ありがたいことに
「どんな作品が中国で配信できなくて落胆されているのか?」
といった質問をいただいておりましたが、先日ちょうどいいネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国国内で配信されなくて残念に思った作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国で最近配信されなくてガッカリした作品ってどんなのがある?この所新作アニメの配信に希望が持てなくなっているので皆と愚痴りたい。
ちなみに自分は現在「無職転生」がやっぱり国内配信無かったことにガッカリしている。あと「無職転生」は大体誰もが思い浮かべると思うので、それ以外で頼む……

とりあえず「無職転生」は確定だから除外と。分かった。
思い付いたのは「86」かな。

字幕組とかクラウドのアレなダウンロードとかがあるから見れないわけじゃないけど、やはり動画サイト上の配信と弾幕コメントで盛り上がりたいからなあ。
そういう意味ではオタク向けのラブコメがフェミニズム方面の批判を受けそうなので軒並み獲得回避されているのが自分にとっては痛い。

残念に感じた記憶が残っているのはこの間の「メイドラゴンS」かな。bilibiliで特設ページまで作られていながらいつになっても配信が始まらずそのまま……

私も「メイドラゴン」の時の気分はよく覚えている。ただその後に配信されている作品の中で「迷宮ブラックカンパニー」に出会って結果的にはコチラの方が自分には当たりだったのでちょっとヤヤコシイ。
実際の所、最後まで把握してから振り返ってみると別に絶対に見なくても良かったかな?という作品も少なくない。でも何となく見たくなって気軽に見るというのができないし、ネタなどに関して調べるために見るのが手軽にできないというのもキツイんだよね……

それには同意する。
後から考えてみると、本当に見る価値があったのかという作品が結構出てくるんだよね。でもそういう作品でも追いかけていて盛り上がった可能性を考えるとなんだか残念に感じたりするところはある。

「小林さんちのメイドラゴンS」は再生数は爆発しただろうけど内容的にはどこまで刺さったかは怪しいし、見れなかったことがとても残念というレベルではないかも。配信で見れたら嬉しかったのは間違いないんだが。

個人的には「ラブライブ!スーパースター!!」の配信が無かったのは複雑だ
仮に配信されていても昔のような盛り上がりは無かったろうし、シリーズの凋落を突き付けられてそのまま界隈が盛り下がっていった可能性も否定できない。
(訳注:コメントなどでいただいた情報によると「ラブライブ!スーパースター!!」はbilibiliで遅れて配信が始まり10/29時点では6話まで配信されているそうです)

ラブライブは近年珍しい前向きな中国人キャラの唐可可がいるからもしかしたらというのは考えるけど、ウチの国の二次元における「偶像」という言葉のデバフを考えると厳しそうだよな。

今の状況を見ても、百合好きはウマ娘で養分を摂取しているような所があるからね。同人の供給も多いから。
しかしウマ娘の第二期までこっちで配信できていたのは本当に良かった。元ネタ賭博だし需要もよく分からないから難しい空気になると回避されそうな作品だったから。

「オッドタクシー」がこっちで配信されないのは本当に残念だった。あれは良い作品だった。

「オッドタクシー」には同意する。個人的にはあのシーズンのダークホース。動画のコメントで皆で考察したかった。
ウチの国でもいけそうな外観だし、期待していたんだが。

最近のだと「吸血鬼すぐ死ぬ」が版権取った所無かったのが残念。ギャグだし弾幕コメントで盛り上がりたかったね。

分かる。私も配信されるならとりあえず追いかける枠で考えていたよ。
しかし今の空気だとウチの国ではホラー系、迷信系は避けることになるだろうし無理だったんだろうね。昔から封建迷信は政治的に叩かれやすい要素だし・

「吸血鬼」は動画サイト側も痛手だったかもね
ギャグ系は定番の人気作品になったら新番の時期以外にもアクセス数稼ぎ続けるし、一般層や女性層のファンも獲得できた可能性がある。

