ここしばらくの暑さでぐだぐだな状態なので、今回は簡単なネタで……

ありがたいことに
「中国では動物擬人化キャラでは狐系がとても好まれていると聞きましたが中国産の作品には猫系や犬系もかなりいるように見えます。実際の需要と供給はどうなっているのでしょうか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「二次元の獣娘で猫系が多いのはなぜか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ二次元の獣娘は猫勢力が優勢になってしまったのか?
犬系や狐系、日本だと狸系などがそこそこ健闘しているのは知っているがやはり猫系が強い。なぜだろう?犬とかもっと増えても良いし狐とかウチの国でもっと増えても良いはずなのに。

猫以外も一応は探さなくてもすぐに思いつく程度の勢力はあるけど、萌え獣人ではやはり猫が圧倒的だよね。
ペット枠なら犬もいるし、人間となら犬の方が強そう打と思うのだけど。

犬は獣人かさせるよりもそのまま出して人とセットで動かした方がやりやすい、人気も取れるというのも理由ではないだろうか。わざわざ人にしないでも良い。
猫が人間と一緒に行動するのはシチュエーションが限定されるけど犬はそういうのが無い。

うーむ……私はあえて言うなら狐娘が好きだという認識ではあるが、獣耳系萌えキャラだと猫娘が先に出てきたな。

実際、自分の目に付く範囲でも獣耳キャラの割合でも猫系多いからなあ……

ウチの国のペットでも明らかに猫飼ってる人の方が多いしね。

そうだな。新型コロナの物資不足でまず売り切れたのが猫用のだった。猫がそれしか食べないという餌が買えなくて困ったという話もよく聞く。

そう言えば俺の知り合いで猫飼ってる人から聞いたんだが、猫飼っている人が多いから病院の猫用ワクチン手帳がすぐに底をついて皆困ったらしい。一応日頃の需要から猫の方を多めに確保したらしいがそれでも無くなったとか。
昔と比べて猫飼う人かなり増えているように感じるけどこれも猫娘増加の原因だったりするのかね。行動や手触りをハッキリとイメージできる人もふえているだろうし。

ウチの国もだけど、日本でもこの十数年でペットは猫の方が多数派になっているというデータがあったし二次元作品にもその影響が出ているはず。

飼っていることの影響というならば、若い世代に猫飼っているのが多いというのも理由かもね。老人は犬の方が多い印象だ。
データを見ての話ではなく、あくまで個人的なイメージだけど。

犬猫などよりも狐だよ。
中国人ならば狐娘に萌えるのが伝統的に正しい。もちろん娘だけでなく男の方でも。

ウチの国で狐系の人気や評価が高くて国産での人気キャラや作品も出てるけど、絶対数はやはり猫優勢な印象だ。
狐はキャラ付けで動かしにくいのかそれとも描きにくいのか……

狐はペットとして一般的ではないし、猫や犬と比べたら雑に出せないというのもある。設定盛ってメインキャラにするなら良いのかもしれないが、ハーレム要員にするにはちょっとヤヤコシイ。

身も蓋も無いけど猫系は描きやすい、パクりやすいからだろう。
犬は種類が多いからどの犬種をベースにするかで違いが出るので単純にパクるとバレやすいし作画とデザインのコストが上がる。それに対して猫は耳つけて瞳や毛(ようは髪)で区別つければ良いからパクって独自要素加えるのも楽。
拘りや性癖があるなら犬娘の独自性に熱意が注ぎ込まれるんだろうけど、見る側も作る側も大半はそういうのは気にしないし求めていない。

猫娘キャラってテンプレに耳と尻尾つければ良いからな。犬娘になるとそこが固まってない。
あと基本的な性格として、最初から好意をアピールするキャラよりも距離があってクールなキャラの方が話作りやすいし人気になりやすいのよ。
この人気部分に関しては幼馴染キャラが負けるのと似たような所もあるんじゃないかな。

狐も大きな尻尾で強調すれば良いから場合によっては犬より楽という話もある。狐娘はテンプレデザインに伝説や神話的なスゴイ背景盛ればできあがり。

猫の場合はツンデレ、特にツン要素があるからキャラ立てしやすいし話の中でも動かしやすいんだよ

でも二次元の猫娘的なキャラに関しては親しい人に甘えるとか、元気でおバカだとか、やきもちを焼くとかどちらかと言えば犬の方のイメージになる要素が混じっていることが多いように感じる。
そこはちょっと不思議だ。

