ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国では00年代の半ば頃から本格にオタク層が形成されていきましたが、その際に「げんしけん」や「らき☆すた」などの作品から「オタクとしての活動」を学んだ人も少なくなかったという話がありますし、中国オタク界隈ではその後も作品経由で日本のオタクの活動や生態が話題になったり日本のオタクに関するイメージが蓄積されたりしているそうです。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「最近はオタクの生活をテーマにした作品が少ないような気がする」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
近頃の作品でオタクの生活が中心になっている作品で何か良いのは無いだろうか?
昔はそういう作品があったけど、今はそういう作品を見かけないような気がする。
「らき☆すた」みたいな作品か。言われてみれば最近の作品では思いつかないな。
昔は「らき☆すた」更に昔は「げんしけん」でオタクのスタイルを学んだという話は聞くが、今はそういうオタクの入門的な作品が無いのかもしれない
アニメまで行く作品は少ないけどマンガやラノベを探せば出てきそうにも思えるが……
私が思い付く中で一番新しいのは「冴えない彼女の育てかた」だが、これも10年前の作品になるな
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は……最近の作品ではないな
「げんしけん」のようなオタク特化の作品ではないけど、今考えてみると当時この作品からオタクのスタイルをこっそり学んだというか影響を受けていた人間は少なくなかったな
オタクがメインテーマというほどではないけどオタクが主人公ということなら最近の新作アニメに「お兄ちゃんはおしまい!」とかがあるね
オタクの生活をテーマにした作品で面白くするのは難しいんだよ
デブで引きこもりなオタク主人公とか誰も見たいと思わないだろ?
二次元だと社交能力の高いオタクとか、引きこもりであっても特殊スキル持ちだったりと美化されているから……
リア充キャラにオタクを自称させているケースが増えて、オタクそのものを描く作品は無くなった
本当にダメな「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」とかは珍しい方の作品なんだよな
それにこれも中盤以降はもこっちが何かとリア充化していく
「らき☆すた」のように日常系で萌えに重視を置いた作品ならオタク生活ネタの作品もありそうに思えるのだけど案外思いつかない
例えが古くて悪いが「電車男」みたいなのは近頃の作品だと思いつかないね
オタクの生活をテーマにした場合、オタクの生活に対する自己嫌悪や自己批判的なのも出てくるからオタクの生活をテーマにした作品を長期連載するのは難しいんだよ
「電車男」や「NHKにようこそ!」の頃から構造としてはオタクをやめる、「脱宅」するという話になっているわけだしな
それはあるかもしれない。「げんしけん」も大学のオタクサークルの日常が大学の卒業と重なってそのままオタクからの卒業になっていたからね。
それに「NHKにようこそ!」のように社会不適合者、ひきこもりを強調する設定としてのオタク属性だとその傾向が強くなるのでは。
それは一昔前のオタクの扱いで近年だと普通に持っている属性、オタクをやめる必要が無い扱いになっていると思う
「らき☆すた」の頃はあえて肯定する感じだったけど、「旦那が何を言っているかわからない件」のように近年はそのまま出したりギャップ萌えの一種として持たせる属性、変えるものではない扱いの作品も珍しくない
「干物妹!うまるちゃん」はオタク要素がギャップ萌え、ギャグのネタ扱いだったよね
オープンにして誇るものではないが、オタクをやめなければならないという扱いでもなかったはず
ただこういう作品のオタク要素の扱いはキャラ属性の一つといったものだから、オタクをテーマにする作品は少なそうだ……
最近の作品だと「ヲタクに恋は難しい」のように、オタク趣味はそのままで良いという肯定的な方向の話になることも多いような?
現在の日本では作る側も見る側もオタクで、更に昔と違ってオタク趣味を維持しながら社会生活を行っている人間が増えたからだという話をどこかで見た覚えがある
現代では二次元産業が日本の文化的な強みとして認識されるようになっているし、アニメやマンガのクリエイターが社会的な成功者像になったりもしているからね
二次元のオタクを肯定的に描くとか、専門スキル持ちでそれで食っているキャラみたいに扱うことが増えるのも当然ではある
「アオイホノオ」はこのテーマに合う作品じゃないか
設定からは史実ベースかつその後のオタク業界の主要人物が出てくるからオタクの日常ではなくクリエイターの話に感じられるかもしれないが、彼らがクリエイターになる前のオタクだった時代をテーマにした作品でもある
それに作者本人がモデルの主人公も将来のガイナックスメンバーに嫉妬したり差を突き付けられて自分の心とプライドを守ろうとのたうち回る描写とか、熱血な作風なのにすごい後ろ向きなオタクっぽい
なるほど
しかしそういう形の作品が出ているというのを考えると、もう昔のようにダメなオタクキャラやその生活を中心にした作品というのはあまり出てこないのかもなあ
ダメな方だとオタクで引きこもって生活しているなんてのも現実にはいるだろうけど、そういうのはリアルに描いてもイベント無くて面白くないし、ヒロインが降って来る系のストーリーも今では微妙
そういうのはもう死んで異世界転生するのが今の流行だな!