原作を見てウチの国における「銀魂」や「斉木楠雄のΨ難」みたいな感じになるのを期待するのは分からなくもない。

でもやはり題材がホラーだから無理な話だったのかもね
直近でも「入間くん」の二期がなかなか配信開始されず開始後も更新が不安定だったから、ウチの国の封建迷信、ホラー規制にかかった可能性は高い

俺も「86」を配信して欲しかったし皆で弾幕で盛り上がりたかったけど、「無職転生」の大炎上やその後の風向きの悪化が無くても難しかったろうから残念というのは無かったな。諦めていた。

盛り上がると言えば「PUI PUI モルカー」が配信されなかったのは痛手だった。
あの時期にあのジャンルと1話数分の長さの番組を事前に把握して版権確保するというのが難し過ぎたのは分かるけど。

私は「PUI PUI モルカー」に関しては日本のネットで盛り上がりを追いかけていたな。日本のオタク界隈どころか十二国記の小野不由美までハマっているというのには笑う。

まだ「異種族レビュアーズ」が出てないぞ。エロの皮をかぶった正統派にして深いファンタジー世界観の作品。
規制なくてもウチの国だと無理だったろうけどね!

「異種族レビュアーズ」は確かに。あと同じ作者の「韋駄天」も

「平穏世代の章駄天達」って評価高いよな。レビュアーズはエロだから敬遠されていた所もあるけど、「韋駄天」は真っ当な高評価という感じだ。
ただレビュアーズ程の爆発力や拡散力は無いかも。

「韋駄天」はレビュアーズと違って含蓄のある作品を求める層にかなり刺さっている印象。どちらにしろ配信されていたら結構伸びていたんじゃないかな。

「いじらないで長瀞さん」
糖分が欲しかった

ラブコメは皆で甘さに悶えながら見たかったよね。
特に「長瀞さん」は不快感少ないし。

俺は「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」は配信無いのが少し残念だったが、無職転生の大炎上を考えると無くて良かったとも思う。ウチの国の価値観だと有害な作品扱いされたろう。

同感だ。今の空気だと「子供への悪影響」みたいな話になりかねんからな……

10月新作だと「古見さんは、コミュ症です。」が配信されなくてガッカリ。ラブコメはもうダメなのかなあ……

香港や台湾向けの配信というルートがあるけど、近頃はそっちに見に行くのも厳しくなってるのが感じられるし何かと不安だ。

見れないわけでは無いが、acfun独占だからbilibiliでは見れないという作品はちょっともどかしさがあった。話題の拡散力的にどうしても不利だったしね。例えば「映像研には手を出すな!」とか
そして今年はacfunが版権取ったけど結局配信始まらなかったという作品の中に期待したのが結構あった……

acfunは持ってるパイプも交渉力も弱かったのかね。
私が期待してた「スーパーカブ」もacfun予定で配信未定のままだ。

「長瀞さん」も「スーパーカブ」もacfun予定だったからね
3/31以降新作アニメが全く更新されないのを見ると何とも言えない気持ちになる。

まだ出ていないのだと「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」
ずっと待っていたんだが。

その気持ちは分からなくも無いが、さすがに無理だろ。
パンツじゃないという理屈は我が国では通用しない!

そう言えば配信されていたけどいつの間にか消えている作品、見れなくなって残念な作品というのもあるよね。版権の期限切れというのもあるだろうけど、それ以外にも理由がありそうな作品も少なくない。
「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」もそんな作品の一つだけど、今ではエロ以外で「無理だろう」と感じるような環境になっているのはなんとも複雑だ。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の新作配信事情や作品に期待されていた所などイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「近頃のオタク界隈では新作に普通の期待作が少ないので、今までは見ようと思わなかった作品を見始める人も増えています。例えば中国で今配信されている中では『王様ランキング』が予想外な高評価ですが、以前の環境であれば絵柄でまず否定されていた作品だと思います(もちろん今でも絵柄で見ないという人は少なくありませんが)」
という話もありましたし、配信環境が厳しくなったことによる変化がイロイロな方向に出ているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

10/29追記:「ラブライブ!スーパースター!!」の配信に関して追記しました。情報ありがとうございます。