ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
近頃は現代日本の生活描写で、良くも悪くもこれまであまり意識されなかった部分(?)が強調される作品が話題になっていますが、中国ではそれに伴う描写に関して注目が集まることもあるのだとか。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「部屋につまれるゴミ袋」
などに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
日本の作品に黒いゴミ袋と白いゴミ袋が出てくるんだけど、どういう区別や表現としての意味があるのだろうか?
知っている人がいたら教えて!
あれは日本独自のゴミ捨て事情が関係している
黒いゴミ袋に関しては分別がめんどくさくてやらない、やれないキャラだという記号だったと思う
ゴミを袋に入れる所まではできる、でもそこで力尽きるという表現でもあるかと
本当にヒドイのだとゴミが部屋に蓄積されるような描写になる
作品が作られた時期の違いというのもある
日本社会でゴミの分別が強化前は基本的に黒、強化後は白になっているはず
日本はゴミを出すときに黒い袋を使ってはいけないんだっけ?中身が見えないのはダメとかで
描くのが楽だから白や黒というわけではないのか
分別がめんどくさくてやらないキャラというのが意味分からん
俺のこれまでの人生でゴミの分類を積極的にやる人間なんて数えるほどしかいなかったぞ?
日本ではゴミの分類に対する要求がかなり厳しいのよ
どの日にどのゴミを出すとかも決まっている
中国だとゴミの分類とか意味ないみたいな空気なのに……
私もいまいちよく分からない
集めたゴミは最終的に全部燃やして発電に使うんじゃないの?
日本はゴミ焼却場の規模、パワーが場所によって違う
金のない自治体の焼却場はパワーが十分ではないので分別が厳格になるという傾向がある模様
そこは国内の大都市と地方のゴミ焼却の関係で考えると分かりやすいと思う
こっちでも農村の炉は小型なので補助燃料ぶちこまないといけない、その燃料費で事業継続が厳しくなったりしている
だから小型の炉でも処理可能な量にする、燃やしやすい、燃料にしやすいゴミを集めるために分別を厳格にする
ウチの国のゴミ焼却って補助金も絡んだビジネスだけど、日本では地方政府にとっては単純な負担だからでかい焼却場作って燃やせるゴミを集めるだけ集めて燃やしたいという考えにはならない
むしろ既存の施設を可能な限り投資せずに使い続けたいので住民側に燃やしやすいゴミの分別という負担がのしかかる形になっているとか
日本では曜日ごとに収集するゴミの種類が違う
こっちみたいに幾つかのゴミ箱があってゴミ箱ごとに捨てるゴミが違うけどいつでも捨てていいという方式ではない
それで収拾に出すときのゴミがあの黒や白の大きなビニール袋というわけだ
黒い袋は現在の日本だとほとんどの地域でゴミ捨てに使えないはずだから、今の日本のアニメに出てくる黒いゴミ袋は室内のゴミ箱として使っている、ゴミ箱を準備するのがめんどくさくて袋を使うだらしないキャラという表現もあると思う
日本では中国人が捨てたゴミの袋をひっくり返して中身が分類されているかチェックする陰湿なおばさんが出現するらしい……
安心しろ、そこは中国人だけでなく他の外国人も、外から引っ越してきた日本人もやられる!!
こっちだと4つに分類して分けて捨てるだけでも結構厳しい印象になるけど日本は本当に細かく決まっているらしい
ウチの国でも一時期ゴミの分別を推し進めようとしていた時期があったけど、その後は特に話を聞かない
分別したのがゴミ収集の際に混ぜて運ばれるのを見て意味が無いと感じた経験のある人も多いだろうし、結局ゴミの分別なんて電化製品、電池とその他の二つに分ければ十分だろ
一応混ぜて運んではならないという通知は出ているし大都市なら分けて収集するようになってはいるんだけど、一時期は本当に雑だったよね
それにゴミ焼却の発電ビジネスの影響で燃やせるゴミ不足で奪い合いになってる地域もあるから個人がゴミを分ける意味を感じないのも当然ではある
それにしても中国ではゴミをひっくり返して廃品回収するけど、日本ではゴミをひっくり返して分別されているかチェックされるわけか……
そんな東条英機みたいなことまでやってんのか
骨や野菜くずが見つかったら非国民扱いされるの?