「無職転生」の主人公前世がそんなオタクだったはず。そして序盤で引きこもりの自分と決別するイベントが入りある意味では「脱宅」する
しかしこういうオタクがテーマの作品で最古のは何だろう?
私は「NHKにようこそ!」までしか遡れない
ガイナックスの「おたくのビデオ」辺りだろうか?
他にあるとしても「おたく」「おたく族」という言葉が日本社会で使われるようになったという80年代中盤より前になることは無いと思う
上の方で既に出ているけど、このテーマで私が思い浮かべたのは「俺妹」だった
考えてみれば同じ作者がその後書いた「エロマンガ先生」ではオタクな作家、その視点での業界ネタが中心になっていたから、消費するだけのオタクではなくクリエイターとして活動するオタク要素のある専門家に重点が移っているのかもしれない
自分の脳内ではなかなか新しいのが出てこない、「CHAOS;HEAD」……も古いな
あまりオタク系扱いはされないけど「STEINS;GATE」もオタクが主人公、オタクの街が舞台だしオタクをテーマにした作品の一つとしても問題無いよね
あと秋葉原を舞台にした作品だとオタク趣味や生活の描写が増えるのでは?と思いついたが自分が他に知っているのは「AKIBA'S TRIP」くらいだった
オタク属性持ちは一般化、専門ジャンルも細分化しているからもう雑に「オタク」だけで括ってオタクの話を作るのは難しいんだよ
「げんしけん」みたいなことを今の環境でやると、全員の守備範囲が分散して大変なことになる
昔ならばサークルでの作品語り、同人制作とコスプレ、コミケを中心に描けば良かったんだろうけど今そんなオタクを描いたら激しいツッコミを受けるはず
そういうのが今も無いわけじゃない
ただ同人活動の場合はネットの投稿やSNSなど活動場所が変わっているし、プロになるルートや同人で稼ぐルートも昔とは違うから複雑になるのは確かだろうな
「こみっくパーティー」はそういうのを全部乗せた昔のオタクの生活の理想像みたいな作品だったね。
同人作家として成長していく主人公、ヒロインも地方在住の中堅ベテラン同人作家に壁サークル作家に自分のこだわりの作品だけを描く同人作家、人気コスプレイヤーに人気声優、同人イベントスタッフに同人印刷所の娘、それから非オタの協力者と全方位で揃っていたし、同人創作活動からイベント参加、更にイベント以外の将来についてとストーリー描写も完備。
この作品も今ではもう昔のオタク事情を知るための資料か……
今はオタクも細分化し過ぎて難しそう
例えばVtuberは目立つジャンルではあるがオタクの大多数がハマっているジャンルではないし、ソシャゲもやはり動く金額は大きいが影響力という面では過去の名作のようなレベルではない
アイドルオタクなら「推しが武道館いってくれたら死ぬ」みたいな作品もあるけど、ウチの国でイメージされる二次元オタクとはちょっと違うのでこのテーマに合うのか判断に迷う
オタクの生活をテーマと言っても、現代ではオタクの共通のネタやシンボル、知識や人気コンテンツが明確ではないのが厳しいよ。例えば今の日本の若いオタクはコミケもそんなに重視しないと聞く。
こういうのはオタクのテーマがメインではなく、メインキャラにオタクがいる作品を探すのがベターじゃないかな。それならオタクの生活がストーリーに関係してくるはず。
他にはまだオタクが細分化されていなかった昔の時代をテーマにした作品を探すかだろう。
現代のオタクは作品のネタ、キャラ設定としてはよくあるけど趣味嗜好をメインにして掘り下げるには広くてふわふわし過ぎているし、特定ジャンルのオタクに絞ったらそれはもうオタクではなくそのジャンルの話になる(作品として面白いかどうかは別)
今は一般人が仕事終わった後にアニメ見て一息つくなんてのもよくある話で、オタクな趣味に特別さが無くなっているから作品のネタとしてはあまり有効ではない
言っては何だがSF要素が広まった結果、SFジャンルの作品が減ったのと似たような話なのかね
とまぁ、こんな感じで。
迷走しながらイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「実は私も現代の日本社会のオタクの生活についてはよく分かりません。私が想像する日本のオタク像は昔の、例えば『俺妹』くらいのオタクになってしまいます……」
などといった話もありました。
オタクの定義や活動範囲に関しては日本でも中国でもどんどん変化していますし、「オタクの生活」についても日中の違いだけでなく個人の違いがかなりあるのでしょうね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国では00年代の半ば頃から本格にオタク層が形成されていきましたが、その際に「げんしけん」や「らき☆すた」などの作品から「オタクとしての活動」を学んだ人も少なくなかったという話がありますし、中国オタク界隈ではその後も作品経由で日本のオタクの活動や生態が話題になったり日本のオタクに関するイメージが蓄積されたりしているそうです。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「最近はオタクの生活をテーマにした作品が少ないような気がする」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
近頃の作品でオタクの生活が中心になっている作品で何か良いのは無いだろうか?
