ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
近年の中国では自然災害に対する実感や報道姿勢が変化しているのもあってか、娯楽コンテンツにおける災害やその影響の扱いも変わってきているといった話があるそうです。
中国オタク界隈でもそういった傾向はあるそうで、特撮番組に出てくる日本の実在の都市の扱いなどを意識する人も増えているのだとか。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品で戦いの場所になり大変なことになりがちな都市はどこか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
日本の作品では頻繁に日本の実在する街が戦いの場になり大変なことになったりするけど、最もそういう戦いの場所になったのはどこだろう?新宿か池袋?
これって有名な都市が舞台になっているだけじゃないか?
日本だと東京とその中の新宿や渋谷、他には京都や大阪とかだろう
そうとも限らない
有名な場所がそのまま特撮の舞台として使いやすいわけじゃないんだよ
戦いの場所としては一目でその場所だと分かる巨大建築物とかが欲しい
巨大建築物が無いけど広い場所が使えるということで北海道も舞台になりやすいと聞いたことがある
確かに
どこの村かは分からないけど北海道、みたいな場所は結構あると思う
こういうのは新宿が一位で問題無いと思う
壊すのも多いし、既に廃墟になっていて「かつてここは新宿だった」みたいなのも少なくない
日本の作品は実在する風景を使って決戦の場所を作るのを好むから、現実で上位の名所以外にも特撮特有の名所とかありそう
横浜は都市の風景に加えて港湾施設と海からの上陸も使えるのでそれなりに出てくるような?
なんとなくウルトラマンは山間部でなければ新宿で戦っているイメージが……
新宿で決戦!は思いつくけど池袋で決戦!は思いつかないな
新宿の方が多いとはいえ池袋での戦いも少なくないぞ
特撮だけでも調べればかなり出てくる
このテーマで私が真っ先に思い付いたのは渋谷だけど、これはたぶん「呪術廻戦」や「ペルソナ5」の影響だな
それにしても日本の作品は自分の所の街を壊すのがお約束だし、なぜかそれを楽しむよな……
国産作品でも「流浪地球」で北京や上海などの大破壊をやったし、こっちでも楽しまないわけではないと思う
でも日本ほどそれを前面には出さないというか出せない
外国の作品によく出てくる香港ほどじゃないが、上海は国産作品でもわりと戦いの場所になっているぞ
でも慣れてない人もいるというか、ネタにする習慣が薄いから反応が安定しないし、作る方も警戒しながらやってる節はあるよね
日本の作品も全く気にしないわけじゃない
原爆が落ちた広島や長崎を破壊の舞台にすることは避けるし、横浜と条件的に似ている神戸も地震災害以降は舞台にする作品は無くなった
キングギドラは広島を破壊してる
それから神戸は地震のあとに「メビウス」の劇場版が舞台にしているしずっとやれないというわけでもなさそう
でも「A」で広島市から福山市に舞台を変更したという話もあるので全く気にしないわけでもなさそうだ
「メビウス」の劇場版は元の企画が神戸復興との連動だったし、ウルトラマンのような有名ヒーローがいる前提ではあるのだろうけど復興した被災地の宣伝と連動させるのは良いやり方だと思う
国内で特撮やるなら重慶が良さそうなんだけどな……アップダウンの激しい立体的な場所だからバトルものでもパニックものでも面白そうではあるしサイバーパンク、SF向きという話もある
特撮の場合、東京ではとりあえず東京タワーと国会議事堂がぶっ壊されるけど、これは具体的にどこにあるんだ?作品としては東京のどの地域という扱いなんだ?
俺は新宿や池袋ではないというのしか分からないんだが……
東京タワーがあるのは港区の芝公園、国会議事堂は千代田区の永田町だな
もっとも東京タワーや国会議事堂は東京が舞台だと分かりやすくアピールするための装置でもあるので、戦いの場になる場合はそこまで細かく意識されていないと思う
「新宿」ではなく「東京タワー」というのもある種の決戦の地になっているね
具体的に東京のどこの街というわけではない「東京タワーの近くの東京」みたいなふわっとした場所で戦ったり暴れたりする
上の方で出ている北海道で思い出したが、風景としては富士山が見える、或いは富士山の近くでの決戦も多い
そして日本の三大都市と言われながら決戦のイメージが無い名古屋
決戦のイメージが無いということは破壊されないということでもあるから悪くないのでは?