日本のおばさんがゴミの分類を検査するのはそのゴミ捨て場の管理の問題が原因になっていることもある
こっちだとゴミ捨て場の管理は管理会社にやらせる業務だけど、日本だと住民の自治組織がやっていることも多いので周辺住民が掃除、管理しているケースも少なくない
そして分類を守らないで回収されなかったゴミはその自治組織、特に担当者個人が処理をしないといけないからゴミの中身のチェックまでして介入してくることもあるのだとか
理屈は分かったが、疑いだけでゴミをひっくり返して検査するのはやはり何というか、その……
日本は回収の日を過ぎるとゴミ捨て場にもおけなくなるので、キャラの怠惰さ、或いは疲労の蓄積を表現する手段にもなっている
室内のゴミ袋に関して、基本的には出す時間を間違えた、忘れたといった描写になる
白と黒に関しては言われてみればよく分からない……
現代の日本で使われているのは基本的に白なのは間違いない
黒は昔使われていて今は使えなくなった袋
日本ではゴミとして出せないだけで黒い袋自体は普通に売られているよ
それを現代の作品の室内で使う意味はちょっと分からないが……
見られたくない物を入れるとか?
でも「ヤニねこ」とかの描写はそういうのではなさそうだな
日本はゴミ捨てに金が必要な国だという背景も影響しているかと
それを面倒に感じて放置していって……というパターンもある
日本で捨てるのに金が必要なのは家具などの大型のゴミだから二次元に出てくる部屋のゴミ袋は違うと思う
どちらにしろ日本ではゴミ捨てのコストが高い
だからゴミが部屋に積みあがる描写にもこっちと違う意味が混じるわけだな
後で分類すればいいと、全部雑に黒い方に入れている、そしてそれがそのままになっているとかでは?
そのゴミの分類に関してもどういうタイミングでどういう手段でやるかイマイチ想像できないんだけど
知り合いの日本の家庭では家の中で「燃えないゴミ」、「資源ゴミ」は別のゴミ箱に捨てるという感じだったかな
さすがにゴミ袋ひっくり返して分別はやらないと思う
ゴミの分別チェックするおばさんは日本人の間でもやり過ぎ、嫌われる存在になっている話だね
とりあえず働いているキャラ、学校に通っているキャラなら時間が無くてゴミを捨てに行けなかった、
そうでなければニートがゴミを出すことすらせずに引き籠っているという、外部との交流が断絶しているという表現として見れば良いと思う
確か1回忘れると1週間後を待つしかないんだっけ?
それはかなり嫌だな……
それだけじゃないぞ
俺は昔日本でゴミ収集の時間に間に合わなくて時間外にゴミを捨てたことになってしまったんだが、それをやると管理者がゴミにやらかした問題についてのステッカーを貼って家の入口の前まで返却してきた。あれはかなり衝撃的でその後はかなりゴミ捨てに気を使うようになった。
とまぁ、こんな感じで。
近年の中国国内のゴミ捨て事情の話も出ていました。
ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国では昔と違って地域によってはそれなりにゴミの分別が行われている場所もあります。昔から続く全部捨てて、廃品回収の人がゴミからお金になる物を回収していくだけでなく、ゴミ捨て場で分別が行われていてそれを回収していくシステムの所もあります」
「中国のゴミ処理の変化として大きいのは昔のようなゴミの埋め立てから、ゴミを焼却して熱で発電をするシステムに移行したことです。これによって大量のゴミを捨てる場所の問題はかなり解決しました。なお燃やした灰の問題に関してはスルーされがちかもしれません。昔の中国はゴミの埋め立て問題の方が深刻だったのでそれをまず解決する必要がありましたから」
「そしてゴミ焼却発電自体も焼却施設を作り過ぎたという新たな問題が生まれています。ゴミ焼却発電はゴミ処理費用を徴収してゴミを燃やして発電して電気を売る、そして補助金や政策的な優遇などを受け取るビジネスです。そして儲かるということで参入する地方と業者が多過ぎて今では焼却発電にとって安定して燃やすことのできる『燃やせるゴミ』が不足して奪い合いになるような事態になっています。最初の頃はかなり理想的な成功だったんですけどね」
「EVと違ってゴミ焼却発電ビジネスは輸出ができないので国内における過剰設備などの問題もかなりのペースで蓄積されています。それにゴミ焼却は商品ではなく社会的なインフラでもあるので簡単にやめる、捨てるみたいなことはできないので今後どうなるのか……」
などといった話もありました。
中国ではゴミ捨てに関してもこの十数年でイメージがかなり変化しているようですし、今回の記事をまとめていて中国国産作品でのゴミが絡む生活描写の変化がどうなっているかなども個人的に気になってきました。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
近頃は現代日本の生活描写で、良くも悪くもこれまであまり意識されなかった部分(?)が強調される作品が話題になっていますが、中国ではそれに伴う描写に関して注目が集まることもあるのだとか。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「部屋につまれるゴミ袋」
などに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
日本の作品に黒いゴミ袋と白いゴミ袋が出てくるんだけど、どういう区別や表現としての意味があるのだろうか?