昔はそういう作品があったけど、今はそういう作品を見かけないような気がする。
「らき☆すた」みたいな作品か。言われてみれば最近の作品では思いつかないな。
昔は「らき☆すた」更に昔は「げんしけん」でオタクのスタイルを学んだという話は聞くが、今はそういうオタクの入門的な作品が無いのかもしれない
アニメまで行く作品は少ないけどマンガやラノベを探せば出てきそうにも思えるが……
私が思い付く中で一番新しいのは「冴えない彼女の育てかた」だが、これも10年前の作品になるな
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は……最近の作品ではないな
「げんしけん」のようなオタク特化の作品ではないけど、今考えてみると当時この作品からオタクのスタイルをこっそり学んだというか影響を受けていた人間は少なくなかったな
オタクがメインテーマというほどではないけどオタクが主人公ということなら最近の新作アニメに「お兄ちゃんはおしまい!」とかがあるね
オタクの生活をテーマにした作品で面白くするのは難しいんだよ
デブで引きこもりなオタク主人公とか誰も見たいと思わないだろ?
二次元だと社交能力の高いオタクとか、引きこもりであっても特殊スキル持ちだったりと美化されているから……
リア充キャラにオタクを自称させているケースが増えて、オタクそのものを描く作品は無くなった
本当にダメな「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」とかは珍しい方の作品なんだよな
それにこれも中盤以降はもこっちが何かとリア充化していく
「らき☆すた」のように日常系で萌えに重視を置いた作品ならオタク生活ネタの作品もありそうに思えるのだけど案外思いつかない
例えが古くて悪いが「電車男」みたいなのは近頃の作品だと思いつかないね
オタクの生活をテーマにした場合、オタクの生活に対する自己嫌悪や自己批判的なのも出てくるからオタクの生活をテーマにした作品を長期連載するのは難しいんだよ
「電車男」や「NHKにようこそ!」の頃から構造としてはオタクをやめる、「脱宅」するという話になっているわけだしな
それはあるかもしれない。「げんしけん」も大学のオタクサークルの日常が大学の卒業と重なってそのままオタクからの卒業になっていたからね。
それに「NHKにようこそ!」のように社会不適合者、ひきこもりを強調する設定としてのオタク属性だとその傾向が強くなるのでは。
それは一昔前のオタクの扱いで近年だと普通に持っている属性、オタクをやめる必要が無い扱いになっていると思う
「らき☆すた」の頃はあえて肯定する感じだったけど、「旦那が何を言っているかわからない件」のように近年はそのまま出したりギャップ萌えの一種として持たせる属性、変えるものではない扱いの作品も珍しくない
「干物妹!うまるちゃん」はオタク要素がギャップ萌え、ギャグのネタ扱いだったよね
オープンにして誇るものではないが、オタクをやめなければならないという扱いでもなかったはず
ただこういう作品のオタク要素の扱いはキャラ属性の一つといったものだから、オタクをテーマにする作品は少なそうだ……
最近の作品だと「ヲタクに恋は難しい」のように、オタク趣味はそのままで良いという肯定的な方向の話になることも多いような?
現在の日本では作る側も見る側もオタクで、更に昔と違ってオタク趣味を維持しながら社会生活を行っている人間が増えたからだという話をどこかで見た覚えがある
現代では二次元産業が日本の文化的な強みとして認識されるようになっているし、アニメやマンガのクリエイターが社会的な成功者像になったりもしているからね
二次元のオタクを肯定的に描くとか、専門スキル持ちでそれで食っているキャラみたいに扱うことが増えるのも当然ではある
「アオイホノオ」はこのテーマに合う作品じゃないか
設定からは史実ベースかつその後のオタク業界の主要人物が出てくるからオタクの日常ではなくクリエイターの話に感じられるかもしれないが、彼らがクリエイターになる前のオタクだった時代をテーマにした作品でもある
それに作者本人がモデルの主人公も将来のガイナックスメンバーに嫉妬したり差を突き付けられて自分の心とプライドを守ろうとのたうち回る描写とか、熱血な作風なのにすごい後ろ向きなオタクっぽい
なるほど
しかしそういう形の作品が出ているというのを考えると、もう昔のようにダメなオタクキャラやその生活を中心にした作品というのはあまり出てこないのかもなあ
ダメな方だとオタクで引きこもって生活しているなんてのも現実にはいるだろうけど、そういうのはリアルに描いてもイベント無くて面白くないし、ヒロインが降って来る系のストーリーも今では微妙
そういうのはもう死んで異世界転生するのが今の流行だな!