でもそういうキャラは基本的な所、第一印象はやはり猫系のテンプレに沿って出してないか?補助属性に犬っぽいのが付くことが少なくないのには同意だが

猫そのままで出すとデレ描写とかも難しくなるから人間のキャラと同じくある程度の「都合の良い改変」は必要だ。カワイイしぐさと鳴き声をアピールして性格は扱いやすくした結果、二次元のキメラ的な存在になってきているのだろう。
それに近年は猫動画とかで猫がおバカなイメージも拡散しているから、バカ方向と小賢しい方向のちらでも見ている側が納得できるようになっているんじゃないかな。

異世界ファンタジーのエルフと重なる所もあるが、猫の孤高で冷たいキャラは男女どちらのキャラでも人気になりやすいからね。
犬系の性格は安全ではあるんだが現代の主な需要からはやや離れている。

とは言え、犬の性格の主要なイメージである「忠犬」的な性格の猫娘というのも珍しい。

その性格を強調するならさすがに猫系ではなく犬系にするはずだ。
しかし忠犬的な性格のキャラは嫌われないけど面白みも無いから今の時代は厳しいのだろう。

猫キャラはずる賢い言動のキャラでもある程度許されるのがずるい、犬キャラでそれやったら卑怯だと本気で叩かれる……!

メイドや執事のように忠犬的なキャラは現在も需要あるよ。ただ懐くキャラ、奉仕するキャラに対する犬属性呼ばわりはよくあるけど犬耳まではつけないよね。ここも猫系との違いか?

二次元の目が大きい顔のデザインが猫に近いという事情もある。猫娘的な方向にアレンジするのも他の動物と比べれば楽だ。

猫の顔の構造的に人型にしても違和感が比較的少ないし人間の顔に寄せやすいんだよな。
逆に犬は構造上人と同じようにはできないし、犬の方に寄せたデザインだと受け入れられる人が減る。
だから量産されるのが猫になるのも無理はない。

そこはどうせ耳と尻尾だけアレンジ入るからあまり変わらないような……国産狐耳キャラもそんな感じだし

自分の周りを見ての印象だが、ガチの獣人好きの間では狐娘そんなに人気無い気がする。

狐も猫もウチの国の需要だと大体は尻尾と耳ついてるくらいだよね。でもたまに本気で深い所にいってしまったのもいるからな……

俺の周辺を見た限りでは、獣好きだとマイリトルポニーとか欧米の作品の方まで一気にいってしまう印象もあるな。そういう意味でもやはり現在の二次元環境では猫が有利か……

現在というか二次元では昔から猫娘優勢だったはずだよ。昔の方が犬系擬人化は多かったとは思うけど。例えば日本の二次元オタクネタの集合体であるFateも猫耳だけで犬耳ないしね。

いや、過去の企画で犬耳が実装されていたことはある。神風魔法少女ジャンヌとか。
それにタマモキャットが名前猫だけど耳は狐で口調は犬という混沌設定、それからアーケードで沖田総司の霊衣で実装があったような?

Fate関係ならこの間こっちでも第六章と一緒に実装された妖精ガウェインが犬系の妖精ではあるな
あとfateはタマモがいるから狐耳勢力も強い

犬娘はまだいいよ……俺のように狼娘が好きな人間はかなり苦労する。

そっちはよほど拘らないと犬と同枠になりかねないからな。それにワーウルフの関係からどこまで獣要素を入れるかでもめそう。

ソシャゲでは犬娘より狼娘の方が多いように感じられる。戦闘力や背景の伝説アピールでは犬より狼の方が良いのかも。

それを考え出すと狐もイヌ科なので、犬娘の一種という見方もできてしまう。そこまで足せば猫娘の勢力より上に?いやそれでも厳しいか?

良いことを教えてやろう。日本では食肉目を「ネコ目」と言うこともある。(これは過去に日本の文部省が雑に翻訳定義したせいだとか)
つまり日本では犬も狐も猫の勢力内と言うこともできるのだ……

なんだと!?やはり猫は卑怯だ……!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の獣耳系キャラに関する認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「猫娘は内外どちらもデザインしやすいので中国国産作品でもよく見る属性です。狐系のキャラも男女共に人気は高いですが既存の大人気キャラとの差別化が難しいのか意外に苦戦することも少なくありません」

「昔は国産の『娘化』は狐ばかりだった時期もありますが、最近はそこまで多くは無いようです」

などといった話もありました。

それからこの記事をまとめている途中でFGOに曲亭馬琴が犬系で実装されましたが、今回紹介させていただいたやり取りはちょっと前のものなのでその辺りの情報は入っていません。今ならまた違った見方が出てくる可能性も考えられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ蛇娘は二次元でいまいち流行らないのだろうか?狐耳とまでは言わないが他の獣耳キャラのような扱いにならない理由はなんだろう」