ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国語では「嫁」のことを「老婆」とも言うのですが、中国オタク界隈ではオタク用語の「俺の嫁」的な感覚で大好きなヒロインを「老婆」呼びすることもあるそうです。
またこの「老婆」に関しては個人的な認識や扱いの違いというのもあり、時折その辺りに関して議論が巻き起こったりすることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「オタクの老婆(嫁)は三か月で変わるというネタは正しいのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


オタクの老婆(嫁)は三か月で変わるというネタがあるけど正直実感が無い。
実際の所皆はどの程度の頻度で変わっているんだ?純粋に興味がわいてきたんで知りたい。

え……実感が無いというのが俺には分からない。オタクは普通1シーズンで老婆をかえるものではないのか?

自分の場合変わらないのは本命の老婆、それとは別にそのシーズンに追いかけるヒロインがいる。
三か月ごとに嫁を替えるというのはネタとして分かりやすいが、個人差に関してちょっと説明がいるネタなのかもしれない。

確かに心の奥底にいて変更不可能なヒロインがいる。
自分の周りを見ても各世代のオタクにレムだとかアスナだとかシャナだとかが存在する。
でもそれとは別に短期間で推しが入れ替わっている傾向はあるので、自分は「三か月で変わる」というのはその部分だろうと解釈している。

自分の中では老婆(嫁)と女神が混在しているという認識だ

自分で考えて見るとハマっている作品がある間は老婆の変更はまず無いし、3ヶ月ペースってのはよほど雑に作品を見ているんだなと思ってしまったり

愛とは移ろい行くものだよ……好きなヒロインは変わらないけど、その時点での愛の分配は変わるだろ?

「オタクの老婆が変わる」ネタか……最近の作品だと「その着せ替え人形は恋をする」が物凄い勢いで人気になって急に見なくなった皆の老婆か?

例えば「リゼロ」のレムとかはいまだに老婆として心に住んでいるオタクがいる印象だし、言われるほど頻繁に変更されているという実感は無いな

今ではオタクの言う「老婆」、日本語の「俺の嫁」ってある種の誇張ネタになっているんじゃないか?
私は好きになったキャラに関しては普通に数年単位で好きなままだし

オタクの好き「老婆」は軽いんだよ!
というか日本のオタクは既に「俺の嫁」という言い方はしない、「推し」と言うことが多いと聞くが。

歳をとるとヒロインの好みが固定されて、若い時に好きになったキャラが心の中の老婆枠で好きというだけになってくるような……私はずっと長門有希がそんな感じだ

そうそう、私にとっての老婆はずっと雪ノ下雪乃だし。

「老婆」的なキャラに対する感情の維持に関してはアニメ以外のコンテンツ(同人も)がどれだけあるかというのも重要だ
安定供給されるなら三か月どころか数年も余裕

同人作品、二次小説があると思い入れが強くなるし常駐型になるよね。

いわゆる「老婆」的なキャラって薄い本で人気になるキャラのことでは?そっちは定期的に人気キャラ変わるのは間違いない。

そういう部分が無いわけではないだろう。しかし薄い本が出るのは作品が人気になってしばらくしてからだし、良い薄い本が出るのは最低限作品が終わってからだろうから「三ヶ月で変わる」というネタの対象は主にアニメの方ではないかと。

作品全体のストーリーは微妙でもヒロインキャラの描写やエピソード、同人た二次創作小説経由で接した情報だけは良いから老婆レベルで好きになるというのもある
例としては「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のゼロツーとかが分かりやすいかと

老婆枠としてはいつの間にか存在感無くなっているけど、内外の造形の独特さでいまだにキャラとしての存在感はある「魔女の旅々」のイレイナみたいなキャラもいる

自分の中だと、ここ数年におけるオタクの間の「老婆」級の人気で印象に残っているのは宝多六花と喜多川海夢だけど宝多六花の方は3ヶ月で変わるという感じではなかったな。それに対して喜多川海夢は3ヶ月で人気が変わってすぐに見なくなったけどオタクの好みなのか、見かける機会は多いけど人気や「老婆」扱いを実感する機会は無かったのでよく分からん

