ありがたいことにFate関連のネタのタレコミをいただきましたので、ガチャも含めて厳しい戦いになりそうな第二部6.5章のゲン担ぎもかねて今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「Fateはカップリングの争いが少ない?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


Fateはカップリングの党争、ゴタゴタが少ないと聞いたけど、本当?実は他の作品と比べて荒れない界隈なの?

ふーむ、それは間違いではないかも。fateは昔から炎上がそこかしこで発生しているジャンルだが、キャラ萌え方面での炎上は自分もあまり記憶にないな。最強談義や設定談義で炎上したのは覚えているが。

ウチの国で党争が一番熱かった時期とfateのキャラ人気の盛り上がりの時期はかなりズレていたのもあるかな
キャラ人気としてはたぶん06年からの数年、スタジオディーン版の影響があった頃が最盛期だったように思う

一番燃えそうなZeroがカップリングとか萌え方向の恋愛で分かりやすいの無いからね。ウチの国の党争は同人の勢力争いみたいなのともちょっと違うし、カップリングはあっても女性向けが中心だからラブコメアニメとかの推しヒロインで闘う党争とはかなり違うし表に出る感じではない。

Zeroのカップリングとしては……私は百合とかまだあまり知らない時期にセイバーとアイリのカップリングはちょっと良いなと萌えていた。

Zeroでもめたカップリングと言えば金ぴかとセイバーのカップリングとか?ただこっちはカップリングの勝者を決めたがる党争とはちょっと違ったかな。正しい、こうなるべきといったマウントによるゴタゴタはヒドイことになっていたが。

こっちのFate関連のゴタゴタは一昔前の衛宮士郎に対するヘイトの大流行と、Zeroファンが他の作品どころか他のシリーズに対してまで覇権マウントとってたのが大きな所だと思うがカップリングはそんなでも無いね。

Fateのゴタゴタと言えば戦闘力比較とライター陣に対するヘイトという印象。
ただどっちも一時期に比べて落ち着いているし昔ほどレッテル貼りで語られることも無くなっているから昔の記憶を考慮しなければ「比較的落ち着いたファン界隈」に見えなくもない。

ストーリー上の解釈や伝言ゲームによるキャラヘイトはあるが、それがカップリング論争に影響することはあまりないだろうしね。
あとキャラ贔屓に関してはライター陣に対するヘイト関係で言及されることもあるが、型月系の作品は贔屓される=出番があるとはいえ、同時に愉悦される曇らされる被害者にもなるので一概に歓迎できるわけではない……

FateはソシャゲのFGOに中心が移行した時点でカップリングはあまり意味をなさなくなった。キャラが多すぎるし自分の嫁、推しを誇ることはできてもストーリー上の明確な勝者はいない。

原作からして複数ルートのある作品で世界線も複数あるという設定が前提のストーリーだからカップリングの勝者を決める党争を適用するには向かなくなっているのかもしれない。もちろん無いわけでは無いが。

FGOでマスターラブ勢じゃないことで荒れることはあってもカップリング厨で燃えるのは少ないのでは。最初から夫婦固定で人気が高いのもいるし。

いや、昔はカップリングでの炎上も普通にやってたよ?単純にファンの年齢が上がって大人しくなったというのもあるんじゃないか?あとFGOの影響は私も否定しない。

Fateの特徴として派生作品が多いというのがある。また派生作品で様々なエンディングやキャラ萌え要素、カップリングの燃料の提供やっているけど、それを界隈全体に
例えば「Fate/unlimited codes」なんかは個別ルートで金ぴかとセイバーカップリングで持ち出されることもあるが、それを根拠にして全体向けの理論武装するのは厳しい。

別ルートの解釈持ち出すと、金ぴかの場合はHFルートの瞬殺やUBWの最後の往生際の悪さも意識しないといけなくなるからな。
あと根本的な問題として、派生作品は把握している人が少ない上に中国語の情報が少なかったので共通の話題になりにくかった。
言っては何だがFateシリーズの中でキャラ萌えの共通の話題として成立したのはZeroとFGOくらいじゃないか?

