイン交代って主人公交代と比べると扱いの変化や出番の減少はひどくないからね。
それから複数のヒロイン出して作者の嗜好や人気でルート選択みたいになっていることも少なくないから、誰とくっ付くかの勝ち負けと比べると意識されることも少ないのでは。

ラブコメやハーレム系で複数ヒロインの出る作品は勝ち負けはあっても大きく扱いが変わるとまではいかないからヒロイン交代として話題になるのは少ないんじゃないかな。
それに対して作品のメインテーマが恋愛部分の所にあるとかで、初期ヒロインは何となく出しておいたケースだと、作者が動かしにくいとか後で出した新キャラの方がヒロインとして人気が出たとか、ヒロインが必要なかったり嫌われたりとかで交代になる、或いは存在が消えてしまうというケースが出て注目も集まるとかでは。

それは道理かも。スポーツ系作品だと人気が出るとヒロインの存在が消えることは多いからね



とまぁ、こんな感じで。
今の中国オタク界隈でヒロインの存在が何かと意識される作品に関してイロイロと出ているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「ヒロインに関して当初の地位、メインヒロインと女二号(サブヒロイン)についてはかなり意識されますが、メインヒロインかどうかについてはそこまで大きな問題にならないような気もします。特に中国では推しヒロイン(××党)を決めて対立する別ヒロインの党と争う『党争』をしながら作品を楽しむ人も少なくないので」

「しかし作品紹介などの時の公式のキャラの扱い、メインとそれ以外の上下関係はそれなりに気にされているような気もします……」

などといった話もありました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。