例年通り春節後のネタ不足期間な今日この頃ですが、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「子供のキャラに子供が声をあてるのはとても珍しい?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元作品の子供キャラを子供の声優が演じる、特にショタキャラをリアルショタが演じることってどれくらいあるの?
自分の中では滅多にないくらいの印象なんだけど

欧米は知らないけど、二次元だとウチの国でも日本でもわざわざ子供に声優やらせることは滅多に無い気がするな……

子供の声優ってちゃんとレッスンをした大人の声優と比べて下手だし、声の質も単独で聴くと荒いことも多いからね
それに変声期もあるので不安定で使い難い

ようは色んな意味で「手間がかかるわりに効果が期待できない」ということになるんだよな。子供をそのまま出す必要のある実写と違って二次元は声だけあれば良い。
そして二次元の声優の層の厚さを考えると普通に子供の声の演技ができる大人の声優を使った方が良いということになる、

声優ではない芸能人の起用は宣伝効果があるけど子供だと単純に下手なだけになりがち
もちろん「子供が演じている」という話題性を演出することは不可能ではないけど芸能人起用と比べて簡単ではない

日本は劇団所属の子役がそのまま声優やることもあるらしい
こっちだとあまり知っている人はいないけど増田裕生は子役の時にアニメの主役として声優デビューして活動を続けている

木村昴は15歳で声優デビューだがルックスと演技的に若くしてデビューという感じでショタという感じではないかな……

子供の範囲にもよるかな?
小学生以下と中学生では演技力の経験が違うし活動できる時間や範囲も変わるので10代前半くらいに声優デビューしてそのまま活動する声優は珍しいけど滅多にないレベルではない……はず

アニメで子供の演じる子供キャラは悪い方向で目立ってしまうんだよ
「名探偵コナン」の劇場版は子供の声優が演じたキャラがそれなりにいるけど、どれも棒読みで声の調子も引っかかる

「名探偵コナン」は声優体験企画による日本のファン向けのサービス、話題作りだからこのテーマの子供の声優とはちょっと違うし上で言われている宣伝コスト的にはアリということなのでは
でも「ベーカー街の亡霊」とかひどかったな……

子供の声優の起用に関しては監督、演出の意図次第だろう
コスト的にも子役という役者層が存在するからそこまで高くはならないはず

私もそう思う。
しかし商業作品に求められるプロのスキルという面では厳しいし、そういうことをやりたがるのはプロの声優嫌いな宮崎駿くらいでは。

まぁそうなるか
確か「崖の上のポニョ」はメインキャラにも子供の声優がいるし主題歌も子供だったよね。あと「千と千尋」のメインの二人は収録当時十代前半だったはず。

個人的な好みは別として、探せば案外出てくるし「滅多にない」という程ではない気がする
例えばショタキャラではないけど「ちいかわ」のハチワレの声優の田中誠人は小学生の頃から声をあてていたはず

「ちいかわ」のメインキャラは小さなお友達的な年代の声優が声をあてているな。更にうさぎの声優が小澤亜李だというのに驚くまでが定番の流れ。

探せば出てくるのには同意。でも「どろろ」とかダメな印象が先に来るかな……

子供の声優の成功例が無いわけではない
私が見た中で「ばらかもん」は子供が演じる子供キャラとしてかなり良かった

日本のアニメってロリキャラに女子中学生が声をあてることがそれなりにあるけどアニメで聴くと声が濁っているというか、声優の演じる偽のロリキャラ演技の方が本当っぽく感じられるんだよね……

現在の日本では芸能関係でも子供が仕事に出られる時間帯が法律で制限されるようになったから子供の声優が使い難いという事情もあるらしい(当然一般的な学校と宿題だってある)
だから昔のアニメの方が子供の声優が演じている子供キャラは多い

「甘々と稲妻」のメインキャラが子役声優で結構良かったけど、その後すぐに大人になって子役時代の演技の強みも消えてしまった。そういう意味でも子供の声優というのは難しいのだろう。

声変わりが来るのは避けられないわけだしね。
ショタ声優時代も含めて有名なのが浪川大輔。「ポケットの中の戦争」のアルを演じていた時はリアルにショタな年齢でその後声変わりを経ても一線級の声優として活躍している。
さすがにアルの声は出なくなったけど、大人になったアルというシチュエーションでバーニィに語り掛けるCMがDVD版、BD版発売の時にそれぞれ制作され演技も変化している。

宮崎駿だけでなく新海誠も子供の声優を使うことが多い気がする
変態的なこだわりのある監督は子供を声優に使うという説はどうだろう?

「すずめの戸締まり」のダイジンが子供の声優だったけど、あれは悪く無かったね。「君の名は。」のヒロインの妹もキャラ設定よりやや年上だけど子役声優だっけ?

国産のアニメ映画でも「深海」とかで子供の声優を起用していたはずだし、演出の意図としてはそこまで珍しいものでは無いと思う
ただ一般的な二次元作品だとやはり珍しい印象にはなるかな

二次元の子供キャラと三次元の子供って違うから、子供の声をそのまま使えば良いというものではないし子供の声と演技を上手く活用するには明確な意図が必要になるんだと思う。

上でも言われているけど劇団出身で子役から活動している声優を見ると子供時代に声優経験があることも珍しくない
例えば悠木碧は小学生時代に「キノの旅」に出ている

その話を見て宮野真守がショタ時代に声優やってないか調べに行ってしまった!やはり無かった!!

何かと大人気な花澤香菜も声優デビューは子役時代で「LAST EXILE」の女の子だった。
その頃の演技と今の上手くなった演技と比べると「訓練されたプロの声優には出せない子供の声」に求められるものが何となく分かる気はしたが、同時に汎用性のあるものではないなーとも感じたよ。

畠中祐はショタの頃から声優やってると聞いた覚えがあるが……

畠中祐は「遊戯王ZEXAL」の時は十代後半だったはず。ただその前に映画の吹き替えをやっていて声優デビューは2006年で12歳だからショタと言えなくもない?

結局上手い演技のできる子供の声優は少ないし、できたとしても数年で声変わりして大人になり希少性は消える
上でも言及されている浪川大輔のような活動ができる声優は珍しい

長編作品の最中に変声期が重なると難しいだろうしね。男性が極端だけど女性だって変声期はある。
映画に子供の声優が多いのはこれも理由かな?TVアニメは長期の活動になることが多いし、声が不安定だと使い難いから宮崎駿みたいに子供が大好きでなければ難しいと。

ここの議論だけでもそれなりの数の実例が出ているし子供キャラを子供の声優が演じるのは「一般的ではないが探せば出てくるレベル」、オタク向け作品でも「滅多にない」とまではいかない気がする
「コードギアス」の天子がロリキャラより下の年齢のロリ声優が声をあてていると当時一部で話題になったのを思い出した

そんな所だろうね。
もっとも二次元的の声優はリアリティのある子供キャラ(リアルとは限らない)を演じられるし、制作スタッフに明確な意図が無ければやらない。だから多くなることもないのだろう。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈で広まっている声優の知識やイメージなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のアニメファンで日本の声優を意識してアニメを見ている層は日本の一般的なプロの声優の声や演技を期待するので子供の声優を喜ぶことはありません。また基本的に字幕を意識している人でも子供の声は異物として感じられることも多いので良い印象になることは無いようです」
などといった話もありました

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。