ありがたいことに以前の記事
中国オタク「国産3Dアニメのキャラの顔の区別って難しくない?特にヒロインとか美形だけど顔だけ並べてみると混乱するときがある」
に関連して追加のネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国の二次元界隈は不細工キャラを作るのが下手なのでは?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
ウチの国の二次元界隈って不細工キャラ美形ではないキャラを作るのが下手なのでは?
数が少ないのもあるが、そもそも上手く描ける人が少ないような……
不細工を描くのは難しい、美形の方がむしろ簡単だとはよく言われているからね
日本の作品も不細工キャラがいない、モブキャラも美形というネタはあるけど、それでも美形ばかりというわけではないよね
とはいえ、二次元のキャラになると大体は顔面偏差値高くならないか?
絵師の絵柄で記号的に描いたら普通より良くなる
黒髪のオタク男子がイラストでは黒髪イケメンになってしまうのもありがち
不細工キャラ自体が少ない、出番も需要もないからな
とはいえデフォルメしたり動物にしたりという方向で区別はできるが、同じキャラデザ絵柄の範囲内で不細工に寄せるとなると……
不細工の顔にすると気持ち悪いから別に無くても構わない
18禁の薄い本とかによくある男キャラが気持ち悪くて読めない作品とかは勘弁してほしい
そういう性癖の人なら良いのだろうけど、一般向け作品でキモチワルイのは問題だよな
「リゼロ」とか顔が気持ち悪いから嫌だ、見ないという人はそこそこいるし、不細工にしたり歪ませたりするのはみる人を選ぶので手間の割に得られるものは多くないと思う
ウチの国は美形で満たされた世界観が好きだから不細工、非美形なキャラは淘汰されていったのだよ
気持ち悪いのと不細工は似ているようで違う
難しいのは気持ち悪いパーツをつけないで不細工なバランスのデザインにすることだろう
もっとも、これができる作家は日本でも多くはないはず
薄い本に顔無しのおじさんや金髪寝取り男がたくさん出てくるからね!
それでも日本はそれなりの頻度で不細工、美形じゃないキャラをメインキャラとして出してくるし成功例も続いているんだよね
まず主人公が美形ではない作品がそれなりにあるわけだし
「ONE PIECE」は不細工系のキャラの幅も広いのが凄い作品という見方もできるか?
画力が無いと難しいのは確かだし
尾田栄一郎の不細工方面にも多彩なキャラデザは確かに画力あってのものだな
描けなくて何が問題なんだ?
マニアならともかく普通の人間は不細工なキャラなんて見たくない
自分は不細工が嫌というよりも美形ばかりで変化が無いのが嫌だな
美形の方が良いというのは分かるが、気分の良い分かりやすい美形ばかりだと例えば「ベルセルク」のような作品は生まれないだろうし、今の国内市場のような美形で統一された作風というのもちょっと引っかかる
そこはウチの国の仙侠、中華ファンタジー系作品の特徴も関係するから難しい所だ
世界観的に超越者たるものは美も強さや格の一部という認識になるから不細工な強キャラというのがありえないみたいな空気がある
そして大前提として見ている側が美形大好きだし世界観的にも美形が基本になっているので不細工が出る余地も、不細工を訓練する機会も少な過ぎる
読者や視聴者の慣れ、許容範囲も原因だから絵師だけのせいではない
あと個人的には「GANTZ」の作者は不細工〜美形にも見えるラインのキャラを描くのが上手いと思う
薄い本でも醜悪な顔にすることはできても、不細工な顔で描かれることは珍しい
NTR作品で顔無しな男が定番になるのもそういうことだ
日本の二次元界隈でも本当に不細工なキャラを上手く描いて使いこなしている作家は珍しいよ
ギャップ狙いでも性格が良い不細工キャラではなく、オカマや筋肉などのネタキャラで人格者みたいなのが多いけど、それはその方が描きやすい動かしやすいからというのも理由だろう
しかし「こち亀」のようなメインキャラに不細工なおっさんを置いて人気になっている作品もあるわけだし、やはり不細工キャラ、特に参考や模倣の対象に出来るキャラが多いのは良い環境に思えるね
「NARUTO」とかも不細工、ギャグ方向にも崩すのが上手かったよね