私の中にも一応士郎とセイバー、凛、桜のカップリングが正統派なんだろうという認識はあるが……この辺りのカップリングでの戦いの記憶も無いとは言わないが他の作品の党争と比べて少ないのは確かだ。

カップリングは知らんがfateは最強談義やで度々燃えている
あそこは設定(自分の脳内基準)と違う!ときのこを否定するヤツが珍しくない
きのこの後出しに文句言いたくなるのも分からないわけではないが!

FGOで金ぴかがあっさり負けるだけで炎上したからな……

Fateはカップリングでは燃えてないけどキャラの扱いや強さの設定、シリーズの優劣での紛争は頻繁に発生している。あとライター陣の方でも……それに加えて中国版FGOがクソ運営と化したせいで炎上する余力はそっち行っちゃった可能性が……

そう言えば遠坂凛に関してはカップリングよりもイシュタル、エレシュキガル、スペースイシュタルの登場とそれに関する「遠坂凛との関係、同一人物ではないとは言えどこまで遠坂凛と重なっていると見做すか」による派閥の内部分裂の方がヒドイことになっていた。

弓凛(弓イシュタル)や宇宙凛(スペースイシュタル)問題は何かともめるのは分かる。どっちも設定上の強キャラだし、特に宇宙凛は型月世界観でも明らかに格の違う存在だから何かと意識される。

Fateはシリーズとしてはファンが多いけど各シリーズをまたいでの設定も多いし、中国語化された情報にもムラがあって長い間知識の量や深さでかなり個人差があったからな。これはアニメ見ている動画でゲーム見ているだけでは埋まらない。
結果としてゴタゴタするのはカップリングよりもキャラの強さや翻訳の正しさの方が中心になったのかも

カップリングに関して火種が無いわけじゃないしちょくちょく不満は出ている。
例えばFGOで太公望が出て以降、タマモ推し界隈で解釈が荒れている。個人的にもとても憂慮している……!

投下されるカップリングに拒否反応が出るのは分かる。
しかしFateってキャラの数が多い上に扱いもちょっと複雑だから、いわゆる二大三大党派のカップリング論争みたいになりにくいんだよね。
例えば士郎と赤アーチャーをキャラとして同じものにするか別のものにするかとか。今は別扱いが主流っぽいけど一時期もめた。

どういうこと?Fateのファンって赤アーチャーと士郎は同一人物扱いで妄想してるもんじゃないの?

いや、Fateはそこが独特でな……赤アーチャーの過去が士郎というのを意識させられるネタは時折出てくるが、作品内では別キャラ扱いなんだよ。同時に存在する作品、シーンも多いしね。
それに後発の作品ではエミヤ或いは無銘の方で出てくるのがほとんどだし周囲のキャラからも別扱い、カップリング的にも赤アーチャーと士郎は別扱いにするのが基本。

赤アーチャーに限らずストーリーの可能性以外にも同一人物の別の可能性がたくさんいる世界だしサーヴァントというクローン複製みたいなシステムがあるから、カップリングの種類や可能性はあっても絶対に固定のカップリングというのは逆に無い。

アルトリアシリーズは顔同じでも別世界線だと別キャラだからな。そこがキャラの寿命を延ばす上で上手いんだろう。
実は最初の青セイバーはFateの顔ではあるけどこの十年ほどはゲストキャラ状態で凛や桜に比べると出番が無い、なのに評価や人気は高いし川澄綾子の仕事もずっと続いているのが興味深いよ。本当に。

そこは作品として各カップリングが好きに解釈しやすい世界観な上に、公式がかなり気を使っているからね。
こっちではあまり広まってないようだけど、例としてはFGOのアナスタシアが分かりやすい。公式は恐らくマスターラブ勢のぐだとアナスタシア推しだが、日本のファンやリヨのマンガではカドックとアナスタシアのカップリング派の勢力も強い。またアナスタシアに関してはカルデア壊滅など異聞帯の敵としてのやらかしもあるからアンチも多い。
それに対して公式はカルデア召喚の汎人類史アナスタシアと異聞帯アナスタシアは別の存在ということにして、更に幕間で解釈を整理させるストーリーも実装するなどケアに努めている。