「無職転生」の主人公前世がそんなオタクだったはず。そして序盤で引きこもりの自分と決別するイベントが入りある意味では「脱宅」する
しかしこういうオタクがテーマの作品で最古のは何だろう?
私は「NHKにようこそ!」までしか遡れない
ガイナックスの「おたくのビデオ」辺りだろうか?
他にあるとしても「おたく」「おたく族」という言葉が日本社会で使われるようになったという80年代中盤より前になることは無いと思う
上の方で既に出ているけど、このテーマで私が思い浮かべたのは「俺妹」だった
考えてみれば同じ作者がその後書いた「エロマンガ先生」ではオタクな作家、その視点での業界ネタが中心になっていたから、消費するだけのオタクではなくクリエイターとして活動するオタク要素のある専門家に重点が移っているのかもしれない
自分の脳内ではなかなか新しいのが出てこない、「CHAOS;HEAD」……も古いな
あまりオタク系扱いはされないけど「STEINS;GATE」もオタクが主人公、オタクの街が舞台だしオタクをテーマにした作品の一つとしても問題無いよね
あと秋葉原を舞台にした作品だとオタク趣味や生活の描写が増えるのでは?と思いついたが自分が他に知っているのは「AKIBA'S TRIP」くらいだった
オタク属性持ちは一般化、専門ジャンルも細分化しているからもう雑に「オタク」だけで括ってオタクの話を作るのは難しいんだよ
「げんしけん」みたいなことを今の環境でやると、全員の守備範囲が分散して大変なことになる
昔ならばサークルでの作品語り、同人制作とコスプレ、コミケを中心に描けば良かったんだろうけど今そんなオタクを描いたら激しいツッコミを受けるはず
そういうのが今も無いわけじゃない
ただ同人活動の場合はネットの投稿やSNSなど活動場所が変わっているし、プロになるルートや同人で稼ぐルートも昔とは違うから複雑になるのは確かだろうな
「こみっくパーティー」はそういうのを全部乗せた昔のオタクの生活の理想像みたいな作品だったね。
同人作家として成長していく主人公、ヒロインも地方在住の中堅ベテラン同人作家に壁サークル作家に自分のこだわりの作品だけを描く同人作家、人気コスプレイヤーに人気声優、同人イベントスタッフに同人印刷所の娘、それから非オタの協力者と全方位で揃っていたし、同人創作活動からイベント参加、更にイベント以外の将来についてとストーリー描写も完備。
この作品も今ではもう昔のオタク事情を知るための資料か……
今はオタクも細分化し過ぎて難しそう
例えばVtuberは目立つジャンルではあるがオタクの大多数がハマっているジャンルではないし、ソシャゲもやはり動く金額は大きいが影響力という面では過去の名作のようなレベルではない
アイドルオタクなら「推しが武道館いってくれたら死ぬ」みたいな作品もあるけど、ウチの国でイメージされる二次元オタクとはちょっと違うのでこのテーマに合うのか判断に迷う
オタクの生活をテーマと言っても、現代ではオタクの共通のネタやシンボル、知識や人気コンテンツが明確ではないのが厳しいよ。例えば今の日本の若いオタクはコミケもそんなに重視しないと聞く。
こういうのはオタクのテーマがメインではなく、メインキャラにオタクがいる作品を探すのがベターじゃないかな。それならオタクの生活がストーリーに関係してくるはず。
他にはまだオタクが細分化されていなかった昔の時代をテーマにした作品を探すかだろう。
現代のオタクは作品のネタ、キャラ設定としてはよくあるけど趣味嗜好をメインにして掘り下げるには広くてふわふわし過ぎているし、特定ジャンルのオタクに絞ったらそれはもうオタクではなくそのジャンルの話になる(作品として面白いかどうかは別)
今は一般人が仕事終わった後にアニメ見て一息つくなんてのもよくある話で、オタクな趣味に特別さが無くなっているから作品のネタとしてはあまり有効ではない
言っては何だがSF要素が広まった結果、SFジャンルの作品が減ったのと似たような話なのかね
とまぁ、こんな感じで。
迷走しながらイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「実は私も現代の日本社会のオタクの生活についてはよく分かりません。私が想像する日本のオタク像は昔の、例えば『俺妹』くらいのオタクになってしまいます……」
などといった話もありました。
オタクの定義や活動範囲に関しては日本でも中国でもどんどん変化していますし、「オタクの生活」についても日中の違いだけでなく個人の違いがかなりあるのでしょうね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。