名古屋は東京タワーみたいな知名度の高いランドマークが無いし、「ビルがたくさんあるから東京」みたいに連想される場所でもないから作品としては使い難いのだろう
こういうのは第一位の場所或いは唯一性のある特徴が必要
名古屋は「終わりのセラフ」が決戦している街だから……
特撮じゃないが、戦いの場所だけでいいなら歌舞伎町も多い
歌舞伎町も新宿だ
しかしこうして考えると新宿の被害大きいな……
「ペルソナ」から新宿、渋谷の戦いをイメージする人は多いけど、実は大元の「女神転生」シリーズの方が東京はよく出てくるしヒドイことになる
特に「真・女神転生」シリーズは基本的に東京が崩壊して……という話だから、新宿に限らず東京の主要な場所が崩壊状態で出てくるし、日本人なら現実の東京と比較して崩壊後の旅ができるとか
女神転生全体で見ると、東京が崩壊したり滅亡するのが本家シリーズで、東京が残って話が進む(終盤を除いて)のが「ペルソナ」という言い方もできる。
こういう所もからも日本は実在の場所をぶっ壊して舞台にするのが好きだな……と感じるね
どこかの年表で見たが新宿はほぼ毎年、年によっては1年で複数回ペースで有名な作品、映画の戦いの場所になっているというネタや、早朝から深夜まで決戦が体験できるとかのネタがあったな
ちなみに被害と言えば、某ミームのせいで下北沢がリアルで大変な被害を受けていると聞く
そういえば下北沢での決戦とかないの?
聖地を守るために戦うとか
むしろ一般の方々が淫夢の聖地扱いされることから地元を守ろうと戦っている模様
リアルでやると嫌がられるのはそうだろうなとしか言えない
新宿は特撮以外でも戦いの場所になりがち
街並みに特徴のある場所だから作画コストも比較的軽い、映像でも分かりやすい、そして日本人なら誰でもイメージできるから使いやすいんだろうな
日本の作品の戦いの場所、破壊される街としてはやはり新宿が突出していると思う
アメリカのニューヨークやサンフランシスコ、香港の夜景と同じくらいのレベルで戦いの場所になっているのでは
とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました・
ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では昔から日本に比べて作品内に現実の都市を出して破壊するのはかなり危ない、敏感な問題になりかねないという認識がありました。でも最近の作品では北京や上海などの主要都市が戦いや災害でヒドイことになるSF作品が出ているので、昔と比べたら『やってもいいこと』になっていると思います」
「しかしそういった作品の制作関係者の発言を見るとかなり慎重な態度だったりするので、日本のように伝統的な楽しみ方として扱えるほどではないのでしょうね。中国では昔から作品の演出の意図、メッセージ性に関して政治的な解釈が行われてきました、陰謀論的な解釈からの炎上リスクも考えられるので慎重にならざるを得ないのです。破壊する建造物に関しても高層ビル系の場所ならまだ何とかなりますが、今でも『絶対にダメ、危な過ぎる』建物や場所は多いです」
などといった話もありました。
中国のSF作品やサイバーパンク的世界観の流行などを見ても、中国の作品に反映される現実要素は何かと変化しているのを感じますし、何か機会があれば掘り下げていきたいですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
近年の中国では自然災害に対する実感や報道姿勢が変化しているのもあってか、娯楽コンテンツにおける災害やその影響の扱いも変わってきているといった話があるそうです。
中国オタク界隈でもそういった傾向はあるそうで、特撮番組に出てくる日本の実在の都市の扱いなどを意識する人も増えているのだとか。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品で戦いの場所になり大変なことになりがちな都市はどこか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
日本の作品では頻繁に日本の実在する街が戦いの場になり大変なことになったりするけど、最もそういう戦いの場所になったのはどこだろう?新宿か池袋?
これって有名な都市が舞台になっているだけじゃないか?
日本だと東京とその中の新宿や渋谷、他には京都や大阪とかだろう
そうとも限らない
有名な場所がそのまま特撮の舞台として使いやすいわけじゃないんだよ
戦いの場所としては一目でその場所だと分かる巨大建築物とかが欲しい
巨大建築物が無いけど広い場所が使えるということで北海道も舞台になりやすいと聞いたことがある
確かに
どこの村かは分からないけど北海道、みたいな場所は結構あると思う
こういうのは新宿が一位で問題無いと思う
壊すのも多いし、既に廃墟になっていて「かつてここは新宿だった」みたいなのも少なくない
日本の作品は実在する風景を使って決戦の場所を作るのを好むから、現実で上位の名所以外にも特撮特有の名所とかありそう
横浜は都市の風景に加えて港湾施設と海からの上陸も使えるのでそれなりに出てくるような?
なんとなくウルトラマンは山間部でなければ新宿で戦っているイメージが……
新宿で決戦!は思いつくけど池袋で決戦!は思いつかないな
新宿の方が多いとはいえ池袋での戦いも少なくないぞ
特撮だけでも調べればかなり出てくる
このテーマで私が真っ先に思い付いたのは渋谷だけど、これはたぶん「呪術廻戦」や「ペルソナ5」の影響だな
それにしても日本の作品は自分の所の街を壊すのがお約束だし、なぜかそれを楽しむよな……
国産作品でも「流浪地球」で北京や上海などの大破壊をやったし、こっちでも楽しまないわけではないと思う
でも日本ほどそれを前面には出さないというか出せない
外国の作品によく出てくる香港ほどじゃないが、上海は国産作品でもわりと戦いの場所になっているぞ
でも慣れてない人もいるというか、ネタにする習慣が薄いから反応が安定しないし、作る方も警戒しながらやってる節はあるよね
日本の作品も全く気にしないわけじゃない
原爆が落ちた広島や長崎を破壊の舞台にすることは避けるし、横浜と条件的に似ている神戸も地震災害以降は舞台にする作品は無くなった
キングギドラは広島を破壊してる
それから神戸は地震のあとに「メビウス」の劇場版が舞台にしているしずっとやれないというわけでもなさそう
でも「A」で広島市から福山市に舞台を変更したという話もあるので全く気にしないわけでもなさそうだ
「メビウス」の劇場版は元の企画が神戸復興との連動だったし、ウルトラマンのような有名ヒーローがいる前提ではあるのだろうけど復興した被災地の宣伝と連動させるのは良いやり方だと思う
国内で特撮やるなら重慶が良さそうなんだけどな……アップダウンの激しい立体的な場所だからバトルものでもパニックものでも面白そうではあるしサイバーパンク、SF向きという話もある
特撮の場合、東京ではとりあえず東京タワーと国会議事堂がぶっ壊されるけど、これは具体的にどこにあるんだ?作品としては東京のどの地域という扱いなんだ?