「異世界おじさん」は上手いけど絵だけ見るとおじさんが不細工、気持ち悪い方向が強く出過ぎているから不快感のない不細工は本当に難しいんだろうな
もちろんあの作品は気持ち悪いおじさんだからこそ良い、作品の方向と合った絵柄なので問題はないんだが
「異世界おじさん」みたいなのもあれはあれで普通のかっこいい男主人公より手間がかかるんだろうけど……
実は「顔芸」作画も難しい
元になるネタがあるから多用できるだけで、新しい良い感じの顔芸をやるのは簡単ではない
不細工が描けない絵師、老人が描けない絵師みたいな評価は日本でもあるが、こっちだとそもそも不細工を描く機会が無いというか
需要が無いから描かない、経験も蓄積されないで来ているというか
最初から美男美女を練習して正統派な画風でやってきた絵師にとって、そこから崩して不細工にするのは結構苦労するんだよ……バランスが分からなくなるから……
国産二次元は本当に美形だけの世界でやってきたからね
それはそれで悪くないが、効率的にリスクが無い方向に進み過ぎていると思う時もある
こっちの二次元界隈は普通の美形とスゴイ美形や豪華な美形で違いを演出するしな……そして顔だけ見ると違いがよく分からなくなったりも……
顔を崩す、美形ではないデザインにすることに関してはアメリカのカートゥーン方面、特にギャグ系から入った絵師は上手い印象がある
二次元系だと少ない
二次元はマンガではなく挿絵、一枚絵の方向で鍛錬してきた人が主流なのも不細工が上手くない原因の一つだろうか?
二次元では不細工や美形ではないキャラ以外だけでなく老人も難しいよ
若者の顔に単純に線足して老人と言い張る絵もありがちだ
老人はまだ記号が使えるから上手く描けなくても何とかなる方では
国産作品も老人キャラは不細工と比べたら上手い人は少なくない
国産作品に不細工キャラはいなくてもいいけど、老人キャラは様々な場面で必要になるから描く機会もあるし上手い人は普通に上手いと思う
3Dアニメでも老人キャラはモデルを流用してもテクスチャとかで何とかする技術は確立されているかと
しかし不細工はモデルの流用からして難しくなるのがね
3Dでも不細工モデルを作るのは美形モデル作るのと変わらないどころか、余計に手間がかかるなんて話もあるしな
まぁ国産作品だと不細工キャラの需要が無いし、モデルを流用してコストを下げているような環境でわざわざ不細工キャラのモデルにリソースを使うかというと……それなら恐ろしいモンスターとかにリソース使った方が良いわけで
こういうのを調べていくと、薄い本で寝取り金髪男や種付けおじさんの顔を描かないのは極めて画期的な発明だったと実感するよ!
とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の状況なども含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では顔面偏差値の低いキャラは人気にならないので描く人がいない、手本にする作品も無いという状況が続いているので美形ではないキャラを上手く描ける人も増えない状況が続いています。逆に美形キャラは人気の基本的な条件だったのでとても発展しました。特に女性向けの美形キャラの技術の進歩は凄いです。私がまだ学生だった時代のレベルを考えると今の若い人は幸せだと思ってしまいますね」
「近年の日本のラノベに多いおっさん主人公のようなタイプの中年男性キャラは中国だと難しいジャンルになるかもしれません。それからデブキャラも二次元的で不快ではないキャラとして上手く描ける人は少なそうです」
などといった話もありました。
美形以外のキャラの扱いにも日中の好みや需要、扱いの違いなどが出てくるでしょうし、機会があればそれに関しても追いかけてみたいですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
中国オタク「国産3Dアニメのキャラの顔の区別って難しくない?特にヒロインとか美形だけど顔だけ並べてみると混乱するときがある」
に関連して追加のネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国の二次元界隈は不細工キャラを作るのが下手なのでは?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
ウチの国の二次元界隈って不細工キャラ美形ではないキャラを作るのが下手なのでは?