外からは分かり難いけど、型月のキャラってそのキャラが一人しかいないというわけではないからな。サーヴァントなら別の作品に召喚されたら基本設定同じ別キャラだしスキン変更で別キャラ扱いにもなる。或いは同じ名前だけど別側面や別クラスなので別キャラみたいなのもある。

サーヴァントの設定がカップリングのゴタゴタの少なさの理由の一つと見ても良いだろう。
それはさておき、Fateでもめたのはやはりギルガメッシュと青セイバーのカップリングだ。他のカップリングのゴタゴタはどれも双方向性だったが、このカップリングだけは他の型月全体との紛争になっていた。

そう言えばセイバーとギルガメッシュのカップリングだけはやたらと火種になっていた覚えがあるな

あれはZeroのみをベースにしている、そっちの認識だけで語る人が多かったのもヤヤコシイ……

あー……私も一時期はどのカップリングで楽しんでようが構わない、ただしギルガメッシュと青セイバーのカップリングだけは除くというスタンスだったよ。

あのカップリングってどっちのキャラも好きじゃなくて金ぴかだけが好きっていうのも多かったし、更にギルガメッシュのキャラを詳しく知っているとまた微妙な印象になる組み合わせだから型月の知識が増えると反感も増えていく組み合わせなんだよな。
日本では昔川澄綾子が士郎嫌いギルガメッシュが好きという発言をして大問題になったそうだが、こっちのファンの間のゴタゴタはそれとはまた別方向にめんどくさい。

あれは一見分かりやすいけど、ウチの国の市場的には荒れるわりには存在感なかったな。セイバーとギルガメッシュのカップリングに対してセイバー好きからの支持も無かったし。
そして金ぴかガチ勢はエルキドゥとのカップリングに移行していきZeroのみのファンはオタクの世代交代で消えていった。

金ぴかはエルキドゥやザビ子、麻婆など他のカップリングもそこそこ見かけるかな。ただその勢力やそれを許容する勢力からもセイバーとのカップリングの評価は微妙?

呆毛(セイバー)に関してはカップリング無し派も強いしね。あえて言うなら士郎とのカップリングとマーリンのカップリングでこの勢力同士の衝突はたまにあった。一方は正統派、もう一方は背景エピソードに加えてFGOでの絶対的な強キャラということで一進一退。
しかし……その後FGOの第六章でセイバーっぽい別人物と士郎っぽい別人物とマーリンっぽい別人物による大冒険があり事態は混迷を極めている。

キャストリアと村正とオベロンか。あれで知り合いのCP論争やってるやつの脳がバグってた。なんだかんだでfateのカップリング論争にも根深い問題があるのだろう……!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のイメージや過去の記憶がイロイロと語られていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本と比べてFateのカップリングの争いが意識されることは少ないです。Fate関係で紛争になるのは主に設定や強さに関してです。例えば本気になったギルガメッシュが最強ではないというショックでかなり荒れたこともあります」

「今では蓄積された情報が増えて昔より少なくなりましたが、それでも自分の脳内設定がFateの新作、新ストーリーで否定されるのを見て暴れる人は定期的に出てきます。私もその気持ちは少し分かります」

「逆にキャラ萌えの方は選択肢が増えているので自分の好きなキャラ、カップリングを追いかけていれば良いという印象です。現代はよほど珍しい物でも無ければ好みのカップリングの二次創作を見つけることもできます」

といった話がありました。

それにしても当ブログ的に「Fate」は中国オタク史における作品内容に関する三大炎上事件の一つが発生した作品(残り二つは無職転生とヒロアカ)でもありますしFGOだけでなくディーン版のアニメや「Zero」全盛期の頃からゴタゴタの続くジャンルでもあったので炎上しない作品という印象は皆無でした。

しかし言われてみればキャラ萌え方面の炎上は他の作品に比べて少ないかもしれませんね。どこに注目するかということが重要だということを改めて実感しました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。