知っている人がいたら教えて!
あれは日本独自のゴミ捨て事情が関係している
黒いゴミ袋に関しては分別がめんどくさくてやらない、やれないキャラだという記号だったと思う
ゴミを袋に入れる所まではできる、でもそこで力尽きるという表現でもあるかと
本当にヒドイのだとゴミが部屋に蓄積されるような描写になる
作品が作られた時期の違いというのもある
日本社会でゴミの分別が強化前は基本的に黒、強化後は白になっているはず
日本はゴミを出すときに黒い袋を使ってはいけないんだっけ?中身が見えないのはダメとかで
描くのが楽だから白や黒というわけではないのか
分別がめんどくさくてやらないキャラというのが意味分からん
俺のこれまでの人生でゴミの分類を積極的にやる人間なんて数えるほどしかいなかったぞ?
日本ではゴミの分類に対する要求がかなり厳しいのよ
どの日にどのゴミを出すとかも決まっている
中国だとゴミの分類とか意味ないみたいな空気なのに……
私もいまいちよく分からない
集めたゴミは最終的に全部燃やして発電に使うんじゃないの?
日本はゴミ焼却場の規模、パワーが場所によって違う
金のない自治体の焼却場はパワーが十分ではないので分別が厳格になるという傾向がある模様
そこは国内の大都市と地方のゴミ焼却の関係で考えると分かりやすいと思う
こっちでも農村の炉は小型なので補助燃料ぶちこまないといけない、その燃料費で事業継続が厳しくなったりしている
だから小型の炉でも処理可能な量にする、燃やしやすい、燃料にしやすいゴミを集めるために分別を厳格にする
ウチの国のゴミ焼却って補助金も絡んだビジネスだけど、日本では地方政府にとっては単純な負担だからでかい焼却場作って燃やせるゴミを集めるだけ集めて燃やしたいという考えにはならない
むしろ既存の施設を可能な限り投資せずに使い続けたいので住民側に燃やしやすいゴミの分別という負担がのしかかる形になっているとか
日本では曜日ごとに収集するゴミの種類が違う
こっちみたいに幾つかのゴミ箱があってゴミ箱ごとに捨てるゴミが違うけどいつでも捨てていいという方式ではない
それで収拾に出すときのゴミがあの黒や白の大きなビニール袋というわけだ
黒い袋は現在の日本だとほとんどの地域でゴミ捨てに使えないはずだから、今の日本のアニメに出てくる黒いゴミ袋は室内のゴミ箱として使っている、ゴミ箱を準備するのがめんどくさくて袋を使うだらしないキャラという表現もあると思う
日本では中国人が捨てたゴミの袋をひっくり返して中身が分類されているかチェックする陰湿なおばさんが出現するらしい……
安心しろ、そこは中国人だけでなく他の外国人も、外から引っ越してきた日本人もやられる!!
こっちだと4つに分類して分けて捨てるだけでも結構厳しい印象になるけど日本は本当に細かく決まっているらしい
ウチの国でも一時期ゴミの分別を推し進めようとしていた時期があったけど、その後は特に話を聞かない
分別したのがゴミ収集の際に混ぜて運ばれるのを見て意味が無いと感じた経験のある人も多いだろうし、結局ゴミの分別なんて電化製品、電池とその他の二つに分ければ十分だろ
一応混ぜて運んではならないという通知は出ているし大都市なら分けて収集するようになってはいるんだけど、一時期は本当に雑だったよね
それにゴミ焼却の発電ビジネスの影響で燃やせるゴミ不足で奪い合いになってる地域もあるから個人がゴミを分ける意味を感じないのも当然ではある
それにしても中国ではゴミをひっくり返して廃品回収するけど、日本ではゴミをひっくり返して分別されているかチェックされるわけか……
そんな東条英機みたいなことまでやってんのか
骨や野菜くずが見つかったら非国民扱いされるの?