俺は新宿や池袋ではないというのしか分からないんだが……
東京タワーがあるのは港区の芝公園、国会議事堂は千代田区の永田町だな
もっとも東京タワーや国会議事堂は東京が舞台だと分かりやすくアピールするための装置でもあるので、戦いの場になる場合はそこまで細かく意識されていないと思う
「新宿」ではなく「東京タワー」というのもある種の決戦の地になっているね
具体的に東京のどこの街というわけではない「東京タワーの近くの東京」みたいなふわっとした場所で戦ったり暴れたりする
上の方で出ている北海道で思い出したが、風景としては富士山が見える、或いは富士山の近くでの決戦も多い
そして日本の三大都市と言われながら決戦のイメージが無い名古屋
決戦のイメージが無いということは破壊されないということでもあるから悪くないのでは?
名古屋は東京タワーみたいな知名度の高いランドマークが無いし、「ビルがたくさんあるから東京」みたいに連想される場所でもないから作品としては使い難いのだろう
こういうのは第一位の場所或いは唯一性のある特徴が必要
名古屋は「終わりのセラフ」が決戦している街だから……
特撮じゃないが、戦いの場所だけでいいなら歌舞伎町も多い
歌舞伎町も新宿だ
しかしこうして考えると新宿の被害大きいな……
「ペルソナ」から新宿、渋谷の戦いをイメージする人は多いけど、実は大元の「女神転生」シリーズの方が東京はよく出てくるしヒドイことになる
特に「真・女神転生」シリーズは基本的に東京が崩壊して……という話だから、新宿に限らず東京の主要な場所が崩壊状態で出てくるし、日本人なら現実の東京と比較して崩壊後の旅ができるとか
女神転生全体で見ると、東京が崩壊したり滅亡するのが本家シリーズで、東京が残って話が進む(終盤を除いて)のが「ペルソナ」という言い方もできる。
こういう所もからも日本は実在の場所をぶっ壊して舞台にするのが好きだな……と感じるね
どこかの年表で見たが新宿はほぼ毎年、年によっては1年で複数回ペースで有名な作品、映画の戦いの場所になっているというネタや、早朝から深夜まで決戦が体験できるとかのネタがあったな
ちなみに被害と言えば、某ミームのせいで下北沢がリアルで大変な被害を受けていると聞く
そういえば下北沢での決戦とかないの?
聖地を守るために戦うとか
むしろ一般の方々が淫夢の聖地扱いされることから地元を守ろうと戦っている模様
リアルでやると嫌がられるのはそうだろうなとしか言えない
新宿は特撮以外でも戦いの場所になりがち
街並みに特徴のある場所だから作画コストも比較的軽い、映像でも分かりやすい、そして日本人なら誰でもイメージできるから使いやすいんだろうな
日本の作品の戦いの場所、破壊される街としてはやはり新宿が突出していると思う
アメリカのニューヨークやサンフランシスコ、香港の夜景と同じくらいのレベルで戦いの場所になっているのでは
とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました・
ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では昔から日本に比べて作品内に現実の都市を出して破壊するのはかなり危ない、敏感な問題になりかねないという認識がありました。でも最近の作品では北京や上海などの主要都市が戦いや災害でヒドイことになるSF作品が出ているので、昔と比べたら『やってもいいこと』になっていると思います」
「しかしそういった作品の制作関係者の発言を見るとかなり慎重な態度だったりするので、日本のように伝統的な楽しみ方として扱えるほどではないのでしょうね。中国では昔から作品の演出の意図、メッセージ性に関して政治的な解釈が行われてきました、陰謀論的な解釈からの炎上リスクも考えられるので慎重にならざるを得ないのです。破壊する建造物に関しても高層ビル系の場所ならまだ何とかなりますが、今でも『絶対にダメ、危な過ぎる』建物や場所は多いです」
などといった話もありました。
中国のSF作品やサイバーパンク的世界観の流行などを見ても、中国の作品に反映される現実要素は何かと変化しているのを感じますし、何か機会があれば掘り下げていきたいですね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