数が少ないのもあるが、そもそも上手く描ける人が少ないような……
不細工を描くのは難しい、美形の方がむしろ簡単だとはよく言われているからね
日本の作品も不細工キャラがいない、モブキャラも美形というネタはあるけど、それでも美形ばかりというわけではないよね
とはいえ、二次元のキャラになると大体は顔面偏差値高くならないか?
絵師の絵柄で記号的に描いたら普通より良くなる
黒髪のオタク男子がイラストでは黒髪イケメンになってしまうのもありがち
不細工キャラ自体が少ない、出番も需要もないからな
とはいえデフォルメしたり動物にしたりという方向で区別はできるが、同じキャラデザ絵柄の範囲内で不細工に寄せるとなると……
不細工の顔にすると気持ち悪いから別に無くても構わない
18禁の薄い本とかによくある男キャラが気持ち悪くて読めない作品とかは勘弁してほしい
そういう性癖の人なら良いのだろうけど、一般向け作品でキモチワルイのは問題だよな
「リゼロ」とか顔が気持ち悪いから嫌だ、見ないという人はそこそこいるし、不細工にしたり歪ませたりするのはみる人を選ぶので手間の割に得られるものは多くないと思う
ウチの国は美形で満たされた世界観が好きだから不細工、非美形なキャラは淘汰されていったのだよ
気持ち悪いのと不細工は似ているようで違う
難しいのは気持ち悪いパーツをつけないで不細工なバランスのデザインにすることだろう
もっとも、これができる作家は日本でも多くはないはず
薄い本に顔無しのおじさんや金髪寝取り男がたくさん出てくるからね!
それでも日本はそれなりの頻度で不細工、美形じゃないキャラをメインキャラとして出してくるし成功例も続いているんだよね
まず主人公が美形ではない作品がそれなりにあるわけだし
「ONE PIECE」は不細工系のキャラの幅も広いのが凄い作品という見方もできるか?
画力が無いと難しいのは確かだし
尾田栄一郎の不細工方面にも多彩なキャラデザは確かに画力あってのものだな
描けなくて何が問題なんだ?
マニアならともかく普通の人間は不細工なキャラなんて見たくない
自分は不細工が嫌というよりも美形ばかりで変化が無いのが嫌だな
美形の方が良いというのは分かるが、気分の良い分かりやすい美形ばかりだと例えば「ベルセルク」のような作品は生まれないだろうし、今の国内市場のような美形で統一された作風というのもちょっと引っかかる
そこはウチの国の仙侠、中華ファンタジー系作品の特徴も関係するから難しい所だ
世界観的に超越者たるものは美も強さや格の一部という認識になるから不細工な強キャラというのがありえないみたいな空気がある
そして大前提として見ている側が美形大好きだし世界観的にも美形が基本になっているので不細工が出る余地も、不細工を訓練する機会も少な過ぎる
読者や視聴者の慣れ、許容範囲も原因だから絵師だけのせいではない
あと個人的には「GANTZ」の作者は不細工〜美形にも見えるラインのキャラを描くのが上手いと思う
薄い本でも醜悪な顔にすることはできても、不細工な顔で描かれることは珍しい
NTR作品で顔無しな男が定番になるのもそういうことだ
日本の二次元界隈でも本当に不細工なキャラを上手く描いて使いこなしている作家は珍しいよ
ギャップ狙いでも性格が良い不細工キャラではなく、オカマや筋肉などのネタキャラで人格者みたいなのが多いけど、それはその方が描きやすい動かしやすいからというのも理由だろう
しかし「こち亀」のようなメインキャラに不細工なおっさんを置いて人気になっている作品もあるわけだし、やはり不細工キャラ、特に参考や模倣の対象に出来るキャラが多いのは良い環境に思えるね
「NARUTO」とかも不細工、ギャグ方向にも崩すのが上手かったよね
「異世界おじさん」は上手いけど絵だけ見るとおじさんが不細工、気持ち悪い方向が強く出過ぎているから不快感のない不細工は本当に難しいんだろうな