日本のおばさんがゴミの分類を検査するのはそのゴミ捨て場の管理の問題が原因になっていることもある
こっちだとゴミ捨て場の管理は管理会社にやらせる業務だけど、日本だと住民の自治組織がやっていることも多いので周辺住民が掃除、管理しているケースも少なくない
そして分類を守らないで回収されなかったゴミはその自治組織、特に担当者個人が処理をしないといけないからゴミの中身のチェックまでして介入してくることもあるのだとか
理屈は分かったが、疑いだけでゴミをひっくり返して検査するのはやはり何というか、その……
日本は回収の日を過ぎるとゴミ捨て場にもおけなくなるので、キャラの怠惰さ、或いは疲労の蓄積を表現する手段にもなっている
室内のゴミ袋に関して、基本的には出す時間を間違えた、忘れたといった描写になる
白と黒に関しては言われてみればよく分からない……
現代の日本で使われているのは基本的に白なのは間違いない
黒は昔使われていて今は使えなくなった袋
日本ではゴミとして出せないだけで黒い袋自体は普通に売られているよ
それを現代の作品の室内で使う意味はちょっと分からないが……
見られたくない物を入れるとか?
でも「ヤニねこ」とかの描写はそういうのではなさそうだな
日本はゴミ捨てに金が必要な国だという背景も影響しているかと
それを面倒に感じて放置していって……というパターンもある
日本で捨てるのに金が必要なのは家具などの大型のゴミだから二次元に出てくる部屋のゴミ袋は違うと思う
どちらにしろ日本ではゴミ捨てのコストが高い
だからゴミが部屋に積みあがる描写にもこっちと違う意味が混じるわけだな
後で分類すればいいと、全部雑に黒い方に入れている、そしてそれがそのままになっているとかでは?
そのゴミの分類に関してもどういうタイミングでどういう手段でやるかイマイチ想像できないんだけど
知り合いの日本の家庭では家の中で「燃えないゴミ」、「資源ゴミ」は別のゴミ箱に捨てるという感じだったかな
さすがにゴミ袋ひっくり返して分別はやらないと思う
ゴミの分別チェックするおばさんは日本人の間でもやり過ぎ、嫌われる存在になっている話だね
とりあえず働いているキャラ、学校に通っているキャラなら時間が無くてゴミを捨てに行けなかった、
そうでなければニートがゴミを出すことすらせずに引き籠っているという、外部との交流が断絶しているという表現として見れば良いと思う
確か1回忘れると1週間後を待つしかないんだっけ?
それはかなり嫌だな……
それだけじゃないぞ
俺は昔日本でゴミ収集の時間に間に合わなくて時間外にゴミを捨てたことになってしまったんだが、それをやると管理者がゴミにやらかした問題についてのステッカーを貼って家の入口の前まで返却してきた。あれはかなり衝撃的でその後はかなりゴミ捨てに気を使うようになった。
とまぁ、こんな感じで。
近年の中国国内のゴミ捨て事情の話も出ていました。
ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国では昔と違って地域によってはそれなりにゴミの分別が行われている場所もあります。昔から続く全部捨てて、廃品回収の人がゴミからお金になる物を回収していくだけでなく、ゴミ捨て場で分別が行われていてそれを回収していくシステムの所もあります」
「中国のゴミ処理の変化として大きいのは昔のようなゴミの埋め立てから、ゴミを焼却して熱で発電をするシステムに移行したことです。これによって大量のゴミを捨てる場所の問題はかなり解決しました。なお燃やした灰の問題に関してはスルーされがちかもしれません。昔の中国はゴミの埋め立て問題の方が深刻だったのでそれをまず解決する必要がありましたから」
「そしてゴミ焼却発電自体も焼却施設を作り過ぎたという新たな問題が生まれています。ゴミ焼却発電はゴミ処理費用を徴収してゴミを燃やして発電して電気を売る、そして補助金や政策的な優遇などを受け取るビジネスです。そして儲かるということで参入する地方と業者が多過ぎて今では焼却発電にとって安定して燃やすことのできる『燃やせるゴミ』が不足して奪い合いになるような事態になっています。最初の頃はかなり理想的な成功だったんですけどね」
「EVと違ってゴミ焼却発電ビジネスは輸出ができないので国内における過剰設備などの問題もかなりのペースで蓄積されています。それにゴミ焼却は商品ではなく社会的なインフラでもあるので簡単にやめる、捨てるみたいなことはできないので今後どうなるのか……」
などといった話もありました。
中国ではゴミ捨てに関してもこの十数年でイメージがかなり変化しているようですし、今回の記事をまとめていて中国国産作品でのゴミが絡む生活描写の変化がどうなっているかなども個人的に気になってきました。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