「その着せ替え人形は恋をする」は作品を見ているとカップリング萌えになるし、喜多川海夢の方が主人公で、いわゆる「老婆」的な立ち位置はどちらかといえば五条新菜の方だから、ファンの間ではそんなに俺の嫁みたいな感覚はあまり無いという話を聞いたこともある

「彼女、お借りします」とかもこっちの人気だけでなく日本での扱いを見ても老婆としては入れ替え対象になっていると感じられる作品は今でも少なくない

でも「五等分の花嫁」のように劇場版が成功するなど、実はいまだにファンが多かったらしいという作品もあるわけだが

喜多川海夢はなんというか、皆の昔の女扱いになっているというか本命が別にいる上での浮気相手になっていたような?私も本命は桜島麻衣のままだった。
そういう意味でも二次元的な「老婆」だったのかもね。

このテーマに関する討論を見ていて思い付いたんだが「オタクは3ヶ月で老婆が変わる」ネタって、ハーレム系が量産されていた時代の話じゃないか?
今はヒロインの人気の寿命はそこまで短くないし、「老婆」になるほど人気が出るヒロインは少ない。

確かにこのネタが語られていたのは結構昔の話だね。最近はあまり聞かないかも。
ただウチの国では萌えアニメは評価されない時代が長かったし、ヒロインを日本のオタクが「嫁」と呼び感覚で「老婆」と表立って叫べる環境になったのも割と最近だから、時間差で入って広まった結果、ネタとしての寿命が尽きていた可能性も……

しかし言われてみれば近頃見たアニメで老婆認定したくなるキャラはいないかもしれない
作品がつまらないわけでは無いのだが

近年の作品はヒロインよりも主人公の方、俺TUEEEEEが重視されているからヒロインの存在感が無いんだよね
上で出ている宝多六花や喜多川海夢は今ではあまり無いタイプの扱いと言えるかもしれない

女性キャラ重視なら百合系(アイドル系も含む)の方を見ることになっているかも
まぁそっちで「老婆」なんて言おうものなら袋叩き確定だが

現在の環境や作品展開を見ると、人気出た後の追加コンテンツがそこそこ続くからアニメ終わったら終了という感じではないよね
作品人気は新番の時期を過ぎたら落ちるけど、キャラ人気はそこまで急激に落ちない印象があるし、「老婆」と呼ぶほど好きになるキャラの場合は燃料を求めてネットをさまようことになるわけで

スマホのソシャゲなんかはキャラ扱いや強さ課金でつるためのスキンとかが露骨なので、こっちも雑に老婆を積極的にアピールでもしないと楽しめない気はするが

自分の周りを見ると、作品の思い出と合わせて好きになった人が多いヒロインは寿命が長い気がする。
レム以外にも結城明日奈やC.C.とかいまだに根強い人気だしラクス・クラインだってキャラ評価は変わったがヒロインとしての人気自体は高いままだ

その意見には同意する。自分の知り合いにもいまだに「キノの旅」のキノが好きなんてのがいるしなあ

オタクになったばかりの頃に大好きになった桐ヶ谷直葉をずっと好きでいる、自分の「老婆」に扱いにしている自分は重い人間なのかと思っていたけど案外そうでもないのか……?

珍しいというほどではないだろう。
子供の頃とかオタクになったばかりの頃に好きになったキャラはその後の二次元的な嗜好に強い影響を与える、オタク的な原点とも言える存在になってずっと心の一部を占めることになる。
だからそのキャラの関連情報やグッズを求め続けることになるのも無理はない。
それに市場に出回る過去の人気作品の新作グッズやフィギュアを見てもそういう人間が少なくないのは明らかだ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の空気や個人的な感覚など、イロイロな方向の話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔はヒロインレースのある作品に対して自分の推しヒロインを決めてファンが戦う『党争』で作品を楽しむ人も多く、その当時なら『老婆』が三ヶ月で変わるというネタも通じたと思います。しかし近年は『党争』を行える作品が減少しているので自分の『老婆』に関して更新されない人も少なくないと思います」
などといった話もありました。

考えてみれば私の方でも中国オタク界隈におけるヒロイン人気の寿命や移り変わりに関しては一昔前と比べて良くも悪くも安定しているような印象はありますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。