もちろんあの作品は気持ち悪いおじさんだからこそ良い、作品の方向と合った絵柄なので問題はないんだが
「異世界おじさん」みたいなのもあれはあれで普通のかっこいい男主人公より手間がかかるんだろうけど……
実は「顔芸」作画も難しい
元になるネタがあるから多用できるだけで、新しい良い感じの顔芸をやるのは簡単ではない
不細工が描けない絵師、老人が描けない絵師みたいな評価は日本でもあるが、こっちだとそもそも不細工を描く機会が無いというか
需要が無いから描かない、経験も蓄積されないで来ているというか
最初から美男美女を練習して正統派な画風でやってきた絵師にとって、そこから崩して不細工にするのは結構苦労するんだよ……バランスが分からなくなるから……
国産二次元は本当に美形だけの世界でやってきたからね
それはそれで悪くないが、効率的にリスクが無い方向に進み過ぎていると思う時もある
こっちの二次元界隈は普通の美形とスゴイ美形や豪華な美形で違いを演出するしな……そして顔だけ見ると違いがよく分からなくなったりも……
顔を崩す、美形ではないデザインにすることに関してはアメリカのカートゥーン方面、特にギャグ系から入った絵師は上手い印象がある
二次元系だと少ない
二次元はマンガではなく挿絵、一枚絵の方向で鍛錬してきた人が主流なのも不細工が上手くない原因の一つだろうか?
二次元では不細工や美形ではないキャラ以外だけでなく老人も難しいよ
若者の顔に単純に線足して老人と言い張る絵もありがちだ
老人はまだ記号が使えるから上手く描けなくても何とかなる方では
国産作品も老人キャラは不細工と比べたら上手い人は少なくない
国産作品に不細工キャラはいなくてもいいけど、老人キャラは様々な場面で必要になるから描く機会もあるし上手い人は普通に上手いと思う
3Dアニメでも老人キャラはモデルを流用してもテクスチャとかで何とかする技術は確立されているかと
しかし不細工はモデルの流用からして難しくなるのがね
3Dでも不細工モデルを作るのは美形モデル作るのと変わらないどころか、余計に手間がかかるなんて話もあるしな
まぁ国産作品だと不細工キャラの需要が無いし、モデルを流用してコストを下げているような環境でわざわざ不細工キャラのモデルにリソースを使うかというと……それなら恐ろしいモンスターとかにリソース使った方が良いわけで
こういうのを調べていくと、薄い本で寝取り金髪男や種付けおじさんの顔を描かないのは極めて画期的な発明だったと実感するよ!
とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の状況なども含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では顔面偏差値の低いキャラは人気にならないので描く人がいない、手本にする作品も無いという状況が続いているので美形ではないキャラを上手く描ける人も増えない状況が続いています。逆に美形キャラは人気の基本的な条件だったのでとても発展しました。特に女性向けの美形キャラの技術の進歩は凄いです。私がまだ学生だった時代のレベルを考えると今の若い人は幸せだと思ってしまいますね」
「近年の日本のラノベに多いおっさん主人公のようなタイプの中年男性キャラは中国だと難しいジャンルになるかもしれません。それからデブキャラも二次元的で不快ではないキャラとして上手く描ける人は少なそうです」
などといった話もありました。
美形以外のキャラの扱いにも日中の好みや需要、扱いの違いなどが出てくるでしょうし、機会があればそれに関しても追いかけてみたいですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
